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読書日記
過去の日記には、このページの一番下の目次から跳んでください
注意:この日記帳では時々同じネタが繰り返されることがあります。
3度目を超えても目くじらを立てないでください。
ミステリOFFレポートはのりりんさんのトコに詳しいのだ。
驚愕の『ホームズ最後の事件(最後の挨拶)』、読者数。きき、きみたちっ!!
このゲームのルールの詳細はミステリ@えんじさんのホームページに。
いつも通りですと1週間以内に流れてしまいますので、遊びたい人はどこかに控えを取っておきましょう。
一点、補足。
自分で1ポイント調節できてしまうので、読んでるときは手を挙げてから題名を宣言しましょう。
読んでないときは手を下ろしたまま「読んでないんですけど」といった後に題名を言うとベター。
SFミステリ、日本にはあまりありませんが『グッドバイ・ロリポップ』がおすすめ。入手困難でしょうが10年近く前にネット世界を見事に描写したもの。ハードボイルドを気取る探偵が出てくるほのぼの近未来ミステリ。古書マニアというところがポイントたかいっす。絵はいのまた先生。見かけたら必ず抑えましょう。同じく古書がたくさん出てくる近未来ミステリ『約束の土地』は本格ハードボイルド。よいです。
昨日、玄関のカウンターが12345を越えました。
おめでとう、わたし。
日記の方は16315、でした。
綾辻先生とありすかわ・・・・変換しませんね? ありすかわ先生が現れるという。
しかし、わたしはそのアリス皮の本を読んだことがないのである。
ふむ。と考え込みました。よほど先日お会いした方々にどれを読むべきか聞こうかと思ったのです、が外すのもまた面白そうということで『』を買ってきました。
選んだ理由がふたつ。
嵐の山荘もので孤島を舞台にしていると言ったら『十角館』を意識ししないはずがないでしょう。意識して、それでも書き上げたからにはよほど自身のあるトリックが入ってるに違いない。だから傑作に違いない!
もうひとつは解説がさんであること。
これで外したら仕方がない。縁がないものと思うしかない。
ふむん? あ、続編ものではないですか!
と、隣に置いてあったので北村薫の『謎物語』も買ってきました。
とても贅沢な本。ミステリの教科書として、これと瀬戸川先生の本を何度も読み返したものですが、それでもやはり傑作です。うーむ。一度、瀬戸川さんという方にお会いしてみたかったものですね。
代わりに、といっては何ですが、だいぶ前に北村薫先生の講演を聴く機会がありまして、その折りにもこの瀬戸川先生の話が出てきました。実際にあったこともない人物の話であるのに、懐かしい友人の話を聞いているような気がしてほっとしたものです。
と、いったところでミステリ@えんじさんの掲示板を読むと山田正紀『SAKURA』のサイン本を持っているという話が。やあ、これはこの北村先生の話があったときのイベントでもらったものですね。わたしも、持っています。
しかし、なにも二人そろって読んでなくとも。
アンソロジーといって思い出すのが北村薫の編んだ
『謎物語』第5回、15回、そして終章を読んで
ということで、一度は自分もあのような謎解きをしてみたいと思ったのであるが・・・・。
とにかくもまあ、黒猫館には表題を含む2重の意味があって、
それでもうひとつ。
竹本泉の作品にはオチがそのまま謎解きになっているものが少なくない。
SFの魂があふれ出ている上、ミステリファンで読んでいる人は少ないため、なかなか気づかれないと思うのだが、あれはしばしばミステリの構造をなしていると思う。
SFものとしてこれを指摘するのは内心忸怩たるものがあるのだが、
なのだ。
たとえば、今月、某誌に載っていた、たったひとつだけ大きな欠点のある女の子の話なんかは(こう指摘したせいで興ざめにならなければいいのですが)ちゃんとしたミステリなのである。
さて、先日の日記で触れた竹本泉ミステリ説についてもちょっと。
えと。
北村薫の講演を聴いたというのと、瀬戸川先生のやりとりがと言うのが伏線なのです。
そう。あの講演で「また、瀬戸川先輩にだまされたよー」という北村先生の顔がほんっとに楽しそうだったので、ちょっとまねてみたかったのです。
で、騙された方は?
セミナーレポ。サンタさんの解説について、「妻を殺して」ではなく「親を殺して」の間違いでは? というご指摘をいただきました。・・・・そうか。サンタに手紙を出すのは子供だけですから当然「親」ですよね。
うみゆりさん、ありがとうございました。
昨日のネタは『定吉七番(セブン)』
小説、マンガ、ゲームと出ていてマンガが安永航一郎先生。単行本未収録。
原作が東郷隆。スパイ小説のパロディーで小説は『定吉七(セブン)は丁稚の番号』『大閤殿下の定吉七番(セブン)』が出てます。非合法情報部員、定吉七番(セブン)が活躍する話。漫画版を一話だけ読んだことがありまして、謎のチョコボールを巡って繰り広げられる秘密結社「NATTO」との闘いが描かれていました・・・・。
関西人に納豆を食べさせようとするこの勢力に対抗するため、定吉達は関東人迎撃システムを開発しました。語尾に『さー』をつけるような人間が侵入しようものなら即座にレーザーでうち倒すという恐怖の兵器なのです。しかし、たまたま訪れた拳闘家が・・・・というのがギャグの一つとして使われていました。
ちなみに件のチョコボール、驚異的な安さとうまさで関西で爆発的売れ行きを示しますが、実はそのバックにはNATTOがいて、ここに壮大なSF的仕掛けが入っていたのであります。
いやー、スゴイ話でした。
マスカワさんの妄想会社で紹介されてるカラオケ曲目リスト。自分のためにもリンク。
おおっ? 週末に綾辻先生がッ? 池袋ですか。むむう。よおし!
オープンしたばかり、よこやまちちゃ先生のジャイアントロボ方面にこゆいホームページ。切り番ふむとGR、他(”他”の内容がポイント)のイラストがもらえるらしいぞ。
ついにえんじは『ハイペリオンの没落』を手に取りました。
ちゃらり〜♪
読むぞっっ!!
そいえば、こないだのセミナーで「平井和正、いつまでたっても『ハイペリオン』どまり」発言をした人がいたぞ。
<平井和正の本はおもしろくって、がんがん盛り上がるのだが、『ハイペリオン』が何本も立ち上がるだけで、どんなに待っても『没落』にたどり着かない。>という意味だそうです。
発言容疑者のリストは溝口さんの日記(4/29)に詳しいのだ。
ああっ? 書きためた文章が異次元の彼方へっ!
