4/30 本物を見た2

 友人が、DOA2のオフィシャル全国大会へ行ってきたそうです。
 コスプレ大会がありました。……あったそうです。

 優勝者はかすみのコスプレの方。
 本物でした。
 解釈の問題ではありません。
 あの胸。あの谷間。
 まさに。

 本物であります。

 なんとなく、『極楽大作戦』の横島の気持ちになってしまった。
 「メデューサをおぼえていますか?」
 「あれはでかかった。うーん、ほんとにでかかった」
 「・・・・それしか、覚えてることないのか」


 DOAキャラクターのガレージキットも販売されてました。だいぶ改修されたようで、顔の造形などは文句のつけようが有りません。塗装済みのものも発売されるそうなので、興味のある方はどうぞ。
 制作は中国の工場で行ってるとか。そこではかつて、ウイッチブレイドが作られたことがあるそうです。
 巨乳工場と名づけてはいけませんか?
 ・・・・と、友人が言ってました。


 ガイナックスの新作『フリクリ』を見ました。
 むう? 何が起こってるのかなぞ。どう見ればいいのかさえ、分かりませんが、見てる間は楽しめました。

 次回こそGジェネ。
 


4/29 ミクロマン

 ソーテックのMP3プレイヤーを買いました。i−macもどきなデザインで、やっぱり青いんですが、同時に購入したミクロマン・ダークセイバーも同じようなデザインでした。うーむ、並べるとそっくり。
 ダークセイバーはトイザラス限定のミクロマン・アイテム。正義にも悪にも属さない影のミクロマン、レーザーダークが乗り込む専用機がダークセイバー。彼にしか動かせない専用機なのです。スケルトン・ブラックのそのボディはさまざまな形に変形する上、携帯ゲームの形に変形して生活空間に溶け込むステルス機能も備えているのです。

 かっこいい!!


4/28 本物を見た(そういうことってよくある)

 なんだか昨日、おとといと断言しすぎのようです。
 ……苦情、お問い合わせの書き込みが来る前に日記の内容を改ざんしておくのも手かもしれません、うむ。

 それにしても今月の模型情報はすごかった。
 サイバーなあれとか。
 しかし何といっても横山光輝電撃HOBBYマガジン6月号 参照のこと。170ページ

 ・・・・本物に出会ってしまう、ということがあるでしょう?
 例えば、そう、コスプレが一番たとえとしては適当でしょう。漫画のキャラにしろ、小説のキャラにしろ、読書中には自分の頭の中である程度変換をしながら見ますよね。それが、コスプレとして目の前に出てきたとき、自分が描いていたイメージにそっくりなため、思わず「ほんものだー」と叫んでしまう。そういうことってよくあるでしょう。その場合、解釈とかオリジナリティという言葉は入り込む余地がありません。とにかく似てると感じてしまうわけで。
 漫画を実写映画にした『風雲 ストームライダーズ』では千葉真一がその役の衣装を身につけ、メイクをしましたが、撮影中、人々は「すごいっ! 本物だ」と叫んだそうでりあます。これなどは「本物に出会う」の実例です。

 この横山光輝シリーズ「バビル2世」「金田正太郎」。
 ポーズ、配置、色。
 造形。
 これもある、ではない。これしかない、の決定版でありまっす!!


『新刊めったくたガイド』『かくも短き眠り』を購入しました。

 次回はGジェネレーション。


4/27 そは・・

 これを見るたびに、思い出すのは4コマ漫画『OL進化論』の中の1本である。
 「仕事の出来る女性に、『女にしておくには惜しい!』」という人がいるけど・・私も時々電車で、そういう種類の人に出会うたびに思うとがある。言いたいことがある。『つぶらなひとみのおっさんに、何の何の意味がーっ!!』」

 漫画『LAMPO』。上山徹郎 作、小学館てんとう虫コミックスペシャル。
 別冊コロコロコミック・スペシャルに連載されていた漫画である。

 かつては寺沢武一であった。あるいは桂正和であったかもしれない。
 だが。
 いま。
 ここに上山徹郎がいるのである。
 見たまえ、このケツを! こんなケツを描けるのは日本広しといえどもそうはいない。完璧なケツである。しかも女だけはない。男のケツも見事なまでのケツっぷりである。映画バットマンのフリーズ編は序盤から見事なケツのアップが続いた。映画史誌に燦然と輝く屈指のケツ・シーンである。が、上山氏の画はこの名場面さえも容易に上回っていると断言できる!
 よみたまえ!!

