5/31 ゆめ わたしのばあい

 えー、4コマ漫画家の秋月りす先生の話で「『待てば、海路の・・』をずっと、カイロだと思ってた。意味が通じちゃうので間違いに気がつかなかった」てなのがありまして・・・・。


 ヒーローが「あくまで地球は俺達人間のものだ!」とか、叫んだとき。
 そっかー、たとえ、悪魔が相手でも一歩も引かないと言う決意をあらわしてるのだなーとか思ったり。
 寝てるときに、御先祖様が枕元に立って「ゆめゆめ、忘れるでないぞ・・・」と言ったとき。
 そっかー、夢の中のこととはいえ、疑わずに信じなさいといってるのねー。

 などと思ったことは有りませんか。
 あるでしょあるでしょ。さあ、さあ。いってみなさいよ。


 堺先生の偽者本物とか、小説の話とかはアメコミものもきちんとチェックしときましょうね!
 本の方は『妖魔夜行』を買いました。 あ、あと『ハンニバル』を・・。


5/30 おちゃをどうぞ

 うっひゃあああ。
 翻訳家・大森先生のHP日記、最新版に大爆笑! とゆーか、大後悔。
 http://www.st.rim.or.jp/~ohmori/000528.html
 そう・・・・『メダロット』は『星界の戦旗』を撮るためにとばしてるので、このエピソードも見てなかったのでした。きちんと撮っとけばよかったと思いつつも、まあ、それもやむをえないことである、とも思う今日このごろ。

 だいたい、仙台エリは、もう女子高生声優ぢゃないし。


 R・A・マカヴォイ『黒竜とお茶を』ハヤカワFTを入手。
 ゴトカト様なイラストで! 翻訳が黒丸先生で! さいこうっす! 作者の名前もよい。まかヴぉい。なんかこー、気の抜けたようなユーモラスな響きが良い。まかヴぉい。
 まかヴぉいまかヴぉい。

 解説は大森先生でなんだかまじめな文章がみょうなカンジ。


5/29 いやいや


 いやいや、俺なんか全然っすよ、先生(→だれ?)。というのも水玉的表現ですが。
 今日、同僚や上司と話してたら、こんなことを言われまして。

「『エジプト十字架』? 小学生のときに読んだわ」
「あ、そーですね。おれもそうでした。あと、ドルリー・レーンとか」
「・・? 何かの間違いじゃ。『エジプト』って、確か創元の超分厚い奴しかないはずでは」
「他には、ブラッドベリね。華氏何とかってやつ」

 ・・・・うーん。小学生で? しかもそれが図書館に置いててあったと?
 うーん、うーん。
 フツー、小学生はポプラ社で入って、せいぜいマガーク少年探偵団を経て、中学生になってからよーやく、創元とか早川に走っちゃうんじゃないのかなあ。
 ともあれ、私なんか全然たいしたことないって思い知ったのでした。しょせん、俺なんて・・・・(『アルプス伝説』的にひねてます)。


 アドレス変更といらすとありまちょーの件は後日詳しく。
 イラストの話、クリアーの話も後日なのだのだ。


5/28 けたがちがう

 うーん。
 さすがはアルベルト様。
 スケールが違う。
 よもや、使徒に素手で戦いを挑むとは思わなかった!

 ここまでに結構お気に入りのエピソードもいくつかありました。かなり楽しめます。
 こうしてみると64版、ワンダースワン版は出来が悪かったのかも。

 ただいまジャイアントロボに愛を注ぎ込み中。初登場時はいきなり逃げられてビックリ。
 ともあれ・・・・。


 次回はクリアーなことについて。


5/27 いさおからのながれ

 暴れん坊プリンセスは製作者が制作者なだけに、注目されるんだろうなと思ってましたが、うーむ。あのCGはかわいくないぞ!

 プリンターもMP3プレイヤーもゆーことを聞いてくれないので、再インストールの刑。にしようかどうか迷い中!
 パラレルポート周りの不具合だとおもうんですけど、役にたたないっすユーザーサポート。
 一番いかんのはちっちゃやわらかだと想いますが。


 今月はアーケード分野での各メーカの発表会が目白押しだったそうです。
 なかでも注目は、セガの『スター・ホース』。いま、ゲーセンで大ヒット中(音楽ゲームはすでに過去のものなのです。)の『ダービー・オーナーズ・クラブ』のメダル版ゲーム! こいつはいけそうです!
 スター・ウォーズのポッドレースゲームも対戦バージョンで発表。思わず、レバーを握る手に力が入る。
 おすすめですぜ、旦那。

 女神さまなクイズゲームは見なかったことにさせてください・・・・。


5/26 おおなみがおしよせる

 某社の新製品発表会があったようです。
 伝え聞くところによると、入場者の写真を撮り、招待されていない人物を連れてきたりする業者にはペナルティーを与えるのだとか。
 既に中古販売に対しても、強力な圧力をかけてますし、ほんとにまあすごいものだと感心します。

 既にそこの社長はコンシューマー・グループの会長ですし、いずれはJAMMAの会長にもなるとか。
 そうなればホントの独裁体制が完成しますね。
 つよいつよい。
 さて、次の手は?


