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新年最初の一本目はいかに。 |
Saint-Aubin "Les Charmois" '92 Paul Pillot
サン・トーバン・ル・シャモワ '92 ポール・ピヨ
(フランス/ブルゴーニュ地方/コート・ド・ボーヌ、白)
1998 年の第一本目。よかった、はずさなかった。派手な香りこそないが、ほのかにナッツとハチミツが感じられる。味はすっきりとしており非常にシャープ。私のつぼにはまった好みのタイプでないがすごく好感が持てる。普段ワインを飲まない人 (私の兄だが) の受けもいい。ボトルの中は酒石でざっくざく。こういうの好きです。
ポール・ピヨはいいなあ。今のところ三勝一敗だし値段も決して無茶じゃない。神戸のワインショップ、ベリエで 3150 yen。
Beaune "Marconnets" '85 Albert Morot
ボーヌ・マルコネ '85 アルベール・モロー
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、赤)
うむむむむ……「マルコネ (ボーヌ村の中でも評価の高い畑)」「アルベール・モロー (ボーヌ村でも有数の作り手)」「'85 (ブルゴーニュの大当たり年)」の三拍子で購入したがちょっと期待が大きすぎたかな?梅っぽさとかはいい感じなんだけどいかんせん酸が目立ちすぎ。バターっぽさは赤ワインで初めて感じられた要素だったが。同じくベリエで 6720 yen。ワインは開けるまでわからない。
Puligny-Montrachet "Clavoillon" '92 Dom. Leflaive
ピュリニー・モンラッシェ・クラヴォワイヨン '92 ルフレーヴ
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、白)
実家 (神戸) から帰る途中でエノテカ・大阪梅田店でグラスで飲んでみた。なんか葡萄の品種とかそういうことを超越した深遠なワインである。トロピカルフルーツや火打ち石の香りはわかるけどそれ以上に複雑で私には表現できない。味もわかりやすいヴォリューム感などはなく極めて複雑玄妙。一度ボトル一本じっくりと付き合ってみたいものだ。高いけど、ルフレーヴ。1260 yen/glass。
Savigny-les-Beaune "Lavieres" '87 Robert Ampeau et Fils
サヴィニィ・レ・ボーヌ・ラヴィエール '87 ロベール・アンポー
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、赤)
これはワイン好きの先輩からのもらいもの。素晴らしいブルゴーニュです。花とフルーツの香りが爆発的にしてクラクラするぐらい。ワイルドな要素もかなりある。梅のような酸に張りがあり、果実味とともにいきいきしている。
Nuits-Saint-Georges "Aux Chaignots" '94 Faiveley
ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・シャイニョ '94 フェヴレイ
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)
'98 の初ニュイ (そんな言葉ないか…でもこの日まで全部ボーヌ)。しかーし、これはまだまだ閉じている。すごく凝縮感はあるんだけど面白みに欠けるのだ。初日に感じられたイチゴの香りは翌日には梅に変わり、果実味も少し出てきてかなりおいしくなった。でもまだまだお楽しみは先ですね。「もう飲める」と断言した東急・町田の店員を恨むぞ。3465 yen。
Jacob's Creek "Shiraz Cabernet" '96 Orlando
ジェイコブズ・クリーク「シラーズ・カベルネ」'96 オーランドー
(オーストラリア/サウス・オーストラリア州/バロッサ・ヴァレイ、赤)
かなり果実味を感じ甘い。ボディーは中程度でシラーが入っているわりにはスパイシーさをあまり感じない。同じジェイコブズ・クリークのシャルドネに感動しただけにその単調さにちょっとがっかりだった。が、1019 yen なら許そう (エラソー!)。東急百貨店・たまプラーザ店にて購入。
都内のワインバーでワイン会。今日は「ムートン特集」きゃー!
Brut Royal NV Pommery
ブリュット・ロイヤル NV ポメリー
(フランス/シャンパーニュ/ランス、シャンパーニュ)
駆けつけシャンパーニュ。乾きを癒すには最高の飲み物だと思う。香りも華やかでスパークリングにありがちな酵母臭さを全く感じない。前にもポメリーは飲んだことあるけどこれは別物。やはりマグナムボトルのせいかな?テーブルにキャンドルが置かれているせいかフルートの中のシャンパーニュが淡くピンク色に見え、実にロマンティック。これは使える手だな……。
Grand Ardeche '95 Louis Latour
グラン・ダルデッシュ '95 ルイ・ラトゥール
(フランス、白)
明らかな火打ち石とトロピカルフルーツのすごい芳香を放っている。香りのわりには味は意外とあっさりしるが、ほのかな果実味には好感が持てる。ルイ・ラトゥールがコルトン・シャルルマーニュの木を南フランスの方に持って行って作ったとのこと。いろんな料理に合いそうですね。
Meursault Cuvee Loppin '93 Hospices de Beaune
ムルソー・キュベ・ロパン '93 オスピス・ド・ボーヌ
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、白)
色は少し薄い金色。ナッツ系の香り豊か。肉厚で、ジューシー、果実味あふれるタイプ。しばらくするとトースト香がはっきりと出てきておいしく飲めた。とかいいつつわずかに水っぽさも感じられたが、トーストがはっきりわかったのは実は始めてだったのでよしとしよう (またもエラソー)。
Ch. Pichon-Longueville Comtesse de Lalande '92
シャトー・ピション・ラランド '92
(フランス/ボルドー/ポイヤック、赤)
白ワインでクラクラしているところにこういうのが来ると……赤はやっぱりすごいなあ、と思ってしまうすごく単純な私です。すこーし若いタンニンを感じるが、香りも華やかだし凝縮感があって素晴らしい。飲んでいて楽しくなるのだ。
Ch. d'Armailhac '92
シャトー・ダルマイヤック
(フランス/ボルドー/ポイヤック、赤)
ムートンと同じ作り手のポイヤック第五級のシャトー。結構凝縮感があり果実味も楽しめるがまだタニックだった。ラムのローストにはちょうど良かったかも知れないけど。
Ch. Mouton Rothschild '92
シャトー・ムートン・ロートシルト '92
(フランス/ボルドー/ポイヤック、赤)
かなりの凝縮感と果実味。華やかで複雑な香り。グラスをまわすとワイルドな感じが強まる。スパイシーさが最初から最後まで持続していたのは驚異的。30分ほど置いておくとクレーム・ブリュレのような焦がしたカラメル香が際だってきた (それだけでむっちゃ旨そう) 。タンニンは既にこなれている。うーん、素晴らしきはポイヤック。
Ch. Mouton Rothschild '75
見事な熟成を感じさせるこなれた味わい。口の中がワイン一色になる。スパイシーさや華やかな香りは '92 と同様だがやや控え目。しばらく置くと偉大なブルゴーニュのように梅とカツオのような感じが出てきた。焦がしたカラメル香も少し控えめ。'92、'75ともにラムにむちゃくちゃあう(あたりまえか)。
さすがにムートンともなると '92のようなオフヴィンテージでも非常にすばらしかったです。'75 と '92 はほとんど別の飲み物ですね。どちらかというと特徴がなくなりつつある '75 より、まだまだやんちゃな '92 が私の好み。すごく変化するし。