 全4巻。完結編が26日発売である。
 冷静に見て、話運びに問題があり、悪くいえば、未来少年コナンに必殺技大会を加えたようなものではある。
 しかし、あのラストバトルはGガンダムのそれに迫る迫力と**しさを持ち合わせていると思う。


 次回は「本物を見た。


4/26 ワイルドキャッツ

 承太郎、絶体絶命のピーンチっ!

 さて、表題はアメコミのことではなく
 清水玲子『WILD CATS 1』白泉社
のこと。ラストに短編が一本入っているのだが、この1年の間に読んだ短編SF漫画の中では間違いなく一番の傑作だと断言できます。
 漫画でしか表現できない、話だというのもポイント高いでしょ。 


4/25 いかん

 いかん。いかんいかんいかんんん。
 いかんぞおお。
 4/22の日記にも手を加えて、『形意拳』の感想を書き換えておかなければいかんん(手遅れです)!

 自分としては、あれだけ動けばたいした物だと思うんですが・・ああ、マーヴルと比べては可哀相です。


 そういえば、昔、『闘姫伝承』というゲームがあったんですが、あれの隣に置いてあったのは、たいがい『ZERO2』でした。いや、深い意味はないんですが、つい思い出してしまいました。ご存知でしょうか、闘姫?
 名作だったなあ(遠い目をしながら)。
 


4/24 GW

 ひどいっ! いまごろGWに仕事をいれるなんてっ!
 ……コンパニオンのお姉さんは来るんですか? 来ない?
 つまらーん。


 ところでわたし、日記の文章をこっそり直したりすることがあります。
 あまりの悪文に自分でも耐えかねて直すんですが、どうでしょう? 変わってますか(4/21分)?
 


4/23 ベイグラント

 飽きずにベイグラントストーリーをプレイ中です。
 こんなにゲームに熱中するのは久しぶり。

 最近、続編ゲームばかりやってました。それが退屈でたまらず、一時はひょっとしてゲームが嫌いになったのかとさえ、思いました。もちろんそんな訳はなかったんですが。そうです、ただ単にそのゲームがつまらなかっただけなのでした。


 この文章の後に書くと誤解されそうですが・・D2の飯野さんがテレビに出てるのを見ました。
 NHKの番組。子供たちに、授業をするという企画で、以前、小堺かずき(漢字不明)が恋愛談義をしてる回もありました。
 飯野さんの授業は、やはりゲーム作りがテーマ。子供たちに新しい遊びを考えさせて、実際にそれを外でやってみるわけです。遊びとして成り立つには、偶然と戦略のバランスが重要であることを、教えていくんですがさすがにうまいですね。
 再放送があったらぜひ見てください。
 そうそう。
 飯野先生のHPは今、怪しげなカウントダウンをしているところです。
 なんでしょう? 楽しみです。


4/22 こんなゲームが欲しい ゲーセン編

 ログイン別冊のゲーセン・ゲーム雑誌が創刊されました。
 うーむ。どういう客層に向けて作られて本なのか。同社の『アルカディア』がほとんどTVゲームに特化してて、マニアックなイメージしか与えないのと比べると、ターゲットは広そうですが、かえって買う人が少なそうな気がします。
 攻略雑誌がゲームの間口を狭くしている、と考えていたので、こういう雑誌の登場は嬉しいんですけど。


 韓国の法律が変わったとかで、向こうでも日本のゲーム機で遊べるようになったそうです。そこで、日本の古いゲーム機がどんどん海外へ売られるようになりました。日本の中古基板(基盤、の方が間違いなんです。)もよく流れているみたいです。
 そういった流れを受けてか、逆に韓国からやってきた格闘ゲームもあります。『形意拳』とかいう名前でした。ちょっと触ってみましたが、なかなかの出来でしたよ。コストの問題もあるし、今後はこういった作品が増えるかもしれません。ビートマニアのコピー品などを見ると技術面ではまったく問題はないし、パソコン・ゲームソフトではむしろ日本より優れているとさえ言われています。
 例えば、台湾製アーケードゲームとか出るかも知れません。コストが低ければ、日本でブームになる可能性だってあるでしょう。
 そういった流れがあれば、また新しい形のゲームが生まれるかも。
 そうなるといい。
 ぜひ。


