6/30 スペード、ダイヤ、へいへいへへい、ハートに・・
ふう。やれやれ。
さて、表題は、道原先生の漫画『ジョーカー』シリーズのこと。
小説が文庫になったそうなので、ご紹介。
特捜司法官シリーズというマンガがあります。未来の世界で合成人間たちが犯罪を捜査し、また同時に裁くというもので、そのTOPともいえるジョーカーが活躍するのが『ジョーカー』シリーズ。
小説の方はスペードが活躍しますが、2巻から話がリンクするのでマンガも抑えといてください。
本格派のSFミステリですぜい。
日記を読み返すと、ふと。
このネタは、もう使ったんやなかったかなあ、と思うことがあります。
それだけ、そのネタがすき! というパターンも考えられます。
パタリロはしばしば「問題はそこだ?」といわれると「どこ?」と振り返りますが、何度やっても飽きない黄金パターンなのだとか。なんか他にももう一つあげてたなあ。なんでしたか・・・。
落語の死神、ひとり知ってるという人を見つけ出したんですが、記憶があやふやとかいうことで、得られた回答は「死神が枕元だか、足元に立つと死んじゃうので、布団の向きをぐるぐる変えるお話」ということ。よーわからん。おちはどこや?
6/29 宿題は溜まる
「暑いなあ」
「ギャグをいおうか?」
もちろん、実話ではありません。
念の念の念のため。
宿題はオキベン。半年。定光などです。
デビルマン・レディーですか?
は! 妄想会社 電脳筆に比べたらたいしたことないですよ!
6/28 町内一つよい
吉野朔美『お母さんは「赤毛のアン」が大好き』本の雑誌社
ちょっと高いけど、お勧めです。
さて、その中に読んだ本自慢というのがあります(正確には「読みきった」)。
では。こういうのはどうでしょう・・・・。
「ブラナーの『衝撃波を乗り切れ!』を読んだことがあるなあ」
「おお・・」
「グインの初版の1巻を読んだことあるぜ」
「へええ、うらやましいなあ」
「ぼ、ぼくは・・・・『デルフィニア戦記』を・・・読んだことがないんだけど」
実話のような、そうでないようなお話でした。
さーて。
宿題がいろいろ溜まってますし、SF大会への登録も済んでないのでいそがにゃならんです。
ちなみに、今年は神奈川県で行われるのです!!!
『アイアン・ジャイアント』なコメントをSf-Onlineのインタビューやケダモノな雑誌の4コマで見かけました。
そういう文章をチェックして、報告する。マニアの鏡ですなあ。
6/27 ママノタビノ(ペルソナ風に読む)
むかしむかああし。
山奥に独りで住んでいるおばあさんがいたの。
ところが、ある日重い病気にかかって倒れてしまって、1週間目にとうとう・・・・
病気から治ったの。
それでご飯を食べたんだけど1週間前に炊いたご飯だったものだから、こわくてこわくて。
というわけで、『まんじゅうこわい』と聞いて思い出す、ドラえもんネタを二日間連続でお送りしました。
なお、無断で某氏の持ちネタを引用しましたことをこの場を借りてあやまります。
お詫びに今度、面白い映画を紹介しますね。
6/26 人はネタを探して旅をする
ざっ・・ざざっ。
・・それでは早速、おはがきの紹介です。
最初は、神奈川県のペンネーム、眼鏡っ娘大好きさん。
「いつか、宇宙から栗まんじゅうが襲ってくるかと思うと恐くて夜も眠れません」
うーん、それは大変ね! でも、現実はどらいもんのようにはいかないのよ?
まんじゅう恐いの話を聞くたびにこのネタを思い出します。
いろいろ混ざってますがお分かりでしょうか?
ともあれ、ネタが通じないというのは悲しいものです。自分の周りで大学時代よく使われたのは・・
「よーし、そこまでだ! スパイ容疑で逮捕するっ!」
とか
「それはそれ! これはこれ!」
とか
「策ではない! 勇気だ!」
などですが、チガウ人達には全然通じないのでした。嘆かわしいことです。
元ネタはともかくとして、ちなみに応用例は、順にドラクエX、メディアミックスものの何か。最後はもちろん、『ディプロマシー』です。麻雀でもよく使います。
6/25 マンガの話を
八房龍之介『宵闇眩燈草紙』電撃コミックスの2巻を読む。
・・・・すばらしい。
自分は割と漫画をさくさく読んじゃう方なんですが、この本だけはそうは行かないのです。
ふつー、とんとんすととん、と来るところをこのマンガはとん・・とん・・すととととん。・・・とん・・・。という感じに独特の間と余韻を持たせて攻めてきます。ここのところが実にうまい。
選び抜かれた文章と画面のバランスが、読者に独特のリズムを強いるわけですが、これがほんとに心地よいのですー。おすすめ。
六フィートの棒、とかGロボな攻撃シーンもでてきて素敵です。
さて、作中で落語の『死神』のネタが出てきます。
で、作者によると、このネタが難しかったのか編集チェックが入ったのだとか。
「まんじゅうこわいと目黒のさんまと並ぶ常識ちゃうんのん、死神は〜」
『死神』・・布団をひっくり返す・・知らないっす、ごめんなさいいいいい。
いまから過去の日記を改ざんしてきますうう。
『本の雑誌』『ホビージャパン』はどっちもウヒャウウウウ! と叫ぶようなネタが満載。
後日紹介するかもしれませんが、出来れば本物を買ってくだされい。
6/24 ○×
セガの新作通信格闘ゲームは『スラッシュアウト』といーます。でも、『スパイクアウト』を作ったところとはチームが違うのだそうです。むー。
さて、通信格闘ゲームといいますとカプコン。ぽこぽこDCで出してくれるようです。ZERO、スパ2、ヴァンパイアといろいろあるんですが、ひどいです。スタグラだけのけもんです。あのこゆすぎるキャラたち大好きなのに。
山本貴嗣『M4』B.S.P
は自選の傑作集。
一番最後に載ってる『サンダーボーイ』はちょうど、この間話題にした『セイバーキャッツ』の前身となる作品。とはいっても、武術が主題で、主人公の名前が同じ、という以外に共通点はありません。
さて。
『セイバーキャッツ』では以下のようなせりふが出てきます(記憶に頼ってます)。
「たとえば、ここに○×拳という拳法があるとしよう。○×拳を修めるというのはどういうことか。単にその拳法の型を覚えるだけではない。修めるというのは○×拳で考え、歩き、飯を食い、糞をすることだ」
これを受けて、秋山先生は「今も八極拳が現役ならば「八極式戦闘機操縦法」とかがあるわけですよ(一部改竄。詳しくは古橋先生の日記 6/19)」といったんやと思います。
これ、まんまジェダイに当てはまらんでしょうか。
ジェダイはジェダイの行動様式にのっとり、あるいは思想にのっとり、いろいろするんです。
ライトセイバーの扱いから、船の操縦、歩き方、思考方法などなど。
とすると、ダークサイド、というやつは根底の思想からして違うわけですから、戦い方、パワーなどなどまったくジェダイと違うのでしょうな。
ふむ。
・・・・深い。
で、ジェダイといえばこのお方、田巻先生ですが『エグザクソン』最新刊のコメントによると「某大手出版社の新雑誌で勝負をかける」とのこと。
おおっ? 単行本になったらファンは2冊買いだ!
6/23 ペルソナ2
罰の発売日が近いのだった・・・・。
さて牧野修『デビルサマナ− ソウルハッカ−ズ 死都光臨』アスペクト。
読了。★★★
ノベライズはむつかしーのか。
感想は後日。
6/22 「スーパーヒロイン陵辱計画」
SFものな人に届くというなぞのメールがあります。
それが上の題名にあるようなメールなわけです。誰がどういう検索して出してるのか不思議なんですが・・・・ううっ! 韓国のりのメールが届いてたから安心してたのに。
所詮、自分はSFものとしては半人前だったのか!