うーんと、うーんと。
4月29日。SFセミナー特別編<カナダSFの世界>。
<ロバート・J・ソウヤー インタビュー>16:00〜。
大使館というところに行くのはこれで2度目なのですが、某国に比べ、カナダ大使館てほんとにかっこいいですねえ。B1から1階まで吹き抜けの構造になってたり、エスカレーターやらエレベーターが当たり前のようにあったり、美術館みたいなものや今回のSFセミナーのためのホールまでありまして、ほんとに施設が充実してます。すごいすごい。
セミナーの目玉、ソウヤー インタビューでは同時通訳が行われたんですが、そのために、映画なんかに出てくるようなこう耳にはめるタイプのイヤホンまで配られました。無線で声が飛んで来るんですよ、みなさん。なんだかもうSFみたいじゃないですか。
会場の椅子がまたいい椅子で、固すぎず、柔らかすぎず! 折り畳み式のミニテーブルまで付いてくるんですから、もうメモのとりやすいこと、とりやすいこと。ミニボールペンしか持ってきてなかったので、さすがに漢字は書きづらかったんですけども。
お陰で後で見返すと、レポートはもうひらがなばっかり。思わず、
「カナだ・・・・」
ああ、そういえば『フラッシュフォワード』のED、私はこんなんになるんじゃないかと心配で心配でしょうがなかったのですが・・・・。
<ミチコとヘルムートが追いついたときには、犯人は目的を遂げた後だった。
ヘルムートはテオの脈をとった。すでにこときれている。
「テオさん・・・・。間に合わなかった」
「いいえ、あなたのせいではないわ」
ミチコがいう。視線は犯人にすえたままだ。
「この男がやったのよ」
「誰です、彼は。ニッポンジンのようですが」
男が何事かぼそぼそとつぶやく。英語のようだ。いくつかの単語はヘルムートにも聞き取れた。すぐに殺害方法が分かった。
「素手でやったんですね。素手でテオを殺したんだ」
「いいえ、違うわ。彼は刺殺されたの。ほら」
ミチコはテオの身体の下からナイフを取り上げた。
「彼はね、日本語で自供したのよ。あなたには聞き取れなかったでしょうけど」
「なんと言ったのです?」
「これ以上はないくらい簡単な自供よ。私がやったって言っただけ」
「そんな。今、確かに拳闘家だと」
犯人はぼそぼそと自供を繰り返していた。ヘルムートはもう一度、耳を澄ました。間違いない。彼は拳闘家だ。この体重ならバンダム級か。そして、その手でテオを殴り殺したのだ。
「ちがうの。彼は私が犯人だっていったの。”ぼくさ!”っていったのよ、彼は。」
ミチコは、どこか遠くで笑っている田中啓文の声を聞いた気がした。
完>
・・・・。
安永先生のファンなんですっ、と言ったら許していただけるんでしょうか。
『名探偵、みなを集めて ”さて”と言い』
という言い回しがあります。創元の『遠い約束』を読んでて急に気になったのですが、この”さて”というのは、英語ではどのように書くのでしょう。
さておき。
『遠い約束』★★★★★は大学のミステリ研を舞台にした短編集。軽妙な語り口、魅力的なキャラクターなんて、ほんとにまあ通り一遍の誉め言葉しか出てきませんが楽しゅうございました。ううむ、ミステリ研て楽しそうだなあ。うらやましいぞ! 北村薫『空飛ぶ馬』などが好きな人にオススメです。
ああ、そういえば昨日、どなたかが『空飛ぶ馬』を新本格と呼んでたので驚きました。あれは、本格ではあっても新本格ではないように思いますぞ! だいたい新本格にしては・・・・文章がうますぎるでしょう?
ミステリOFFでは高校生の方も参加してて驚愕。
流れから必然的に年齢の話になったので****さんと一緒になって震える私。ブルブル。メンバーのほとんどが20代前半の方だったのでは。
10人以上はいたそのメンバーの中でひときわ印象的だったのは女性陣。小学生の時に『殺戮に至る病』を読んだというあおいさんやら本をめいっぱい詰め込んだ10キロはあろうかという鞄を肩に掛けて歩き回るのりりんさんやら。読書量も半端でないし。
ミステリマニアの女性はみんなあんな、あんなタフガイなのでしょうか。ミステリ界は厳しいのう。
ああ、それで思い出しjましたよ。聞いて下さい、みなさん。ミステリ@えんじさんはいたいけな女子高生に『ねこめ〜わく』を貸してましたよ。ふふふ。そのような本を選んだのがミステリものの運の尽き! そこから『ホーカー』を読ませて隙を見せたところで『タウ・ゼロ』、とか『ギャラクシー・クエスト』を見せたあとに『スタートレック』とかいろいろな展開が考えられますなあ。さあ、そのままSF方面にころんでおいで。くっくっく。
などとまるきり悪者な妄想しながら、そんなことは少しも顔に出さず、みなとBOOK OFF巡り(『自由軌道』とマガーク少年探偵団、ポプラ社ルパンを買いました。)をする私。その後は飲み会でした。
会場に着いたときにはメンバーが15人にふくれあがっとリました。
飲み会での企画は『メンバーの半数が読んでる本を当てよう!』というもの。
だいぶ前に大森先生がSFの集まりでやってましたよね? あれのミステリ版。広義のミステリであればよいのです。
森先生、歌野先生、島田先生の作品が、どこら辺から飽きられていったかよく分かる好企画でした。
ミステリものにも読まれているなあというSFはやはりの『鋼鉄都市』『星を継ぐもの』。『ゴールデン・フリース』は聞かなかったんですが、意外なことにミステリでも何でもない『銀河帝国の弘法も筆の過ち』が読まれていることが判明。おおう。
私以外に読んでる人がひとりしかいなかったのはエフィンジャー。・・・・『ニューロマンサー』も聞いとけば良かったっすね、残念。
この企画、ミステリ@えんじさんがまめに全部ノートに書いてたので、近々リストがアップされると思います。チェックしましょうね、みなさん。
そいえば、ここでも溝口さんの名前を耳にしました。えんじさんもあったことがあるんでしたっけ? 奇妙な話であります。
そうそう。
忘れないうちに。
今回、2度目のSFセミナー参加でしたが、もうもう、ほんっとに心から楽しめたセミナーで大満足であります!
この場を借りてスタッフのみなさまにお礼を。ありがとうございました。
明日は再びセミナー談義でございますよ。
ミステリつながりで、というのは、よくあるんでしょうが・・・・、わたくし、エンジつながりでミステリOFF会に参加してきました。
新本格派読者は古典ミステリ(特に海外)を読まないのだという事実にびっくり。『ローマ帽子』も『黄色い部屋』もっ?!
どどど、どーゆーことよっ!
と、思ったんですが、SFでもヤングアダルト読者がそこから出てこないという現象があるそうです。これに似てますよね。深い。
4月29日。SFセミナー特別編<カナダSFの世界>。
<ジュディス・メリルという人がいた>15:00〜。
写真を見せていただきました。
野田元帥のエッセイでメリルという人物の人となりを知ってましたので、納得がいきました。
うん。
確かに魔女みたいです。
もはや伝説と化した翻訳家・浅倉先生がまだ生きてて、しかもそこで動いてしゃべってるというのはスゴイ。なんだか未だに信じられません。
イギリスSFが独自の進化をとげ、ふつーのイギリスSFがメリルを通じてアメリカに紹介されることでニューウェーブ運動につながったというのは始めて聞きました。不勉強で、申し訳ないです。
さてさて。次回はいよいよ、ソウヤーのコーナーですが、もう記憶が薄れてますぜ。書けるんでしょうか。
あああ、ソウヤー先生ごめんなさい。
あらかじめ。
ところでデジモン、テレビ版のエンディング、谷村由美に聞こえましたが、前田愛なんですね。うーむ、うまい。
SFセミナー当日。
『EXPRESSION 2001』を見に行ってたりしまして・・・・。オリジナル創作模型のイベント。これが第一回だそうであります。<鉄虎竜><G−DOME><オーバーダード>など有名サークルも多数出ていました。何も買いませんでしたが、<RED FOX>で新企画が始まっていたりと、なかなか楽しい内容でした。
と。
友達がいってました。
4月29日。SFセミナー特別編<カナダSFの世界>。2000円です。
<カナダSFの現在>14:00〜。
当日『フラッシュフォワード』を読み終えていなかったため、青山一丁目駅近くで食事をしながら続きを読んでおりました。と、となりに座った方がいきなり鞄からプリントアウトされたファンタジー小説を取り出しました。<ここはゴシック体で>などという記述が読めましたが、あれが噂に聞くゲラ刷りというものなのでしょうか。その人は、大使館とは逆の方向に歩いて行きましたが・・・・。なぞであります。
『フラッシュフォワードは1時半くらいまでかかってギリギリ読了。
時間もないのでトイレを我慢して出発です。途中でだんだんつらくなってきまして、最後は駆け足でカナダ大使館へ。
「手続きはこちらでござ・・・・」
「と、トイレはどこっすか?」
「どこでしたっけ?」
「知ってる?」
「さあ。誰かに聞いてみましょうか」
紆余曲折の末、ようやくトイレの場所を聞き出し、駆け込みますとそこがまた複雑な構造になっています。楽屋裏に通じているのか、井手さんをはじめスタッフの方もちらほら。あううー。トイレはどこ。トイレはどこ。どこー?