 さてさて。
 そのアーケード・ゲームについてですが、その前にちょっと両替機について触れときます。

 2000円札もそろそろ出てくるようですが、両替機屋さん大もうけ? と、思いきや、そうでもないようです。絶対的な流通量が少ないお札ですし、この不況ですから、どこも改造をしたがらないらしい、とのこと。とはいっても、メーカーとしては2000円札対応版を作らなければいけないわけで、結局、研究開発費を回収できないようです。っと、「よう」、「らしい」の連続で申し訳ないですが。
 とすると、このお札で得する人は余りいないような気がします。
 出すなら200円硬貨であればいいのに。

 ゲーセンは消費税問題もあって、その分利益が下がってます。200円硬貨が流通するようになれば、プレイ単価をあげやすいはずですが。
 問題のそのプレイ単価ですが、これをもっと調節しやすい機械を出してくれれば、と思います。
 タイマー付き。午前中は1プレイ100円。午後は200円、とかになるなら朝から遊びに行くかもしれないです。

 そしてここ数年、ゲーセンのTVは家庭版に必ず劣る内容になってますが、これもちょっとゲーセンにはきつい話です。
 せっかく、基板で出すのだから、基板ごとにバリエーションがあってもいいでしょう。一部の基板ではEDはバッド・EDばかりとか。技のつながり方が違うとか。パワーが微妙に違うとか。
 もし、そういう基板があって、かつその部分だけ家庭用に移植されないとすれば、お店でゲームをやろうという人が出てくるかも。

 そうそう。
 プライズものも、ダンボールがそのままゲーム機本体に入って、自動的に補充されるようにしたらどうでしょう。本体もダンボールも最初からそのように設計するのです。コストが高くつくだけかなあ。



 とまあ、きびしい、といわれるお店の方の視点からゲーム・アイディアを考えてみました。だめかなあ。
 


4/21 バットマン・アーカムアサイラム

 アイアン・ジャイアント。
 作中に『スピリット』というアメコミが出てきます。おお、なんとマニアックな。
 『スピリット』というのはDC系の中でも古い方の漫画。日本であれに気がついた人がどれだけいることやら。なかなかいいところをついてきますな。
 マーヴルXによると近年、1度だけ復活を果たしたようですが、私もどんなキャラクターか知りません。が、これを機会にもう一回出てくれると嬉しい。わくわく。

 IGは軍事マニアな先輩に見せたところ、そっち方面も結構マニアックな物が出てたようで、感心してました。というのは前にもした話ですね。なんかマニアックかつ有名な機体が出てたようです。


 ・・水玉先生のSFエッセイでこんな話ありましたね。『プライベート・ライアン』の話とか鶏が見える話とか。
 この『スピリット』の件はまさにそれ。
 アメコミ掲示板を見ると、本編の感想もそっちのけで「『スピリット』出てたねえ」という書き込みが交わされてたりするのでした。
 たまたま読んでた沢木耕太郎『勉強はそれからだ 象が空をV』文春文庫もそんな話載ってました。4257頭の象のお話、p59です。


 さて。
 『バットマン・アーカムアサイラム』小学館プロダクション★★★★
 ジョーカーたちは自身が拘留されている精神病院を占拠し、警察にバットマンを呼ぶよう伝えた。バットマンは彼らの要望に従い、単身アーカム精神病院へ乗り込むのだが……。

 幻想的な絵画で語られる、世界でも類を見ないコミック。イラストだけでも一見の価値あり。
 値段が気にならなければお勧め。
 SFものである自分が思い出すのは、『敵は海賊』。このシリーズ、海賊と海賊課、どちらがより海賊的か? という命題が根底に流れてます。今回のバットマンもそんな感じ。バットマンとジョーカーの対比が主題で、果たして実際に****なのはどっちなのか! という疑問を徹底的に掘り下げていきます。
 その点でこの『敵は海賊』を思い出します。


