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よくある落車 |
ロードバイクの特徴のひとつ、ビンディングペダル。これは、慣れていても油断すると、落車の原因のひとつです。
よくあるロードバイクの落車パターン1
止まる寸前に、片方の足をビンディングからはずしているにも関わらず、ビンディングが外れていない方に重心がかかり、転倒。
よくあるロードバイクの落車パターン2
低速時に、路面のちょっとした段差や、溝にタイヤを取られ、バランスを崩して転倒。
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落車時の注意事項 |
上記の転倒、落車パターンは、よくあることなので、そんなに気にすることはありませんが、落車、転倒したらまず注意しなければならない点がいくつかあります。
落車後、転倒後、いきなり乗ってはいけません!
@リアディレイラーの変形
これは、目視をすればすぐにわかります。目視の方法は、まず止まった状態で後輪を持ち上げ、ペダルを空回りさせて、ギアをフロントアウター(前のギアを外側)、リアロウ(後ろのギアを一番外側)にもっていきます。
この時、リアロウとリアディレイラーのガイドプーリー、テンションプーリーが垂直上に並んでいるかを確認します。垂直に並んでいればOKです。
次に、フロントインナー(フロント内側)、リアハイ(リア一番内側)で、同様に正しい位置にギアがあり、垂直に並んでいるかを確認します。垂直であればOKです。
☆最重要チェック☆
この時、リアがスポーク側に行き過ぎていると、チェーンがはずれ、ギアとスポークの間に落ち込んでしまいます。この状態で乗ってしまうと、スポークが変形したり、スピードに乗っていると後輪ロックなどとても危険な状態になってしまうので、落車、転倒後にディレイラーの位置に異常があり、自力で調整できない場合は、乗るのを止めましょう。
リアディレイラーが変形していた場合の応急処置
安定して、回るギアで固定して乗る。リアディレイラーの4〜6段あたりのギアで固定しておき、乗って帰る。
この時、ギアが安定しなければ乗るのを諦め、交通機関か何かで帰りましょう。
Aブレーキレバーの変形
ブレーキレバーが、ハンドルに正しい角度で着いているか?を確認します。転倒時に、ブレーキレバーが、地面にぶつかると、ブレーキレバーが曲がったり、取り付け角度が変ったりします。ブレーキが正常にかけられるかを確認します。
Bクイックレリーズの緩み
クイックレリーズが、何かにひっかかり外れているかもしれませんので確認いsます。これも目視で簡単にチェックできると思います。
Cその他
ある程度、タイヤ、ホイールも目視して、大きな変形や傷が無いかをチェックします。異音が無いかもチェックします。
基本的に、高速時の転倒でなければ、大きな損傷は無いと思いますが、リアディレイラーは、簡単に曲がったり、調整が狂ったりしますので、これだけは注意しましょう。
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