そーいえば、むかし
「おまえの濃さもたいした物だがなあ」
「いまいち力強さにかけるんだよなあ」
と言われたことがあります。
そんな!
これ以上私にどうしろと!!
6/21 半年にいちど
古賀 亮一『ゲノム』ビブロス
グリーンバーグ,M.H. 編『バットマンの冒険 2』社会思想社
表題の件は明日。
6/20 ナーンバーワーン
古橋先生のhp日記で、秋山先生が拳法について語るくだりがありますね。
『エルフ17』などで有名な山本先生の『セイバーキャッツ』角川書店のことを話しているのだと思います。 傑作SF拳法マンガです。きわもののように聞こえるでしょうが、正統派の、非常にハードなスタイルのSFです。よむべし。
☆ | ||||||
| | ||||||
× | ○ | |||||
| | | | |||||
× | ○ | ○ | × | |||
| | | | | | | | |||
| | × | ○ | ○ | × | ○ | × |
| | | | | | | | | | | | | |
レイアース | ママレードボーイ | ナインスゲート | 黄金八王子 伝説 |
魔法陣 グルグル |
レイアース2 | 鷲は舞い 下りた(新) |
これくらい、あのオチが許せなかったという・・・・。
ともあれ、リニューアルに入って、消されたのは惜しいことです。
6/19 未来はすぐそこ
『囚人のジレンマ』
321ページからはドル・オークションというゲームの話。
こういうゲームです。
1ドル札をオークションにかける。1番の高値をつけた人はこれを貰える。2番目だった人は、自分の提示した金額を支払わなければいけない。
そして、多人数でやるのが望ましい。
さて、ここで一番ふさわしい戦略は?
このあとにある『最大ゲーム』の話とあわせて読むと・・・・うーん、あのヤフー・オークションではどうすべきだったか。あるいはどうして、あんなことになったかが理解できます。
あの・・・・ってなに?
『本物のタイムマシーン』です。そろそろ締め切りですけど、今、オークションにかかってるんですな。
サシダさんも指摘してますけど、あんな無茶な金額じゃなくてオチが見れる金額やったらよかったのにね。
金子 隆一『21世紀アッと驚く大予言』二見書房 ★★★★
いわゆるコンビニ本ですが、ちゃんと科学的知識、教養の裏付けがあって書かれてる本なので、安心して読めます。最近の日経新聞でもちょうど同じような特集してましたね。
しかし、ほんとにこの通りやとすると、エド・レジスの『不死テクノロジー』って、もうすぐそこまで来てるんですね。
筑波さくら『目隠しの国』白泉社
は、少女漫画。
SFです。
超人ロックの接触テレパスばりに、触れた相手の未来を読みとってしまう女の子のお話。
面白いんですが、1巻で言いたいことは言い尽くしている気がしますぞ?
6/18 恐怖! *人だ**
80年代。シベリアでは、雪だるまの大量生産が行われていた・・・・。
雪だるま。
当初は、労働力確保のために作られていたのだが、冷戦時代の厳しさはここにも現れた。
雪だるまの選抜が行われ、Aクラスのものは次々と殺人雪だるまに作り替えられたのである。
結果、ソ連は絶対的な労働力の不足により、崩壊を早めてしまったが、崩壊後も雪だるまは武器商人による闇ルートで西側に流れた。
しかし、新たに生産が行われているわけではない。徐々に殺人雪だるまはその数を減らした。
そんな時、キエフにオリジナルの殺人雪だるまが現れたという情報が流れた。
当然のように各国のスパイ、武器商人が集まった。
そして、いずれもが3桁に達するかと思われたころ。
事件は起きた。
というような話かなあ、と思ったのでした。
竹本泉『アップルパラダイス 2』ノアール出版
主人公の一人、まりあんの書く小説のタイトルが、こんなんだったのです。リストにすると