 ナムコ、セガは想像以上に大変そう。コーエーは安定。カプコンは今年はどうでしょう?


5/25 スパロボ

 操作性などかなり良くなってます。ストレス無しに遊べるのは良いのですが、ただひとつ。
 非常に目が疲れる。なぜ?

 シャピロのセリフに知性化戦争なところがあって、おやっ、と思いました。
 ・・・地球に残された超科学を使ったロボット。例えば、ジャイアントロボ。例えば、ライディーン。しかしそんなものではエイリアンに対抗出来ない。我々は独自にロボットを開発すべきだ! と、いう部分。
 ふむ。


5/24 ゆるしたまえゆるしましょう

 例えばジョジョを第3部とか、第4部から読むのは許せます。
 ゲームから入るのは、ディオの能力の正体が分かっちゃうので、ちょっともったいないんですが、それでも許せます。

 で、途中から入るのが許せない! というのは、わりと一般的な話やと思いますが、その逆はどうでしょ?
 最初からきちんと入って、十分楽しめたのに、わざと途中で読むのを終える場合。
 これはあり、ですよね。
 いつでも取り返しがつく。
 自分の知ってる人で、ゲームを90%解いてほっとく人がいます。FF7を2枚目で終えたりとか。「俺が考えたラストの方がいい! 最後まで解いてがっかりしたくない!!」というのが彼の主張。
 これも島本先生なネタでありましたなあ。
 予告編だけ見てわくわくしてたら、ぜんぜんつまんなかったという体験から、『いいとこだけ抜いて後は想像させちゃうという』意欲作を発表してます。『ワンダービット』を読んでね。



 自分の場合、ひとつだけそういうのがあります(自分の中でその物語を終わらせたくないので、ずーっととってあるのです。)。
 いつでも見れるような状態にしてあるんですけどね。

 映画版『エヴァ』だったりします。



 ところで、今月のsf-onlineは、もう更新してるんですな。はやい!
 今回は野田博士の書評が載ってるのがポイント高いかも(HP日記で一方的に存じてあげてるだけなんですが)。
 秋山先生の作品の書評も載ってて、曰く『本年度本格SFの収穫の一つである』。
 コミック担当、海法さんは『LAMPO』の紹介。うーむ。下品な私の紹介文とはエラい違いや。しかも、これ読むとわしの解説は一番肝心なところを省いてた事が分かってしまう。ともあれ、これで『LAMPO』ファンが増えれば嬉しいな!

 ちなみに。おそらくワンフェスでの一日版権は降りないと思います。『電人ファウスト』が2年くらい前から版権が降りなくなったと言うのが根拠です。思わず立体化したくなる内容(いや、お尻ではなく)なんですが。


5/23 うかつな話。

 キース・ロバーツの『パヴァーヌ』が復刊されるって、ホントですか!


 一言で言って言語道断ですな。
 じゃ二言では?
 ちょー言語道断ですな・・・というのは掲示板のネタを受けてなんですけど。
 6、7巻を先に見てしまっただとうっ!
 ○○を○○るような真似をしおって!!

 問題. ↑の○に適度にアレな言葉を入れて文章を完成させなさい(解答は掲示板へ)。

 私の場合ですとアイスに付いてくるウェハース先に食べるような』と、表現します。


 さて。
 アイアン・ジャイアントは紆余曲折あった後、比較的オタク趣味でない方の手に渡りまして
「えんじさん! IGってかわいいですねえ!」という言葉を引き出すのに成功いたしました。そこで、この人を利用して、他の人にビデオ・テープが回るように手配いたしました。「ほんっとにかわいいの,見なきゃだめ」
 ふふ。
 予定通りであります。
「IGのグッズとかあります? マイカルには何にもなかったんですよ」
 ああ、なんてお約束な方! ありますとも! このリモコン付きIGを1000円でお譲りしましょう! パンピーな方の家にこれが飾ってあれば、その友人が興味を持ってIGを見る。そしてますますSFファンが増えることは必定! 思うつぼであります。
 こんなに思い通りに行くとは!
「こんなにいいもの見せてもらって! お礼しなきゃいけませんね。これをどうぞ」

 ぽん。私の手に渡されたのは・・
 『ハンニバル』?