「めん?」
声にはっと顔を上げるとその人が指さした先にはトイレの男性マーク。助かりました。非常口扉みたいになってるのでわかりにくかったのですう・・・・、ううううっ!?
「そそ、ソウヤー先生?」
「そうやあ」
・・・・。
すいません。最後の最後んとこだけ、うそついてましたごめんなさい。ホントはあわてて日本語で「どっ、どどどどども」といってトイレに駆け込んだのです。したらば今度は山岸先生にぶつかりそうになったので、もいちどびっくり。
しかし、なんと申しますか、あのソウヤーとはじめて交わした思い出深い言葉がこれというのはなんだか・・・・なんだかでございますね。
疲れ切って、やれやれと腰を落ち着けたらば、周りの人はみんなカメラを持って待ち構えてます。ああ、なんだか身の置き場が。
<カナダSFの現在>
司会 井手(よむよむ) 出演 山岸真、北原尚彦、加藤逸人
この日の企画では一番楽しい講演でした。
山岸「この年、カナダSFにとって重要な出来事がふたつ起きています。
ひとつはほにゃららという作品が出版されたこと。
そしてもひとつは、ソーヤーさんが***さんにあったことです。アンソロジーの序文にもちゃあんと書いてあります」
冗談も交えながら、年代順にカナダSFを紹介していく企画です(うろ覚えであります!)。
子供のころ、図書館で見かけた『SOS地底都市』がカナダSFだったのは意外。
他にも『力の言葉』のダンカン、『夏の樹』(続きを待ってますぞ!)のゲイブリエル・ケイなどがカナダSF作家であることを知ってびっくりしました。
こうしてみますと、カナダSF、ファンタジーを作風だけで判別するのは困難ですね。
「アメリカSFが超人を主人公にすえるのに対し、カナダSFでは等身大の、人間味あるキャラクターを置くのが特徴」とおっしゃっておられた方がいらっしゃいましたが、ううむ。だとしても、やはり自分には判別しがたいっす。
ひととおり、歴史をなぞっていった後は、未訳の若手新人がつぎつぎと紹介されていきました。
印象深いのはカール・シュローダーのくだり。
『ベンタス』という作品が紹介されていまして、曰く「渋い『ハイペリオン』」
なにいいっ?! と思うでしょ。
ハイ・ファンタジーものと見せかけて実は舞台はテラ・フォーミング化された惑星というばりっばりのSFです。その惑星のマザーコンピューターに異常が発見されたため調査員が派遣された、というお話ですが、そこはそれ。テラ・フォーミング化されたことが秘密だったりしますので表面上は指輪物語のようなファンタジーが展開される話だそうです。
今、カナダSFで一番期待できる若手作家だとのこと。
燃えますよねえ。
ところがっ!
今回、会場でしぶい『ハイペリオン』をしのぐ注目を集めたのが同じ作家の『ザ・クロウス・エフェクト』。
山岸先生が裏表紙の解説を読み上げます(かなり記憶あやふやです)。
「冷戦をしのぎ、1999年を間近に控えた地球は、しかし! いままさに最大の危機を迎えようとしていた! 大方の予想を超え、それは核ではなかった! 宇宙人でもなかった! その脅威は北極にあった。その正体は」
と、ここで声を潜め。
一拍おいて。
「ここでいきなり、その正体が赤の太字で書かれてます。サンタ・クロースと」
場内大爆笑の渦! んが、ひーひーいっている観客を冷静に見下ろしながら山岸先生は続けます。
「そう。サンタ・クロースだったのです。実はサンタへの手紙はいつもサンタの奥さんの手によって選別されていたため『サンタさん、僕のパパとママを殺して下さい』『あいつの家をぶっつぶして!!』といった手紙は前もって外されていたのです。しかし、ひょんなことからそれを目にしたサンタは怒りの破壊活動に走ります。国連はこの緊急事態に対処するため選りすぐりの原潜部隊を各国より召集、北極に派遣するのですが、そこに待ちかまえていたのはっ! 身長8メートルはあろうかというサンタクロース(精霊なのです。)!! ああ、人類の存亡やいかにっ!」
加藤「うわああん。丁寧に紹介したシュローダーがあああっ。うええええん」
という風な場面があったのでございます。
・・・・大筋、あってますか?
また、ソウヤーの短編『ホームズ 最後の事件ふたたび』についても補足説明有り。レズニックの作ったアンソロジーでシャーロキアンのためのSFアンソロジーがあって、これに本作が収録されていたそうであります。これまた、翻訳を見たいところであります!
短い時間にたくさん詰め込まれた盛りだくさんの企画。井手さんの解説も印象的でした。
以下、次号!
今月のHOBBYJAPANからいくつか印象的な商品を紹介しときます。
まずは映画TRONのバイク。おもちゃになるそうです。やたっ!
他には映画『メトロポリス』のロック。すてきですよねー。まちどおしいぞっ!
『八月の博物館』瀬名秀明 角川書店 \1,600
読了。★★★
読み進めることは出来るのに、読みづらく、読みづらいのに読み進んでしまう不思議な本。
瀬名先生の本を3作読んできましたが、今までとは趣の違う話でした。
作家のパート、作家の少年期のパート、冒険家のパートの3つのパートで成り立っています。
この作家のパートが問題で、作者自身と重なる部分が多いため、読み進めるのがつらくなりました。ここに出てくる作家の小説に対する考え方は、作者・瀬名秀明自身の本音がそのまま出ているのでしょうが、ほんとに生のママで出ている(ように見える)ため、受け止めるのが大変です。
また、それとは別に文章、文体とも読みづらいのも問題。
前作、前々作の時はあまり気にならなかったのですが、大げさに騒ぎ立てるキャラクターや、その反応にもひっかかります。作為的にやっているのかとも思いましたが、ここまで読者に負担をかけてしまうのですから、どちらにしてもあまり誉められません。
本作で中心となるネタ、ほにゃららも、専門家からすれば大したネタなのでしょうが、それがすごいネタであることが読者に伝わりにくいというのもまた問題であります。
総じて、失敗作といえますが、それでも最後まで読ませてしまう奇妙なパワーがあるため、次回作が文庫で出た際にはまた読んでみたいと思います。
ご自分で文体に眉村卓の影響が大、とおっしゃっておられましたが、さて、これはどうでしょうか。私自身はそのように感じたことはありません。
話変わって。
SF研究家にして翻訳家である山岸真先生、意外な映像作品を推薦してます。
『クレヨンしんちゃん ブタのひづめ作戦』
『ウルトラマンゼアス2』
『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』
さて、その中から『デジモンアドベンチャー』細田作品をまとめてみました。
なるほど、これはすごい。演出はあくまでさりげないんですが、深く重い。
デジモンは、少年達がデジモンとともに異世界を冒険するお話ですが、この細田監督のパートだけ、現実世界を舞台にしたものばかりです。具体的にはプロローグの短篇映画『デジモンアドベンチャー』、テレビ版第21話『コロモン東京大激突!』、テレビ版の後日談にあたる映画『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』の、全3作。
子供にしか見えない世界がある。そこでは子供たちと悪い魔法使いの戦いがある。そういった話ですが、そういった世界の危うさを非常にうまくすくい上げています。
ファンタジーでは昔からあるパターンですが、それを現代世界に見事に着地させた奇跡的な作品。
演出の方法、キャラクターの描き方にも見るべき点が多い佳作。
SF−ONLINEにはインタビューも載っているのでご覧下さい。
ついでながら『カンタムロボ』についても。
SFものの間では今かかっている映画『クレヨンしんちゃん』を見なければ人にあらずと言ったような風潮があります。一方で、今月号のHOBBY JAPANでは『カンタムロボ』の特集が組まれてます。ちょっと、ひねくれて後者をまとめて見ました。
『カンタムロボ』シリーズは3本くらいあるようですが、その内2本見ました。ラスト・エピソードまであるんですなあ。詳しいことはHOBBY JAPANにあつくあつく語られているので、そちらをご覧ください。
いやまあ、しかし。確かにこれは熱い! 作りこまれたオープニング、合体変形シーン、そしてあのロケットパンチ合戦。おもわずバカたれと言いたくなるほど出来が良い。いや、よすぎです。趣味で作ったんでしょうなあ。
今川監督がロケットパンチを描いていない以上、アニメ史上でもっともかっこいいいロケットパンチのシーンはここにあるといえましょう。回り込んだり、ドラマを盛り込んで望遠でとらえたり。・・・・やりすぎです。
いませんでした。
なぜです、神よ!!