 IGの件で補足。DC、という会社はスーパーマンやバットマンのコミックを出してるとこですが、ワーナーの子会社でもあるのです。


4/20 早川復刊アンケート

 リストを紹介してくださった林さま、ありがとうございました。
 復刊希望は

チャールズ・シェフィールド『星々に架ける橋』

 としました。とにかく色々なところで紹介されてるのに入手出来ず、ずっと探してました。
 ハヤカワ年鑑93を持ってなかったというのは痛かった。


 『六番目の小夜子』テレビ版見ました。脚本・宮村優子というのは同姓同名の別人だと思いますけど、気になります。
 生徒役の出演者の演技もうまいし、ほとんどメイク無しなのにアップになっても全然OKな若さゆえの美しさにグラグラ来ます。
 また、子供のころにこんな感じのSFドラマを見たような気がして、懐かしい。学校のシーンも懐かしい・・。
 中高生よりはむしろ20〜30代の人の方が楽しんで見られるかもしれません。
 


4/19 『風雲ストームライダーズ』

 うーむ。
 何とかあの御方をぎゃふんと言わせるようなよい映画はないものか。


 新宿ともう1個所くらいでしか上映していない『風雲ストームライダーズ』★★★★は千葉真一・・主演の香港映画。
 お話は・・Gガンダムをほうふつとさせる内容でした。のりも似てるかも。
 ここはあえて、Gガンダムにたとえて説明すると・・・・東方不敗が中国一の武道家になろうとする話。
 ・・だが、そのためには邪魔な武道家がひとり。勝つためには風と雲を手に入れよとの予言を聞いた東方不敗は風、雲の名を持つ2人の子供を捕らえ、弟子にとる。そして10年後。ついに予言のときがやってきたのだが・・。

 えー、このシチュエーションで、気のいいドモン、ふつーのドモンがのふたりが弟子で、レインが東方不敗の娘と言う設定です。

 筋立ての細かいところがおかしいのは、原作付きの悪い点が出たためのようです(たぶん、原作のキャラを全部だそうとしてるのでしょう)。しかし、まあ、そんなことは気にしてはイケナイ。Gガンダムに整合性を求めたりするようなもの。そんなことは問題ではないのです。
 ともかく、見て楽しむ!
 実写版・東方不敗の見事なまでの悪役ぶりと格ゲー『ヴァンパイア・ハンター』級の高速戦闘+必殺技の応酬の迫力、Gのような有無を言わせぬ強引な話はこびが魅力。
 『東方不敗』『ブレード』などが好きだった人は必見!


 ・・・・。やっぱり、★5つに変更! 俺は好きっ!
  


4/18 とはいっても17日のお話(そして今日はいつにもまして、とりとめがない)

 うひゃーインターネットにつながってるボールペンですかあ。もはやなんでもありですな(NHK BSのニュースから.。手元に小型のカメラがついてます)。

 なんだか不思議に千葉在住のSFファンとはネタが被るような気がするんですが・・当たり前といえば当たり前ですね(あのネタになぜE.T.がないのか謎)。ともかく、本日は代休を貰ったので、『アイアン・ジャイアント』『風雲ストームライダーズ』と映画を2本はしごです! なんてぜいたくなっ!
 感想は後日!

 ドリームキャストは購入を保留。
 買う気になったのも止める気になったのも、マーブルvs2のせいです。
 キャラクターEDがないのが許せない!
 ED、自分で作るのも手かもしれませんね。

 『ウルトラマン ティガ・ダイナ・ガイア』もビデオで見ました。サイコドクターな日記や我孫子先生の日記で感想を見たような気がしますが、それで興味を持ってかりてきた訳です。これまた感想は後日。ゼアス2と合わせて。


 アスキーのゲーム大賞ありますね。ゲームプログラムやつくーるで作ったソフトを送るやつです。佳作ですが、ドラゴンハーフの作者が受賞してます。大賞より、こちらをやってみたいです。

 『バットマン アーカムアサイラム』購入。 


4/17 M.G.H.

