Division2 "Diary"

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電波暗室 2004/12

  • 2004/12/31(金)

    大晦日。何をしてすごそうか。
    たぶん、本を読んでるんだろうな。


    追記:10:46東京発。米原付近の積雪により20ほど遅れる。京都も雪景色だった。14:00ごろ帰宅。
    早速自宅の大掃除。ふとんのシーツを替え、クイックルで廊下を掃除し、カーペットをコロコロ
    で掃除。廊下の雑巾がけをし、台所の食器を洗い、風呂を掃除。洗濯モノを洗い....そこで力尽き
    る。ということで洗濯モノを干すのは正月明けにしよう。

    このあと実家に帰ります。しんどいのでタクシー。コミケ旅行記は実家で書きます。
    それでは皆さん、よいお年を。



  • 2004/12/30(木)

    コミックマーケット67第二日目参加。
    晴れ。

    追記:2005/01/01
    5:00 起床。幸い晴れている模様。
    5:30 りんかい線大井町駅到着。5:45発の電車はすでに行列。コミケはすでにここから始まって
    いる。6:05発の電車を待つ。
    6:20 国際展示場駅着。例年怖いのがここの改札である。ケーキのクリームしぼりのように人が
    集中するため、ときどき圧死するんじゃないかと思うくらいだ。だが、今回は駅員さんの
    ほかに臨時の整理員が導入され、スムーズに誘導・整列。第一関門はクリアできた。

    (ノートパソコンのバッテリ切れのため続きは後日)


  • 2004/12/29(水)

    コミックマーケット67第一日目参加。
    雨のち、雪。ホワイトコミケ。

    追記:2005/01/01
    5:00 起床。雨がふっているようだ。このところのコミケはつくづく天候には恵まれない。
    8:30 品川着。寒い。東京のほうが寒いくらいだ。
    9:00 東京ビッグサイト到着。レミングスの列。のぼりくだり、まわり、停止を繰り返す。
    10:00 雨が雪にかわる。一日目の入場は2時間以上立ちっぱなしのうえ、傘をさしたまま。
    11:00 西館より入場。傘の処置に困る。外周のサークルは確実に外並びなので、傘は必須。
    12:00 ある企業ブースに並び始める。200mほどか?
    14:00 ようやくゲームの全原画集を購入。途中、建物から離れた場所に列が来たときの横殴りの
       雨・雪・風でかなり疲労。自分、いやここに並ぶ同志達の忍耐強さにあきれてしまう。
    15:00 パナソニックセンター見学。開館以来、なんどもその前を通りながら、コミケ期間には
    開場していないという理由で一度入ったことがなかった。65Vのプラズマはやはりでかい。
    ニンテンドウコーナーにはDSもある。DSというとコミケ会場内で結構ピクトチャットを
    をやっている人が目に付いた。無線LANでまさに不特定多数のひととチャットできるわ
    けだからかなり面白いのだろうなぁ。
    16:30 りんかい線に大幅な遅れ。接続している埼京線での信号故障の影響らしい。国際展示場駅
    前には、一時間前から進まない列。ゆりかもめにスイッチしようとしたが、切符を買う列
    だけで100mくらいある。ゆりかもめではSUICAは使えないのだ。残る手段は都バスか、水上
    バス。都バスは4つの交通機関のなかでいつも最長なのではなから無理。で、水上バスに
    かけてみる。これがあたりで、かなり人が少ない。いつもならこの時間は最終便が出た後
    なので、多くのひとが選択肢にいれてなかったものと思われる。りんかい線の遅れに伴って
    臨時便がでることになったらしく、助けられた。
    17:40 大井町のホテルに到着。
    18:30 アトレ大井町、さぼてんでいつものとんかつ。もはや常連。ただし盆、暮のみだが。(^^;
    20:00 アトレの出口で、ちょっと柄の悪そうなひとが大声を出していたのでちらっと見たら、
    「何見てるのや、このエロメガネ!」とすごまれる。もしかしたら後ろに続いていた同じく
    眼鏡着用の友人に向かって言ったのかもしれないが。それにしてもエロメガネかぁ...。
    23:00 就寝。



  • 2004/12/28(火)

    学校の同期兼、会社の同期の4人で集まり、今出川の松乃家で食事。(松屋ではない)
    議題は新年恒例の集まりをどこで行うかということであったが、その場では何も決まらず。
    だいたい初詣にいってからご飯を食べてというのがパターンであるが、京阪神はかなり行きつ
    くした感がある。なお、わたしは喪中なので初詣はできないはずであるが、母がどこからか
    「鳥居をくぐらなければ良い」という話を聞きつけてきた。本当だろうか。しかし、本当だろう
    とそうでなかろうと、新年はじめにはやはり上賀茂神社に行きたいのだ。これは我が家の代々
    のならわし。父と母にとっても思い出深い場所であり、私にとっても子供時代からの思い出が多い。

    結局、道すがらで、京都近辺でいったことがないということで石清水八幡宮に決定した。
    帰りはおそらく、にしだ弥で鍋ということになろう。


    さて、明日から冬コミ。頑張ります。
    帰省される皆さん、お気をつけてお帰りください。
    そして、新年に元気な顔を見せてください。




  • 2004/12/27(月)

    特許執筆完了。気がゆるむ。ふにゃ。ふるふるふるむーん。
    図面の清書だけ残ってるけど。とりあえず正月に仕事するのは避けられた。

    そういえば、ふるむーん、はーふむーんはよく聞くが、クォータームーンというのは聞かないな。


    冬になると、会社でよくやることがある。昼休み外に出ると、山のうえに大きな雲がそびえている
    のを雪山に見立てるのだ。普通の山の4〜5倍は高い大きな山。陰影がだんだんと谷間に見えてく
    る。そして、いつの間にか山のふもとの街にいるような錯覚にひたる。えらいとこにきてしまった
    なぁ。でもきれいやナァ、雄大やなぁと思う。なんたって、妄想ではなくて目のまえに本当に見え
    ている風景なのだからリアルだ。ちょっとばかり頭に霞がかかってるだけ。(^^;

    登山電車がないのがちと残念ではある。スイスの山岳登山電車に乗りたい...。




  • 2004/12/26(日)

