年越え本にふさわしいのは『夏への扉』かも知れませんが自分が選んだのは『ハイペリオン』でした。
くうううっ、文章が重いッス。
『スーパーロボット大戦α 外伝』の予告編を見ました。
前作を上回る戦闘シーンの描き込みに魂をふるわせてましたらば、隣で見てた人たちがこんなことゆってました。
「J9シリーズ? しらんなあ。また使わないユニットが一つ増えたなあ」
ここ、こいつ・・・・。
「あ、『マクロスプラス』出てるぜ」
「脳波で動くヤツだな。EXAMシステムっていうんだ」
それは青いGMの方です。
「ザブングルだ。これなら知ってるよ」
「ガソリンで動くんだよね」
ちがうーっ! それは赤い油と書いて赤油で動かすのだーっ! 動かすのだーっ!
そういえば『オーガス』が加わっても良いと思うんですがどーですか?
コナミの『Z.O.E』の予告編も。台詞がとってもガンダム風味。
さて問題の『Gセイバー』を見てみました。
ん? きゃあああっ!
前半ほとんどを消してしまったナリ!
くうう、あきらめて、後半だけでも見ましょうか。
・・・・。
むきーっ! めくるめく発進シークエンスはどこ。棒読みばかりの台詞は一体なに。もうもう、納得いかんっすよ!
「せんぱい、せんぱい」
「うーん、むにゃむにゃもう・・・・」
「テンプレートな寝言ネタはもう使いましたよ」
「なに・・・・? あたしゃ、昨日の大掃除で疲れてるんだスよ」
「それと『新宿24時』での屈伸運動でしょ。もう若くないんだから気をつけて下さいね」
「・・・・うん。で、用事は?」
「ぼるつ余ったんで買って下さい」
「ぼると? ぼるとってあに・・・・・・・・」
「ガンパレ本ですよ、えんじさん好きでしょ。ほら起きて起きて」
「・・・・ん、ガンパレ? ガンパレなら何でも買うナリ」
「500円です」
というやりとりがあったと推測されるナリ。手元にガンパレ本がある状況からして。
ガンパレード・マーチ世界の解釈については海法先生の文章(ネタバレ注意)があるのでチェックしときましょう。例え、ホモホモでもきちんとした解釈があるなら、そういうのもOKナリよ。
で、その海法解釈ですがラリー・ニーヴンのリングシリーズを彷彿とさせます。
今回は大江戸線(乗り心地がいいです)と舟を使って本土に上陸(二日目だけの参戦です)。
まずはSFコーナーへ。
宮武一貴先生の画集が再販されてましたけど、こっちのコーナーではファンの目にとまらないのではと、余計な心配をしたり。
購入したのは 『飛翔科修技館 初等教本』。レイアウトの大変美しい星界本。うまいっす。どこで買ったのか不明。
もひとつ。東洋大学SF研『ハヤカワ文庫SF年鑑 1998年度版』も購入。バックナンバーはなくてこの年のだけでした。再販して欲しいものです。
『時刊新聞』は最近のSF大会のが全然出てなくてがっくり。
次はアメコミコーナーへ。
また一段とブースが減ってるような気がします。夏にパワパフコーナーで増殖することを祈りましょう。
購入したのは、もはや定番。MO’PHAT(モーファット)の映画版X−MEN本。プロと比べても全く遜色のないイラストのうまさもさることながら、4コママンガが絶妙にうまいっす。例えていうなら、ええとあれはだれでしたっけ、ワンダーウーマンの表紙やゴーストを手がけてたあの御方と、あずまきよひこを合体させたようなうまさ。あとがきがまた泣けるっす。そうっすよね。あれはいいものでしたよね・・・・。
最後にKくんから借りたカタログを頼りに田巻先生と井上先生のブースへ。
田巻先生(野尻先生の伝言板ボードに何か載るんじゃないかとチェックしてたのに・・・・)の新刊はSF-onlineでも紹介されてたあの『アストライダー ヒューゴ』。1000円也。あてもないのに思わず2冊買ってしまいました。よろしければ、心ある同士の方に実費にておわけいたします。先着順ナリ。
今のところヒューゴの次が出る予定はないそうです。
井上先生の本も買いました。ほにゃららな内容ですが、うう。だって、TRPGものとしては、ねえ? おさえとかなきゃ。
あとCG集を買いました。
ほほ。
ねこっぷりのCG集パート2。AIRもKanonもやってない人には向かないのだそうです。・・・・それは私のことですか。
それにしても、奥様がいらっしゃるのにこんなもの描いちゃって良かったんでしょうか、Mさま。
家に帰ってびっくりなこと。
うきゃああああっ!!
MO’PHATさんの本がオレンジ色に染まってる・・っ!