 SF Japan掲載の三雲岳斗『M.G.H.』★★★★読了。
 文章、構成ともレベルが高く感心しました。とくにステーションの描写が良く出来ています。
 事件が起きるまでは、確かにちょっと長めな感じもしますが、私にはあまり気になりませんでした。
 キャラクター、世界の背景もうまく書けていますし、非常に完成度の高い作品。イラストも作品にあって良い感じ。続編、もしくは前日談を1本書けそうですね。あればよみたいと思います。
 朱鷺任博士がSF小説について語るシーンはなかなか興味深く読めました。
 そういえばMGHというのには、その意味しかないんでしょうか?

 SF的に突き抜けたものがないのが残念。


 FFコカコーラ・フィギュアが既にオークションに出ててビックリ。
 自分も買おうと思ってたんですが・・タクティクスがないっ!!


4/16 クウガ

 久々に仮面ライダークウガをみました。クウガがはじめてライダーキックを放つお話。
 この主人公、親指を立てるポーズを何度もとりますが・・その由来も語られていました。
 さて。その由来ですが、古代ローマで使われていたポーズだそうです。たまたま前日に安彦良和『我が名はネロ』を読んでいたのでなるほど、と納得しました。あのポーズにはそんな意味が含まれていたわけですね。


 『ネアンデルタール』、買ってきました。
 これも安彦先生を思い出す話です。
 まだ安彦先生のアレを読んでない人にはネタばれですが、ネアンデルタールというとこれか、こやま先生の短編でしょう。小説ではなにも思い出せません・・。

 その安彦先生のアレですが、作中で「そう、またしても3万年」というセリフがありました(と記憶してます。)。
 この10年くらい、ずっと疑問に思ってますが、この「またしても」という言葉はどこにかかるのでしょう?
 某・蒼いロボット? そんなはずはないと思うんですが。
 そういえばこの蒼いロボットも「ジャイアント」が名前につくロボット。友情を描いた点も宇宙からやってきた点も同じです。


4/15 アニメ

 今年上半期のアニメにはどうもそそられるものがなく残念。
 そんな中でいろいろな意味で意外だったのが手塚先生のひだまりの樹。
 掘り出し物。

 この時間帯にこういった番組をやる英断に拍手。オープニングの美しさもさる事ながら、本編もまた見事。あの独特の手塚ラインが実にうまく再現されてます。

 それにしてもターンエーの最終回をとりのがしたのは痛かった。


4/14 グリフォン

 負けたぜ・・鉄拳に。売上げでも評価でも読者投票でも。だがしかし! ドリキャス版はPS2版より出来がいいんだぞ(負け惜しみ・・最低。)!


 e−Shopによると、まだあることになってる早瀬耕『グリフォンズ・ガーデン』早川書房は1992年の出版。
 工学部・大学院生である主人公がバイオ・コンピューターの開発にいどむ内に・・というお話(記憶に頼ってます)。
 仮想現実を題材に扱っているものはいろいろありますが、今まで出た本の中でも(イーガンも含みます)ベストをあらそえる物語です。恋愛ものもからめていますが、非常にうまく、しかも上品に扱っていますし、SF的な部分についても、考察描写ともしっかりしています。
 表紙からして、自分好みの作品でしたから、ぜひ文庫版で出して欲しいと思います。
 しかし、これだけの文章を書ける人がこの後まったく出てこないというのはふしぎふしぎ。
 いや、もったいない。

 で、この『グリフォン・・』ですがもともとは卒論として書かれたもの、と聞いています。
 解説か何かで書いてあったと記憶していますが、どんなものでも作品を出せば受け入れるゼミがあって、中には仏像を彫って持ってくる学生もいたとか。著者は多分、情報関連の文献を読んでるうちに、論文ではなく小説として表現したいと思ったのでしょう。



 さて、自分のいた大学でも似たような話を聞いたことがあります。
 社会学部だか経済学部だかのゼミですが、なぜか小説の創作を扱っていました。
 ジャンルはまちまちで、時代小説にこだわるもの、SFにこだわるものとそれぞれでしたが、その中にひとり、先生から「プロになってもいいのでは」(伝聞なので正確には違うかも)と言われた人がいました。


