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名古屋市
平和公園 |
夕日の基本撮影 |
夕日は、美しい写真を撮りやすい被写体の一つですが、時間との勝負です。
夕日が美しいと思った瞬間には、すでにカメラが設置できてい、シャッターを切ることができなければなりません。その為、あらかじめアングルや構図をしっかり決めていること、その日の気象条件をおおよその予想をつけた上で撮影しなければなりません。
偶然、夕日が綺麗になってたまたま撮影したということであれば、それはそれで良いのですが、夕日を撮りたいという欲求をそれでは解消できません。
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広角レンズ |
夕日の撮影には、主に広角レンズを使うことで、空を広く捉え夕日から薄暗くなっていく空までのグラデーションを撮影することができます。ただ、夕日だけを捉えてしまうと、太陽から薄暗い空までのグラデーションで単調な写真になってしまいますので、構図を工夫しましょう。
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夕日の撮影テクニック |
夕日を撮影する上で、ワンランク上の撮影テクニックは、今日の夕日がどうなるか?という気象予測を行うことです。
滝と同様に撮影そのもののテクニックではありませんが、良い被写体が無ければテクニックは無用の長物です。
1.湿度
空気中の湿度が低いほど、空の透明度が上がりとても綺麗な空になります。
2.冬
空気中の汚れが強い風でとばされているので、冬の方が空は綺麗です。
3.標高
標高が高いところで撮ったほうが、空が広くなります。
4.海
標高同様に空が広くなりますが、標高が低いと空気の透明度が下がります。
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夕日の撮影までの手順 |
1.撮影地を決定
夕日は、極端な話しどこにいても撮影することができます。街中であっても、自然の多い場所であっても、撮影地を選びませんが、美しい夕日は一瞬であることが多い為、美しいと思った時には、撮影地を選ぶことができませんので、あらかじめ決めなければなりません。
2.天気、日が沈む時間をチェック
夕日が沈む時間をチェックして、遅くとも1時間前にはセッティングを終えておきましょう。
3.露出の測定
太陽を測光してしまうと、露出を上手く計ることができませんので、おおよその空のどこかで露出を計り固定した上で撮影します。露出の設定で、グラデーションの濃度や、色が変わってしまうので、好みの色で取れるような露出を探します。 |
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