ああっ。粉吹いてた田巻先生の本で染まってるっすよ。どうするっすかあ!!
ずいぶん前に士郎正宗デザインのペン軸というのを買いました。
士郎先生が自分用に市販のものを改造して作ったというペン軸を型どりして複製したものなんですね。
今でも入手できると思いますが、そのときお店に残ってたのは一本だけ。弱冠ゆがんでましたが、購入しました。持ち帰ってお湯にでもつければ良かったんですが手で、うにーうにーと曲げてましたらぽっきりといってしまいました。しくしく。
それで懲りればいいのに、今度はタブレット用のペンでそういうのが出てしまい、ちょっと心が揺れてます。
デザインは横山宏先生によるもの。
曰く「市販のペンの場合、細すぎたり軽すぎたりで長時間の作業に向かない」そうで、エポキシパテを使ってペンの重さと形状を勝手に変えてしまったのだそうです。これがタブレット開発のワコム(おおっ!)の目にとまって製品化されたのです。
SFイラストレターにしてモデラーである横山先生ならではのエピソード。
・・・・となると、欲しくなりますよね。
実際に使うかどうかは別として、開発秘話とかスペックを聞くと男の子として反応せざるをえないっ!!
ねえ。
そういうもんじゃありませんか。
詳しいことはモデル・グラフィックス最新号p.2か、ワコムのホームページを見て下さい。
ああ、それにしても横山先生の画集『TWO FACTORY』、高いです。
子供の時買っとけば良かった。
会社でパソコンをいじっていると後輩が話しかけてきました。
「えんじさん・・・・」
「ほい?」
「えんじさん、パリへ行きたいん?」
「パリ? パリ? いやパリだろうがハワイだろうが海外ならどこへでも行きたいけど・・・・」
なんだろう、私仕事さぼって旅行のパンフレット見たりしてたっけ?
いや・・・・今日はしてないはず。
まさか、パリ支局へ転勤とか(ありません)?
「さっきまで私、地下で休んでたんですよ」
「??」
お、オレは一体何をしたんだ・・・・。地下で何か見られてはまずいことをしたのか。
「B1で寝てたら、えんじさんが歌いながら作業をしてるんだから、びっくりしましたよ。
シャンゼリゼ〜♪ って、さびだけ延々」
うひゃあ、はずかしいっ!
映画の話を二つほど。
『RED SHADOW』とゆー映画、制作中。まんま日本語にしてください。はい、アレです。アレなのですが、あの『ラ・セーヌの星』みたいなマスクがないのです。ばかもーん!
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』、アメリカで上映中です。全米ランキングは1週目5位、2週目7位でした。
WOWOWーっ!! 画を見せろ画をーっ! 山ちゃんの解説だけで良かったのにーっ!
何年か前に、「そうだ、今年はジャミラが堕ちてくる年でしたね」なんてなネタがございましたが、さて今年は何が起きる年だったか。
銅大先生の『読書万歳』を読むまで気が付かなかったんですが今年は、『夏への扉』の主人公が目を覚ます年だったのです。おおー。ハインラインが遠い未来と考えて用意したその日はすでにやってきて、しかも気が付かないうちに通り過ぎようとしてたのです。びっくりです。
未来世界の描写はほとんど覚えてないんですが、虫歯の治療はあのころに比べて進化したのでしょうか(小説読んだときには、主人公の受ける治療をうらやましく思った、という記憶だけあります。むーん。)。
世界で一番有名なメイドロボも出てくるので、マスカワさんは読んでおいて下さい。
そして、来年はいよいよクラークの年です。
今更原典を読む気がしないあなたにオススメする本は
デイヴィッド・G・ストーク『HAL伝説 2001年コンピュータの夢と現実』早川書房
でございますよ。日本では1997年の発売。4800円です。
題名通りの内容です。
『フリクリ』『ターンエー・ガンダム』を見終わりました。
ターンエーを面白いという人は限られるでしょうが、フリクリは万人にお勧めできる上、傑作です。
ほにゃらららん。
MTZさんの日記を読む。ふふふ。「あずまんが大王」布教作戦はとりあえずの成功を収めたナリ。あとは・・・・むー。ちはら先生などにも読ませたいナリ。
マスカワ先生のHPをチェックするナリ。
イベント部分が更新されていたのはすでにチェック済みでありましたが、なんと! いつの間にやらリンク先まで更新されています。ああ、例のアレがきっかけでこんなことまで・・・・。えーと。どこから説明すべきか・・・・。
そう、クリスマス前にこのようなことが起きたのでござるよ。
「うう、せんぱいっ。遅刻してすんません」
「・・・・」
「せんぱい?」
「・・・・えんじ」
「せんぱい? ひょっとして怒ってます。いや、あのもうしわけな・・・・」
「えんじーっ!! 158,000円持ってないかあっ!!」
「なな、なんすか、その妙に具体的な金額は」
「消費税込みなら165,900円だーっ! スタンドは別売りなのだーっ!」
あ、ああ・・・・。例のアレ(Q&Aの”オーダーメードに付いての質問”は質問もさることながら回答もなかなかでございます。)でございますね。
そうですか。アレが欲しいんですね? 堕ちるべきとこまで堕ちたと思ったのに実は上げ底だったってヤツですか。すいません、行く道が違うのでお供は出来ませんが暖かく見守らせていただきます。
おお。
SF−onlineを見ましたか? アンブレイカブルが面白そうですが、どうすかyamato先生。
付記。
実はその日、あいちゃんもアキハヴァラをうろついていたそうです。
そのいち
はー、くるくる。
はー、くるくる。
海洋堂の三国志セットを見て以来、ため息をついてはその場をクルクル回る日々が続いてます。
およそ、考えられる限りの物欲はきちんと埋めといたはずなのに、まっことこの世は油断ならないことですのう。
そのに
銅大先生の読書万歳を見て本を買ってきましたよー。
こないだの大量購入とあわせて紹介は後日なのだ。
キーワードは戦術と戦略ってどーちがうのよ! なのだ。
そのさん
読み終わったのは『創竜伝』『スレイヤーズ』の文庫新刊。
他に邦訳のアメコミで『バットマン』『ヘルボーイ』など。
久々に輸入版のX−MENも買ってきましたが、久々過ぎてさっぱりですにゃ。
そのよん
クリスマスCG特集というのをコナミがやってますのでチェックしましたが、うーむ。
メタルギアはどこいら辺がクリスマスアレンジなのでしょうか?
で、友人とメタルギア話。
「PS版は名作であったのう」
「うむ。確かに」
「だが」
「だが?」
「結局のところ、メタルギアの1、2を越えることは出来ない」
「確かに」
「移植、すべきだよな。いや・・・・コナミならきっとしてくれるに違いない! してくれー!!」
ふふふ。
愚か者め。一生、そうして待ちぼうけとるがよいわっ!
メタルギア2は物理的に絶対移植不可能なのじゃ!
幼稚園に入った年にはもう、サンタクロースがいないことを知ってました。そのときのことがよっぽどショックだったのでしょう。未だに、「サンタクロースはいない」発言をした相手の顔やそのときのシチュエーション、他に誰がいたかなんて細かいことまで思い出せます。
それでもけなげに、たかしくんの言ったことは嘘で、ホントはサンタがいるんだいっ! なんて考えてたんですが親が中途半端な演出をしたせいでかえって、サンタがいないことへの確信を強くしたのでした・・・・。
さて。
ともあれクリスマス。
クリスマスといえば徹夜組。
私の場合、家に帰るときは必ず競馬場の横を通りますが、この時期の競馬場はクリスマス風に派手に飾られているのです。ここに徹夜組がテントを張ってたりするので、近くのコンビニの食料品棚は空っぽでした。ひどいっす。
そうそう。
コンビニの店員さんもクリスマス風でした。
それでは、コンビニ店員クリスマス風の作り方です。
まず髪の毛をツリー状に結い上げてください。天に向かって巻き貝状に作るのがこつ。
次に星やらなんやらぺたぺたくっつけて、金色のチェ−ンか何かを髪にクルクルと巻き付けます。だいたい形が見えてきましたね。そして、最後にオレンジ色の色紙を数字の7の形に切り抜いて、ぺたりと張り付けるとできあがりっす! セブンイレブン専用コスプレクリスマス娘の完成なのですっ!!
あ、嘘だと思ってる人がいる・・・・。
ホントに見たんっすよー!!
ミステリ@えんじさんの日記から「綾辻行人&有栖川有栖脚本による推理ドラマ「安楽椅子探偵の聖夜」が放送されますね」という記述を見て、テレビをチェック・・・・。
終わってるやん。
ああっ!!! もっと前に! 放送前に紹介してくだされ。
で、そんなことのないように紹介です。
劇場版実写ガンダム、『Gセイバー』は12月29日に放送予定。お見逃しの無きよう。
電撃な雑誌をチェックしました。
秋山先生の次回作はいつなの・・・・。2月までの発売スケジュールには載ってないナリよ・・・・。
2001年早川の旅カレンダーって、どんなんでしょう?
どこで手にはいるのでしょう?
今日は、アキハヴァラで飲み会でした。
きゅうう。
無断遅刻をしてすみません、ごめんなさい、申し訳ありませんっ!!
続きは明日書きますよー。
お題は「その値は158,000円」、とか、「本屋で買った本の山」について。
今日は会社全体での忘年会でした。
またもやビンゴに外れてしまいました。
・・・・当たったことないっす。しくしく。
その@
『テイルズ・オブ・エターニア』を買ってきました。
ふむふむ・・・・ふむん? 良くできてるけど、あまり面白くない。なぜだろう?
・・・・。
ああっ!
そうか!
すいません、えんじはRPGが苦手なんでした。
何ですぐ忘れるのだろう、自分。
そのA
『探偵紳士 DASH!』を買ってきました。
ドリームキャスト用の推理ゲーム。
独特の世界が構築されていて、主人公は日本に二人しかいないAライセンスを持つ探偵であるとか。
やたら事件に巻き込まれる特殊能力を持っているとか。
メイドロイドなるものが出てくるとか。
そんな設定をきいてたので、これはSFだ。ぜひプレイしよう。と、思ってたのでした。
・・・・これもあまり面白くありませんでした。
古典的なコマンド総チェックタイプのゲームである、という点と主人公の語り口が気に入りません。
これも封印です。DCを持ってないあの方に、メイドロイドってのが出て来るんです。良いでしょ? と自慢しようと思ってたのに。
今度スクウェアから『バウンサー』というゲームが出ます。雑誌掲載の画面写真を見てると台詞にやたら「・・・・」が出てきますが、多用するのはいかがなものかと思いますぞ! 自分もですけど。
ところで『セーラー服をあなたに・・・』というゲームをご存じですか?
ここで使われてる「・・・・」は絶妙です。
あなたに。
一体。
どうするんでしょう?
スパイダーマンのお話。
『フィギュア王』という雑誌のコラムで映画版スパイダーマンがネタになってます。
キャメロン版のシナリオがインターネットで読めるとか、大変興味深い話が載ってますのでチェックしましょう。特にスパイダーマンの蜘蛛糸の話は必読であります。いや、深いですな。そう来ましたか。
スパイダーマンの能力といいますと、危険を察知する能力、壁に張り付いたりする能力、怪力などがありますが、誰もが知ってる能力というと、あの蜘蛛糸。しかし、正確にはこの蜘蛛糸は能力ではなく装備品です。しかも、スパイダーマンの正体であるピーター君が自ら作ったことになっています。
ピーターくんが一介の学生にすぎないことを考えると、おかしな話でしょう。
こんなものを作ることが出来るはずがないのです。
映画版ではこの点を解決した新設定が加わってます。
といったような話がウェイン町山先生(確かそうだったと思う)の名調子で語られてます。
読むのだ。
デュアル文庫の充実ぶりに気絶しそうになる。
・・・・手抜きです。疲れてるのです。
あと、DC版『燃えろ! ジャスティス学園』にはキャラエディットのためのボードゲームが付いてます、先輩。
話は続いております。
その後はカラオケに行ったんです。
「ああ」
ぽむ。
「どうした、えんじ?」
「<ハーモニー奏でる>なんですね」
「は? いや。そうだが」
「自分、ずーっと<ハーモニカ、撫でる>だと思ってました」
えんじの中ではつじつまがあってたんですよ。
「おお」
ぱむ。
「どうしたんすか、先輩」
「<胸には〜、赤いバラ〜>を<胸には海原〜>だと思ってた」
それはないでしょう・・・・。
そういえば「ねこたま」といったら小林めぐみ先生ではないですか。
いかんいかん。
12/17には飲み会がありまして、時間も場所も微妙に間違えて酒豪場所へ・・・・集合場所へ行ってさんざんバカにされました。ううっ。
飲み会に出てきたのはフグにカニにメガネっ娘と至れり尽くせり。
満足しました。
店を出た後しばらく談笑しながら歩いていると、先輩の携帯に電話がかかってきました。
いや、なんとなくアレを置き忘れたんじゃないかなあ、それで電話がかかってきたんじゃないかなあと思ってたんですが、やっぱりそうですか。忘れずに某クリスマス・ポスターをきちんと回収に行ってくださいね、先輩。例えそこが、仕事で使うお店であっても。
「あなたが忘れたのはこちらのクリスマス・ポスターですか」
「い、いえ。私が忘れたのはポニーテールの女の子が頬笑んでいるゲームのキャラクター・ポスターです」
「こちらの***ですか?」
「い、いえ。もっと胸の大きいポスターです」
「じゃあ、こっちですね。念のため、この場で開けて確認していただけますか」
なんてなことにならないといいですね。
集合時間を間違えたおかげで『本の雑誌』を両方ゲット。
えんじ@ミステリさんがボンゴを購入したことを知る。
ファインマンさんでも読んだのでしょうか?
西澤保彦『転・送・密・室』講談社ノベルス読了。★★★★
キャラクターが一気に増え、設定も次々と開かされていきます。
構成は前の短編集と同で、最後の短編のみ書き下ろし。シリーズ全体への仕掛けが施されています。手塚治虫先生の有名作品を彷彿とさせる文章がそこかしこに出てきますが、ここからどうまとめてくるのか楽しみです。
オススメは表題作の『転・送・密・室』。
イラストでひいてしまう人には向かない本ですが、非常に良くできたパズラーです。
前作に比べ読後感も格段に良くなった印象があります。
西澤作品全体にいえることですが、キャラが物理的には動かず、延々しゃべっているだけなのがちょっとつらい。今でも『7回死んだ男』が一番面白いと感じるのはミステリとしての仕掛けもさることながら、主人公が自分で動いて試行錯誤するのが楽しいからでしょう。
もっと動くのだ!
ドム・トローペンを見ても。
ロボット刑事Kを見ても。
コリン・デクスターを見ても。
FF同梱パックを見ても。
ギルティギアを見ても。
エリ・エリを見ても。
外国製のマクラを見ても。
手強そうだなあ。買うのはよしとこうと思うようになりました。
ここまで欲望が失せるとはもう若くないのかもしれませぬ。
アーロン・エルキンズ『洞窟の骨』早川文庫
を買いました。このシリーズは日焼けに弱いので大切に保管しましょう。
バットマンとスパイダーマンについては後日語るナリよ。
スパロボ新作発表!!
ターンエー、ターンエー。
わーいわーい!!
アニメのコンバトラーVを見ました。
知らなかった・・・・というか、たぶん忘れてただけなんですけど、南原博士って途中でいなくなっちゃうんですか。びっくり。
あとちずるの声がおばさん声なのにショックを受けました。
ううう・・・・。
よしなに。
この前の話。
ほにゃほにゃと池袋を歩いていましたら本屋がありましたので、飛び込んで「本の雑誌くださーい」といいましたらば、配り終えましたよ? とのお返事。
配り終えるとは、なんのことかと尋ねましたら、そこのお店では只で配布してるとのことでした。いいなあ。
その後も最新号を探してふにゃふにゃと歩いてますが、なかなか近所の本屋には見つからないっす、『本の雑誌』。
結局今日も収穫出来ず。
家に戻って「やれやれ」なんてなことをつぶやきながら鞄を開いたら、気が付かないうちに買った本が・・・・。
は、早く見つけないと。
荻野目悠樹『双星記 1 千年に一度の夏』角川スニーカー文庫
林 譲治『侵略者の平和 第一部 接触』ハルキ文庫
他、やまむらはじめの復刻マンガを2冊買いました。
ちはらさんのとこで魔法の呪文が話題になっとります。
いろいろありますけど、自分が好きなのは『我とともに来たりて我とともに滅ぶべし』。やはり呪文には怪しさが必要なり!
あとは『スキトキメキトキス』とか。骨折には効きそうにないですけども。
骨折向きなのは・・・・なんでしょうな?
ふき。
銅大さんのHPでは『読書万歳』のバックナンバーが読めるようになってます。
パーティじゃなくてパーティーでした。
列はボークス限定版ドールのための列と、ドール系のための列とガレージキット系のための列の3列あって、危うく、ドールの方に入っていくとこでした。
不思議なことにどの列も、そして売る方も買う方も男性がほとんど。・・・・不思議ではない? うーん。
その不思議空間にはなぜだか微妙にSFも入っておりまして。
版権許可が下りなかったものの『猫の地球儀』の展示もございましたよ、ていとくっ!
未完成品で色も塗られていなく、サーフェイサー吹き、そのままの状態でした。ものはクリスマス。猫は付いてませんでした。
もっと不思議にSFだったのは別のブースにあったオリジナル天使のガレージキット。腰掛けるようなポーズでしたが、その台座がハードカバーのSF小説。
『完全なる真空』と『フューチャーマチック』。
むむっ。なかなかの選択!
ほか、興味を引いたものをいくつか。
まず、ねここねこセット300円。あっという間に売り切れ。
先生(給料日バージョン)。こちらはくるくる回る台座が付いてて素敵でしたが、展示のみ。残念。
同じく欲しいものに限って展示品だったのはブースの名前からしてイカス『真(チェンジ)! おやじ天国』。
ジャイアント・ロボから衝撃のアルベルト、そしてきちんとネクタイをゆるめ、袖のボタンを外した静かなる中条(シャドー・ボクシング スタイル)がございました。
企業ブースではアイアン・ジャイアントが目をひきました。
帰りには模型屋を梯子。
5件目くらいでようやく見つけましたのがナムコ『エ−スコンバット3』よりデルフィナス。
長谷川制作所製。
残り一個のところをゲット。
さあっ! 組み立てるぞ!!
プラスティック・レスラーは、「VOLKS・エクセレントB 巨乳タイプ」の新・旧モデルに対応していることが判明。
大変わかりやすいネーミングですね。
他にもいろいろありますぞ。
『転・送・密・室』進行中。表題作の謎解きは見事。エレガントです。
しかし、最終ページにSFものとしては見逃せない不用意な一言が入ってます。むー。
本題。
友人に「ゲームを映画にしたものは、はずればっかり」と言われましたが、そんなことないです。『ポケモン』とかあります。『ストリートファイター』はアニメ版も実写版もOKです!
映画『トゥームレイダー』の予告編を見ました。
2丁拳銃で戦う女インディ・ジョーンズ。
ほ・・・・、惚れたぜ・・・・。すごーい、かああっこいいい!! よし! 見に行こう。
映画『ファイナルファンタジー』の予告編も見ました。ディティールが細かいのはともかく、動きがぎこきないのが気になります。ディティールでなくフォルムや動きにこそ力を注いでくれい。
『ドールズ・パーティ4』の話の続きは次回になります。
ワンダースワンのFF同梱パックはおもちゃ屋で探すと見つけやすいっす、マスカワさん。
自分は『ドールズ・パーティー4』には行ってないのです。
会場に着いたのがオープンとほぼ同じ11時頃。あまり待たずに入れましたが、並んでる人の顔ぶれ(顔つき? 目つき?)がおかしいなあとは思ったもののそのままでいたら、やっぱり並ぶ列を間違えてました。
とか。
そういったことはありませんよ?
今回の目的はプラレスをテーマにしたドール。『プラスティック・レスラー』なのです!!
プロト2に惚れ込んだんですが、こうして見ると00も01にも、別の味わいがあって良いです。
商品はクリアー版と白版の2種がありまして、自分が買ったのは白。ひとつ6,000円でした。
午前中には完売。
サシダ版02用ステッカーは午後から配っていたので、気が付かずに帰った人多いかも。ステッカーのタイプは黒赤青の3種でした。
ただし02用にするためのクリアー素体は限定生産のためすでに市場にないとか。
くううっ。
肌色タイプはHすぎていかんすよ。
と、友人が言ってました。
写真が全然ないのは神奈川の方の教えを忘れたからではなく、私がそこには行ってないからです・・・・。
ゆるして・・・。
この話続きます。
西澤保彦『転・送・密・室』講談社ノベルス購入。
いまから5年くらい前のこと。
「『ときメモ』? あんなのどこがいいんだか・・・・。絵も変だし」
「何いってるんすか、先輩っ!! アレは世紀の傑作ッスよ。ゲーム史を塗り替えるッスよ!」
と。
会社の先輩(ふつーのひと)ともめたことがあったのです。
それから半年くらい後。
その先輩から電話がかかってきました。
「えんじ・・・・。悪かった、おれが間違ってたよ。これ・・・・面白いよ・・・・」
やはり、見たこともないものについてコメントしたりしちゃいけません。
そして自分が間違っていた場合はこのように、きちんと対応したいものです。
『TRIGUN』が爆弾少年事件関係で取り上げられたという話を聞いて。
家に帰る途中に競馬場があります。
クリスマス向けにどんどん豪華な飾り付けがされて、イルミネーションがきらきらと輝いております。
夜。そこを自転車で通り過ぎようとすると、互いに寄り添ったカップルが出てきたりします。
競馬場なのに、不思議です。
ところで、サンタには2pカラーというものはないのでしょうか。
というようなことを『DOA2 HARDCORE』(友のためにCM)を見てて思いました。
にしてもっ!! かすみのあのサンタコスチューム・ポスターはやりすぎでいかん!
もっとつつましく!!
<<そのいち>>
『グリフォンズ・ガーデン』読了の報が書物の帝国から聞こえてくるナリ。
鏡のことについても書いてあるのですが、答えが書いてないナリー!
アレは大変、面白いうえ、きれいでかっこよくて、知的好奇心も満たされSF的にもすぐれていると至れり尽くせりな物語です。ハードカバーでしか出てませんが、デザインもかっこよかったすう。文庫でも出して欲しいっすう。
そいえば。
秋山先生の作品が載ってる同人誌などを溝口さんのとこに送ったところ、そっちではなくて同封した他の本の感想が届いたのでした。そう、「榊さん激ラブっす」と。
そういったような趣旨のことが書いてあったっす。うん。こんな言い方ではありませんでしたけど。
<<その2>>
ドールズパーティー4th。場所が分からなければ行きようがないと思ってたのですが分かってしまいました。
どうするどうする ど・お・するっ♪ 君ならどうする〜♪
開催日時:2000/12/10(日) AM11:00〜PM4:00
開催場所:池袋サンシャインシティコンベンションセンター
TOKYO展示ホールA(ワールドインポートマート4F)
欲しいアイテムはこちらなのだ。
『技・脳・体』『リッジレーサー4』のデザインをしたサシダさんが写真を作ってるので、反則的に美しいのだ。
もうもう。
どうすればいいのだ。
<<その3>>
ドールズ・パーティーで『幽&クリスマス(猫の地球儀)』を展示するブースがあるそうです。
販売の認可は下りなかったとか。
ああっ! それを見に行くという理由が出来てしまったではないかあ。
罠だっ!!
これはオレをはめる罠だああっ!!
<<補足>>
でも、あれは文庫ではダメな気もします・・・・。
本をたくさん買いましたよ。
うーん。
テルミヌス・エストってこれが境界、とかそんな意味だったと思うんですが違いましたっけ?
ドールズ・パーティにサシダさんが参加する予定という話を聞いて、むう、とうなる。
なんと申しますか、アレに行くのは人として最期のアレを越えてしまいそうなので、拒絶していたんですが、調べてみますと結構な数のガレージキットなども出ておりまして、大変興味深い内容であるなあ、などと思えてきたのであります。
どーですか。
こちらなどが詳しいようでございます。
強気なのだか腰が引けてるのだか分からない掲示板のネーミングがほほえましいです。
そうか。ミンナ、そう思ってるのかも。
プラレスに興味あるし、うーんうーん。
12/10(日)。ドールズ・パーティー4th。
どこで開催するのやら分かりませんが、人類学的にも大変興味深いものでございますね。
ワンフェスが今年の冬はないということですから、こちらで作品を出す方も多いかもしれませぬ。
それにしても、『新しい地旧(ウールス)の書』が出ないものか。たとえば国書刊行会とかから。
早瀬耕『 グリフォンズ・ガーデン』早川書房の中で合わせ鏡の話が出てました。
鏡と鏡を完璧に並行に向かい合わせたとき・・・・えーと、鏡の像はどこまで写るかというような問題が出て来るんですが、このときの答えでその人が理系か文系かわかるんだそうです。
たしか、そういう話でした。
さて。
99年、SFセミナーで篠田節子のおっしゃっておられた話。
「10年前に舗装された道路を直そうと思ったら、2カ月前に殺された人の死体が出てきた。」
この謎をどう解くかということなんですが、どう答えるかで、その人がSFものかミステリものか分かるんだそうです。
答えはこちら。
某推理マンガを見て思い出したので、書いてみました。
・・・・にしても。今、思い出してもあのときの大森先生の回答は見事でしたねえ。
秋山先生特集の最終回は実際に同人誌版『猫の地球儀』の文章をそのまま引用します〜。
ネタバレにならないような部分だけ抜き出したつもりでございますよ。
なお、()の中は原文ではルビで書かれていたものです。
ちなみに同人誌版『猫の地球儀』表紙は、秋山先生のお兄さん(やはりSFものだそうです)が描いた挿し絵が入っています。
黒猫と、ジャンクに挟まれた地球儀が浮かんでいる絵です。
そして。
ページをめくると、中央にこのような文章が入っています。
=====================================
夜
大西洋に浮かぶ小さなセラミックのかたまりの上に座った
片腕の女と五匹の子猫が
大気のレンズを透かして星空を見上げた
自分たちはどこからきたのだろうと
=====================================
3ページ目からが本編。
導入部です。
そして影踏丸と他の電気猫の会話シーン。
よいでしょ。
続きです。
これでおしまいです。
みづらい画面でごめんなさい。
ペンタグラムによれば、秋山先生はディスクをとばす天才だそうです。
また、特技として天王星からの電波を受け取ることができるとか。他に土星、木星も可能。
同人誌版『猫の地球儀』の主役猫は名を、影踏丸といいます。
秋山先生風の格好いいネーミングですが、当時『うしおととら』『バーチャファイター2』にはまっていたのではないでしょうか(掲載号は1992年11月28日に発行)。
同人誌版では他にも、何にはまっていたか彷彿とさせる文章が見られます。
露骨なのは『BLACK MAZIC』で、男がセーラームーンやレイアースの主題歌を口ずさむシーンがあります。
さて。
以下は、『猫の地球儀』のもう一人の主役、弥生の紹介文です。シリーズの世界観の他に作者の読書傾向と、女性の好みがかいま見えるようなそうでないような。
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*本名、不知衣 武鳥。俗名、空閑 弥生。
もと螺浬(ルオラン)コ口二ー人民宗教国の軍警察職員(こんなんばっかしや)。「星辰の知恵」動乱で
国が潰れ、帰る所のなくなってしまった弥生姐さんは、サルべージ・チームの頭となり、悪どもを率いて軌道構造物を荒らし回るのであった!