 先日出た『猫の地球儀』の著者がその、彼です。


4/13 しばらく旅に出る

 そこで未来の分まで書いておく私。

 『グリフォンズ・ガーデン』とだけメモしておきます。ほい。
 


4/12 世間はアイアイン・ジャイアントで満たされている

 模型誌を見ても、SF雑誌を見ても、アニメ雑誌を見ても、おもちゃ雑誌を見ても。
 ジャンプを見てもチャンピオンを見ても。
 みんなアイアン・ジャイアントだらけなの・・。
 うーむ。ここまで絶賛されてると、かえって心配になってきます。ほんとにふたを開けた後も評判よければよいのですが・・。神奈川にいる悪い人はこちらへGO!
 私も神奈川へ足を伸ばそうかな・・。

 アニメージュなぞはいろんな人のイラスト満載、推薦文満載なのでおすすめ。それでもカンのいい人にはネタが割れてしまうので、出来れば鑑賞後にどうぞ。気をつけなければイカンのはフィギュアそのものがネタばれになってる場合もあること。ご注意あれ。
 ところで、ジャイアントのおもちゃですが、あれがキット化されたら買っちゃいます。ラジコンとかで出したら良いと思うんですがどうでしょう。


 さて、そこでこれです。
 たのみこむってな、ホームページがあります。
 『インターネットにつながっていて、事故や野球中継で放送時間がずれてもきちんと録画してくれるビデオデッキ』とかリクエストしようと思うんですがどうでしょう。上記のIGなおもちゃとか、スパイダーマン・、クローン・サガの翻訳とか。


4/11 ひとよいのちの

 ハヤカワ書房が文庫の復刊アンケートをしているとか。
 どれが絶版か分かりませんが、こんな事もあろうかと用意しました『ハヤカワ文庫SF書評&目録1−1000』。これは名古屋大学SF研究会が作った書評集でその名の通り、全1000冊(当時)についての書評が載ってるという優れものなのだ。あう。しかしどれが絶版なのか分からない・・ああっ! しかも実物がない? そういえば引越しのときにどっかにやったっけ。
 しかしそんな時のために用意しました『BEST 100 OF HSF 1000』。こっちは前作の姉妹編(おおっと、評者に堺先生のお名前がっ?)で、人気、歴史的価値から選んだ100選が載ってるのだ。
 ちなみに続編もあって『1995−1997年度版』『1999年度版』の2冊もあるのだ(1998年度版は存在しない)。
 しかし!

 うーむ。
 既に出てる本の復刊より『世界のレンズ』『夏の樹』『星界の王』『新しい太陽の書』などの続きが欲しいぞ。


 むむ。堺先生はハヤカワSFの9割位を読んでますね。なのに『新しい太陽の書』を読んでないうえ、あろうことか『サターン・デッドヒート』の評価がいまいち。・・・・敵ですな。堺先生は敵に決定でございます。

 次回は『グリフォンズ・ガーデン』について。
 それとパワパフについても。
  


4/10 まずはまちがいのていせい

 バンプレストではなくバンダイだったようです。
 最下位がバンプレスト。私の友人は15位のチームだったそうですよ。優勝はやはり、のファミ通。2位がセガでした。

 裏表紙を見てなんとなくこれはSFではないか? と思って買ってきました。
 有馬啓太郎『月詠 MOON PHASE』ワニブックス
 なぜ、これをSFだと思ったんだろう? しかも裏表紙を見て・・。なぞ。


 そういえば、私がナムコの吉沢さんのファンだという事を知った先輩が
先輩「変わった人が好きなのねえ。あのひとはこうよ、手を組んでね、お願いお願いって言ってくるよーな可愛いひとなのよ。変なひとなのよ。イメージ変わったでしょう」
えんじ「いや、それでもファンなんです」
先輩「しようのない子ねえ。いいわ、今度紹介したげるから、あたしのことはご主人様と呼びなさい
えんじ「係長・・、それはちょっと」
先輩「その呼び方は止めなさい!」



 『6番目の小夜子』テレビでやってるなんて、誰も教えてくれなかった・・。しくしく。


4/9 フットサルのことは次々に詳しく

 映画『ダークシティ』を見直しました。
 ジェニファー・コネリーって年をとらないんでしょうか。
 10年前の記憶とまったく変わらぬ美しさ。
 ふしぎ・・。

 昨日は友人の会社がフットサル(ミニサッカー)の大会に出るというので見に行きました。
 途中でひけたので結果は不明ですが、勝った会社には豪華な賞品が出るとあって(ページ、です)、かなり白熱した試合でした。有名人を連れてきたところには、ボーナスポイントが出るとという特別ルール付き。カプコンは船水専務を連れてきてました。強かったのはバンプレストのギンガマンで、あっという間に7点ゲット。
 しかし一番強かったのは、主催者側のファミ通だったのでした・・。
 ファミ通が勝ったらページはどうなるんだろう?