    NC年内最終練習。17:30より忘年会。早く帰れるなーと思ったら、いろいろあって帰宅したのは
    0:00をまわっていた。

    帰りの京阪電車のなかで、小川一水著「回転翼の天使〜ジュエルボックスナビゲイター」を読了。
    ずいぶん時間がかかってしまった。もっと早く時間作って読むべきだった。本に申し訳なく思う。
    ちなみ、ヘリコプターによる災害救助もの。現場に対して、的確な指示を迅速に出すということ
    の難しさというのは、どんな現場でも同じなのだろうなぁとしみじみ思う。共感できる一冊。

    あと二日。頑張ろう。


  • 2004/12/25(土)

    12:00〜特許執筆中。なかなか進まねぇー。
    16:30〜前半戦終了。ハーフタイム突入。同志社コールフリューゲルの定期演奏会に行く。
    長岡京にて演奏会。よくも悪くも大学合唱団の演奏会。ただ、悪い面というのはあまり目につかな
    い。それなりうまいからかもしれない。帰り道、駅でNaとばったり。本名をフルネームで呼ばれる
    ので、私の正体がばれてしまう。いや、ばれても何の問題もない。演奏会が終わってすぐにでて
    来たのに、Naはホームで悠々とココアを買っていた。くそお負けた。反対のホームにはYKのCさ
    んの姿もある。ぬぬぬ二人に負けた。

    帰宅。弁当を食べて、執筆再開。
    21:20ごろ、母と妹と従兄弟がくる。従兄弟はオーストラリア在住で、8年ぶりである。
    仕事をやらないといけないから実家に戻れないと伝えていたら、向こうからやってきた次第。
    会いたくなかったわけではないが、仕事が絡むと余裕がなくなるので、なんとなく楽しめない
    んじゃないかと思っていろいろ逡巡していた。だが、向こうから来てくれてよかった。
    小一時間ほど話してから帰宅。というか先斗町を散歩する由。

    〜01:00執筆終了。というか推敲しないといけないが、やりだすと修正がいっぱい増えるので、
    今日はもう止め。しんどい。あとは月曜日だ。


    さて風呂に入って、昼間にかっておいたニューシャンプー「アジエンス」を使ってみよう!
    アルファベットを縦に配置したロゴのレイアウトとか、マークのデザインなどが好きで衝動買い。
    別にダメージヘアであるとか、美しい黒髪になって世界中に嫉妬されたいとかそういう野望はない。
    この容器、シャンプーとコンディショナーならべると、なんだか合体ロボットの操縦桿みたいで、
    イカス。


    右足前進、ようそろ〜(ネタ古い...)




  • 2004/12/24(金)

    思ったよりも特許を書くのに時間がかかる。一応、すべての筋道はできたので、手を動かすだけで
    よいはずだが、ああもうこんなに書いたんかーと思って見直すと、書くべきことの20%くらいだ
    ったりするうえに、途中であっここはこういう風にしたほうがよいか?とどんどん当初の目論見か
    ら膨らんでいく。妥協すべきか迷う。どこまでカバーすべきなのか?カバーしている範囲に抜けは
    ないのか?膨らませば良いというものでもないのだ。全体と細部を同時に把握することはプログラ
    ムを書くことに似ている。ちょっと気を抜くと破綻しかねない。

    今日はなぜか電話が多い。電話の向こう、メールの向こうの同輩達も年末の修羅場にいるのがわか
    る。うちの部署はサポートも仕事だ。うむむ、こういうときに限って居室に人がいないのはなぜで
    すかー。会議にわりこんでいって無理やり担当者をひきずりだして仕事を押し付ける。普段にはな
    い行動力に自分でも関心する。

    結局、時間切れ。で、どうなるかというと、明日家で続きを書きます。とほほ。
    (日曜日はNCの忘年会だから。)


    昨日書いた古今烏丸のB1Fにある「キムカツ」でとんかつを食べる。入ってからメニューをみて
    しまったーと気づく。とんかつ単品で1480円もする。ご飯と味噌汁は別に430円。まぁいい
    かと開き直る。どうせ給料日やし。とんかつは非常においしかった。とんかつソース、おろしポン
    酢、それに塩の三種類のがついているのだが、「塩」が断然おいしい。これは意外だった。豚の種
    類が違うのかむちゃくちゃやわらかい。不満なのはご飯の量か。おひつに入っているのだが、ちょ
    うど一膳分しかない。なぜかキャベツだけおかわりできる。

    帰宅。不思議とお腹いっぱい。ちょっと少ないかとおもっていた量でちょうどだったみたいだ。
    とかいっているわりには、大丸でかっておいたフランスパン(半分サイズ)をぱくぱくたいら
    げてしまった。パンは別腹なのだった。それにしても地下食品売り場の半分くらいが、ケーキ
    売り場と行列で埋まっていたのは閉口した。和菓子売り場はひまそうだった。当たり前か。
    行列をみるたびに思う。どうしてみんなそんなに列をつくるのが下手なのか?どうして店の人は
    そんなに並ばせるのが下手なのか。コミックマーケット準備会に弟子入りしなさい。なんちて。




  • 2004/12/23(木)

    正午、実家。犬と遊ぶ。
    三時、時計屋。新たな知己を得る。
    六時、「古今烏丸」。ついに潜入を果たす。
    - ここはいい空間です。認知度が低いのか、あるいは四条烏丸という立地のせいか、それほど人が
    多くなく、非常に落ち着いた雰囲気を漂わせている。もとオフィスビルの1〜3Fをリノベーション
    したものだが、もともとの設計がよいせいか、「すごく固くて安心できる」。いいかえると、通路
    は広くない。天井も高くない。そういうオフィス空間の仕切りを逆にうまくいかして、飲食店なら
    ばある種の隠密性、建物のなかにさらに別の小空間を作り出している気がした。建築好きとしては
    階段スペースが現役時代そのままに活用されていたのが、良かった。

    オフィスビルというと普通は無味乾燥で、個性がなく、デザイン性もなくというのが一般的な見方
    だと思う。00年代の丸ビル、六本木ヒルズ、汐留シオサイトなどのビルが出現するまでは特にそ
    うだったと思う。しかし、大正・昭和初期に立てられたオフィスビルの場合、実は細部にわたって
    当時の最先端の技術や、意匠が埋め込まれており、それは70年を経たいまでも、高度成長期のビ
    ルに格の違いのようなものを見せ付けている。その一例は、東京日比谷の三信ビルだろう。

