「大日本ブルギニヨン党」本格始動。
  いったいどうなることやら…。

Savigny-les-Beaune '95 Emmanuel Rouget
 サヴィニィ・レ・ボーヌ '95 エマニュエル・ルージェ
  (フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、赤)
すでに掲示板等でさんざんご報告したように、 SUPERWINEWORLD なるワインコミュニティサイトにてワインのレビューワーをすることと相成りました。で、これはその記念すべき投稿第一号のワイン。最初はロワールのワインを、なんて考えていたのですが、「ブルギニヨン党のワインノート」などと銘打たれてしまったからには一回目はやはりブルゴーニュのワインでないとまずでしょ?しかしここのところブルゴーニュを飲んでいないな…。しかししかし第一回投稿の期日が迫っているな…ということで真夜中に半ば無理矢理開けてしまいました>エマニュエル・ルージェ。(^-^;) もちろんご存じの通り、エマニュエル・ルージェは伝説の作り手アンリ・ジャイエの甥。せっかくなのでリーデルのヴィノムシリーズ「シャルドネ」と「ブルゴーニュ」という大小二つのグラスで比較してみました。


CONTAX T2 プログラムオート 自然光 RDP-II 使用
COOLSCAN-III でスキャン、修正済み。(^-^;)
小さいグラスでは…

最初からフランボワーズやチョコレートの甘美で深い香り。飲むとややタンニンが目立ち、収斂性も感じられてまだまだ若々しい。やがて森林系の清々しい香りが立ち上り、さらに 20 分もするとバナナやラズベリーを砂糖とともに煮詰めてさらに少し焦がしたような濃い香りに転じる。グラスを注いですぐの状態だとウォッシュタイプチーズのような香りも。香りは非常にわかりやすくて楽しいが、飲んだときの刺激が少し強めかな。

大きいグラスでは…

まず感じられるのは海草のような香り。昆布茶という言い方もできるかな。ヨーグルトのような香りも少々。ややアルコール感が鼻につくのを除けば香りから強さは感じられず、優しい印象。そして非常に複雑な構成をしているのがよくわかる。そして飲むと最初こそタンニンと酸が目立っていたが、時間とともに滋味あふれるとでもいうような柔らかな果実味が感じられ初め、舌に染みいるようだ。やがて焦がしたあんころ餅のような香りが出てきたのも面白い。

ということでグラスごとで非常に異なる印象。香りが違うのは以前にも経験済みだが、味まで異なって感じられるのには驚いてしまった。これは空気との接触面積の差なのだろうか?端的に言って香りは小さなグラスで、味わいは大きなグラスを用いた方がとっつきやすい。エマニュエル・ルージェって初めて飲むのだけれど、きれいな果実感が素晴らしく素直なワイン。購入価格 5775 yen は村名サヴィニィ・レ・ボーヌにしては驚きだが、このぐらいの品質ならやむを得ないかな。



「エルミタージュ友の会」ここに発足!……って最近そんなのばっかりだな。(^-^;)

とある方のお宅にお邪魔しました。まずは「トマトとモッツァレラのカプリ風」から。
Blanc de Blancs '92 Ayala
 ブラン・ド・ブラン '92 アヤラ
  (フランス/シャンパーニュ/アイ、シャンパーニュ)
最近人と飲む場合はたいていスパークリングを用意してくれるのが正直言ってうれしい。しかもアヤラは始めてだし。まず感じられるのはフレッシュなリンゴ。それが過ぎ去るとシナモンを効かせたリンゴ入りカスタードクリームとでも言えばいいのだろうか、香りに濃厚さが出てきてまるでデザートのよう。味わいは一転、引き締まっており、重低音とでもいうような酸が心地よい。いわゆる果実味あふれるタイプではないが、非常に爽やかで涼しげな飲み心地。和風の椀物にもよく合いました。
「冬瓜水晶煮蒸椀」
このショウガの風味が合うのかな…。

Hermitage "Le Chevalier de Sterimberg" '92 Paul Jaboulet Aine
 エルミタージュ・ル・シュヴァリエ・ドゥ・ステランベール '92 ポール・ジャブレ・エネ
  (フランス/コート・デュ・ローヌ、白)
実はこのワインが本日のきっかけでした。私が持っていたこれと下のラ・シャペルとを一緒に飲みませんかということになって。購入は三年ぐらい前だったので、おそるおそる抜栓。しかしコルクは異様に長く、ボトルからは未知の香りが漂ってくる。これだけで興味津々。グラスに注ぐと鼻を近づけなくても抜群に香ばしい香りが漂ってくる。見た目はややブロンドがかった薄い金色で、なんとなく高貴な印象。その香りはハチミツとブランデーに漬け込んだナッツを少し焦がしたようなものなのだが、シャルドネから作られたワインのような生っぽさというか「もったり感」が感じられない実に香り高いものだ。特に飲んだ後に鼻に抜ける香りの香ばしさは特筆すべきだろう。味わいは柔らかな酸と優しい果実味でよく言えば品がよく、ともすれば香りに負けている印象もあったがそれも最初だけ。時間とともに干しアンズのような凝縮した果実感が強まり、極めて厚いワインに転じる。それとともにウイスキーや梅酒、煎ったアーモンドにモモに焼き栗、ハチミツよりもトーンの高い蜜、そしてなぜかゆで卵のような香りなどが次々に出てくる。部分的に以前飲んだユエのヴヴレに似た印象もあったが、それ以外は全く未知の体験。こういう素晴らしいワインがどうしてこうもマイナーなのかな。5040 yen (東急本店) は納得のお値段。
「アスペルジュ・ベール・ソース・ムースリーