これが私の No 1!

私にとっての No 1 のワインを集めてみました。一番おいしかったワインかって?それだけじゃあつまらないですよね。(^-^) ただしあくまで主観に基づいた個人的な記録ですよ。



 私が最初に飲んだワイン
わかりません

オイオイ…のっけからそれかよ。でも本当に覚えていません。たぶん高校の頃に飲んだカリフォルニアワインだった思いますが、なにせ十年以上前の話なので…。カリフォルニアワインといってもオーパス・ワンとかインシグニアのような高級なものではなくて、紙パックや一升瓶 (そんなもんカリフォルニアにあるんだろうか?) で売っていたブドウジュースのようなワインでした。当時そんな甘ったるいワインが (世間で) 流行ったと思うんですが、ご存じの方いらっしゃいませんか?



 この泥沼にはまるきっかけになった最初のワイン
Vosne-Romanee '89 Robert Arnoux
 ヴォーヌ・ロマネ '89 ロベール・アルヌー
  (フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)

'94 ごろ、近くの成城石井・青葉台店で「ロマネ・コンティと同じ村で作られるワインです!」という謳い文句にみせられて購入。たぶん 3000 yen ぐらいだった。飲んですぐ感動した記憶はないが、抜栓して翌日ぐらいに飲んだのが抜群に旨かったのを覚えています。「今まで飲んできた赤ワインは何だったの?」と。それがブルゴーニュのワインだというのは少なくともわかっていたので、その後手当たり次第成城石井にあるブルゴーニュ産ワインを購入しましたが、どれもパッとしませんでしたね。今考えると「ブルゴーニュは生産者」ということの実地教育だった気がします。それ以降、やはりブルゴーニュに思い入れがありますね。もちろん他のワインも好きなんですが…。



 今までで最も購入回数の多いワイン
Ch. de Canterrane '82
 シャトー・ド・カンテラーヌ '82
  (フランス/ルーション、赤)

基本的に同じワインは二度と買わないようにしているのだが、これはあまりにおいしくて、かつ比較的お手ごろ価格なので今までに四回も購入してしまいました。全てが溶け込んで非常にバランスが良く、四回ともおいしく飲めました (リンクがはってあるのは四回目です)。なんていうか古すぎず、新しすぎず、本当にちょうどいいワインなんです。他人にお勧めできる数少ないワインの一つですので、ぜひ一度お試しください。

#ただし購入回数を判定するにあたってスパークリングは考慮しませんでした。もし考慮するならば Veuve ClicquotYellow Label "Brut"。間違いなく一位です。



 最もコストパフォーマンスの高いワイン
Delphine de Margon "Chardonnay" '96 Dom. de Margon
 デルフィーヌ・ド・マルゴン「シャルドネ」 '96 ドメーヌ・ド・マルゴン
  (フランス/たぶんラングドック、白)

家の近所のしんかわ酒店という酒屋さんの試飲会で飲みました。いろんなフルーツがぎっしり詰まって、心地よくナッティーで、味にふくらみがあって、酸とのバランスも良く、とにかくシャルドネの美観を全て備えたようなワインです。で、お値段は 1260 yen。ヴァン・ド・ペイ万歳!でしょ?
#試飲会以外で「まともに」飲んだのは '97 なんですが、'96 の方がよかったと思います。



 最も渋かったワイン
Ch. la Fleur Cravignac '89
 シャトー・ラ・フルール・クラヴィニャック '89
  (フランス/ボルドー/サンテミリオン、赤)

収斂味なんていうなま易しいものを通り越して口が曲がるぐらいの渋みがあった。でもこれはたぶん飲み方の問題だろう。というのも澱がどっちゃりあったこのワインを買ってきてすぐに抜栓してぐびぐび飲んでいたからだ。同じような申し訳ない飲み方したのが SIMI"Cabernet Sauvignon"。たしか SIMI のときは冷蔵庫で冷えていたのを飲んだから渋みもトリプルパンチだったのだろう。(^-^;) 澱も豪快だった。
ところでこのラ・フルール・クラヴィニャック、ヒュー・ジョンソンの本とかにも載っていないんです。唯一残っている資料が "St-Emilion Grand Cru" と焼き印されたコルクのみ。どなたかこのシャトーについてご存じの方がいらっしゃったら教えてください。



