| うちにはボルドーのワインがないと思ってませんか? そんなことないですよ。(^-^) |
Saint-Veran '92 Ch. de Fuisse
サン・ヴェラン '92 シャトー・ド・フュイッセ
(フランス/ブルゴーニュ/マコネ、白)
なんかエスカルゴに合うという話なので開けてみる。オレンジ色の柑橘類やミネラル、重くない蜜を感じさせる香り。もちろんナッツもあり。飲むとすっきりとした酸と果実味のヴォリューム感のバランスが非常に良い。時間が経つと香りはオレンジ色の柑橘類がレモンへ転じ、洋梨の香りもでてきた。次の赤を飲んでいる間二時間ほど冷蔵庫に置いておいたところさらに力を増してこってり感が出てきた。本当においしいです、これは。土浦鈴木屋で 2079 yen。件のエスカルゴには……喧嘩しない程度ですね。
Ch. La Conseillante '78
シャトー・ラ・コンセイヤント '78
(フランス/ボルドー/ポムロール、赤)
鉛のキャップシールを開けるとコルクが妙にきれい。なぜだろう?カビだらけになっているのを期待したのに。デキャンタージュして香りを嗅いでみると……醤油。大丈夫だろうか。グラスから嗅ぐとサンテミリオンのワインによくある香り (もちろんこれはポムロールのワインだけど)。なんていうのかな、凝縮したベリー系の香りと青臭さがまじったような香りです。コショウだとか動物臭、ちょっと焦がしたような香りもあり。飲んでみると力強さは思ったほどなく、個々の要素がちょっとばらついていてそのなかでも酸が突出していた。ただこのとき一緒に食べていたのが鶏の塩釜焼きという素朴な料理だったので、このときの塩味が味覚をかなり変えてしまったようだ。実際「塩釜鶏 → ワイン」だと渋みが目立ちすぎ、「塩釜鶏 → 温野菜 → ワイン」だと OK だったのでちょっともったいないことをしたみたい。香りはやがてアルコールの感じが非常に強くなってきた。うーん、ラ・コンセイヤントは初めて飲んだのでなんとも言えないけど……状態が悪かったかな? 12600 yen で購入。購入場所を知りたい方はメールください。
Chassagne-Montrachet "Clos Saint-Jean" '92 Michel Niellon
シャサーニュ・モンラッシェ・クロ・サン・ジャン '92 ミッシェル・ニーロン
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、白)
「白なら澱が舞うこともないでしょう」ということで私が持ち込みました。最初からナッツやカスタードクリーム、ブランデーのような香りが迫ってくる。もちろんハチミツも。飲むとやはり若い感じは否めなく、ちょっと角があるがそれでもバランスは素晴らしい。ミネラルの余韻も豊か。時間が経つと香りのこってり感がなくなって、湧き水を感じさせるような、なんとも清々しい香りに転じてきた。さすがにミッシェル・ニーロンだけどもう一年か二年待つともっととんでもないかも。色は金色に近いです。
Ch. Camensac '66
シャトー・カマンサック '66
(フランス/ボルドー/オー・メドック、赤)
で、いきなり私の「今まで飲んだ中で最も古い」記録を塗り替える私より年上のワインを開けてもらう。(^-^) もうナントカの香りとかいうのを通り越した非常に深くこなれた香り。飲んでもギシギシしたタンニンなどとは縁遠い見事な熟成を遂げている。こういうのを飲むと「ボルドーは女性的」というのがよくわかりますね。しかし一方で時間が経つと果実味がはじけてくるさまはまだまだパワーを感じさせるのが不思議。自家製 (もちろんかもしだ家のね) レバーペーストやビーフの赤ワイン煮にまたこれが良く合うんですわ。本当にごちそうさまでした。
Gevrey-Chambertin '96 Claude Dugat
ジュヴレ・シャンベルタン '96 クロード・デュガ