『透明人間の復讐』
『地下室の井戸の怪物』
『殺人雪だるま対武器商人』
『海底人 ビスケー湾上陸』
竹本作品では他に『さよりなパラレル』でさよりがSF小説を書くし、なりきり少女ものでは『酸素男爵』ばりに怪しいタイトルのSFが出てきます。
短編では、タイプライターの精の話もありました。
どんな話だったんでしょう。
読んでみたいなあ。
=============
自分の場合。そういう想いが止められなくなって、つい、上のような話を考えてしまったんですが、知人には、さらにその力の入れかたを間違えたらしく、竹本泉な同人誌を作って、コミケで売ってた人もいるのでした。
=============
そして、もちろん”====”の中はツッコミ絶対禁止領域なのです。ご注意あれ。
6/17 絶対禁止領域
『パタリロ!』71巻。
常春の国マリネラ。
新しい遊びに興じているパタリロのもとにタマネギが駆け寄ってくる。
何やら問題が起きたらしい。
話を聞くと、王宮の中の廊下に半径5メートルくらいの奇妙な空間が出来て、その場所に入ったタマネギ達全員がなんともいえない違和感を覚える、と苦情を申し出してくるのだという。しかし、特別、体に害があるわけでもない。
霊感青年の44号に聞いても、特に問題はないようだというので、パタリロはそれっきりその話を忘れてしまった。
ところが翌日起きてみると、パタリロは自身もその奇妙な感じに付きまわれてることに気がつく。しかも、タマネギは平気なのに、パタリロだけは今にも倒れそうなほどの息苦しさを感じるのである。
そして、調査の結果、以下の事実が判明した。
1、その区域はマリネラ全土を覆うほどに成長していること、2、その中では絶対にツッコミができないこと、である。しかも、この空間、ツッコミ絶対禁止領域からは脱出も出来ないのだ。
命の危険を感じたパタリロは・・・・
と、今日の日記はここまですべて、私の創作です。
なんとなく思い付いたので書いてみました。
もちろん、オチまでは考えてないのです。
ほほほ。
6/16 なーむこう
恋は盲目と申します。
ですから、ヒッツ様が出てくるものや東方先生が出てくるものを「冷静に判断せよ!」というのはそれは無茶な相談でしょう。
えんじは、極力、冷静に判断してるつもりですが、プレイ中にはんずい様はんずい様わーいわーいと言ったりしてたような気がするし・・・・。アルファの判断は相当甘くなってるはずです。
ナムコのアーケード・ゲームの発表会に行った友人の話を聞きました。
『ミスター・ドリラー2』のシールとポストカードを貰えたそうです。サシダさんの忙しかった時期と重なりますから、やっぱりこのデザインはサシダさんのものでしょうか? 会社に戻って、自慢したら全部女性陣に持ってかれたそうです。
かわいそ・・・・。
展示していたのは・・・・
ビデオゲームが2本。どちらも続編もの。
アーケードは音ゲーが一本。プライズ・マシーンはファンシー・リフター系とコンビニキャッチャー系が1本ずつ。レースゲームはトラックもの、カートものの2種。
どれも面白いんですが、『ドリラー2』以外はどれも積極的に買おうという気になれません。
新しい! と思えるものも少ないし・・・・。うーむ。ナムコ魂いずこへ? もっと暴れてくれい!
遊ぶだけなら、独特のスピード感のあるカート(特にハンドルの操作感が従来のレースゲームとまるで違います)はお勧めです。あまり出回らないように思えるので見かけたら、ぜひ遊んでみましょう!
トラックものは誰もが、ヒューマンの『デコトラ伝説』を思い出す内容。開発者はレースゲームの筐体にPSをつないで、『デコトラ・・』をやってみたとか。そこで、こう、いけそうな感覚をつかんだのだとか。むう。恐るべき開発秘話。
6/15 しゃらんらんら らんららん
萩本ーいいっかのー三人むすっこーよいこ!
お父さん 「おーいフツオー!」
フツオ 「はーい、お父さん。なに? 何の用?」
お父さん 「おまえ、メイドについてどう思う?」
フツオ 「ウーン、僕は成熟した女性に興味はないなあ」
お父さん 「ヨシオたちはどうだ」
ヨシオ 「女の子はメガネガあるかどうかが肝心です。それ以外は問題にすらなりませんよ。ましてや、いわれた通りにする女の子なんているわけがない。そんなののどこがいんですか」
ワルオ 「バカだなあ。それが、言うことをきいてくれるから、いいんじゃないか」
上の文章はもちろん、事実に基づいたりしません。
モデルもいたりしないことを特にお断りしておきます。
掲示板の件ですが。
囚人のジレンマについては、山本弘さまの『サイバーナイト』スニーカー文庫が詳しかったような気がします。
・・・ん? ああっ! 思い出した! **君に山本先生の『時の果てのフェブラリィ』が傑作なので読め! といったら、あんなロリコンの書いた小説はいやだとぬかしおったのだ! ゆるさーん(思い出し怒り)!
ともあれ。
んーと・・・・待てよ。確かこの辺に、持ってたような・・・・あ、あったあった。
ウィリアム・パウンドストーン『囚人のジレンマ フォン・ノイマンとゲームの理論』青土社
2600円もするハードカバーの本なのだ。
なんでこんな本を持ってるのかなぞですが、なかなか興味深い本ですぞ。
最初と最後しか読んでないんですが、後半のゲームは株式市場とか彷彿とさせて、いろいろ興奮させてくれますし、数学に興味のない人も楽しめます。ぜひどうぞ。読みやすいっすよ。
6/14 タリスマン
というゲームをやってみたかったのですが、結局邦版は出なかった。・・んでしたっけ?
今年度のさまざまなSF賞が発表されてますSf−Online。早速チェック。
ピーター・ストラウブがブラム・ストーカー賞を受賞。題名は『Mr.X』。
むーむー。邦題はどうするのか。
ピーター様は『タリスマン』しか読んだことないのよ。
あ、『ココ』がほったらかしになって・・・・。
さて、これからHDの書き換えに踏み切ります!
しばらく復帰できなかったら察してやってね。
6/13 らくごん』
『まんじゅう怖い』みたいな・・、と話したら周りの人に何それと聞かれた。不思議に思って周りの人に聞くとほとんどの人がこの落語を知らないと言う。
『じゅげむ』『目黒のさんま』『ときそば』にしても、同じ。
かくいう私も大学生になるまで『目黒のさんま』のおちが分かってなかったのだからそれはそれでひどい。
それでも、せめてこのくらいは知っといて欲しいと、上にあげた落語を説明したらば、相手は「じゃあ、えんじさん、スマップが何人だかいえる?」と聞いて来た。
もちろん四人である。それくらいは知ってるのだ。
佐藤多佳子『しゃべれどもしゃべれども』新潮文庫 ★★★★★
読了。
一読巻を置くうんぬんという言い回しがありますが、さてこの自分の場合そんな小説があったかというと、ほとんどない。
この一年振り返っても『水霊 ミズチ』くらいではなかったかと思う。
SFでもミステリでもないのにこんなに誉めては死んだ両親に申し訳ないのだが、テンポのいい文章。描写のうまさ。絶妙!
さりげなさすぎて、気づかなかったんですがすごい技量や。
筋書き等は後日あらためて紹介するなりよ。
『DADDY FACE』はほとんど許せるんですけど、最後の最後、主人公の設定でそりゃないよと思ったんでした。
最初タイムスリップものかと思って読んでたら実は『スプリガン』よりの話だったので、その落差に身体がついていかなかったというのもあるのかもかも。だが・・・L.P.S.会員にはお勧めできるかもしれない。うむ。
漫画ではしかくの『爺さんと僕の事件帖』角川書店
読了。『Q.E.D.』と同じく非常に好感の持てるつくりのミステリ。一部の女性のよこしまな欲望を満たしそうな点も同じや・・。
6/12 あるは
スーフェスには行かなかったのです。
雨が降ってたのでαを解いてました。
終了。
うまくまとまってます。ちょっとボリュームがあるのがつらいんですが、歴代大戦でも最高峰にあるでしょう。
しかし、大変な問題がひとつ。
BF団が何時の間にか消えてるのです! なぜ? 大作ルートを来たはずなのにいい!!!