いきなり左腕がないのは飼い猫に手を噛まれたせいなのだが、これが案外後まで尾を引いたりする。
*ところでわしのキャラ(主役級)っていつも五体満足の奴が口クにいない。苦労するよなこいつらも。でもさでもさ、片腕と片眼って、なんかこう口マンを感じない?
高尾山口のドクター・アダーと呼んでくれ。
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ちなみに影踏丸の名前は正確には『影踏丸 鵺の十二番』といいます(おおう。)。
今回紹介した同人誌『ペンタグラム』についても補足説明を。
同人誌『ペンタグラム』はサークル『PENTAGRAM ORDER』から発行されたものです。活動期間は1987年から、おそらく1996年まで。メンバーは主に法政大学多摩校舎の学生で構成されていました。
販売はコミケで行われていましたが、現在活動休止中のため同誌を入手することは出来ません。
古いコミケ・カタログを探せば同サークルの名前が見つかると思いますが、逆に、最近は全く活動していないので、もし同盟のサークルがあったとしてもそれは全く別のグループであると考えられます。
今回、前回と過剰に引用しすぎな気もしますので、苦情等あればすぐに対応いたします。
いまのところ、もう1回くらい秋山先生特集をする予定です。
フリクリの3巻を見ました。
うーむ。あの衝撃のラストシーンは神奈川の御方的にはOKなのだろうか。
今日は、久々にサッカーの日。
朝早く目を覚まし、体調も万全。
・・・・と、寝起きでのどが渇いてるのに部屋になにも飲み物がありません。お茶も、ジュースもない。
しかしよく見ると一つだけありました。
仕方がありません、これを飲みます。コクコク。むー、気分がいいナリ。
目を覚ましたときにはとっくに集合時間でした。
おそるべし『越の初梅』。
と、ここまでが、えんじの本日の生活でございます。
さて、ペンタ10号にも秋山先生の文章で似たようなものが載ってます。
番外編読み切り企画『世界の中心のはずれで愛を叫んだ男達に捧げる挽歌』(合作ものですが、本文は書いていません)の序文がそれ。以下、まるまる引用です。
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人の不幸は、部屋にじっと座っていられないことから生じる。
パスカル
−−7:32:03AM I1,27
う〜、朝―っす。起きた―っす。まだ眠い―っす。あ、そういえば今日は金曜日っす。一限の体育なんか出たくないっすよ。おまけに昼休みまでに序文を上げないと編集長に食い殺されてしまうっす。なんてったって明後日は入稿っすよ。も―最低っす。ダサダサっす。む、これはタべの残りのコーヒーっすね。ちょっとホコリが浮いてるけど飲むっす飲むっす。くー、やっぱ不健康と残りもんのコーヒーはハードボイルダーの基本っすね。口バート・B・パーカーに見せてやりたいっすよ。かー、しびれるっす。とりあえず朝めし食うーっす。どうでもいいけど眠いっす。
−−10:51:45AM 11,27
はっ!! いつのまにか眠ってしまったっすよ!! やばいーっす。げ、もうこんな時間っすよお〜もうもうもう。バッドモ〜ニングっすよ。一限サボリ決定っす。序文を書くっす。まだ死にたくないっすよ。いつも「誰か学校を爆破してくんないかな」とか思うってのは精神的に危険な兆候っすね。妄想がわしの頭に没入(ジャックイン)してくるっすよ。やばいっす。急ぐっす。さーて、日本電気製品個人用電算機(NECパーソナル コンピューター)九八○一式の電源(ひ)を入れるっす。磁性体記憶素子(フロッピーディスケット)をスリットに叩き込んで再起動(リセット)を斬るっす。中身は言語処理構造物(ワードプロセッシングプログラム)”四太郎”日本語野郎仕様(ジャップ・バージョン)。体言止めっす。かー、しびれるっすよ。
I/0 ERROR
起動ディスクとんだっす。
それはすでに起こってしまった、という理論もある。
ダグラス・アダムス 「宇宙の果てのレストラン」より
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以上。
本日は、しょーもない話を書いてもレベルが違うというお話でした。
秋山先生特集はもう一,二回くらい続きます。
荒木先生に、もし罪というものがあるとしたら、それはエンヤをおばあさんにしたことです。
エンヤがテレビに出るという話をえんじ@ミステリさんのホームページで知りました。標準で録画予約をセットしときます。
夜中、帰宅後。早速ビデオを再生します。
・・・・?
出てないじゃん?
・・・・。
・・・・。
ああ。
ぽむ(と手を打つ)。
ミュージック・ステーションとニュース・ステーションを間違えてました。
なんだか急に日記のカウンターが増えてます。・・・・こっそり、過去の日記を改竄したり。
11/29の日記から1行消しただけですけども。
よしなに。