    大阪でいえば、大ビルがその代表だろうか。そして京都の代表はおそらく現古今烏丸の丸紅ビル
    ではなかっただろうか。このあたり、よく調べずに書いているのでいい加減だが、そもそも京都
    にはオフィスビルで古いものというと、丸紅ビルくらしか残っていないのだ。

    一見、四角四面のビルだが、近づいてみてもやはり四角四面だ。しかし、よーく見ると壁のタイル、
    窓の大きさ、配置、ひさしの形状、見事としかいいようのないバランスが成り立っていて、なんとも
    「ジェントル」なのだ。ただ残念なのことに、昔から、この前をよく通り、引っ越してきてからはBR> しょっちゅう目にしていたのだが、オフィスとして機能している姿は見ていない。きづいたときには
    シャッターが下り、その役目を終えたかのようだった。しかし、北隣の住友信託銀行の建物がとりこ
    わされても、その姿は依然としてそこにあったのは不思議といえば不思議であった。

    今年のいつごろか忘れたが、窓ガラスがすべて取り外されて、なにやら工事が始まった。しかし、
    いつまでたっても解体作業のようなものは始まらない。ひょっとして、これは生き残るか!と内心
    喝采を上げるとともに、驚きと喜びがあった。このビルをまだ現役で使おうとする人たちがいる、
    そのことに。

    12月、あらわれた新しい姿はかなりショッキング。ビルの周りを緑色の雲模様が覆っている。こ
    れは風呂敷?なのか。この模様、唐紙の古典「天平大雲」というらしい。(THE COCON TIMESより)
    こういう組み合わせを実現してみせる現代の建築家というものは本当にすごいと思った。

    この付近には大丸と四条繁栄会以外の商業施設はなく、四条烏丸より南には目立った施設はない。
    だから、この建物はショッピングゾーンの中核として人を回遊させることが目的ではないと思う。
    4Fより上には依然としてオフィスがあるようだし、店舗数も絞った感じだ。いってみれば、ここ
    は「通勤途中の喫茶店」みたいなものなんじゃないだろうか。ときどき来るところじゃなくて、毎
    日通る。気が向けば、寄り道して帰れる。そういう生活を提案するための実験場。だから、ここに
    作った。丸紅ビルをよみがえらせた。そんな気がする。

    七時、いつものマッサージ屋さん。かなりコリが深い。いつもの人が丹念にほぐしてくれる。
    これで年内、3勤務日をなんとかやっていけそうだ。




  • 2004/12/22(水)


    「成恵の世界」7巻と、新しいレンズE.ZUIKO AUTO T 1:3.5/100mm。

    会社帰り、カメラのナニワの中古コーナーに立ち寄り、Pen-Fのレンズを買った。実は昨日の深夜
    くらいから、新しいレンズが欲しいと思っていたのだ。確信はなかったが、なぜだが見つかるよう
    な気がしていた。見つけたのはちょうど欲しかったf3.5/100mm。望遠レンズである。レンズフード
    とキャップ、それに小さな水筒のようなケースまでついていた。新しいレンズと書いたがいま現在
    生産されていない。1960年代に発売されたものだから、私より年上。

    支払いをすませレンズを受け取るときに、中古カメラ屋の店主のような店員さんが「いい写真とっ
    て下さい。」といってくれた。何の根拠もなくわたしは、デジカメを買うお客さんには同じことは
    いわないんじゃないだろうか、そう思った。少し幸せな気分になれた。

    帰宅後、駅前の本屋で買っておいた「成恵の世界」7巻を読む。また、少し幸せな気分になる。
    こういう気分にさせてくれる漫画は近頃少ないのですよ、実は。


    こんなふうにして、私は幸せ栄養素を補給する。
    近頃、欠乏気味であるが。




  • 2004/12/21(火)






  • 2004/12/20(月)

    仕事、ようやく特許に取り掛かる。が、特許モードになったとたん、いままでなぜ途中でなげて
    いたかが判明。このままでは特許範囲に「抜け」が出てしまうが、どうやって書き直すべきかを
    考えると、かなり複雑になることが見えたから。ちょうどそこで止まっていた。2時間くらいあ
    がいてみるけれど、考えというか方向性がまとまらず。だんだんてんぱってくる...。明日、知財
    センターの人に相談することにした。この特許、年内に書き終わるかどうか微妙になってきた。
    正月に自宅で仕事するのは嫌じゃぁ〜〜〜。

    帰宅。また頭痛い。実は昨日、寝る前痛くて薬飲み、朝も痛くて薬飲み。たまらん。


    録画しておいた番組の編集のことを考えていたら、あれ?何か嫌な予感。あわててEPGを見ると
    予感は的中。今日の「世界の車窓から」は11時13分ではなく25分からだった。ショック!
    一回とりのがし。毎日同じ時刻ではないというのに最近気づいたのだが、チェックを怠っていた。
    録画画面をみると、報道ステーションの天気予報が残っていた...むむむ。ころころ編成変えるん
    じゃない!

    BKの掲示板に、練習見学したいとの書き込み。演奏会を聞きに来て歌いたいと思ったとのこと。
    ありがたいことです。それから、ホームページをリニューアルしておいてよかったな、と思う。


    眠るまえに、ぼけっとTVを眺めていると、ある番組にコサキンの二人がゲストで出演。やりたい
    放題の相変わらずのモノマネ(なのか本当に!?)ぶりに、笑いすぎて窒息しそうになる。社会人
    になって、彼らの深夜ラジオが聞けなくなって久しい。2時間たっぷり痙攣しながら、笑い死にし
    そうになりたい....。PCとインターネットラジオとDVDレコーダー、この3つがあればリアル
    タイムじゃなくても聞けるかも・・・!!チャレンジ!




  • 2004/12/19(日)

    なんとなく眠れず。讃美歌をぱらぱらめくって、クリスマスの歌を口ずさんだり、本の続きを読ん
    だり、ネットでIWCのアンティークの時計のことを調べたりしてすごしているうちに、0530くら
    いの時間になっていた。

    一度寝て、起きる。特にすることもないが、出かけたくなるような美術展・博物館の催しがない。
    映画館情報を眺めているうちに、みなみ会館で「ニュースの天才」をやっていることを見つけたの
    で行くことにする。そういえば、四条烏丸の元丸紅のビルが、COCON烏丸というオフィス・商業複合
    ビルにリノベーションされたのだが、そこの一部に「京都シネマ」という独立系の映画館ができた。
    おそらく、元朝日シネマの流れを受け継ぐ映画館なのだろう。12/4開業でまだ上映実績がすくない。
    魅力ある映画館になるかどうか。とりあえず年明け上映の「父と暮らせば」は見に行きたい。

    家から非常に近いので、できればみなみ会館で上映している作品の一部でもこっちにひっぱってきて
    くれると個人的にはうれしい。

    自転車でみなみ会館に向かう。やはり遠い。京都市内といえどもはっきりいってしまえば場末中の
    場末だ。平安の昔であっても羅生門の近くであるから、やっぱり場末だった。映画をみるとき、気
    分とか見るものにも影響されると思うけれど、見終わった後の余韻を感じて、いい気分で帰りたい
    と思っていても、場が持つ雰囲気が大きすぎて、なんとなくマイナスの方向に感情がふれてしまう、
    そんな気がする。市内や、大阪なんかでもやらないような映画をやってくれる貴重な存在だという
    のはわかるのだが、やはり映画館は都市の中心、街中にあってほしいというのが個人的な願いだ。

    そういう存在が、都市の中心にいられないというのが問題なのだろうけれど。「京都シネマ」が
    再び、足がかりになってくれれば良いと思う。

    「ニュースの天才」は地味に面白かった。


    帰宅後、ごはんを炊いて、ごはん一膳を海苔で食べた。あまり食欲がわかないのである。冬コミに
    そなえて、カタログチェックをするが、いつも行くところが見つからない。ネットでサークル情報
    を調べてカタログ番号を見ると、いくつも見落としていたことに気づく。集中力がわかないのであ
    る。よくわからない状態のまま、DVDで「イノセンス」を見てしまい、虚無感がそこに追加され
    てしまう。

    今日は、牛乳を飲んでも、すっきりしないのだった。






  • 2004/12/18(土)

    合唱人ならば、足を向けて眠れない聖地のような存在が、実は会社の近くにあるのだということ
    を長く知ってはいたが、実際に訪れるのは初めてのことだった。

    パナムジカとコアディスクである。(ここでOPテーマ)

    どちらも住宅街にあるため、本当に誰かに連れて行ってもらわないと永久にたどり着くのは不可
    能だったような気がする。パナムジカは外見は歯医者で、近づくとピアノ教室だし、コアディス
    クはまんま普通の住宅だから前まで来てもわからなかったくらいだ。

    パナムジカは思っていたより普通の空間に楽譜がきれいにならんでいたので、ちょっと意表をつ
    かれた。もっと、こう神保町の古本屋のような、あるいは手書きの間取り図がガラス戸にバリバ
    リ張ってある町の不動産屋のイメージがあったのだ。どこからこのイメージが注入されたのか謎。

    コアディスクは、70年代の由緒正しい一般住宅という感じで、玄関に入ったときに感じたのは、
    子供のころ少しだけ通ったピアノ教室の感じ、きりりとしたよそいきの空間に自然に存在するなに
    かしらためらいと緊張のミックスした感じ。落ち着かないわけではないが、ここは自分のうちとは
    違うところなのだと、はっきりわかる感じだった。うまく伝えられないが、あの雰囲気はおそらく
    いまの住宅にはないものだ。

    コレクションルームのような一部屋に四面はくまなく、さらに応接テーブルの上に並べられたCD
    の数々。すごいと素直に感動する。さっき感じた感覚はありつつも、この場所には何時間でもいら
    れそうな落ち着きのよさがある。なんだか不思議だ。おそらく応接室にあたる場所だからかもしれ
    ない。窓からは一番いい光が入り込んでいる。台北メールクワイヤーの人たちがここをおとずれた
    とき、総額100万円以上も購入したというのも、合唱CDの品揃えのよさだけではないように思
    った。


    夜、BKのO口さん主催の忘年会に出席。R嬢の誕生日会第一弾も兼ねている。第二弾はでれない
    ので、NCの練習をさぼって参加したところ、私のほかに3人もNCメンバーがいた。(すまぬ、
    シロ村田・I信。)

    メンバーには一週間ぶりの再会、台北のリーさん。また会えるとは思わず。今回は筆談と英語でか
    なりよく話ができた。誰か英語がよくしゃべれる人がいると、そのひとにコミュニケートをまかせ
    きりになってしまうが、少しずつしかしゃべれないみんなが集まると結構、みんな頑張るものだ。
    無理をしなくても、普通に相手に伝えたいことを伝えるための言葉や手段が見つかるし、ためらい
    も薄れていた。お店のひとが、新聞紙の筆談を見かねてメモ用紙をくれたのに感謝する。

    また来年といって握手してわかれる。そう、なんだか普通にまた会えそうな気がするのだった。




  • 2004/12/17(金)

    今週は、月〜水まで引継ぎ+その合間にデバッグと、もりもり仕事をし、頭がかなりパンパンで
    あった。木曜日も引継ぎのまとめ+デバッグで、かなり遅かった。つまり月〜木はわれながらよ
    く働いたのである。しかし今日、金曜日は朝はミーティング、午後は細かい仕事をほえほえと、
    まぁ多少気が抜けた感じでやっていた。すると、なんだか今日だけでなくて、今週はずっと自分
    はあんまり仕事をしていないんじゃないか、アウトプットがないんじゃないかという気持ちにお
    そわれてしまう。なんだか理不尽である。
    ワーカホリック反対。

    夜、川上弘美のエッセイを読む。レーズンロール(8個入り)をもしゃもしゃ食べる。牛乳をご
    くごく飲む。ちょっとすっきりする。




  • 2004/12/16(木)

    昨日書いた「絵日記メール」であるが、ちょっとだけ似たものがすでに存在した。昨日も引き合い
    に出した任天堂DSのソフトで「ピクトチャット」がそれである。要は手書き文字で、DS同士の
    チャットができるものらしい。CMを見る限り動作はさくさくしていて小気味いい。赤外線送信に
    しては認識が早いので、やっぱり無線LANか何かを使っているのだろうか。って、目に見える範
    囲にいないと送受信できない赤外線なんかだったら、チャットの意味がないな。

    携帯ゲーム機として、PSPとDSが同時期に発売されたが、ゲーム機としてのスペックだけを見
    るなら、PSPの方が圧倒的に高いと思う。どっちを買うか?と問われるとPSPの方が無難だし
    PS時代からのなじみのソフトも多いし、将来的にも安泰そうだ。でも、ここはあえてDSを応援
    したい。ゲームとは何かをうったえかけるものがあるからだ。新しいゲームの形を創ろうという気
    気概や、野心といったものがDSには感じられる。そういう姿勢をとても好ましいと思うのだ。


    昨日見た夢:なぜかNCの合宿。それも練習中の光景はなく、どこかの旅館の大部屋での食事風景。
    別に「合宿したい!」とか、「練習したい!」とか考えながら寝たわけではないのになぁ。どっち
    かというとBKで合宿、もしくは遠足してみたい。




  • 2004/12/15(水)

    テレビを見ていると、メールが来た。携帯を開くと、それは手書きメールだった。携帯の画面に
    して横2×縦2くらいの大きさで、手書き文字とイラストを織り交ぜた絵日記風のメール。しか
    もカラーだ。まるで色鉛筆で書いたみたいである。わが友の楽しげな姿が目に浮かぶ...。

    という、夢を見た。ほんとですヨ。

    昨日暗室に書いたことと、いい夢みたいという願望が自然に出てきたようだ。それにしても、
    任天堂DSのような機能が携帯に加われば、「絵日記メール」はそう遠くないうちに実現するの
    ではなかろうか。画像として取り扱うと伝送容量が増えてしまうので、適当な圧縮方法が必要だ
    けれど、TV電話すらできるパワーがあればなんとかなるかもしれない。


    引継ぎ完了。3年半、お世話になったプログラマーの人が去る。
    本当にお世話になって、迷惑をかけた。いろんなことを学ばせてもらった。
    そして、これからもっと勉強しないといけないと痛感させられた。

    彼は1通のメールをわれわれに残していった。それはソフトウェア開発とは何なのか、技術者とは
    なんなのかを問うものだった。


    The three principal virtues of a programmer are
    Laziness, Impatience, and Hubris.
    - Larry Wall

    There is no expedient to which a man will not resort
    to avoid the real labor of thinking.
    - Joshua Reynolds


    「『勤勉』なひとは技術者になれない」「楽するための労力を惜しむな」と彼は言った。
    こころに刻んでおこう。




  • 2004/12/14(火)

    ダンボールに隠れて、拳銃一丁で軍人さん達とやりあうというなんとも緊張感ありまくりの夢を
    みてしまう。これはPS2のゲーム「メタルギアソリッド3」をやりたいという願望なのだろう
    か。かなり怖かった。

    引継ぎ業務でノートにメモをとっていると、手が思うように動かなくなってくる。普段これほど
    大量に筆記することがないからだ。その原因はなんといってもキーボード入力が筆記に変わる手
    段となってひさしいことにあると思う。筆記具を支え、動かすときの筋肉の動きと、キーボード
    をタッチする動きは180度違う。一方の動きに慣れてしまうと、片方の極端に違う動きは身体
    が忘れてしまう(というか脳細胞のニューロンの接続が失われるというべきか)のだろう。

    スポーツの世界における「素振り」は頭で考えなくても反射で動作ができるようにするためのも
    のだが、筆記という日常の行為も「素振り」みたいなものだ。小学生のときに、漢字の書き取り
    なんかを死ぬほどやった記憶があるが、漢字を覚えるための「素振り」だけでなく、筆記具を使
    うための「素振り」でもあったのかもしれない。

    昔は、手紙といえば手動での筆記があたりまえというか、それしかなかった。最後に手紙らしき
    ものを書いたのはいつだろうか。BKが創立して間もないころ、高校の合唱部の先輩に一緒に歌
    いませんか?という内容で書いたのが最後かもしれない。6年くらいまえか。手紙以上に長い筆
    記というのはそれ以来ないと思う。せいぜい議事録くらいか。それも単発のメモだから鈍るはずだ。

    今回の引継ぎでメモを手書きでとったのは、なにより柔軟性があるからだ。手書きだからこその
    縦横無尽のレイアウト、図と文字の混在、相手との相互書き込み、イメージの共有、あらゆる点
    で、現状の電子化ツールではマネのできないものだ。こういったことができるツールはすでに存在
    はするものの、土台となるのはやはりパソコンであるため、扱いが難しい面がある。

    紙にかわってそれらが普及するには、まさしく紙のような入出力デバイスでないといけないのは確
    かなことだと思う。紙は書きやすいし、わかりやすいけれども、情報の検索性が低いのでずぼらな
    人間にとっては管理が厄介である。できるならば、電子紙デバイスの早急な普及、そのまえに開発
    を望みたいものだ。

    きたるべき日にそなえて、というよりもとりあえず長文メモをとるくらいの筆記で手がつったりし
    ないように、何か対策を考えないといけないなと思う今日であった。宛名書きの内職とかはいやだ
    なぁ。(そもそもそんな内職はもうないか?)




  • 2004/12/13(月)

    引継業務もようやく終わりが見えてきた。引き継がれる側であるが、双方とも体調崩し気味。
    昨日、雨で自転車だったからか、少々熱っぽい。むしょうに眠りたい。

    最近、また夢を見るようになった。昨晩は昇格研修の面談時刻に遅れそうになるというヤな夢。
    Yシャツを着ているはずが、いつの間にかTシャツを着ていてあせりまくる。YとTではえら
    違いだ。

    もっといい夢みたい。
    しんどいので寝る。



  • 2004/12/12(日)

    午前、洗濯物を干す。
    午後、久しぶりに恵文社一乗寺店へ行く。位置的には北大路を越えるので高辻からは結構遠い。
    しかし、トレーニング(?)も兼ねて自転車で行くことにする。もしかしたら、同志社グリークラ
    ブの演奏会に行くかもしれないと思ったのも理由。

    ドアを開けた瞬間、海面からダイブするように本の海に飛び込んでいく感覚がこの本屋にはある。
    しばらく潮の流れにまかせて、ゆらゆら漂っている。

    本を吟味し始めてしばらくして、ある本に目が留まる。ここでなくても、おそらく割りと簡単に手に
    入るであろう本だった。でも目があってしまった。その瞬間まで私はここでしか手に入らない、珍し
    い本を探そう、探そうとしていた。実際、ここにはそういった本が多い。でも、本を探す楽しみはた
    ぶん2つあるのだと気づいた。本当に一冊だけ、この一冊だけという、もう手に入らないかもしれな
    い本を探すこと。そしてもうひとつは、たくさんたくさんあふれている本の中から、これだー!と言
    える一冊を探すこと。ありふれていようと、貴重であろうとかわりなく、一冊を選ぶ。自分のために、
    誰かのために。

    この二つの楽しみは決して矛盾しない。
    そうして、二冊の本を買った。


    店をでると、外にあるベンチに大きな犬が人待ち顔で寝そべっていた。雨が降っていた。
    ここにいると時間の流れも、お天気もなにもかも忘れてしまうのは、私だけではないのだろう。




    そのまま、雨のなかを京都コンサートホールに向かう。今日、客演をするI東さんが、「来るなら覚
    悟して来てくれ」といっていたので、雨でもあるしそのまま帰ろうかと一瞬思った。しかし、聞かな
    いで何かを言うことはできないし、このまま雨に濡れたまま暗い道を帰るのもなんだしなぁと、適当
    に自分に言い訳しながら、進路を北山にとった。

    結論から言うならば、今の同志社グリークラブは相当の重症であった。なまじ、お客さんも入って演
    奏会として成功しているように見えるだけに、たちが悪いかもしれない...。

    1ステ、TamulionisのNatus in curas Op.283は、Gustafssonの詩と古事記をテキストにする珍しい曲
    だった。第一声を聞いた限りでは、そんなにひどくないじゃないかと思う。三楽章のうち二楽章あたり
    で音の怪しさ、発声の悪さが見えてきたけれど、聞くに堪えないってことはない。むしろ面白い。
    しかし、そう思えたのもこのステージだけだった。

    2,3,4ステの音楽について、個々に言うべきことはなくて、私が一番感じたのは音楽に対する淡白
    さである。彼らは一生懸命頑張っているように感じていて、わかっていないのだと思うとかなり恐ろし
    い思いがするが、淡白というのはやる気がない・あっさりしている、という意味ではない。

    音のひとつひとつ、歌詞のひとつひとつに「ひっかかり」がないのだ。どの音も曲も同じ音価しかない。
    それだけなら昨年の演奏会と同じだが、なおも悪いのは「音楽の流れが見えていない」ということだ。
    音楽が始まって、その曲が持つ音楽が流れ始めたとき、すべての歌がその流れの表面で波に乗れ
    ないサーファーのように、弾かれてしまっている。そして、そのことに気づいていない。わたしには
    本来その音楽持っているであろう波と、彼らの歌の波のまったくかみ合わない二つの波が見えて
    いたように思う。

    波に乗れないから、悔しがるなんてことがない。「自分達で音楽をつくる」ということにまったく拘泥
    しないから、淡白だと思ったのだ。具体的に言うならば、各パートが別々に入ってくる箇所で4パート
    それぞれがまったく違うテンポで入ってくる。だから音楽がガタガタする。ブレスの切れ目でテンポが
    常に緩んでしまうので、伸び縮みによる音楽のエネルギーがたまらず、そのたびに最初からやりなお
    しみたいな感じになって盛り上がらない。

    一番ひどかったのは4ステの「水のいのち」の途中、指揮の浅井氏が途中で指揮を止め、音楽を彼ら
    にゆだねたところ。普通は指揮者がふってなくても、自分達のなかに音楽の流れがすでにできている
    からここでおかしくなるなんてことはありえない。絶対にありえない。と思ったのだけど、とたんに
    テンポが崩れ、走り、ずたずたになってしまった。これはかなりショックなことだった。

    指揮者の真剣さと、ピアノの真剣さ、集中力に呼応する合唱がそこにはなかった。映画の書割のよう
    にのっぺりした音楽があるだけだった。もう、そのあとは気持ちのいいピアノの音色だけに耳を傾け
    ていただけだったと思う。

    アンコール最後の曲、Ave Maria。あまりの「意思の感じられない音楽」の心地悪さに、終演後拍手を
    しなかった。



    帰り道、自転車で室町通りを下っていく。平安女子中高の生垣や、その先の教会に電飾のあかりが
    ともっていた。ただ、単純できれいだった。すこし救われた。






  • 2004/12/11(土)

    NC練習。台北メールクワイヤーの団員であるミスター・リーが練習の見学に来た。見学と言ったが
    「NCに見学はない」とは指揮者の弁で、実際には一緒に歌うのだった。宴会にも参加。お勘定の時
    にリーさんはゲストだから只だよと言ったら、それはだめですよというので、じゃあ台湾に行ったら
    おごってくれと伝える。そのあとで「ここにいるみんなで行くから」と付け加えると、「1回につき
    一人まで(笑)」と切り返される。リーさんには十分NC特性があるようだ。

    帰宅後、カフェオレの牛乳割りを飲む。コンビニにコーヒー牛乳が売ってなかったから仕方がない。
    うむむ、これはおいしいのかナ。


    今日のNC指揮者のことば。
    「H君、それはVI度の顔やない。V度の顔や!」(ワケワカラン)




  • 2004/12/10(金)

    めがねを曇らせながら、両手で抱えて飲むホットウーロン茶は意外とよいものだった。
    いま、ほどよいネムネム感がしのびよってきているところである。


    そとでご飯を食べた後、帰宅途中に大垣書店烏丸三条店に遭遇する。いつもの葡萄の帰り道よりは
    早いけれども、もう10時を回ってる。営業時間をみると平日は11時までなので、おどろく。その
    ままふらふら〜と吸い込まれていく。