金曜日のお話です。コンビニに行くとジャイアントロボが表紙のゲーム雑誌が置いてありました。
鏡を見なくても自分の目がハート状態になってるのがよーく分かりました。
思わず予備まで買うところでした。
だって、小林誠。
山下先生も。
欲しいよね。
ふつー。
そのあと、鞄に入れてたら表紙を折っちゃうし。
『しゃべれども・・』はぼろぼろになって返ってくるし。
『殺竜・・』はお酒でぬらすし。
さんざんです。
きっと罰が当たったんです。
これからはちゃんと、かかさずスーフェスに行くことにします。
6/11 さつりゅう
上遠野浩平『刹竜事件』講談社ノベルス★★★
殺竜事件は、西澤先生の書く超能力ミステリー・シリーズのファンタジー版として作られたんでしょうか。
事件が起こり容疑者をひとりずつ尋ねて歩き、最後にその世界の法則に基づいた合理的な解決がつけられる。
これと同じパターンで書かれています。
しかし、上遠野作品にこれを期待した人はいないのでは。
金子先生の起用もあって、いろいろ期待をした人も多かったでしょうが、その期待はおそらく満たされなかったことでしょう。
昨日のSさんの感想が一番的を得ています。
この話なら短編でもいいと思うし、せっかくのファンタジーなのに世界の仕組みがふつーすぎます。読者はこの作者ならではの世界を見たかったはずです。
しかもトリック、筋立て、キャラクターとも及第点レベルで、突出したものがありません。
イラストも金子さんである意味があまりない上に、イラストそのものも少ない。
このイラストにあった独自のファンタジー世界を見たかった!
さてファンタジー世界を舞台にしたミステリーというと、何がありましたっけ?
まずは『魔術師が多すぎる』。読んだことないのでこれはぜひ復刊して欲しい(溝口さん面白かったですか?)。
他には・・
ザンスシリーズは『カメレオンの呪文』しか読んでませんが、ミステリーとしても楽しめます。
ソード・ワールド・シリーズでは山本弘が魔法の塔でおきた殺人事件を描いていますが、これはかなり本格的なミステリー。
あとは、名前を忘れましたが、死体がよみがえるパラレルワールドのイギリスを舞台にしたミステリがありました。これはミステリーの方から書かれた作品でした。
・・・・ミステリー・ファンタジーって少ないですね。
ファンタジー・ミステリー?
6/10 まのぬけたかいわ
昨日のお話です。
『Mr.ドリラー2』のチラシをいただきました。この画はさしださんの構成でしょうか。2人の少年がドリルを掲げてます。
「今度は対戦ものなんです。主人公はススムくん。フルネームはホリ・ススムです。」
「こっちの男の子は?」
「男の子? いや、2Pは女の子でアンナといいます。」
「女の子ですか」
「はい。フルネームはアンナ・ホッテンマイヤー。」
「・・・・ほってんまいやー。」
『殺竜事件』をかえしてもらう予定でした。
ここで、えんじは考えました。
感想を聞くと・・
1。 「面白かったですよ」・・・・自分の本を先に読まれたので悔しい
2。 「つまらなかったです」・・・読む気が失せる。自分にとって面白い可能性は残っているがやはり悔しい
これは、感想を聞かないに限るな・・・。そう、えんじは結論づけました。
「えんじさん・・」
相手は例のSさんです。
「昨日、お借りした本お返しします」
「あ、あれね」
さっと、本を手にとり、その場を離れようとします。
「はい、ありがとう、これですか。じゃね」
しかし声は後ろから追いかけてきたのです!