SFセミナーレポートはゆっくり順番に書いていきたいと思います。
『真!!おやじ天国』では横山ちちゃ先生が登場。岡本さんのキットのパッケージイラストを手がけることになりそうとのこと。むむう。その筋では知らぬものとてないというあの、横山先生。これはもう銀鈴もキット化するしか。
『八月』半分。
『レキオス』まるまる。
しかし・・・。
あきらめるな! 必ず神はいるっ!!
全然読み進みません。
ところで次のSFセミナーは5/3なのである。
ああ、月初は忙しいのにどうやったら『八月の博物館』と『レキオス』をこなせるのであろう。
1 『フラッシュフォワード』
2 『ふわふわの泉』
3 『新SFハンドブック』
乱暴ですけど、まとめて。
どれも読みやすいのですが、物足りなく感じました。
1 世界中の人間が20年先の未来の世界を2分間だけ目撃した。しかし、何も目撃しなかったものもいた。彼らは20年後まで生き残れなかったのである。未来を見ることの出来なかった男のひとり、テオは自分を殺した犯人を探すことに躍起になるが・・・・。
とにかく読みやすい本です。あらすじだけ読むとミステリのようですが、ミステリではありません(『ターミナル・・・』もミステリとは言い難いところがあるんですが・・・・。)。SFです。しかし、いま一歩、SF方面への突っ込みが甘い。SFなんだあっ! と力の入っている部分もありますが、かえってそこだけ浮いています。
主眼はSF的な要素と個人の問題との絡み方におかれ、非常にうまくドラマを盛り上げますが、そこに全ての問題が集約されてしまうためすれたSFファンは物足りなく感じるでしょう。。
私には★★★。
あと。
ほんの1,2行だけ鯨について言及するシーンがありますが、セミナーでの話とあわせて考えると、ソウヤーが捕鯨についてどう思っているか、気になります。
2 ★★★
こっている作品です。
が、『楽園の泉』へのオマージュとして考えますと、そのままなシーンが多いのが気になります。
また、野尻作品にいつも見られる、星への、胸が苦しくなるほどの憧憬が今回は描き込まれず、あっさりと流されていたり、野尻作品の魅力である『知恵でピンチを切り抜ける』シーンなどもあまり見られ無いのが残念。
いままでの野尻作品とはちょっと違います。
こういったエピソードの積み重ねで成り立つスタイルの小説が苦手なこともあり、評価が低くなります。
3 ★★
ある程度のSFマニアですと、知っていることばかりでしょう。同じ内容が収録されているSFマガジンを持っているかもしれませんし、旧版も持っている方も多いでしょう。
そういった方は買う必要はありません。
いそがないと。
ううっ・・・・。
ということで、結局当日まで読んでました。
詳しいことは後日っ!
多分、竹本先生だったと思うのです。
某大家の名前をあげて、年をとると『夏への扉』→『フライデイ』みたいなことになってしまう、なぜやっ!! と言うてはったのです。
さて、『あおいちゃんパニック!』→『トランジスタにヴィーナス』『てけてけマイハート』と来ている訳ですが・・・。
ま、まさか・・・・。竹本先生、まさか(ちょっとよこしまな期待)。
マスカワさんから変なものが届きました。あやしいCDたくさんにDVDが一枚。『ストZERO』、です。ああ、あの人がオススメするなんて一体どんな恐ろしい内容なのでしょうか。
プレイヤーがなくて見れませんけれども。
『フラッシュフォワード』を急ぐのだ〜。
昨日の話は『スーパーロボット大戦α 外伝』のアンソロジーのお話であります。
今回の目玉はなんと申しましてもあの今川監督が自らシナリオを書いたという『ゲッターロボ』のエピソードでございます。
『スーパーロボット大戦トリビュート』という本。マガジンZ・長谷川版に比べると、やや力強さが足りない気がしますが、それでも注目作であることは違いないでしょう。
一方で。
演出に魂の全てを込めたともいえようこの力作! 富士原版グレートマジンガー。すす、すっばらしい!! 「今までのファイヤーオン演出に対する、これがオレの答えだああっ!!」と、言わんばかりのかき込みをみるのですっ!!
64版のファイヤーオンもこれまでの演出に一石を投じる素晴らしいものでしたが、いやあ、熱い。熱すぎです!
『ふわふわの泉』読了。
『フラッシュフォワード』を急ぐのだ!
そんな取って付けたようなシャワーシーンなぞ端ッからいらんわーっ!!
<ぱーん>
ああ、いかんいかん。肝心の本編にはいる前に本を放り投げてはいかん。
しかも。
ようやくまっとうなSFサイトへの道を歩み始めたトコなのに脱線してはいかん。
反省。
ワンフェスまであと102日記念!
申請内容をチェックするのだ!! おおっ、おおおおお・・・・。
1位は謀ったようにピッタリ100件の『ああっ! 女神様』。
『高機動幻想 ガンパレード・マーチ』は23件です、フフフフ。
『PHANTASY STAR ONLINE』13件というのは何が出るのでしょう。
固定客の多い『ミクロマン』は15件。今度こそ、アレを手に入れなくてはっ!
と、友達が言ってました。
リンク先の『妄想会社 電脳筆』がついに20000hits達成。
おめでとうございます。あたしは19998を踏みました。
20000hits記念品は誰のトコに送られるのでしょう。きっと同人誌の詰め合わせセットとかですよ。やあ、それは大変だなあ。
と、人ごとのように思っておりましたら
「20000hitsは申請者がいなかったため、19998hitsの方に記念品プレゼント! 拒否権なし♪」
とのメールが!
どんなものが送られてくるか知る由もないのですが、家でなく会社で受け取ることになりそうです。・・・・受け取っても大丈夫? ですか? だすか? コラ、目をそらすなああっ!!
『電撃ガンパレード・マーチ』はちょっと高い本でした。くうう・・・・。
もとを取るためにはどうすべきか。決まっています! さあ、友よ、ポリパテとナイフを、スカルピーとスパチュラを手にとるのだ!