 最も甘かったワイン
Coteaux du Layon '96 Pierre Bise
 コトー・デュ・レイヨン '96ピエール・ビーズ
  (フランス/ヴァル・デ・ロワール、白)

ロワールの甘口白。「白」をテーマとしたワイン会の最後にデザートワインとして出されました。いや、もうすごい甘さです。嫌みはないんですが非常に凝縮した甘さはまるでハチミツからつくったお酒みたい。いやワインのハチミツ割りというべきか。飲んだ後の「喉の渇き具合」までハチミツと同じなんだから、虫歯持ちの人はまず無理でしょう。プロの方のお話によるとやはりかなりの低収量の賜物だそうですが……ここまで甘いと氷を入れて飲むのも一興かも。(^-^)

#これに比べるとソーテルヌはある程度酸が効いているんでしょうね。



 最も水みたいだったワイン
Ch. Ch. Plagnac '92
 シャトー・プラニアック '92
  (フランス/ボルドー/メドック、赤)

コルディエ社が所有するメドックのクリュ・ブルジョワ。私の部屋で友人知人と飲んでいて加速度的に消費量が上がり、その挙げ句に抜栓した一本だった。この前には Ch. Poupille '93 (シャトー・プピーユ) を開けたのだがあまりの味のなさにブーイングが発生。それじゃあってんで開けたんですけどそれ以上に水みたいなワインでした。(^-^;) 二つともはずれロットだったのかな?Ch. Poupille '93 に関する現存しているメモには「水!ホンマに水!!」と関西弁で書かれているだけなのに……それ以上水っぽいワインというのもものすごい。が、しかし、もう一度挑戦してみようと思う。



 抜栓後、最も寿命が長かった赤ワイン
Dolcetto d'Alba '96 Fratelli de Nicola
 ドルチェット・ダルバ '96 フラテッリ・デ・ニコラ (でいいんだろうか?)
  (イタリア/ピエモンテ?、赤)

一人でワインを開けると一本全部飲んでしまうというようなことはまずなくて、何日かに分けて飲んでいるんです。ところが飲み残したボトルにかたくコルクをしても日々の変化は避けられず、多くの場合翌々日ぐらいにはかなり飲むのがつらい代物になってしまいます。そんな中、このドルチェット・ダルバは四日間にわたり、ベリー香 → スパイス → バナナ、フーゼンガム → 花、というように香りが変化し、タニックになりすぎることもなく楽しめました。特に香りは最初に飛んでしまうことが多いので、これはなかなか得難い存在ではないでしょうか。

#イタリアワインのなかには「抜栓後四十八時間後に飲め」なんつーのもあるようですね。もっと高級なワインでの話ですけど。



 今まで飲んだ中で最も古いワイン
Clos des Lambrays '19 Dom. F. &L. Sailer
 クロ・デ・ランブレイ '19 ドメーヌ・セール
  (フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)

いままでに飲んできた「古いワイン」の記録を一気に更新。この項がさらに更新されることはもうそんなにないだろう。しかし 80 歳というご老齢にもかかわらず、とても果実や酸にも張りがあって非常に若々しいワインでした。とまあそのへんのことはリンク先に任せるとして、1919 年には以下のようなことがあったようですよ。

・アメリカ、禁酒法制定。(1/16)
・第一次世界大戦戦後処理のためパリ講和会議が開かれる。(1/18)
・中央線の万世橋−東京間が開通。(3/1)
・万歳事件が起る。朝鮮各地で抗日独立運動 (三・一運動)。(3/1)
・浅間山噴火。(3/14)
・ワイマールに国立美術工芸学校バウハウス創設。(4/25)
・ベルサイユ講和条約調印。(6/28)
・東京のラクトー株式会社が乳酸飲料「カルピス」を発売。(7/7)
・「キネマ旬報」が創刊される。(7/11)
・寿屋が「トリスウヰスキー」を発売。(9/1)
・フランス印象派の画家ルノアール (Renoir, Pierre-Auguste) 没。78歳 (誕生:1841/2/25)。(12/3)

国内では大正デモクラシーのまっさかりといったところか。それにしてもカルピスやキネマ旬報、トリスには歴史があるんですねえ。

#今までの歴代「最も古いワイン
Ch. Pichon-Longueville Comtesse de Lalande '58
Ch. Camensac '66
Ch. Ducru-Beaucaillou '61



