私家版ヴィンテージチャート '97 & '98
「ブルゴーニュ・赤」編

'97 と '98 に飲んだワインを年代別に並べてみました。こうしてみると意外と規則性がないような気がします。サンプル数が少ないのが原因の一つなんでしょうが……。


1996
Gevrey-Chambertin
 Claude Dugat
すごいパワーでピノであることを忘れてしまいそう。来世紀お会いしましょう。 '98.10.

1995
Bourgogne Hautes Cotes de Nuits
 Gros Frere et Soeur
結構複雑。クロ・ヴジョが楽しみ。(*^-^*) '98.3.
Fleurie
 Georges Duboeuf
ちょっとくたばりかけだったが……。'98.3.
Macon Superieur
 Lupe-Cholet
気軽に飲めて楽しめる。'97.4.
Nuits-Saint-Georges
 Chauvenet Chopin
タンニン強いが今でも充分楽しめる。'98.9.
Echezeaux
 DRC
こんな華やかな香りははじめて。'98.12.
Romanee St-Vivant
 DRC
濃い!そして複雑。'98.12.
Bonnes-Mares
 Robert Groffier
今開けるのは犯罪的。ばらばら。'98.5.
Chiroubles
 Georges Duboeuf
フルーリーに比べるとちょっと期待外れ。'97.6.
Corton-Perrieres
 Dom. Michel Juillot
まずくはないがボージョレーみたい。特級なのに。'97.10.
Givry
 Joseph Drouhin
記憶があやふやなので…… ^-^; 昔ってことだよ。'97.2.
世間では非常に良い年とされているようですが、良い格付けのものを今飲むのは無謀。より軽やかなワインだと楽しめるようです。

1994
Bonnes-Mares
 Robert Groffier Pere et Fils
30分で開き、「超」がつくぐらい旨い。'98.3.
Chambertin Clos de Beze
 Dom. Armand Rousseau
もう結構飲み頃。風格が感じられる。'98.3.
Gevrey-Chambertin
 Dom. Armand Rousseau
村名でもさすがルソー。 '98.3.
Savigny-les-Beaune "Les Bougros"
 Simon Bize et Fils
私の好きな作り手の一人です。飲んでいて楽しい。 '97.12.
Vosne-Romanee
 Jean Gros
果実味の爆発。これがおとなしくなるとすごいだろう。'97.10.
Bourgogne Passetoutgrain
 Dom. Meo-Camuzet
パストゥーグランなのにがちがち。ほんとかよ……。 '97.4.
Mercurey "Clos du Roy"
 Faiveley
開いていない。潜在的能力はある(ような気がする)。 '97.11.
Nuits-Saint-Georges "Aux Chaignots"
 Faiveley
これも開いていない。翌日でもまだまだ。'98.1.
Clos de la Roche
 Armand Rousseau
フレッシュな果実味が魅力だがまだ早い。'98.12.
Grands-Echezeaux
 DRC
香りは凄いがまだまだ硬い!'98.12.
Gevrey-Chambertin
 Lupe-Cholet
水。いくらなんでも軽すぎ。'97.7.
Bourgogne
 Mongeard-Mugneret
超有名作り手のわりにはがっかり。'97.9.
充分楽しいですね。そんなに酒質が軽いとは思いませんが、将来性はわからんです。

1993
Morey Saint-Denis
 Hubert Ligner
驚異の村名ワイン。みんな血眼になるのがよくわかったよ。'98.4.
Morey-Saint-Denis "Clos des Ormes"
 Georges Lignier
芳香の爆発。飲むとまだ開いていないようだが。'98.3.
Pommard "Les Pezerolles"
 Dom. Jean-Marc Bouley
滑らかでグビグビ飲んでしまう。'97.10.
Vosne-Romanee
 Andre Cathiard
単純さは否めないがヴォーヌ・ロマネらしさあり。'97.4.
Nuits-Saint-Georges "Clos des Forets"
 Dom. de l'Arlot
非常に濃い作り。誰でも旨いと感じるだろう。'98.9.
Vosne-Romanee
 Jean Tardy
抜群の芳香にもうクラクラ。'98.11.
Richebourg
 Gros Frere et Soeur
非常に気品のある女性的な魅力。'98.12.
Santenay "les Gravieres"
 Pierre Bouree
旨く枯れた感じがまた魅力。'98.12.
Gevrey-Chambertin "Clos Prieur"
 Rene Leclerc
これは旨い!バランスの妙。'98.12.
Richebourg
 DRC
目茶苦茶複雑。熟成感出つつある。'98.12.
Gevrey-Chambertin
 Dom. Armand Rousseau
意外と感心しなかった。酔いすぎていたか? ^-^;'97.6.
Savigny-les-Beaune "Aux Guettes"
 Simon Bize et Fils
谷間だったのかもしれない。'97.6.
Vosne-Romanee "Les Suchots"
 Andre Cathiard
酸っぱい。これがヴォーヌ・ロマネ村一級?'97.11.
Beaune "les Epenottes"
 Marchard de Gramont
ちょっと酸が際立っていた。'98.12.
Pernand-Vergelesses
 Alfred Salbreux
特徴が良くわからない……。'97.1.
難しい!格上のワインはもう少し待ったほうが無難な気がする。