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)
んでもって 30 年後。(^-^) ピノ・ノワールとは思えない濃い色。エッジはピンクだけどグラスの底が見えないんですよ。最初かなりはっきりわかる紙巻きたばこの香り。そして湧き水を感じさせるような清々しい香りが心地よい。これが不思議と最初のシャサーニュ・モンラッシェと似ているんですね。なぜだろう?飲むと当然のごとく濃くて非常に力を感じさせる。ざらっとしたタンニンとグレープフルーツのような酸は以前飲んだ Ch. Haut-Carles '96 にそっくり。こりゃブラインドだとピノだってわからないだろうな…。今飲んでも旨いけど本当の飲み頃は五年先かな?それにしてもすごい村名ワインでした。
Erbach Schlossberg '88 Schloss Reinhartshaussen
エルバッヒャー・シュロスベルグ '88 シュロス・ラインハルツハウゼン
(ドイツ/ラインガウ、白)
デザートワインまで開けていただきました。本当にすみませんです。くんくんと香りを嗅ぐと…揮発油の香り!こりゃリースリングだからドイツですね、と言ったら当たりでした。わーい!カマンベールチーズの白カビのような香りも感じられ、フルーツの香り濃厚なソーテルヌとはまた違った趣です。飲んでみるともちろん甘いんだけど全然甘ったるくないですね。気品を感じさせる味わいはもうこれ自体でデザートです。いや素晴らしい。
私の持ち込みは一本だったのにこんなに開けていただきました。
本当にごちそうさまでした。m(_ _)m
奥様の手料理も素晴らしかったです。
St-Nicolas de Bourgueil "Cuvee Estelle" '96 Max Cognard-Taluau
サン・ニコラ・ド・ブルグイユ '96 マックス・コニャール・タリュオー
(フランス/ヴァル・デ・ロワール、赤)
濃い赤紫って色。香りを嗅ぐとカベルネ・フランに特徴的なちょっと青臭い感じの香りとむっとするような動物臭。サンテミリオンのワインみたいです。あとアズキのような香りも。飲むと最初若い渋味が感じられたが、元気な果実味もあり軽快な感じがなかなか愉快。一緒に食べたのがきのこのサラダ、ベーコンとバジルのスパゲティーニ、ミラノ風若鶏のカツレツだったがいずれとの相性も良く、料理に合わせやすいワインなのだ。特にきのこと良くあったかな。小一時間もすると渋みがこなれて蜜のような甘味と花のような香りが出て、さらにコーヒーのような香りも出てきた。やっぱりこういうストーリーのあるワインが好きです、私は。実家に帰ったときに神戸のベリエにて購入。2300 yen* でした。一人で開けるには高すぎるワインを開けたかもしれないな。
#ここのお店は内税なんですよ。ちょっと得した気分。 (^-^)
Brut Rose NV Gosset
ブリュット・ロゼ NV ゴッセ
(フランス/シャンパーニュ/アイ、シャンパーニュ)
ウエイティングバーでこんなのが出ていました。天晴れ、天晴れ。香りの華やかさはほどほどだけど、フレッシュで凝縮した感じの酸が素晴らしくきれる非常に密な作り。そのなかにあるトマトの風味がなんともかわいらしい。色はかなり濃い「タマネギの薄皮色」で、最初見たとき「あれっ?黒ビール?いやいや、ハーフ&ハーフがフルートグラスに入っているなあ」とか間抜けなことを思ってしまった。(^-^;)
Torre del Gall '95? Elaborado por Chandon
トーレ・デル・ガル '95? エラボラード・ポル・シャンドン
(スペイン、スパークリング)
披露宴の乾杯はカヴァでした。そりゃそうだよね。(^-^) すごくレモンを感じる爽やかな味わい。軽快なのはいいけどオマール海老には負けていたような気が……。ゴッセの重厚な感じがちょっと際立ってしまったかな?