『カプコンデザインワークス』が発売延期。ちょっとがっくり。
「手塚的なあまりに手塚的な」と『ターンAガンダム』キャラを表したのは水玉先生でした。ああ、なるほど・・・・うまい。
今年は『メトロポリス』が上映されますけれども、あれの手塚らしさは例えようもございません。まさに神技。フィギュアもちゃんと手塚ライン。あああっ涎が。
食玩かガシャポンで横山光輝シリーズというのが出るのです。わーい、ガイアー様だあ。などと喜んでおりましたらひとつだけシルエットのものがございます。なんでも今夏話題のあれ・・・・ということでございますが、どんなロボットなのでしょう。気になります・・・・。
はっ! ロボットじゃなくて映画になるアレかっ! ぬか喜びでした・・・・。
『スーパーロボット大戦α 外伝』をプレイ中に思ったのですが、これは味平カレーですねえ。
味平カレーはかつて一世を風靡した料理マンガ『庖丁人味平』に出てくる料理です。
これに出てくるカレーは辛さの調整をどうするか、が料理勝負のポイントになってます。ゲームみたいでしょ。答えは様々ですが・・・・。
プレイヤーの知らないところで難易度調整される『タイピング・オブ・ザ・デッド』みたいのが初期型味平カレー。
難易度を選べる『バイオ・ハザード』はインド屋カレー。
プレイ中にプレイヤー側で難易度を下げられる『スパロボα外伝』は最終型味平カレー。
みたいだと思いませんか?
難易度はこれに決まりじゃあという『ゼルダ』『トルネコ』もちょっと味平ッぽいですね。
さて、究極のカレーとも言えるブラックカレーに当たるのは何でしょう。『シレン』など、それっぽいんですが・・・・。
やっぱり『ファンタシー・スター・オンライン』でしょうね。
ここのところ、毎日のように読書ネタをあげております。
まるで、SF読書サイトのようだとお思いになりませんか?
『ふわふわの泉』野尻 抱介/御米 椎 画
エンターブレイン \640
まだ、半分くらいしか読んでおりません。
化学マニアの女子高生が実験中の事故で偶然作り出した新素材ふわふわ。ふわふわはその独特の性質から、世界中のあらゆる場所で使われるようになり、徐々に人々のライフスタイルそのものも変えていくのだが・・・・というお話。
SFの原点とも言える素材ものです。
Aという特殊な要素(発明品や発見である場合が多い)を代入した場合、世界がどのように変わっていくか。これを突き詰めるのはSFの王道ともいえる手法ですが、最近とんと見かけませなんだ。読者になんだかむつかしそーだという印象を与えますし、なんといっても作家の力量を必要としますから無理のないことであります。
それが久々に。
しかも。
あの野尻先生の作品で読めるってんですから、すごい。
早速買ってきました。まだ、結論をいえる段階ではありませんが、今までの野尻作品とはちょっと毛色の違う話です。題名が示すとおりA・C・クラーク『楽園の泉』風なのです。エピソードもそうですが、手法もクラーク風です。
しかし、この私はあの『楽園の泉』が退屈で投げ出した男であります。
読んでいる内にだんだんとあの悪夢を思い出して来てしまいました。名作だというので、つまらないと思いつつもそれを言い出せなくて泣き泣き読んだのです。ですから、『楽園の泉』風=”うれしい!”ではなく、『楽園の泉』風=”なんだか腰が引ける”。
さて。
そんな私でもこの小説を楽しめるのでしょうか。
以下、次号でございます。
いきなり次回予告! を試してみました。
かのモリガン様はおっしゃいました。
「バンパイア対策は完璧よ・・・・。『D』も緑背でそろえてあるわ」
映画 『バンパイアハンターD』を見ました。(原作は2巻までしか読んだことがないので、この話は未読でした。)
恐ろしいことに、完全無欠の大傑作でした。
あ、また眉唾だと思ってる人がいる。信じれ!
だいたい、これのどこにケチをつけることが出来るのだ。信じて信じて、そして。見る。のだ!
キーホルダー買いました。
いま、話題の『ぶたぶた』 矢崎 存美 徳間書店 \676 ★★★★★読了であります。
某所で抱腹絶倒、大爆笑本であると紹介されてましたが、どちらかといいますと人情ものではないでしょうか。くすくす笑っていますと最後にほろりと泣かせるシーンが入っていまして、なかなか油断のならない本です。
説明するより、短編集である本書の第一話を読んでいたくのが一番でございますが、うーむ。どう説明したらいいのやら。藤子先生のキャラものSFッぽい話なのですが、ちょっと違います。
題名通り、ブタの話です。
いや、ブタの話ではなく、ぶたぶたさん(名前だ)の話なのです。
どっからどーみてもブタのぬいぐるみにしか見えない。しかもバスケットボールと同じくらいの大きさで、中に人が入ることは出来ない。そんなぶたぶたさん。彼は人としてごくごくフツーに暮らしています。
でもやっぱり外見はピンクのブタのぬいぐるみ。
・・・・。
見直してみてもブタのぬいぐるみ。
そんなぶたぶたさんの日常を描いたんがこの小説『ぶたぶた』です。
神妙に自分の名前を名乗るぶたぶたさんがおかしい。
非常にへんな、お話であります。
ということはつまり! 先週の空振り具合はドリアン自身の妄想だったということでございますね? アンフェアだ・・・。
映画『カウボーイ・ビバップ』の前売り券はグッズ付きが3種類もあるのです。いかんいかん。
映画『バンパイアハンターD』はようやくの上映。なんと、たったの1000円で見れてしまうのだ。
最近アメコミの邦訳が全然出てこなくて寂しいのだ。
昨日の続きです。
新城カズマ(新城十馬)先生の作品の特徴と申しますと
1 特殊かつ厳密なルールが、かせられる
2 1を追求することで奇妙な世界が構築される
3 心に傷を負った人物が主人公となる
でありましょう。
特に、特殊なルールを突き詰める手腕が抜群にうまい。実に奇妙な、しかしその中ではちゃんと整合性のとれている世界が読者を楽しませてくれます。
この独特の世界に投げ込まれた主人公が、世界のルールを理解しながら、もがき苦しみ、己の存在意義を見つけだしていくのが新城先生の小説のパターンであります。
このルールを理解していく、という過程が重要で、「ならばAもあるんじゃ?」「Bではどうか?」と試行錯誤して最後に新ルールを発見する場合さえあります。しかし、この新ルールはルールそのものを変えてしまうのではなく、あくまで前のルールを突き詰めていくことから導き出されるものなのですね。
この点が顕著なのが『冒険』『魔獣』でしょうか。
この突き詰めて突き詰めてー、最後にあっと驚く結論をとりだしてみせるのが新城先生の作品の一番の魅力であります。
こういったルールの追い方は本格ミステリに通ずる面があります。
ルールを追いかけ、突き詰めていくことで最後に意外な結論を導き出す。あのホームズから使われていた伝統的なミステリの手法じゃないですか。
実際、新城先生も蓬莱学園短編集でミステリを書いています(ハリイ・ケメルマン風味です。傑作。読んでみて下され)。
さあ、そこで! 満を持して富士見ミステリ文庫からの登場とあいなりました『浪漫探偵』シリーズであります。
これはどうか。
いや、実に見事に異世界を構築し、やはり、最後にとんでもない結論を導き出してくれます。あの結論には呆気にとられました。
さすが新城先生です!