 ネット書評が芳しくなかったという事実が私の頭の中を駆けめぐります。
 しかも。まだ『レッド・ドラゴン』も『羊たちの沈黙』も読んでないのです。
 いかん! このままでは!!!


 以下、次号!!


5/22 定光

ジェットストリーム。・・ジェットストリーム。・・ ジェットストリーム。

 ばんじまして。
 えんじです。ゲームざんまいの夜、皆様いかがお過ごしでしょうか。本日は飛行機でレアモンデへ飛び立ちましょう。
 ・・・・って、このネタはもうやったんでしたっけ?

 今日のお題は定光、と思いましたが今書くとネタばれかもしれないので、もちょっと経ってから書きます。
 隠し文字の技能とかないんです。申し訳ない。
 ひとつだけ申しますと、2巻のような展開は、1巻で『偶然』ヘルメットを手にした定光を否定しているのではないでしょうか。
 
 ・・・・と、重箱の隅をつつくようなことなら誰でも出来ます。やはり、ここから銅大さん的SF解釈を持ち出してこの件を解決すべきでしょう。あるいは長谷川先生の『すごい科学で守ります』的・解釈でしょうか。
 とはいっても私が読み違えてる可能性もありますので、どなたか解説願います。


  高橋昌一郎『ゲーデルの哲学』講談社現題新書★★★★★
 読了。
 さすがに後半まで行くと、だんだん難しくなってきて内容をきちんと読み取れてるか自信ないです。
 とはいえ、世界の謎に挑む学者を描いた歴史もの(伝記と言う風ではない)としても読めるので、かなり楽しめました。感受性の高いひとなら友人知人が死んでひとり残された老科学者を想って泣いてしまうかも。
 世界の謎に挑む! という点でミステリ的楽しみもSF的楽しみも内包してるという大変にお得な本。

 面白かったです。


 週末にはアメコミを大量購入。なぜこんなに買うものがあるのやら。大変フシギ。

 バチャロの『スチームパンク』3号
 エリスの『X−MAN カウンターX』64号
 『X−MEN  CHILDREN OF THE ATOM』BOOK3
 『STARS and S.T.R.I.P.E.』11号
 『TELLOS』7号

 などを購入しました。カウンターXはすでにX−MANじゃ無くなってるような気がします。
 さあ、どうなる! てゆーか、バック・イシューはどこじゃい! ぜんぜんわからんぞー!


5/21 カウンターX、破壊魔定光、ゲーデル

 書き切れない分は、後日。

 まずは『破壊魔定光』。
 2巻、読了。


 うーむ。
 やよいの行動原理が不明です。
 正体を隠す理由はないように思えるし、「線を越えたら・・」の発言も意図が不明。
 なぜ、そんなことするの?
 p.194のセリフだけでは説明不足やと思います。


5/20 ベイグラント

 GW中に働いてたので、上の方にその分の代休を申し出ました。
 いまからだと、来週の金曜ですねえ。
 へ?
 ああ、神奈川の悪い方と同じ日ですね。
 もちろん、私はそんな理由で休んだりしませんとも。
 ええ。
 ほんとです。


 『ベイグラントストーリー』は結局、独力では解けそうに無いので、攻略本買ってきました。パズルが解けないのよ。
 ファミ通版も、買ったんですが、これがほとんど只の資料集。全然つかえないので、そのまま捨てて、『アルティマニア』を買いました。スタッフ・インタビューも付いてて充実の内容ですが、履歴紹介にビックリ。あまりに売れなかったんで、チームを解散、監督も今は何もやってないとのこと。
 こんなにいい作品なのに・・・・・。
 TRPGをやったことのある人はぜひ、このゲームに触れてみて! ダンジョンというのはこういうものなんだ! と実感できますよ。

 同じく、というよりは元祖の『ウィザードリィ』もちょっとプレイしてみました。
 ふううむ。
 『バスタード!』というPSの漫画原作付きRPGが有りました。シナリオはベニ松様担当。今、考えると、『ウィザードリィ』を一般化させようというのが、この作品のコンセプトだったのかも。
 そのせいもあってか、ちょっと『WIZ』の操作性が良くないように思えます。
 思い出が美しすぎるだけかな?
 『女神転生』より上だったと思うんです。
 けど。


5/19 帰り道

 帰り道。
 川辺を自転車で走ってました。
 5月の夕方。
 心地よい風。
 突然ちゃりちゃりという音。小犬が鎖を引きずりながら駆けてきます。
 それを追いかけて、女の子も駆けてきます。
 小さな交差点で立ち止まり、左右を見渡してまた駆けてきます。
 「ごめんなさい。」
 ぺこりと頭を下げて、私の横を走り抜け
 「こら、まちなさい**(犬の名前)」
 そのまま行ってしまいました。