"Chardonnay" '97 Larochet
「シャルドネ」 '97 ラロッシェ
(フランス/ブルゴーニュ/シャブリ、白)
シャブリ地区の大手栽培業者兼酒商のラロッシェが作るヴァン・ド・ペイのシャルドネ。軽いけど洋ナシの香りがなかなか魅力的。飲んだ後に残る苦みを伴った余韻がやっぱりシャブリの面影ですかね。
Bordeaux Superieur '95 Jean Pierre Moueix
ボルドー・シュペリユール '95 ジャン・ピエール・ムエックス
(フランス/ボルドー、赤)
香りは少し複雑でいわゆる「AOC ボルドー」とはあたま一つ抜けていると思う。若いタンニンが牛フィレ肉によく合いました。
会社の先輩 (結婚式の当事者とは無関係) に見つかっちゃいました、上のコメント。
で、こんなメール送ってくれるんだから、もう……。さぞかし、いいワインがでるんだよね? 藤井君の結婚式は。
司会 「次は、新郎が新婦を酔わして××したワインです」
全員 「おおおぉ」
新婦 「異議あり! これ、私の時ではないわ!!」
コラコラ。(^-^;)
Ch. Beauregard Ducasse '94
シャトー・ボールガール・デュカス '94
(フランス/ボルドー/グラーヴ、赤)
旨く溶け込んだロースト香 (?) が焼きたてのパンの香りを醸し出している。おもしろい!グラスに注ぐとクリーミーでまったりした香りがこうばしい香りを経て、やがて杉のような清々しい香りに変わるのが妙。飲むとやや酸とタンニンがでしゃばってはいるが、非常にクリアーでそこはかとなく品格を感じさせる味わい。飲んだ後に喉がすっとするんですよ。
「普段飲みに最適ですよ」と言われたもらい物なんだけど、それより一歩抜きん出ていると思うな。飲んでから慌てて食べ物を探しちゃいました。(^-^) 本当にありがとう。そして結婚おめでとう!
Ch. Chambert-Marbuzet '88
シャトー・シャンベール・マルビュゼ '88
(フランス/ボルドー/サンテステフ、赤)
だいぶん熟成色が出ていい感じ。最初少しチョコレートの香り。この甘ったるい香りはすぐにもうちょっと品のいい植物系の甘い香りに転じた。これが「甘草」なんだろうか。グラス一杯目はすこしタンニンが浮いていたのでデキャンタージュした (澱が細かくほとんど全部入っちゃったんですけど) ところ、甘味が出てタンニンは丸くなり、ウォッシュタイプチーズのような「腐り系」の香りが出てきた。(^-^;) 熟成香というヤツかな。グラスをまわすとチーズは飛んで行き、再び甘草の甘い香り。その他いろんな複雑な香りがあったなあ。ゆっくり飲んでいたらさらに変化したかもしれないけど、酒のみの人たちと飲んでいたため負けじとばかり飲んでいたらあっというまに一本開けてしまった。まっいいか。旨かったから。4830 yen。
Volnay "Santenots" '87 Robert Ampeau et Fils
ヴォルネイ・サントノ '87 ロベール・アンポー
(スペイン/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、赤)
こちらのほうがより明るい色だがそれでも深いルビー色。花のような華やかな香りとフルーツの酸を感じさせるような香り。獣香はこちらの方が強い。飲んでもはつらつとした酸が心地よい非常にクリアーな味わい。その中にも芯の強さを感じさせるボディーがある。一緒に飲んでいた人のコメントは「野生のバラ科の植物」。なるほど!ありゃりゃ、なんか全然イメージが違うけど、まっいいか。旨かったから。エノテカ広尾店で購入。4095 yen。
- 私
- 「確かにワイルドで生命力があって年齢の割にはフレッシュな感じがしますね。すごく若々しい。」
- 彼
- 「いや、どちらかというと脂ぎった中年という意味なんだけど……。」
ボルドーとブルゴーニュ。
どちらがいい?って聞かれても困ります。
別の飲みのもなので。