1992
Aloxe-Corton "Le Suchot"
 Simon Bize
酸、タンニンが暴れているけどそれなりに楽しめる。'98.2.
Beaune
 Dom. Michel Gaunoux
生き生きとした酸が魅力的。'97.11.
Beaune "Les Greves"
 Tollot-Beaut et Fils
すっごくおいしい。トロ・ボーおそるべし。'97.6.
Bonnes Mares
 Dom. Dujac
今まで生きててよかった。これに出会えない人生は不幸。'98.4.
Corton Bressandes
 Jaboulet Vercherre
変化が楽しめる。早熟な感じはちょっとするが。'98.2.
Nuits-Saint-Georges "Les Vaucrains"
 Dom. Robert Chevillon
特級のような芳香。「谷間」感が少しあったが将来性抜群。'98.6.
Pommard "Clos des Boucherottes"
 Dom. Coste-Caumartin
べろべろに酔っ払っていても旨い!とわかる。'97.12.
Corton "Bressandes"
 Tollot-Beaut
深く、気品がある。'98.9.
Clos-Saint-Denis
 Louis Jadot
バランス良く、深みがある。'98.12.
Bourgogne "Les Bons Batons"
 Philippe Leclerc
世評がよくわからない。澱と一緒に飲んだからか?'97.2.
Chambolle-Musigny
 Paul de Rejoly
期待したより楽しめた。今飲むとどうだろうか?'97.4.
Chambolle-Musigny "La Combe d'Orveaux"
 Dom. Jean Grivot
香りは抜群だが味がばらけている。'98.3.
Nuits-Saint-Georges "Clos de l'Arlot"
 Dom. de l'Arlot
これも香りはいいけどタンニンが強すぎる。まだ早い?'98.9.
世間ではしょーもないヴィンテージとされているようですが、結構好きなんですよ、'92。作り手を選べばおいしく飲めるんではないでしょうか?それと比較的安いのも魅力ですね。

1991
Clos Vougeot
 Georges Mugneret
酒質軽めだけどうまいですよ。'98.6.
Romanee-Conti
 DRC
グラス一杯の小宇宙。'98.12.
Echezeaux
 Mongeard-Mugneret
香りいいけどタンニンが浮いているなあ。'97.12.
『サンプル数が少なすぎますが、なんとなく避けてしまうヴィンテージです (だからこそサンプル数が少ない)。エシェゾーはショックだった。』と以前は書いていたのですが……ヴィンテージとか関係ないワインも存在しますね。

1990
Chambolle-Musigny "Les Hauts-Doix"
 Robert Groffier
繊細な要素とパワーが同居している。もう少し待ち?'98.5.
Clos de Vougeot
 Mongeard-Mugneret
旨い!飲むほどに旨くなる。'98.6.
Chorey Cote de Beaune
 Dom. des Terregelesses
試飲は良かったけど、これは酢だった。'97.4.
Aloxe-Corton
 Dom. Rapet Pere et Fils
生ゴミ臭。飲むと旨かったりするから不思議。'97.5.
Gevrey-Chambertin
 Jean Raphet
意外とコンパクトで若い印象。'98.12.
Vosne-Romanee "Les Malconsorts"
 Andre Cathiard
この畑とVTでまずけりゃ怒るで。→怒った。'98.5.
抜群に良い年のはずなんですが、今のところモンジャール・ミュヌレのクロ・ド・ヴージョ以外に「おっ!」というのに当たったことがありません。飲み頃が先ということなのでしょうか?