 うーん。
 良いものを見たなあ。



 GRの話、補足。
 もし、あなたが全巻持ってて、人に貸し出すことになったとしたら。
 5巻まで貸して、残りはうっかり持ってくるの忘れたことにしましょう。
 あとは6、7と1週間ずつずらして渡すのです。

 そうすべきです。


5/18 シリーズものの宿命

 小松左京『虚無回廊』ハルキ文庫を読みはじめました。
 そうよ、これがSFでい。というような大直球SF。こりはすごい。
 紆余曲折有り(一時は他の作家が引き継ぐと言う話もあった)、ようやく完結に向けて動き出したとか。
 朝松先生の作品も完結したし、ありがとう! 角川先生!


 ところで。
 シリーズもの、一気読み(見)できるのと、発売されるとき、リアルタイムで少しずつ読むのと、どっちが幸せでしょう?
 『ジャイアント・ロボ』について申しますと、やっはりリアルタイムが正解ともうせましょう。
 待って、待って、待ち続け。
 製作会社の倒産を経て、ようやっと完成した作品を見たときの感動!! 今ごろになってちゃっちゃっと見てるようでは、この感動は味わえないですね。同じ経験をした方には分かっていただけるでしょう。

 だって、あのシーンで1年待たされるんですよ。
 んで、そっからさらに2年だか3年だ!
 期待が膨れ上がるには充分すぎるほどの長さ。自分でも期待しすぎなことが分かっているんですが、だからといって止められるものでもありません。ひょっとしてつまんなかったら・・・。不安にどきどきしながら、ビデオを再生する瞬間。

 わかんないでしょ、この感覚。
 もー、これは最初っから。
 ずーっと、追っ掛けてきた人だけに与えられる特典なのです!


 他にも利点があります。
 自分と同じ思いでいるファンが、待ちわびて、思わず力の入りすぎた同人誌やガレージキットを造ってくれちゃうのです。
 あの銀鈴の・・・・こほん。
 あのGRの最終キット(海洋堂だ!)などは、まさに想いが具現化したキットであります。見たら、もう、涙が出ますぜ!

 しかし、そのキットも今はない・・・・。
 そう、後でまとめて見る人にはグッズを買い集めることが出来ないという、悲しい事実がつきまとうのでした。



 合掌。


5/17 モノシャフト・ドライブっ(必殺技にあらず)!

 竹谷隆之展、ちょっと前に渋谷でやってましたが、週末まで、ここでやってるそうです。
 見に行ってね。

 さて、そのコトブキヤですがFF7シリーズの彩色済みキットがでてて、大変心ひかれます。
 特に7のキャラ! やはり立体栄えします(8、9はいまいち商品としては売りづらいデザインになってますよね。)。いいなあ。
 ジョジョ・アクション・フィギュアもコトブキヤの販売です。出来はいいんですが、もう一つ物足りない。
 海洋堂の次の『北斗の拳』みたくモノシャフト・ドライブが入ってれば良いのですが。

 ここで解説。
 海洋堂のモノシャフト・ドライブとは?
 コスト削減のために開発されたアクション・フィギュアの可動軸を減らすシステムのことです。
 通常、アクション・フィギュアはさまざまなポーズを取るため、可動軸が多いほど優れていることになってます。しかし、増やせばコストは高くつくし、強度も落ちます。
 そこで、モノシャフト・ドライブ。可動軸を量でなく質(センス)で捕らえようと言う考え方で作られているシステムです。
 最初から、直立は出来ないようにして、代わりに『かっこいいポーズ』を取り易いように大胆なカットを入れ、そこだけ稼動させるのです。現在までのところ、EVA、バーチャロンに組み込まれて発売中。
 驚いたことに、海洋堂はこれをロボット以外のキャラにも採用しました。それが『北斗の拳』です。
 すごいぞ。
 みれ!

 で、これがジョジョに使われてたら買うんですけどねえ。

 ところで神奈川の良い人。
 お勧めといってたのはこれ。バンダイのS.I.C.シリーズ。
 竹谷先生によるまさに神技の結晶!


5/16 大貫妙子 血で血を洗う争い かさぶたの剥がしあい

 大貫妙子の歌の歌詞ででこんなのが有ります。
 「タイムトラベルは楽し メトロポリタン・ミュージアム」
 曲名はメトロポリタンミュージアム、でしたか?
 原作小説があったような気がして調べていたんですが、たぶんこれです。
 E.L.カニグスバーグ『クローディアの秘密』岩波少年文庫
 自分が持ってるのはこの文庫シリーズで同じ作者の『ぼくと<ジョージ>』。
 後ろに広告が載ってるんですが、あらら。ケストナーもランサムも読んだことないです。意外と貧しい読書歴なのかも。『ガンバの冒険』も載ってますが、これも読んだことないです。



 さて、ここは会社。
 ぽこらっぽこらっ。
 パソコンをうっております。

「それでさ、『グリーンマイル』を見に行って・・・・なの」
「へー。あたしが見たのは『スリーピーホロウ』で・・」

 ぽこらぽこら。

「『ボーン・コレクター』が・・・・」

 ばむっ!!

