| 今月は信頼している作り手のワインでいっぱいはずしました。 |
Monthelie "Clos Gauthey" '89 Parent
モンテリー・クロ・ゴーテイ '89 パラン
(フランス/ブルゴーニュ/、赤)
これぞピノ・ノワール、といった一本。凝縮した果実味と程良いタンニンがすばらしい。香りはベリー系のみならず土の香りも混じっており、野趣 (あふれる、とまではいかないが) がある。鴨によくあった。パランはパーカーの評価は必ずしも高くはないようだが私には充分おいしく感じられた。青葉台・成城石井で 3979 yen (この値段でまずけりゃ怒るけね)。
Ch. Bel Air '94
シャトー・ベレール '94
(フランス/ボルドー/プルミエール・コート・ドゥ・ボルドー、赤)
松崎にダイビングに行ったとき、近所の酒屋さんで買って湯飲みで飲んだ。軽いが少なからず複雑性があり「ボルドー」という感じでなかなかたのしめる。食事にもあいそう。1564 yen。あっ、"Haut-Medoc" のではなくて "Premiere Cotes de Bordeaux" のものです。
Cidre "Doux" NV Leon Desfrieches
シードル・ドゥ NV
(フランス/ノルマンディー、シードル)
リンゴから作ったお酒、シードル。非常に軽い (3%vol)。香りはリンゴの芯やビールを思わせる。軽いんだが食事と一緒にがぶがぶという感じでもない。結構複雑で繊細だったりするし。やっぱりお好み焼きには負けた。ビールがよろしい。恵比寿のカーヴ・タイユヴァンで 2047 yen。すっごいたくさん澱がある。
Meursault "Charmes" '90 Sarl Ph. Bouzereau
ムルソー・シャルム '90 ブーズロー
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、白)
確かに「ムルソー」なんだが……香りも味もすごく小型。しかもアルコールがすごく鼻につく。だいぶがっかり。広尾・エノテカで 1890 yen。ハーフボトル。
Vosne Romanee "les Suchot" '93 Andre Cathiard
ヴォーヌ・ロマネ・レ・スーショ '93 アンドレ・カティアール
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)
「おいしい赤を飲んだことがない」という人がいたので勇んで開けましたが以外と期待はずれ。果実味もそれなりに感じられたが、酸がかなり強く、いかんせんヴォリューム感、厚みに乏しくがっかり。以前同一生産者、同一ヴィンテージのACヴォーヌ・ロマネは結構旨かったのに……ヴォーヌ・ロマネ一級にしては開けるのが早すぎたということかな?その昔、三越・恵比寿のワインフェアで 4400yen。
※ ただしその人はおいしく飲んでくれましたが。
Chassagne-Montrache "Camp-Gain" '91 Paul Pillot
シャサーニュ・モンラッシェ・シャン・ガン '91 ポール・ピヨ
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ドーボーヌ、白)
開けた瞬間からハニー。色はやや薄い金色。同一生産者の村名 (ただし"les Masures"という名前が付いている) よりもシャープで引き締まった感じ。ただ、アルコール感がかなり鼻につき、私としては村名 ('90) の方がふくよかでおいしいと感じた。'91 というヴィンテージも良くなかったのだとは思うが……神戸のベリエで 5300yen。
Mercurey "Clos du Roi" '94 Faiveley
メルキュレイ・クロ・デュ・ロワ '94 フェヴレイ
(フランス/ブルゴーニュ/コート・シャロネーズ、赤)
濃い色。タニックで収斂味があり。開けてから一時間半ぐらいでタンニンがこなれてきて飲み易くなったがまだまだ開けるのが早かったようだ。ただし噂通りイチゴの香りはほのかに感じられた。今度はもうちょっと古いヴィンテージを希望。しんかわ酒店で2200yen。
Cotes de Beaune Villages '85 Leroy
コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ '85 ルロワ
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、赤)
もうこれは別次元の味覚。開けた瞬間から他人の話が聞こえなくなるほどの芳香をはなっていた (^-^;)。地域名ワインなのでさすがにフルではないが、非常に存在感がある。十二年たっても非常に濃縮された完熟果の味が濃厚で、飲むとまず舌全体でうま味が感じられ、そのあと気持ちいい甘みが延々と残る。これで地域名ワインとは…… 1985 のルロワの特級というのはいったいどんなんだろうか?全く想像がつかない。三越・横浜のワインフェアで 4650yen。←もう二、三本買っときゃよかった。
Gevery-Chambertin '82 Leroy
ジュブレ・シャンベルタン '82 ルロワ
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)
おお、二本連続ルロワ!!なんて贅沢なんだ >> 私。実はこの日、友人の結婚式がありそれから帰ってからさらに飲んだくれていました。いやぁ、エノテカ・ピンキオーリで戴いたワインがなかなかおいしかったもんで……。で、なんとなく古い酒が飲みたくなり開けたのがこれ。香りは上の「ボーヌ・ヴィラージュ '85」に通ずるところがあるが、やや華やかさに欠ける。味は結構筋肉質な感じで厚みはさほど感じなかった。飲み干した後はアルコール感がのどに広がり、まるでハードリカーのよう。ようは結構がっかりしたってことですね。むろん得難い存在だとは思いますが。三越・横浜のワインフェアで 7750yen。いくらルロワでも値段の価値はない。
Beaune '92 Dom. Michel Gaunoux
ボーヌ '92 ミッシェル・ゴーヌー
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、赤)
上のジュヴレ・シャンベルタンでは飲み足らず (三人で飲んでいた) さらに開けたのがこれ。最初「あらっ?」と思ったが、抜栓後三十分もすれば果実味と酸味がいきいきとしてきてかなり楽しめた。これぞピノ・ノワール、これぞボーヌ!といった感じ。同じミッシェル・ゴーヌーのボーヌ一級とかはさぞかし旨いんだろうな、これには欠ける複雑性がありそうで。
Schug "Carneros Chardonnay" '95
シュグ・シャルドネイ '95
(アメリカ/カリフォルニア/ロス・カーネロス、白)
しんかわ酒店の有料テースティング会・新世界編で使用した残りを戴いてきたカリフォルニアの白。しょーもないブルゴーニュの白よりよっぽどおいしい。シャルドネと見まごうはずのないナッツの香りで樽香もややあり。渋みと酸味が果実味とほどよく調和している。特に冷やさなかったので時間が経つと温度が上がってきたが、そうすると渋み、酸味が甘みに塗りつぶされて、ちと甘ったるくなってしまった。少し冷やすべし。
Dolcetto D'Alba '96 Fratelli de Nicola
ドルチェット・ダルバ '96
(イタリア/ピエモンテ?)
一日目。初めて飲むドルチェット・ダルバ。濃い紫色。ちょっと弱いけどベリー系ジャムの甘い香り。フレッシュな感じの酸味が心地よく軽快だが、舌にまとわりつく粘着感のような要素もある。
二日目。少しスパイシーな香りが混じってきた。酸味がおとなしくなった。
三日目。昔のフーセンガムやバナナのような香りが際立ってきた。専門的 (化学的) にいうとエステル香か。酸がさらにおとなしくなってきてもさもさする。
四日目。あれれ?もうだめかと思ったけどこんどは花のような香りに転じてきた。おもしろいなぁ。味はそんなに変わっていない。
1590yen でこれだけ楽しめたら御の字だろう。成城石井・青葉台店で購入。