1989
Clos de la Roche
 Pierre Amiot
芳醇とはこのこと。もう一年待つとよかったかも。'98.4.
Clos Vougeot
 Capitain Gagnerot
私は良いと思うんだけどねえ。'98.6.
Monthelie "Le Clos Gauthey"
 Dom. Parent
野趣のある香りでボディもしっかりしている。'97.11.
Gevrey Chambertin "Lavaux St. Jacques"
 Rene Leclerc
すごく正統派のピノ・ノワール。'98.8.
Chassagne-Montrachet "Clos Saint-Jean"
 Amiot Bonfils
官能的なまでに肉付きよし。たまらん'98.11.
Beaune "Clos St. Desire"
 Ch. de Bligny
忘れた。VTのわりに感心しなかった記憶が……。'97.3.
Vosne-Romanee "les Chaumes"
 Jean Tardy
期待したほどでは…。'98.12.
結構良いと思いますが、まだ早いのでしょうか?タンニンが気になることがありました。

1988
Beaune "Les Epenottes"
 Jean Boillot et Fils
誰でも旨いと感じられるだろう。'97.1.
Pommard "Clos Blanc"
 Albert Grivault
派手さはないが飲むにつれ旨くなる典型。'98.7.
Volnay
 Henri Boillot
「女性的」というのがわかった気がする。'97.5.
Nuits-Saint-Georges "Les Vaucrains"
 Georges Chicotot
濃いのを求める人には不向き。だが複雑な要素が楽しめる。'98.9.
Morey Saint-Denis "Les Sorbets"
 Dom. Bernard Serveau et Fils
一緒に飲んだのがユベール・リニエだからなあ。'98.4.
もっとサンプル数を増やしたーい!

1987
Chambertin Clos de Beze
 Dom. Bruno Clair
抜群の芳香。酔っ払って飲むワインじゃないよ。'97.12.
Savigny-les-Beaune "Lavieres"
 Robert Ampeau et Fils
香りよし。飲んで良し。'98.1.
Volnay "Santenots"
 Robert Ampeau et Fils
年齢を感じさせずフレッシュ。元気はつらつ。'98.10.
世間のヴィンテージチャート以上に良い年だと思います。

1986
Le Corton
 Bouchard Pere et Fils
うまいですよ。熟成した感じがわかった。'98.2.
Santenay "Clos Rousseau"
 Maison Jean Germain
高品質なワイン。安いからと言って酔って開けちゃだめ。'97.10.
赤は特にぼろかす言われがちですが、今のところ二勝。

1985
Cote de Beaune-Villages
 Leroy
衝撃の地域名ワイン。鼻血が出るぐらい旨い。'97.11.
Nuits-Saint-Georges "Les Lavieres"
 J. Jayer
芳醇で実に官能的。変化も楽しい。'97.10.
Beaune "Cuvee Rousseau-Deslandes"
 Hospices de Beaune
開かなかった。飲み方の問題かも。'97.7.
Beaune "Marconnets"
 Albert Morot
酸っぱい。楽しくない。'98.1.
すごく良い年らしいですが難しいですね。サンプル数四の結果は両極端です。

1983
Nuits-Saint-Georges "Clos des Corvees"
 Moillard
これぞ熟成したピノ・ノワール。旨い!'98.12.

1982
Gevrey-Chambertin
 Leroy
あまり感心しなかった。アルコール強し。'97.11.

1979
Chambolle-Musigny
 Remoissenet
見事な熟成を感じさせる。 '98.5.

1978
Nuits-Saint-Georges
 Doudet Naudin
すごく元気。酸にはりがある。 '98.11.

1976
Clos de la Roche
 Dom. Ponsot
全く年齢を感じさせず、素晴らしい。 '98.12.

1969
Corton Clos du Roi
 Lionel Bruck
セパージュや格付けを超えている、と感じた。'98.2.
私より一歳年下。もうこのあたりの古酒になると何を飲んでも旨いと言ってしまいそう。

ブルゴーニュの場合は、新しすぎない限りヴィンテージがどうこういうより作り手を選んだほうがいいんじゃないでしょうか?まだまだその程度の認識です、私は。

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