4/8 りゅうをころす

 自分もそれは! その組み合わせは考えていたのに! かいとけば良かった!


4/7 家の前にさくらがあります

 気になることがあって仕事が手につきません。
「どうしたんだ」
「実は・・『星界の紋章』の録画を忘れたんです・・」
「ああ、なんだ。そんなことか」
「そうなんです」
「そんなにしょげることはないよ、『紋章』だろ? だったら・・」
「だったら? 先輩! まさか」
「そうさ。『紋章』なんてしょせん再放送だ。『戦旗』をとれなかったことを悔やむべきだな。」


 夜は新人歓迎会ということで飲み会です。
 えんじも酔っ払ってました。
「ドライアード・・」
どんがらがっしゃん

「どうしたどうした」
「いや、えんじさんが、あんっまりつまんない冗談を言うから
「そんな! ぼくはただ・・」
「まあまあ。どんな話だったんだ」
「お酒を飲んでてですね、『ちょっとこのお酒古いみたい。気のせいかな?ていったらえんじさんが『ドライアード』っていったんです!」
「それって・・しゃれになってるのか?」

 これでなかなか冗談というのもムツカシイ。

 酔っ払って帰ってくると、寮でも宴会をやってました。真ん中にあるサクラを囲んで、クリエイティブ部の人たちが酒を飲んでたのです。うーむ。去年の自分たちもここで飲み会をしたんでしたね。外国人が好きと公言して憚らないOさんが「あなたたち、どれくらい? あら、そんなものなの、かわいいわね」といったのもちょうど、一年前のことでした。
 


4/6 アメコミヒーローをつくろう

 某ホームページでオンラインのメールゲームの募集をしてます。
 アメコミ的世界を構築して遊ぼうというもの。
 参加するかどうかは分かりませんが、えんじも頭をひねってアメコミヒーローを考えました。

 どんなドアでも自由に開けることが出来るヒーローというのはどうでしょう。
 彼がそれを、ドアと認識出来ればよいので、タイミングと場所さえうまくいけば、攻撃に使うことも出来ます。
 名前はそうだな、日本の日の丸にちなんで・・・・太陽の開放者、という意味で『オープナー・サン』というのはどうかなっ(シュトロハイム風に)?
 もちろん、弟がいてアカンベーとベンカーの関係のように、弟は何でも閉めてしまう能力を持っているのだ。
 名前は、当然、逆の意味を持つ。
 『シャッター・スター』である。


4/5 たいようなだけに

 野尻先生の小説ですが。
 太陽なだけにサン奪者。
 ・・。
 ・・。

 自分がよくチェックしてるHP、ふたつとも大作が完結したのでご紹介。
 桃源名古屋戦記
 ジオン独立戦争顛末記

 上は、いつものマスカワさんの作品。
 下は、その筋では有名なSF+テーブルトーカーな銅大先生のお作でございます。

 さて山本弘『妖魔夜行 戦慄のミレニアム(上)』スニーカー文庫
 は、下巻が出るまで置いておこうと思うんですが、ちらっと最初の方だけ読みましたら、魅力的な悪役が出てきて・・あっさりと死んじゃいました。でええい! ダース・モール殺しを批判しといておきながら、自分もやんかーっ!
 下巻ではアメリカの妖怪チーム<Xヒューマーズ>が出てくるそうで、たのしみ。うーん。なんかマーヴルな名前だ。
 今回は世界を震撼させる事件になるということですから、TRPGシナリオにしか出てこなかったロンドンの麻薬中毒な探偵が出る可能性もあるかも。Xなチームも美少女がいるのでヤマモトヒロシな展開が期待出来るかも。かもかもといろいろ楽しみ。