「いいかげんにせんか!」
「すいません仕事中に不謹慎でした」
「そーゆー問題ではない! 貴様ら! マニアのくせに、なぜ『アイアン・ジャイアント』を見に行かん!! さっきから聞いてれば微妙にマニアックな映画ばかりあげおって!」
「えー、あたし、えんじさんに言われるほどマニアじゃないし・・」
「だーっ! UO2で月に5万の電話代を払った人間の言うことかっ!」
「あたしは違います」
「コンベンションで伏見さんや銅大さんとゲームしたの。・・と、嬉しそうにゆーとったろうがあ」
「自分だって朝松健さんのサイン本を貰ったって昨日、自慢してたやないですか」
「・・・・おれはいいんだ」

 ともかく、『アイアン・ジャイアント』英語版のビデオを押し付けてきました。
 結果やいかに!


5/15 ゲーデル

 不完全性定理とはどのようなものか? SFものとしては気になるので買ってきました。
 高橋昌一郎『ゲーデルの哲学』講談社現題新書
 SF−ONLINEで紹介されていた本です。

 アナロジー、パズルを用いての説明など非常にわかりやすいのでおすすめ。有名な小説も随所で引用されてます。

 『薮の中』も説明のなかで出てきます。芥川竜之介の有名な短編で、たしか・・中学校のときに教科書で読んだ記憶があります。事件の様子がさまざまな視点から語られ、最後は霊媒が語って事件は幕を閉じます。
 さて、犯人は誰でしょうか? 授業中、当時の先生はこのように聞いて来ました。自分としては当然のように、霊媒が言ったのが真実で犯人は**、答えました。当時はクイーンにはまっていましたし、清水よしのり(字が不明)原作のラジオドラマ『ABO殺人事件(幻想探偵社シリーズでしたか?)』も聞いていたので、自明の理のように思えました。
 先生は困ったように顔を顰め「これはね、全員が犯人であり、まただれも犯人でない話なんだよ」とおっしゃいました。

 自分と同じように考えた方、いらっしゃいますか?

 クリスティの遺作『カーテン』の別解釈として西村京太郎の『名探偵が多すぎる』シリーズが有りますね。
 また有名な「白ヤギさんたら読まずに食べたー」の歌の新解釈もネット上に有りました。
 だれかこの『薮の中』の新解釈を出してくれないでしょうか。


 『ウィザードリィ ディンギル』は新宿、紀伊国屋横のゲームショップで購入。
 イラストも音楽もあの方々ではない上、イメージソング、中森明菜に驚きました。モーリス・ホワイトのガッチャマンや、あの『恋の片道切符(ですよね?)』の御方によるZの主題歌以来の驚き。


5/14 あさまつけん

 神坂一『デモン・スレイヤーズ!』富士見ファンタジア文庫読了。★★★★。
 長らく続いたこのシリーズも長編はここで終了。
 盛り上げまくっての大団円と言うわけではなく、あくまでさらりと流し、決着をつけます。

 横山光輝『闇の土鬼』講談社漫画文庫を久々に読みました。GRファンご存知のこのキャラクター。もし未読の方がいらっしゃればぜひこの機会にどうぞ。ちょっと前に復刊された『時の行者』とかぶるネタがいくつもあるので、合わせて読むとよいかも。
 『時の行者』は江戸時代を舞台にしたSFで強力な神通力(実は未来の世界の道具)を持った少年が主人公。横山作品の中では地味な作品ですが、読み飽きしないのでおすすめ。

 眉村卓『ねらわれた学園』角川文庫は、今読むと自分がこの作品のどこにひかれたか分かるような気がします。
 超能力などの設定もさる事ながら、やはりキャラクター作りの妙とにひかれたのでしょう。しかし、これも今では考えられないキャラかも。まじめなひとばかり。主人公もだいぶ大人びた考え方をしていますし、言葉使いも奇妙ですよね。眉村先生の少年期が出ているのか、それとも当時はそういうかかれ方が普通だったのか。多分後者だったと思いますが、おそらく今も当時もこんな子はいないのではないかなあ。それとも今のメディアに毒されて、自分に今時の子の姿が見えなくなったためでしょうか。