「ありがとうございました、かなりふつーでした」
「・・・・っ!」
6/9 彼女の時代がやってくる(一年前の助言。予言)
三鷹市のポスター、今回は某和服美人だったそうです。
過去どうだったかのお問い合わせがありましたが、自分の知ってるとこでは・・
『ジャイアントロボ』銀鈴
『ガンダム0083』メカニック女性陣
『不思議の海のナディア』サーカス娘
『リューナイト ゼファー』パフィー
『EVA』アスカ、綾波
です。
さて
> 古本を買うことが作者の利益にならない(その作家が筆を折るかもしれない原因を作っている)としても、まったく気にもしません。
> ただ、好きな作家にはやはりずっと書き続けて欲しいので、面白い本があればどんどん人に勧めていってます。
上と下で文章が矛盾してるような気がします。
ちょっと修正、補足。
欲しい古本があったとき。古本を購入しても作者の利益にならないから、と躊躇することはない。
購入した古本が面白い本であれば、人に勧めたりするので、間接的には作者の利益につながるかもしれないが、それ以上の行動はとらない。例えば、編集部にアンケートはがきを送る、同じ作者のほかの本を買う、などの支援策もあるかもしれないが、そこまではしない。
それが、作家が筆を折る遠因になったとしても。
ゲームに関しても同じ事がいえます。
さて、この件について書いたとき、さらに上の文章を書いたときにも、新古書店のことは念頭にありませんでした。
新古書店の仕組みをあまり詳しく知らなかったんですが、同じ結論になります。
作者の生活のことまで考えて本を買ったりはしません。
いちいち気にしていられないからです。
いい悪いは別にして自分はそういうふうに本を買っています。
6/8 世紀の残念賞
そしていまはウォーレン・ワージントンの羽よりも軽い・・・・・(ST 2nd)。
さて、神奈川の良い人、悪い人が騒いでいる例の書物を買ってきました(これにフツーの人が加われば欽どんが出来ます)。
問題の6ページをチェック・・・・。
おしいっ!
おしすぎる!
なぜ、これを雑誌でやらなかったのか!! 誌上でやっていれば、世紀の傑作として名を残したであろうに,つまらぬ常識にとらわれ、雑誌掲載を見送るとは。もったいない! もったいなさすぎます!!
ちなみに2人がひた隠しにしていた書名をえんじはあっさりばらします。『鉄鍋のジャン 27巻(最終巻)』。
感想は人それぞれでしょうが、わたしは評価します!
あの島本和彦だってここまではやらない!
ところで『鉄鍋のジャン』は本の価値ということについても考えさせられます。
6ページに400円払ってるようなものですから、ほんとなら漫画喫茶やコンビニの立ち読みですませるのが賢いのかも。
6/7 殺竜事件
『殺竜事件』買ってきました。本を買うのにこんなにどきどきしてどうする! ってくらい緊張して買ってきました。
むう。
金子節爆発ですが、今からでは次のワンフェスに間に合わないじゃないですか。
なんてこと!
本編は犯人探しに出て少女に出会うところまで来ました。文体を変えてくるかと思ったんですが、意外にヤングアダルトよりな文章。もすこし、固めの文章があうと思うんですがどうでしょう。
あらすじは語らず・・・・。
『殺竜事件』? 竜が殺されるのか? それともものの例え? あるいはヴァン・ダインみたいなの? ドラゴンのなんとかはクイーンだったっけ? ファンタジーものか、それとも現題ミステリなのかどっちだ! この金子先生の怪しげなイラストは何を意味するのだー! ・・・・と、考えながらページをめくるのが正しい読み方かと思います。
ところで、ペルソナ2をくれた人にこの本の自慢をしたら、わたしが仕事してる間にこの本を持ってさっさと帰っちゃいました。
ちがう! それは自慢するために見せたんであって、貸すためじゃないのよ!
週末はスーフェスが有ります。
6/6 次の手は特許
表題は5/26の日記からの流れです。
さて、リンクhpの再紹介シリーズ。
まずはついにリニューアル・オープンした『STRANGERS 2nd』!!
以前のトップ・ページは・・・・半径5m内にしたり顔した広瀬康一が隠れてやがるんじゃないかと言うくらい重かったんですが、今回はむちゃむちゃ軽くてみやすい。
日記も日々更新してます。
アメコミものはみれい。
もう一方はこちら。あの『桃源名古屋戦記』に引き続き、新連載が始まった、『妄想会社 電脳筆』。
新作はその名も『黄金八王子伝説』! むう、半村良ネタだったのか!