 カプコンのAKIMANさん、つまりターンエーの安田先生のHP日記で『亡国のイージス』を読んだという記述がありました。
 これの伏線だったのかも。
 福井春敏『ターンエー ガンダム 上』ハルキノベルス
 ほとんど改行のない文字だらけの本。スニーカー版もそうですが、豪華な作家を起用してますね。これはいよいよ、SF材大の到来ですか?
 イラストがないのが残念。やはりAKIMANさんなイラストが見たいにゃ。
 文庫版は4巻出てます。

 笹本祐一『ARIEL 15』ソノラマ文庫
 も出てますぜい。


4/4 おやすみ

 最近、『書物の帝国』で話題なのがジェイムズ・P・ブレイロック。
 ブレイロックの本は、私が生まれてはじめて、読み終えずに売り飛ばした本であるというのは秘密なのだ。
 今はちょっと後悔してるぞ(というかホントは欲しいのだ)

 ターンエーの小説のこととか、昨日の日記の説明は明日以降に延期するのだ。
 ねむいのだ。


4/3 そんな名前のSFがあったよね

 3/31 のヒントのとこ間違ってたので直しました。


 今日も今日とてお仕事。
「MIS(仮称)の伝票がですね・・」
「MYF?」
「MISです」
「NYS」
「M、I、Sです」
「N、Y、・・」
「・・・・・・! マイクロソフトのM! インターネットのI! スーパーマンのSですっ!」

 ・・はっ! みんなの視線がっ!
 教訓。
 アメコミマニアな人はくれぐれも、自分がマニアだとはばれないように気をつけましょう。
 うん、しかしXがはいってる社名じゃなくてよかった。ほっ。


 さて、私の本の読み方といえば、1 あとがきを読む、2 そこで満足しなければ本編を読む、3 カバーを外す です。
 今回の山本先生の新作はネタを割らないように一所懸命、注意をはらってあとがきを書かれているのですが、帯と裏表紙にしっかり書いてあるのです、ネタが。
 でえいっ。
 『ライトニング』ですかっ?

 あと田中芳樹先生の、解説も危険です。
 シリーズものの場合は本編が終わった後も完結まで危険ですからご注意あれ。

 山本先生のネタはもう少し続きますよう。
 


4/2 山本先生の新作

 の事を話す予定なのだ。


4/1 うそだといってよ、ベイビー

 会社で棚卸しのようなことをしたりしたのではあるが、ちょっと風邪気味でのったり。今日もよくのたれてます、
 そういえば、アメコミな方々にはたれさかいのネタ、通じたのでしょうか。

 ともあれ。
 何とか3時前には会社を脱出。
 前もって買ってあった映画『ブギーポップ』の前売券を手に新宿へ。
 え・・・・昨日で上映終了?
 表題へ戻る、まる。


 そういえば、ブギーポップ第3話の説明するのを忘れてました。
 ・・某高校の3年生、男子が主人公。大学受験を控えているが、アルバイトを続けているせいか成績は芳しくない。
 親からは「腐っても国立(大学に行け)」と言われる毎日。
 そんなかれの唯一の趣味はパソコンのH系育成シミュレーションだった。
 ある日、かれの前にパソコンの中の美少女そっくりの少女が現れる。自分と同じ店で働きたいのだと言う・・。

 一方、校内ではタイプSという名のドラッグの噂が広まっていた・・。

 こんな話です。主人公はこのタイプSにはまり、やがて現実とゲームの区別がつかなくなります。
「どうしたんだ、昨日は喜んでくれたじゃないか」
「僕があげた(スクール)水着はどうしたんだい」
「なんで、そんなかっこなんだ! 昨日髪型をかえたろう? そうだよ、君はその角度がいいんだから」

 親もだんだん息子がおかしくなってきたことに気がつきます。
「あなた、あの子最近へんよね。勉強のし過ぎかしら? ずっと部屋に入ったきり・・」
「いや。あいつはもう勉強はしてないはずだ、こんなものが届いていたからな」
 といいながら父親が取り出した封筒には「**木アニメーション学院」の文字が。


 うーむ。
 ブギーポップを見逃しがちだったのは単に暗いからだけではないのかもかも。