 沢木耕太郎『勉強はそれからだ 象が空をV』文春文庫 読了。
 ★★★★★。
 おりを見て再読したいと思います。


 日記の表題の件についてはいずれまた。
 廣済堂・文芸撤退の件はまったく知らなかったのでビックリ。しかももう解決したらしく、2度ビックリ。


5/13 やしゃ

 『YASYA』の実写版を見ました。BGMが『バック・トゥ・ザ・フュチャー』のよう。

 最近、電撃文庫づいてます。伊達将範『DADDYFACE』読了。★★★。
 ネタばらしをせずに感想を言うのがムツカシイのですが、これくらいはばらしてもいいでしょう。「平凡以下の貧乏大学生の前に娘と名乗る少女が現れる。」さて、ここからどういうネタを想像しますか?

 少々のことは読み飛ばせばいいと思iいますが、主人公に関しては設定が乱暴すぎで、ここが一番のマイナス点。
 イラストはAクラス。


5/12 アイアン・ジャイアント

 アフタヌーン増刊号の中にあさりよしとおによる『アイアン・ジャイアント』解説漫画が載ってます。
 ワッハマンのキャラが説明する、というその筋の人にとってはたまらない内容です。あさり先生はアニメージュのアニメ・ビデオ批評の欄外でもやはり『I・G』に触れてます。興味のある方はどうぞ。
 SF翻訳、というかSF活動の大家として知られる大森望先生の日記、最新版にも『I・G』感想が載ってるので見比べるといいかも。


 しかし、某メイドマスターはこの件に関しては相変わらず冷淡な反応を示すのでした。


 ジャイアント・ネタはこれで最後かも。


5/11 きまずい

 SF日記更新記録を読めるHPがあるんですが、どれどれと見てみたらば、自分の日記が、古橋先生の日記のすぐ下にあったのです。
 うう。
 きまずい。
 しかし! 書いてしまったもんは仕方がない! この際だからリクエストや! 「もうちょっと色気のある展開をお願いします!」
 よっし!

 それにしても何時の間にか日記が未来へ跳んでます。不思議やなあ。
 この際だから『ドラクエ』の発売は延期されました・・・・とか、デマを書いちゃえ!
 ついでにメモ代わりに利用です。『太陽王の使者』『人類の長い午後 』の購入を検討中・・・・っと。
 よしよし。


 『ウィザードリー ディンギル』は買えないわ、パソコンがプリンター(など)を認識しなくなるわ、でストレスが溜まってます。とーぜん、メイド・イラストなぞ描くことは出来ないのだった。


5/10 こんなのはちがーう

 ジョン・ブラナー『衝撃波・・』は自分も欲しかった・・。


 古橋秀之『タツモリ家の食卓 超生命襲来!!』電撃文庫 ★★★ 読了。

 ごくごく一般的な高校生のもとに銀河系規模の騒動が落っこちてくるお話。テイストはアニメ『宇宙海賊ミトの大冒険』に近い。
 『ブラックロッド』の作者がこんなものを書いた! という驚きはありますが、読んでみるとしごく一般的な内容。落とすとこはきちんと落としてあって楽しめますが、自分にとっては・・・・小林めぐみが『まさかな』などの後に高校を舞台にした小説を書き始めたときと同じ種類の感覚があります。

 失望してるのです。にゃにゃ。

 イラストは大変良い感じです。
 表紙などは帯の上にぎりぎりで見える脚線美が実にみごと。挿し絵部分も背景まで描き込んであるシーンがあって好感が持てます。


5/9 ウィズとSF

 ・・・・というのも、ウィズ関連で星雲賞(日本のSFファンが投票して決める賞)を受賞してるものがふたつもあるからです。

 ひとつは、そのものずばり! SF翻訳の大家、矢野徹先生の筆になる『ウィザードリィ日記』
 もひとつは?
 火浦巧『ひと夏の経験値』アスペクト

 イラストを竹本泉が担当してまして、これがもう見事にマッチしてます(ジョジョ好きの人はトニオのサラダを思い出しましょう)。
 イラストに合わせて文体も変えてるのかもしれませんが、竹本キャラの「どっひゃーっ」感とか「だーっ」感とかよく出てました。
 やたら道に迷う女子高生が、ダンジョンの中にある学校に通うことになり・・というのが、おおざっぱな筋書き。もちろん★★★★★の大傑作です。
 竹本泉の挿し絵がつく小説といえば、自身の漫画を小説化した『さよりなパラレル』なんてのもありますが、これはちょっとお勧めできない内容。マヤヤとイリリの着せ替えイラストがついていたような気もしますが、それだけで買っては、人としてちょっと・・。


 んー、話が脱線してます。
 ともかく。
 SFものなら一度はウィズをやっとかにゃイカンと思ったのでした。

 そいえば、TRPGネットワーカーとしてもSFものとしても有名な銅大さんというライターがいらっしゃいます。
 この方の書いたウィザードリィ・リプレイを読んだことあります(まだ読めますか?)。コズミックを基にした後期のウィズTRPGを使ってまして、広島弁やくざ風のファイターたちが活躍しとりましたが、こちらもお勧めであります!