んが、しかし。
総体としてみますと、この小説、あまり面白いものではございませんでした。
特徴の3である、心に傷を持った主人公の心理描写がうっとうしいのです。時念シリーズから目立つようになっていたのですが、いかに主人公が傷ついているか、くどくどと語られるのですが、これがよろしくない。
もすこし、控えめにしていただきたい。
この描写のせいで、これまでの新城作品に見られた爽快感が失われております。
もうひとつ。
イラストに一言。せっかく、イラスト映えする魅力的な世界を用意したのに、あの表紙イラストは何でゴザルかっ! 作品の怪しさ、不気味さが一片たりとも伝わってこないではないですかっ!! ポプラ社のルパンを見てくだされ。あのような重々しい、しかし冒険を予感させるイラストこそこの小説にはふさわしいはず。
ああ・・・・。なんと、もったいない。
どんな小説か説明していませんが、時間があればその点は後ほど。
その前に印象的なシーンをふたつ、ここに抜き出しておきます。
<その声は、他ならぬ朱月君だね>
「欠片も欠かさず、完璧に我が輩だよ」
<−−それは重畳。だが、旧交を温めるのはまたいずれの機会に譲るとしよう>
「あれは機巧騎士ブラン・マイクハインだ」探偵は、顔をしかめて、真夜たちに囁いた。「<高地地方の伊達男>、欧州の西半分を恐慌に陥れたからくり師、そして我らが男爵の有能な部下のひとり」
こういった感じの小説なのです。
ねえ。これで、どうしてあのイラストかと思うじゃありませんか。
(でも、『猫の地球儀』イラストについては賛成派なのです)
『ひる』の話は一度書いたような気もいたします。気のせいでしょうか。
『屍天使学院は水没せり 浪漫探偵・朱月宵三郎』
新城カズマ 富士見書房 \540
★★★
してんしがくいんはすいぼつせり ろうまんたんてい・あかつきしょうざぶろう と読みます。
常々思うておりましたが、富士見ミステリー文庫の表紙はどれも似たようなイラストばかりでございますね。少年少女が笑顔を振りまいてるようなものがほとんど。表紙を見ただけでは、どのような内容のものかさっぱり分かりませぬ。SFやファンタジーに比べ、ヤングアダルトで出すミステリは商売上、ちょっと不利かも知れません。
例えば、学園探偵ものとした場合、表紙で他の学園探偵ものとの違いを訴えるのは難しい・・・・。
ああ、また例のアレかと見過ごされてしまう可能性が高いのではないでしょうか。
ですから、もし、ヤングアダルトレーベルで学園探偵ものを書こうとするなら、ハナからビジュアル面で訴える要素を盛り込んだ設定で書かないといかん。
そうでないと、手にとってもらうこともない。
・・・・・んではないかと思うのですが、そういったことを考えて書いたのか趣味で書いたのか。
この小説はほかのとはちょっと違います。
この浪漫探偵は現代学園ものながら、そこに怪奇と幻想と冒険の日々をよみがえらせようと試みている作品なのです。
といったところで次回へ。
ああ、ちなみに「怪奇と・・・・」のくだりで「なにっ! 『夢幻紳士』か?」と思った方。あなたはとてもいい方ですね。握手しましょう。
でも、そうではありません。
今日も湯船につかります。
ちゃぽーん。
ああ〜。
ああ〜はってーしーない〜♪
ああ〜にっほんのーどーこーかーに〜♪
はっ!!
ズームのゲームが無料配布されていたと聞いた気がしますっ!!
昨日の件ですが『夜明けの睡魔』瀬戸川猛資 創元のp.140に『蛭』についての説明があります。
正解はロバート・シェクリイ『ひる』、でした。
今度SCEから出る『蚊』というゲームはズームの作品です。
『臨機応答・変問自在 森助教授VS理系大学』
森 博嗣 集英社 \680 を買いました。集英社新書。小説のコーナーにないので見逃しがちです。気をつけましょう。
・・・・ミステリ関連の本ばかり買ってますね。・・・・反省。
『名言の内側』福武文庫の『エウレカ、エウレカ』のくだり。熱いお風呂にサッとはいると脳が活性化され、良い考えが浮かぶことがある。そんな説明があります。
わたしも久々にバスタブにお湯をため、湯船につかってみました(普段はシャワーなのです)。
・・・・。
・・・・。
はっ!!!
ばたばたばたっ。
パラパラパラ、ぱたん。パラパラパラ、ぱたん。
むきーっ! みつからないーっ!!
マレイラインスターかシェクリイの短編で『蛭』というのがあったと思います。
最初は1メートルくらいの巨大な蛭のような生物なんですがダメージを受けるごとにどんどん巨大化していって、とうとう軍隊まで出動を余儀なくされる。あわや国家存亡の危機! といったところで、最後には、宇宙へ放り出してああ、めでたし、と終わる話。
これが、ドラえもんのクリまんじゅう(バイバイン)の元ネタなのではありますまいか!
バイバインのネタの場合、スモールライト、あるいはビッグライト、あるいはタイム風呂敷などいくらでも対処方法は考えられますが、宇宙へ放り出すだけで終わってますでしょ? しかもブラックホールに向けて投げ出したわけではなく、ただただ宇宙の彼方へ向けて出したわけです。およそ、ドラえもんらしくない対処方法です。
これは『蛭』が元ネタだったからではあるまいか!!
『刑事コロンボ』はやはり旧版の方が良かったと思います。
トリック、動機、キャラクター・・・・から、ストーリーまでやはり、前の方が良かったと思います。
声は小池先生が良かったと思います。
だから録画できなくても悔しくなんかないのだと思います。
『忘れられたスター』『別れのワイン』『歌声の消えた海』『構想の死角』と、あと軍人学校の話が良かったと思います。布を詰める話ですが『祝砲の挽歌』ではないはず。ううむ。『祝砲の挽歌』もどんな話か思い出せぬ・・・・。
音楽は確かヘンリー・マンシーニだったと思いますが、あれも良かったっすね。
『ターンA』が好評なようで何よりでゴザル。
ちなみに私のお気に入りのシーンはハリー様がらみが多いのです。「ふははは、すべてのものを利用させていただくっ!!」とか「ディアナ様の尻といったかー」とかは大変よろしい。
他にもギャバン様、グエン様、コレン様、ギンガナム様と渋い男性陣が大勢いらっしゃるので、まだ見たことのない方はこの機会に是非ご覧下され。
自分も誤字脱字が多くて、いかんなあと思うのですが。
某所での”新館を購入”とか”生理とは無縁”、などの数々のミスにはどきどきしてしまいます。
いや、でも、あの人の正体というのは実は大金持ちの女性だったのかも・・・・。
(ネタにしてごめんなさい、某所の方。)
さて、そんな話の辛みから、・・・・コホン。失礼。絡みから。
『スタジアム虹の事件簿』を買ったばかりだったのです、とつなげるはずでしたが、もう使ってしまいましたね。
そんなわけで、今日はこちら。
『屍天使学院は水没せり 浪漫探偵・朱月宵三郎』
新城カズマ 富士見書房 \540
と、思ったのですが、すいません。本が見つからないので明日書きます。
うわーん! なお話をふたつ。
何か忘れてるなー、何だろうと思っていましたが、よそのHPのお陰で思い出しました。
『新・刑事コロンボ』をとり忘れてたのです! うわーん! しかも今回のは傑作だったとのこと。くううう。
もひとつはパソコンネタ。
PC−98版の『レリクス』が無料配布されておるとのこと!うわーん! うわーん!!
そいえば他にもメーカーから過去のソフトが無料配布されてると聞いたことがあります。うう、欲しいソフトのはずだったのに、何だったのかどこで聞いたのか全部忘れてしまいました。
『リグラス』とかではないですよね? 何だったのだろう。
ゲームボーイ・アドバンスを買えばアクションゲームに対する渇きが癒されると思ったのですが、そうそううまくはいかないのでした。しかし、期待に胸膨らませ、勝手に盛り上がっていたので、その分がっくり。アクションゲーム熱が再発したまま収まりがつかなくなってしまいました。
ローディング時間のない快適な環境でアクションゲームしたいー! と思いつつ、しばらく我慢してたんですが、とうとう夢にまで見るようになったので、NINTENDO64を再購入しました。
もともとは私もNINTENDO64ユーザーで、その時は、もっぱらスパロボ、ゼルダ専用機として使っていたのですが、しばらくやらなかったので、このときはあっさりと売り飛ばしてしまいました。
しかし、結局、買い直したわけです。
やりたかったのはヨッシー、ドラキュラ、そして、まだ買ってないのですが罪と罰、ムジュラの仮面。とはいうもののまだPSのスパロボが終わっていないので、それどころではないのです。
・・・・ないので、よそに送りつけました。
ですから、今回送ったあれは未開封ではありますが、ヨッシー以外はやったことのあるソフトであります!