 自分で購入した最も高価なワイン
Domaine de Chevalier '75
 ドメーヌ・ド・シュヴァリエ '75
  (フランス/ボルドー/グラーヴ、赤)

大学の後輩が教えてくれた関西の酒屋さんで購入。税込みで 17640 yen でした。まだ飲んでいないです。その他、Ch. Latour '76 19530 yen 也とかもあるんですけど、知人との共同購入なのでこれをいれるのはインチキですね。ブルゴーニュでないのが意外と思われるかも知れませんが、やはりボルドーは古いのを飲んでみたいのでどうしてもお金がかかってしまいます。でもうちには保存する設備なんかないのでもうすぐ飲んじゃいます。 → 飲んじゃいました。詳しくはこちら



 自分で購入した最も安価なワイン
名前忘れた。ハンガリーのマリク…なんとか

確か 380 yen。'95 ぐらいのまだお酒に消費税がかからない頃の話です。この頃はワインに関してまだまだ冒険心があり、かつスノビッシュなのがいやだったので、やみくもに近所で買ってきては友人達とがぶがぶ飲んでいました。で、「安い!」というだけで購入したのがこのワイン。あまり期待はしなかったのですが、飲んでみるとなかなかおいしかったですよ。値段以上の価値は充分あったと思います。しかしワインの値段というのはよくわかりませんね。上の Domaine de Chevalier '75 一本でこのマリク…なんとかは 46 本は買えるんですから。それどころか Domaine de Chevalier '75 の消費税分にもなっていない。高いワインがある一方、はるばるハンガリーから船でやってきたのに 380 yen で買えるワインがあるというのもまた不思議な話ですね。

#スノビッシュなのは今でも嫌いですよ、念のため。でもどうせ買うなら旨い確率の高いものを、と思い始めたのは事実ですね。臆病になったということ。



 他人の財布で飲んだ最も高価なワイン
Ch. Lafite Rothschild '89
 シャトー・ラフィット・ロートシルト '89
  (フランス/ボルドー/ポイヤック、赤)

「鯨飲の統計情報−酒量編」でもちらっと書きましたが、私が以前住んでいた会社の独身寮が廃止されることになり、「残った寮費を骨までしゃぶろうぜ飲み会」を開きました。そのときなぜか私は酒買い出し隊長。(^-^;) んでもってここぞとばかりにワインを購入し、そのとき一番高価だったのがこの Ch. Lafite Rothschild '89 でした。恵比寿の三越で 29800 yen だったんですが今では最低でも四万円はするようですね。いやはやごちそうさまでした。

#ちなみに私もなにがしかの寮費を払っていたので正確には「100% 他人の財布で」ではないですが、まあそういう細かいことは言わないように。



 最も酔っぱらった状態で開けてしまったワイン
Ch. d'Yquem '89
 シャトー・ディケム '89
  (フランス/ボルドー/ソーテルヌ、白)

実はこれも「残った寮費を骨までしゃぶろうぜ飲み会」で開けてしまった一本。ドン・ペリニヨンのマグナムボトルから始まって、いったいいくら飲んだことか……。たぶんイケムに到達する時点でレギュラーボトル二本分は飲んでいたと思う。もう「甘い」としかわからない状態で飲んでしまいました。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいぃぃぃ!

#イケムを飲みながら「世界最高のデザートワインじゃあ!!」と叫び、私の直属の上司 (も、この独身寮 OB だった) の頭をどつきたおしていたという風説が流布されているようだが、私の記憶にない話を信じないように。



 最もたくさんの香りの要素が感じられたワイン
Classic Vintage Brut '94 Iron Horse
 クラシック・ヴィンテージ・ブリュット '94 アイアン・ホース
  (アメリカ/カリフォルニア州/ラシアン・リヴァー・ヴァレイ、スパークリング)

こりゃすごい。グラスに二、三杯飲んだだけだけど、一時間半程度の間に少なくとも、オレンジ (いわゆるトップノーズ。しかしオレンジの風味は少なくなっても始終持続した)、洋ナシ、アプリコット、クリーム、白桃、白い花、シナモン、フランボワーズ (飲んだ後に鼻に抜ける香り)、ハーブ、銅、オレンジマーマレード (約一時間半後。へたらない) の 12 種類の香りは嗅ぎ分けられた。なかなか侮れないスパークリングではある。

あなたの No 1 は何ですか?教えてください。



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