5/8 良い人よ、今夜もありがとう

 神奈川の悪い人から、『アイアン・ジャイアント』のパンフを頂きました。
 ちょー豪華っす。
 ただで頂いた上に、麻雀でも勝たせていただいて申し訳ないっす。これからは神奈川の良い人と呼ばせていただきます。
 さて。

「ところで、パンフの件は置いといて、えんじ。『ウィザードリー』って知ってるか?」
「・・・・」
「おい、ウィズ・・」
「最近、聞きませんね」
「?」
「リック・アストリー」
「・・・・ぜんっぜん違うわ! それに! ネタを考えてるんじゃない!」

 そう、この時はまだ、SFセミナーへ行くつもりだったのです(SFものの間で**と**くらい違うよいう言葉遊びがはやっています)。ともあれ。

「おまえは俺達に映画を薦めた。代わりにおまえも俺達の勧めるゲームをやるのだ。『ウィザードリー・ディンギル』をやるのだ」
「なんか、むつかしそーなんですけど」
「『ウィズ』はよいぞ。PSソフトの最高傑作だ。」
「呪文とか覚えにくそうだし」
「あれには文法があるのだ。例えば、ティルトウェイトという呪文は単音ごとに投射、単体目標などの意味で構成されておる」

 ほう。
 SFですな。
 そっか・・。考えてみたら、SFもののくせに『ウィズ』をやったことがないなんて、とんでもない話です。というのも・・・・以下、次号。


 ところで『ウィズ』と『ウィズ・コズミック』くらい違う・・・・では、駄目ですか。


5/7 電撃文庫

 『ゲノム2』購入。
 絵柄といい、ギャグの内容、テンポといい、『ケロロ軍曹』にそっくりです。あれが気に入った方でしたら、こちらもお勧め。

 さて、電撃文庫を2冊買ってきました。
 個人的な印象ですけど、ここ最近の電撃はずいぶんいいタイトルが増えました。今月も来月も抑えとかなければいけないタイトルでいっぱい。逆に富士見ファンタジアの方は、ちょっとパワーが足りないように思えます。富士見版はこれまでのシリーズと、どう違うのかさっぱり分からないため、手に取る回数がめっきり減りました。例えば、富士見で和製ファンタジーが始まったとしても、つい、「ああ、そういうやつね」と決め付けてしまい、内容の確認を怠るようになってるのです。

 というようなことを考えたのは『アルスラーン戦記読本』を読んだからでした。
 当時、ファンタジーは売れないといわれていて、うんぬんのくだりはマーケティングの意味について考えさせられます。
 ちょこっとですけど。


 さて、ジョジョの最新刊が出ましたが、やはりうまいですな!
 どこまで考えた上でやっているのか謎ですが、連載終了後も画集、ゲーム、短編集と商品の供給を途絶えさせないし、連載再開後もアニメ化、グッズ化等々もりだくさん。
 今回の連載も、旧作のファンから新しいファンまで取り込めるようさまざまな工夫が、凝らされています。
 スタンドの顔もきちんと1巻の最後の最後で出すんですからまったく、見事なものです。そしてこの、1巻がGWまえに発売されているというのもいい。旅行前に子供に買い与えたりする場合もあるでしょう。



 『アルスラーン戦記読本』ほか、購入。詳細は後日。
 


5/6 範囲の違い 射程距離の違い

 バットマンには弟子がいます。ロビンといいます。
 現在の弟子はその3代目です。
 2代目はジョーカーに殺されました。
 初代は独立。『ナイト・ウイング』と名乗って活躍しています。

 アメコミな人とお話ししたことがあります。
「それでね、翻訳がひどいの。わかってないのね」
「はあ」
「今度のX−MENにはきちんと監修がついたからいいものの、この前のバットマンではあやうく『ナイト・ウイング』を『夜の翼』って訳されるとこだったのよ!」
 それはきっと。
 その人がSFファンだったために起きた事件ではないでしょうか。