しばらく、α外伝で忙しいので、えー・・・・こほん。身近で一番時間のありそうな方に送らせていただいた次第であります!
さあ。がんばるのです!
ついでながら『星界』にはメイドさんも出てくるので、こちらもチェックするがよろしいかと存じます。
ところで、真!! おやじ天国が更新されました。GR計画が画像付きで載っとります。チェックいたしましょう!
書物の帝国はHP閉鎖の話が出ていますが、むー。仕事が忙しいということですから、あまり無理は申せませんが残念でございます(もっぱら、ROMの私ですけれども)。
気が付くと『ダブル・キャスト』がラジオドラマ化されていたり。マコトこの世は油断がならないものですなあ。
昼休みだ! といっては会社を抜け出して本屋で『スタジアム 虹の事件簿』 青井 夏海 東京創元社
\620を買い求め、仕事が手につかない! といっては、録画予約を忘れていた『モース主任警部』のためにさっさと家に帰ったり(しかもわざわざ、そのために新しいビデオテープを買ったり)。
ああ、いかん。
いかんいかん。
これではまるで、ミステリマニアさんではないですか。
さて『スタジアム 虹の事件簿』の解説で気になった点が2点あります。
女性作家ではないか? というくだりですが、e-booksで検索すると男性作家として登録されています。
もう一点。新保先生から北村薫先生に「読まないと本格ミステリは語れない」作品として伝わっていたという話。このエピソード、確かにわたしも聞いた覚えがあります。なぜでしょう? 「お菊の皿」というのは読んだことがありませんから、ひょっとすると『mystery’s realm』(でしたか?)で、聞いたことがあるのかもしれません。うむむー。なぜだ。
ちなみに、創元お得意の英題の方はもう一ひねり足りないと思います・・・・。
本編は最初の一話だけ読みましたが、なるほど北村薫が好きな人には楽しめるでしょう。ただし、どちらかと言えば『円紫さんと私』ではなく『覆面作家』に近い。
そうそう。今日、本屋に行って『十二国記』の新刊をチェックしました。
がーっ!! ずるいっす、その出し方はずるいっすよ!
あと、オールディスの短編集が出てたんでびっくりしました。そう。映画の『A.I.』はオールディス原作だったのです。
『R.O.D Read or die 第3巻 Yomiko Readman “the paper”』
倉田英之 集英社 \514
★★★★
こちらは掛け値なしに楽しめました。
しかし、そのせいで、やはり『八月の博物館』の表現方法は下手なのだという思いを強くしました。どちらの作品ともマニアやファンがニヤリと笑うようなシーンが随所に盛り込まれていますが、さりげなく処理されている『R.O.D』に比べ、『八月』でははっきりその部分だけ浮いています。
さて、その『R.O.D』。今回は短編集。一冊の本に関わる3人の女性が描かれています。
中でも、大英図書館の特殊工作員、読子が人生最大のピンチに見舞われる話が楽しい! かつ、泣かせます。
くううっ。いいっすよう。
いや、やはり読書マニアという人種はそういうものですよね!
・・・・。
イギリスつながりということで『ヘルシング』とクロス・オーヴァーしてくれると嬉しいなあ。無理でしょうか。
『8月の博物館』を読んでいます。
ところどころ引っかかる表現がありますが、ふしぎなことに総体としては非常に読みやすく、がりがり先へ進めます。
今ちょうど、SF的なネタが一つ明かされたところ。おおう、これは角川から出てたアレに使われてた技ですね。
さて、その引っかかるシーンについて。
例えば、喫茶店で教え子がアルバイトをしているところに出くわすシーンや取材に遅刻したエピソードなどがありますが、これらのシーンだけ、急に表現の密度が変わっているでしょう。これに、とまどってしまいます。作者の身に実際に起きたことを取り入れているせいなのでしょうか。
どちらにしても、あまり意味のないパートですから、まるまる切ってしまっても良かったんじゃないでしょうか。
なのに、残してあるのは・・・・。
この小説では”小説の中に見られる作為”がテーマのひとつとして取り上げられています。
とすると、こういったシーンを残してあるのもテクニックなのかも知れません。
んー、なぞです。どっちなのでしょう。
ともかく、そんなようなことを考えながら読んでいますので、よけいに引っかかっております。
むうむう。
困りました。
『闇狩り師 1』 夢枕獏 徳間書店 \619 ★★★★
デュアル版を読了しました。
寺田画伯の迫力あるイラストがよいっす。
よくよく考えてみますと、夢枕獏先生の作品を今まで読んだことがありませんでした。
せいぜい『陰陽師』の漫画くらいしか読んだことがなかったので(『サンドマン』は、まだとってあります)ようやくの夢枕デビューです。
しかし、今読むとすでにスタンダード。なるほどこれが原点かと納得しましたが、発表当時なら感じられたであろう衝撃はあまり感じられません。確かにうまいのですが、作品自体はすでにクラシックになっているのです。
むう。
しかし、乱蔵というキャラクターは非常に魅力的でありますし、文章もすでに完成されております。まったく文句のつけようもない傑作だけに、当時読まなかったことがほんとに悔やまれます。
『書剣恩仇録』を書いた金庸という人は武侠小説を得意とする中国のベストセラー作家でございます。
日本でいいますと吉川英治みたいな方だそう。
この方の小説は何度も映画やゲームになっております。そのうちの一つが、そう、あれ。あの『東方不敗』なのです。
『東方不敗』の原作になるのが『秘曲笑傲江湖』全7巻でございます。
その第6巻の題名がズバリ『妖人 東方不敗』。ハードカバーで全7巻はきつかったんですが、文庫なら買えます! この調子で文庫におちていけば年内にも買えるかも知れません。ふふふふ。楽しみであります。
『屍天使学院は水没せり 浪漫探偵・朱月宵三郎』 新城カズマ 富士見書房 \540
読了でございます。感想は後日。
ですから、『ARMS』の最終回は・・・・。
実はこれまで描かれてきたのは、真ゲッターの内宇宙での出来事だったのだーっ! さあ、恐竜帝国との戦いのために今こそ立ち上がれ、流リョウマ!!
だと思うのです。
嗚呼。もうハードカバーは買うまいと誓ったのにまたもや、買ってしまいました。
『八月の博物館』 瀬名秀明 角川書店 \1,600
『レキオス』 池上永一 文芸春秋 \2,000
本屋で『書剣恩仇録 1』 金庸 徳間書店
\571(ハードカバーは\1,553)を見て涙したばかりだというのに。
『スノウ・クラッシュ』ニール・スティーブンスンも文庫だと上下巻で合計¥1,480。うっうっ。\2,400もしたのに。絶対に文庫にならないと思ってたのに。
かくなる上はださださの表紙になることを祈るのみっ!! おお、神よ神様よ! 『フェブラリイ』の悲劇を再び起こしたまえー。
SFセミナーは4/29と5/3にあるのです。
今回は『ゴールデン・フリース』のソウヤーと『八月の博物館』の瀬名秀明の講演がありまして、ミステリファンが見に来ても楽しめる内容になりそうです。ミステリではないですけど『レキオス』の池上先生もいらっしゃいますぞ!