    一番おくの美術書、絵本コーナーあたりに吸着され、30分近く立ち読みしてすごす。さすが大垣書店
    だけあって、かゆいところに手が届くセレクトである。想定BGMは"CALM DES NUITS"(静かな夜)。
    写真集、タイポグラフィ、広告、京都、自転車、建築、外国絵本、日本絵本を一巡り。

    「買う」よりも、「どれがいいかな?」と「選ぶ」気分であったのでそのまま店を出た。




  • 2004/12/09(木)

    WBSでおもちゃ業界の取り組みが紹介されていたのだが、そこでインタビューに答えていた子供
    の言葉が少し気になった。問い『ガンダムは作らないの?』答え『ガンダム作るのめんどくさい』。

    レポートによれば、模型業界では30〜40代のガンダム世代の購買は増えているらしいが、子供の
    購入が減っているそうなのだ。これはひとつには、ここ5〜6年からバンダイがMGシリーズという
    より精密でリアルデザイン志向の高級バージョンを次々と展開していった戦略による成果であるとい
    える。いわば当然の帰結だった。

    しかし、もっと別のところに問題はあるように思う。「めんどくさい」である。部品点数の多いプラ
    モデルをこつこつと組み上げるという「作業」が続かない子供が増えたのではないだろうか。今はプ
    ラモデルと変わらない値段で彩色までされたフィギュアのガンダムがある。何も、めんどくさいこと
    をしなくても良いのだ。

    そこには、モノを作る喜びがない。作る喜びを知らない人間は、創る喜びを味わえないんじゃないだ
    ろうか。まぁ、別にプラモデルがすべてだとはいわないが、ちょっと悲しい現実が広がっているよう
    な気がした。プラモデルでなくても、プログラムでもいい。しかし、子供でもできる「プログラム可
    能なおもちゃ」の存在がほとんどない現状は憂うべきじゃないだろうか。




  • 2004/12/08(水)

    今日、ふと気づかされることがあった。HDD−DVDレコーダーを買ってから毎日録画をして
    るのだが、番組の頭に入ったCMなんかが割りと簡単に消せるのは便利だ。まあ簡単だけれども
    面倒ではある。編集とはそういうもんだ。

    きづいたのはそのことじゃない。編集で常に消しているCMの方のことだ。CMを消さずに「番組」
    として撮りためる。そして、これはいい!と思ったのを編集してDVDに残すのだ。過去、いくつも
    の名作・傑作CMがあったけれども、それをまとめて「出版」された事例はあるが、映像が販売され
    たことはない。海外CMなんかはあるけれども、少なくとも日本のはないはずだ。権利問題が複雑す
    ぎるためらしい。(汐留の広告博物館のライブラリーくらいでしか見れない)

    だったら、自分で作ってみよう!そう思った、いや気づかされた。広告批評みたいに今月の10本を
    選ぶ。あっ10本は無理かなぁ、そんなに番組見てるわけじゃないしNHK比率高いから。まぁそれ
    でも、もう2本は決まってる。そのうちの1本はこの志を立てる前だった昨日消してしまってた。
    また録画できることを祈るばかりである。




  • 2004/12/07(火)

    演奏会が終わり、BK練習も年明けまで休み。
    金曜日の夜が暇になる。宴会もなくなるわけで、ご飯どうしようかとふと考える。







  • 2004/12/06(月)

    うー、眠れたけれども体痛い。かなり不調だったので、ちょっと高めのドリンク剤注入。
    夜になって冷え込んでくると、腰にきた。


    また、ベランダから東の空を見る。星座早見盤は実家に置いてきてしまったので、インターネット
    で調べてから、見上げてみる。ノートパソコンなので持ち出してもいいのだけれど、星を見るの
    にモニターの光は明るすぎる。それに夢中になって星を探しているうちに地上に落としそうでこわ
    いというのもある。輝度を落として、首から吊り下げるようにすればいけるかもしれない。

    冬の大三角形はおなじみだけれども、冬の大六角形というのもあるのだ。リゲル、シリウス、
    プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン。どれも一目瞭然だなぁ、と思っていたら
    うぬぬ?ひとつ多い?プロキオンからポルックスに向かうちょうど中間あたりに目立つ光が。
    二等星にしては明るい。今日の天気だと二等星クラスも結構見えるから一等星に近いやつかと思い
    調べてみるが、そのあたりに星はないようだ...。でもあんなに目立つのに、おかしいやんかと、
    ひとりで突っ込みをいれる。

    そこで数あるインターネット星座早見盤をいろいろ探して、やっと見つけた。惑星も同時に表示でき
    るタイプを。そう、恒星じゃなければ惑星しかない。輝きからみて火星ではないし、木星かな?と思
    っていたら、今現在ちょうどその位置にあるのは土星だった。(たぶん)

    ベランダから部屋に入ったり、戻ったりを繰り返して、気がつくと一時間くらい眺めていた。途中、
    「おっ、天の川も見える???」と思ったら単に雲がうすくたなびいていただけだった。


    参考:
    星座早見盤はこちらのページで見つけました。トップページ→万能プラネタリウムで見れます。
    http://homepage2.nifty.com/turupura/
    (JAVAアプレットを使っているみたいで、表示には少し時間がかかります。)




  • 2004/12/05(日)

    合唱団「葡萄の樹」第6回くりすますこんさーと。
    場所:京都市北文化会館
    開場:17:00、開演:17:30。
    入場無料。

    いまからでも間に合う!さあ会場にいそごう。くわしくは葡萄の樹のHPを見てください。
    http://www.geocities.jp/budounoki_since1999/


    というわけで、無事演奏会は終了。22:40ごろ帰宅。
    リハーサルも、演奏会自体もあっという間だった気がする。
    1ステージ目だけでかなりくたくたの汗だくになってしまう。いつものことだが、着替えの
    シャツを持ってくればよかったーと思う。音楽は...葡萄らしいものがお客さんに伝わって
    それが返ってきたような印象を受けた。まあ本番はあれこれ考えたりできないから本当のと
    ころはどうなんだろうか。

    葡萄らしいって何なのか、よくよく考えないといけないような気がするけれども、今はとり
    あえず休みたい。今年の合唱の最後の山場は越えたことだし。あとはぼちぼち、BKのHP
    を改良していきたいと思う。いままでおざなりにしすぎたから。