当hp向けに5000記念イラストも頂きましたぜ。
はくりきのGR!!
SFは『斜線都市』を購入。
どういう邦題にするのか、期待してたのに・・ずるいや。
さて、夜中にスパロボαのGRを鍛えてると、電話が
「もしもし、だれ?」
「『妖魔夜行』の落ちはひどいぞ。読むな」
ちーん・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
ふっ。
わかってないな、Mよ。そんな事言われたら読みたくなるに決まってるじゃないか。
6/5 わたしはだあれ
鞄を盗まれたらしいのです。
中身は・・『科学者の熱い心』と雑誌が1冊。
うーむ。
持ってった人は私をどーゆー人間だと思うかなあ。
『ザ・ゲーム』のネタを私は人に聞いてから見たんですが・・予備知識なしの人はどう思ったんでしょうか。
やっぱり「あほかーっ!!」と叫んだんでしょうか?
6/4 ナインスゲート
SF−onlineでべた誉めやったので、見に行ってきました『ナインスゲート』。
1時間くらいたって。
「おい・・これ、楽しい?」
「楽しくない」
「眠くない?」
「眠いし、さむい・・・。」
冷房がききすぎてたのです。
それでも我慢して見ます。
あまりに退屈なので、何度も時計を見て・・。
2時間。
「・・・・つ、つまらん」
「単調な映画やね・・」
「これ、どっちに落とす気なんだろう」
ようやく終わり。
「・・・・」
「・・・・」
「あほかーっ!!」
「これって・・・・なんかのパロディーなんだろうか?」
「わからんっ」
これ、真剣に悩んだんですが、ほんっとに面白いですか? なんか、特別な見方があるんでしょうか? 有名な映画のパロディーで、それを知っていないと楽しめないとか。途中の退屈な展開にも何か深い意味があるんでしょうか?
誰か見に行ってこれの謎を解いてくれい。
「期待をするのは君の勝手だがね」とか、言われたような気分です。
「これで『シンレッド・ライン』に誘った貸しはチャラと言うことで」
「・・・俺が悪かった」
森博嗣『人形式モナリザ』講談社ノベルス★★★
読了。北村先生のエッセイにあったアレを実践した話なんですが、裏表紙がすべてをだいないしにしとるのじゃあ!
6/3 いろいろりん
いろいろ購入。
『あいどる』
『科学者の熱い心』
『しゃべれどもしゃべれども』
『ターンエー 下』
平谷美樹『エンデュミオン エンデュミオン』ハルキノベルスは買ってないんですが変な文章でした。
しかも作者の名前からてっきり・・てっきり女性だと思ってたのに。
ひどいや・・。
ほか、漫画を何冊か。
それにしてもヒカルの碁はいいっす。
あとあと、水玉先生のHPが出来たと言うことです。
もでるぐらひっくすさんしょー。
ここ、です。
http://www.vc-net.ne.jp./~kerorin
ここの人形部屋を見るのです!
6/2 ぶっくおふ
だいぶ前にも書いたんですが、最近、この話題が盛り上がってるようなのでもう一度。
古本を買っても、その作者の利益にならないし、出版社の経営も苦しくさせてしまう・・という話ですが。
自分の場合、古本は月に1冊買うかどうかですが、別に上記のことが念頭にあるわけでありません。
基本的に、良い古本屋が近くにないだけです。
古本を買うことが作者の利益にならない(その作家が筆を折るかもしれない原因を作っている)としても、まったく気にもしません。
ただ、好きな作家にはやはりずっと書き続けて欲しいので、面白い本があればどんどん人に勧めていってます。
それで充分じゃないでしょうか。
問題は、奴がすすめる本だから読むのはやめよう、と思われる場合もあるかもしれないという事です。
こと、映画に関してはそうゆう実例をたくさん造ってしまった私。
それでも、『ウルトラマンゼアス2』は傑作だと思うんですよ、山岸先生も誉めてたし。
6/1 れいによる
げつまつげっしょはいそがし。
のです。
ほんとです。
ああ、アルベルト様。すてき・・・。