ソードワールドのアニメ『魔法戦士リウイ』を見ました。筋力バカの魔法使いが美少女3人に勇者であると決めつけられ、そのまま冒険の旅に出るお話。原作は水野良先生。頭の片隅で『ロードス島戦記』『エスカフローネ』のような重厚な世界を思い描いていたので、『スレイヤーズ』さえしのぐ軽いノリに驚愕。ごくごく普通のすちゃらか・ファンタジーアニメです。
これはこれで楽しく見れます。
しかし、肝心の『サジタリウス』の録画には失敗してしまいました。
実は、SFマニアのくせに『キャプテン・フューチャー』も『サジタリウス』も見たことがなかったのです。
今日は『スーパーロボット大戦』のお話です。
はい。『ARMS』のアニメのことですよ。始まりましたね。
ふたりのARMSがリョウ、ハヤトと名乗っていたので早速3人目を調べてみました。
うーむ。ゲッターとは、ちょっと違ってて、3人目は巴 武士でした。ホントは巴 武蔵です。ああ、どおりで死にそうな目にあいやすいわけです。
ちなみに4人目は久留間 恵(ケイ)。うっわー。しッぶー。車 弁慶の義理の娘さんじゃないですか。
5人目のARMSはいなかったと記憶してますが、もし、早乙女という名字の人物が出てきたら、要チェックやと思います。
連休中にはなんと2回もSFセミナーがあるんです。うひょう。
去年は日にちを間違えてて失敗。おととしは扱われた作品(『戦闘妖精 雪風』の2巻)を読んでなくて失敗(解説の人があまりにうまく小説のネタを明かしていくので耳ふさぎながら心の中で「あーっ」「あーっ」と叫んでたのです)。
そんなわけで買ってきました『レキオス』。題名が示すとーり、ガメラ2みたいな怪獣ものだそうです。序盤いきなり女が戦闘機に空中戦をいどんどります。ゆけー!
『エンジェリック・レイヤー』というアニメ見ました。音楽が田中公平先生。原作がCLAMP。プラレスものっぽい話なのです。ああ・・・・今川先生に監督していただきたかった。
良心的な作りで絵も良く動きます。
見ないで描こうシリーズ。
リクエストがありましたので。ポセイドンです。
それは係長の裾をめくることから始まったのです。
以下、次号。
ジャパン・ペット・フェアとジャバ・ザ・ハットくらい違う。とゆうのはどうでしょうか?
某所で『スカルマン』のラストについて興味深い発言が見られましたので、私もチェックしてきました。
ううむ・・・・。深い。半端なラストとも言えますが、スカルマンの存在意義を考えれば充分、意味のあるラストでしょう。
ああ・・・・。
あああ・・・・。
人にはそれぞれ弱点というものがございます。
例えば猫耳。
例えばメイド。
私の場合。
・・・・いや、そういう趣味の話はおいといて。
こっちの趣味ではこんなのが好きなのです。つぼなのです。弱点なのです。
しかし何かが足りないとお思いになりませんか?
そうです。
ああ、これで完璧です。
ステキっす、ロボットマンさま。
WOWOWでしか見られなかった『フレンズ』が民放でも普通に見られるようになりました。
第一話からではなく、シーズン途中からのようですが、問題なく楽しめるはず。ご覧くだされ。
いや、しかし今回のエピソードはいつもと趣の違うエピソードが入っておりました。
ベットの中で女は言います。
「あの、海軍士官の服・・・・まだある?」
「いや、返しちゃったよ」
「え、もうないの?」
「うん。高校時代のブラスバンドの服だったらあるけど?」
「・・・・あのね」
「なんだい」
「あたしに来て欲しい服とかない?」
「え」
「あったら着てあげてもいいんだけどなあ」
「・・・・『ジェダイの復讐』って知ってる?」
「・・・・知ってるけど」
「あれにジャバ・ザ・ハットって出てくるよね。あ、いや、ジャバ・ザ・ハットの格好して欲しいんじゃなくてさ」
「・・・・」
「ほら、あれに捕まっているレイア姫の、金のビキニ姿の、ね」
「・・・・」
彼女は友人に相談するんですが
「あの年の男はみんなそうよ」
そうだったのか、アメリカ人・・・・。
図書館を舞台にした、司書さんが主人公の漫画が出るよ。
そう人に勧められたのです。
読みました。
ぬ。
ぬぬぬぬ。
ぬーっ!!
なっとくゆかーん!!
制服がメイドさんタイプの服の図書館だとう。そんな図書館の何が楽しいものかっ!!
司書さんが美人三姉妹で、浴衣シーンや水着シーンなどサービスシーン盛りだくさんでも、全然嬉しくないです。
そんなので、図書館ファンが萌えるものかーっ!!
例えば。
先輩司書から本の補強の仕事を与えられるが・・・・新品の本に穴を開けるのに忍びなく放って置いたら、バラバラになって戻ってきてしまい、泣く泣く、入ったばかりの創元推理文庫に片っ端から穴を開けて糸を通す話とか。
あるいは。
本など全然好きでないスポーツ少年に淡い想いを抱いていたところ、図書館の本に鉛筆で書かれたラブレターで告白され、嬉しいような悲しいような複雑な気持ちになる話とか。その後、ひとり図書館に残って、目に涙を浮かべながら1ページ1ページ消しゴムをかけていく話とか。
さらには。
図書カードから、その人のことを好きになって、最後に失恋しちゃう話とか。
バートン版のアラビアンナイトを何も知らずに借りていく後輩を見て、赤面してしまう話とか。
トゥエインの『不思議な少年』の岩波文庫版に感動したけれども、それが編集者のでっち上げた作品だと知ってしまう話とか。
夏休みの大量貸し出しの期間、読もうと思っていた『2年間の休暇』がいつ借りられてしまうかどきどきしながらそのコーナーばかりを何度も回ってしまう話とか。
ポプラ社版のルパンを順番に読んでいったら、途中で巻が抜けていて、借り主を捜していくうちにその人と友達になってしまう話とか。
猫が通る話とか。
そういうのが萌える話じゃありませんか! ねえ、みなさん!
カラーイラストも一見、うまく見えますが、すぐに飽きてしまいます。色の使い方が単調だからです。ますますもってゆるせーん!!
今年度から書籍の表記順を変えてみます。
さて、短編集のすすみ具合です。
『掌(て)の中の小鳥 』加納朋子 東京創元社
\540
推理小説です。
加納先生の著作を読むのははじめて。最初の2編ほど読み終わったところですが、そのあまりにおしゃれな展開についていけなくなりました。バーで飲むくだりのところです。トリックは良くできていますが、解けた瞬間の爽快感が弱いように思えます。
そもそも題名がなにやら・・・・。
『祈りの海』 グレッグ・イーガン/著 山岸真/編・訳
早川書房 \840
アイデンティティーに関する問題ばかりを取り上げたSF短編集。
1編1編が短く読みやすいのですが、読み終わった後、何のことか分からず、ラスト3ページくらいを読み直すことがしばしばありました。意味が分かった後もその作品について考え込んでしまうので、なかなか読み進みません。
その代わり、読みごたえがあります。
子供のころ、よくこれに似た思考実験をしたものです。むー。私は昔からSFものだったのだ。
『スーパーロボット大戦α外伝』プレイ中です。
このシリーズのすばらしさのひとつにかゆいところに手が届く見事なまでの突っ込み度があげられます。
パロディーものではよく「あっさり流すなー」「そこー、つっこめーつっこめー」と叫びたくなるような、例えていいますとドリフターズのホラーコントのようなストレスを感じることがございますが、このシリーズに限ってはそういったことは全くありません。
昔で言えば、「そういえば艦長と万丈さんて声が似てますよね」とか「シャアみたい」とかいった突っ込みがあげられますね。前作では「今回は合体は回数なんだ」「今回はって?」なんてのがございました。
今作でもそういったところは存分に突っ込まれておりまして、金色のMS同士がぶつかりあうシーンですとか、キッドふたりとか。全くもってすばらしい。
ところで。
身長体重が有名なのはコンバトラーVよりもドラえもんの方なのではないでしょうか。
過去の日記 行ったらもう、戻れない
01年03月
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