 とは思ったんですが、話が通じるかどうか分からなかったので、気の弱いSFファンは押し黙ったままなのでした。


 ・・ところで、この話はもう、したんでしたっけ?
 クロスボーンの話もどこかでしたような気がします。記憶があやふやです。ふにゃふにゃ。


5/5 かむちがい

 SFセミナーって、今日だと思ってました。
 しくしく。古本な方とお会いできませんでした、ごめんなさい。
 悔しいのでもう寝ます。

 ぐー。


5/4 ハイジャック

 北の湯へ行けなかったのが残念。
 じゃんけんに負けて久々に運転。スカイラインはあまりに快適なもので、ついついスピードを出しすぎてしまいました。

 以上、温泉ネタでした。


 ヒッチハイクをするとき。
 指をあげて「ヘーイ、ジャーック!」と呼びかけて車をとめます。
 この場合。ジャックとは不確定名・運転手を指します。
 車が停まったら、中に乗り込んで運転手を脅し、金品を奪ったりする。

 これがハイジャックの由来だと聞いたような気がします。
 「ジー・ジャック」などは和製英語で、基本的にどんなものを乗っとっても英語ではハイジャック・・・・のはずです。


5/3 温泉旅行中

 「すいませーん、温泉はいりたいんですがー」
 「ここは10時からだ。よそへ行きな」
 「おい、どーするよ」
 「む、ここに『400メートル先に温泉』の看板があるぞ。こっちへいくのはどう?」
 「もう一つあるな。こっちは2.1キロ先だ」
 もう一方の方を選んでしまいました。
 最初の1キロくらいまでは楽しかったんですが、ズボンのすそは泥だらけ。汗はかくは疲れるわ。
 しかも道はどんどん山奥へ分け入っていくかのよう。さぞや素晴らしい秘湯であろう、と妄想していたんですが・・・・。

 ぶっぶー。

 「道路だな。」
 「道路ですな。山道使ってショートカットしただけのようです」
 「・・・・まあいい。風呂に入ろう」

 「こちらは一時からの営業となっております」


 結局まったく別の温泉に入りました。
 川のような形になってる温泉でした。
 よきかなよきかな。
 


5/2 新撰組 高貴なるもの

 ここのところ、海法さんとこのHPが更新されないなーと思ったら、こんなもので遊んでるらしいんです。
 うーむ。すごい主題歌だー(ダウンロードすべし!)。
 同ゲーム掲示板の方では、海法さんによる『燃えよ剣』の解説がのってます。自分の場合は上巻しか読んでないので、この本については、『身分の高い人にしか萌えない精神の不自由な人が人を切って切って切りまくる』とゆーイメージしかありません。

 さて。ガンダムにも高貴なる御方が出てくるのですが、ご存知ですか?
 いえいえ、Wではございません。
 これに関して、ホビージャパン5月号、75ページに名文が載っているのでそのまま引用します。


 (芹香の人気が高いことを踏まえて)
「断言、ガレキの人たちはミステリアス令嬢に発情します。これは大発見ですよこのデータをもとに商品企画を立ててみると」
 立ててみると?
「キシリアですよ」
 はぁ?
「令嬢ですよ令嬢、お嬢様。萌えますよ造るべきですよ、次のHJ別冊で発表、JAF・CONでキット化。バカ売れ確定。人気キャラの要素が満載です。指揮官にしてお嬢さま、先輩と呼ぶにふさわしく年齢も24歳オバハンにあらず(設定による)、造形ばえする優雅な髪型(考え様による)、タイト極まりないボディコンスーツ(捉え様による)、紫の君と呼ぶにふさわしいエレガントなドムカラー、ここ一番のスグル王子のごときりりしいフェイスマスク、対辺の長さがそれぞれ等しいそれ平行四辺形って言わないスか的シャープな瞳。あまつさえキャスバル坊やと遊んであげてこともあるなんて意味深な発言に西館の少女たちも少女じゃない人たちも大騒ぎですよ。(以下略)」 

 名文ですな。


5/1 アンテナと目

 最近ちょっと、ちちしりふとももなネタが多くて反省してます。反省。


 マガジンZで連載されてる長谷川先生の漫画(ああ、これもやたら胸がほり出される漫画です)。
 ここに来て、急にSF度を増したように見えます。タイムパトロールに使うこの手法、自分は初めて見たんですが、前例のあるネタでしょうか?
 ともあれ、これは見逃せませんな.

 さて、Gジェネレーションの次回作には、いよいよマントをはためかせるガンダム、クロスボーンガンダムが登場するそうです.
 待ってました!!
 もとはエースだか何かで連載されていた漫画でして、シナリオを富野監督が、画を長谷川先生が担当していらっしゃいます。
 興味のある方は1巻だけでも読んで! ターンエーがある今となってはあのセリフ、非常に感慨深いものが有ります。
 ささ、お手にどうぞ。

 某アンソロジーでタカヤノリコが「オタクやっててよかった!」喜んでるシーンがありますが、そのもとネタがこれです。
 しかし、長谷川ガンダムで読んで欲しいのは、もちろんこっちではなく……