    ご来場いただきました皆さん、ありがとうございました。
    関係者の皆さんお疲れ様でした。


    追記:
    風呂に入り、いったん寝床についたものの、からだのあちこちがじんじんして眠れないの
    でおきだしてしまった。どうも足に来ている。演奏会の帰り、地下鉄でピアニストの方と
    ご一緒したのだが「合唱の方はずっと立ちっぱなしで大変ですね」と言われて、その場は
    「慣れてます」と強がりをいってしまったのだが、いやはやこんなに疲れてるとは思いも
    よらず。これはもう会社帰りにいつものマッサージ屋さんにいって、首肩だけではなくて
    フットケアもしてもらわんといけない。

    さて、寝よう寝ようと思うと眠れない体質なので、これからどうやって眠りにつこうか。




  • 2004/12/04(土)

    佛教大学混声合唱団の定期演奏会に行く。
    うーん、なんて書こうか迷う。あんまりいいことがかけないからだ。
    女声はいいです。若干母音の発声が暗い点をのぞけば。男声...テナーもベースも頑張れ。
    弱声が弱い。強声はもっと出せ!4ステくらいのテンションを、1ステからもてるようにな
    らないと演奏会をやること自体が厳しいかもしれない。プログラムビルディングに一工夫ほ
    しい。そんなところだろうか。頑張って欲しい。


    ついにわが家に録画環境が到来!DVD−HDDレコーダーの光臨である。
    これで毎日「世界の車窓から」が録画できる。5分番組をまとめてDVDにすれば、かなり
    ボリュームがあって楽しいものになるに違いない。父に見せたら喜んだろうに、ちょっと遅
    かった。

    ちなみに機種はPanasonic DMR-E220H。ダブルチューナーの「どっちも録り」。


    さっそくEPGを使って楽々録画、と思ったらEPGは決まった時刻にしか送信されてこない
    らしい。その時間を見るとあと5分だ。待つことしばし。おかしいな、ダウンロードしてる様
    子が無いですよ。説明書に目を通すと「受信10分前に本体の電源を切ってください」。ショ
    ック大。次の送信時刻は夜中の01:45分とかなってるし...。

    さて、気を取り直して通常のタイマー録画で土曜日の夜中の番組を次々入力。いつもはリアル
    タイムに見ているのだが、さすがに明日は演奏会だから無茶は出来ない。こうやって見ると、
    結構重なっている時間帯が多い。いつもはわりと取捨選択していたんだなぁ。両方とれるのは
    結構便利かもしれない。

    いつも視聴に使っている時間、楽譜を見て復習する。


  • 2004/12/03(金)

    BK演奏会前のラストの練習。
    創立以来のことだが、直前の練習になってもBKの場合、「追い込み」のような気迫があまり
    感じられない。ともすると毎回同じ練習の繰り返しで、ラストになってもそれが変わらないよ
    うなところがある。メンバー同士で声を掛け合うようなことも少ない。皆、おとなしいのだ。
    その雰囲気が、この合唱団らしいといえばらしいのかもしれないけれど、もっともっと気持ち
    のいい音楽ができる余力があるように思う。

    演奏会、アンコール前の挨拶で指揮者の伊東さんが「未熟な合唱団で...」といい続けてもう
    5年になる。6年目の今年はそろそろ成長した姿をお客さんに見てもらわないといけないな。


    練習場の近くにできたスープカレー屋でご飯。およそこの界隈に似つかわしくない店の雰囲気
    にメンバーはちょっと気後れ気味であった。だって渋谷とか青山って雰囲気なんだから仕方が
    ない。店の中には関係者とおぼしき人が多くて、店の歌とか踊りを考えてプロモーションしよ
    うという企画会議などをやっていた。使っていたパソコンはiBook、音楽プレーヤーは当然のよ
    うにiPodであった。うーん、やはり馴染めないなぁ。

    意に反して、スープカレーはひじょうにおいしかった。「レギュラー」でも相当辛い。でも
    なかなか深い味わい。野菜も多いし、おなかもふくれた。飲むぞ!って雰囲気ではないから
    少人数でほそぼそ「飯る」ときにはいいかもしれない。




  • 2004/12/02(木)

    風呂上り、ベランダから星と月を見ながら電話する。
    シリウス、ベテルギウス、プロキオン。最後のプロキオンがなかなか思い出せない。

    「第六大陸」を読んでから、なぜか宇宙づいているような気がする。いまは「プラネテス」を
    読んでいる。一巻の見返しに作者の幸村誠氏が「宇宙」の語源について記している。

    中国の書物にあることば
    「往古来今これを宙といい、四方上下これを宇という。」

    つまり、anytime, anywhereが宇宙であって、星の世界だけが「宇宙」じゃないってことらしい。
    われわれは、離れているときも同じ空でつながっている、なんて表現をしたりするけれども、
    本当は空なんて狭い空間ではなくて、「宇宙」でつながってるって考えるべきなのかもしれないな。





  • 2004/12/01(水)

    NHKでやっている外国TVコメディ「パパにはヒミツ」を途中から見る。どうもおかしい。
    ギャグがぜんぜんない。いつもだったら水島裕の声のパパが子供達に文句をいってるのに、
    なぜか小川真司の声のおじいちゃんらしき人がいる...。

    ...引き続きみていくと、なんと「パパは死んじゃった」などという決定的な言葉が!いったい
    なんでだ?コメディドラマにあるまじき展開にかなりびっくりする。ひょこっと出てくるかと
    思いきや、完全にシリアス。「パパにはヒミツ」はパパの死で最終回を迎えるのか...。

    と、思っていたらエンディングロールの後のタイトルが「パパにはヒミツ2」ってなってるじゃ
    ないですか。とすると、「2」になってからいきなりパパは死んだのか?あるいは前作のラスト
    で死んだのか。とにかく、物語はまだ続くらしいのだ。それでパパのかわりにグランパがでてい
    たのか。ちょっと出るだけの役に小川真司が声をあてることはないと思ってはいたが...。

    原題名にも「パパ」という言葉が入っているかどうか不明。アメリカのコメディは笑わせて、
    ちょっとほろっとさせてというのが基本だっと思うのだが、ずいぶんと思い切った展開に今後
    が楽しみというか、ちょっと先行き不安だ。


    明日に備えて、今日は早めに寝ることにする。




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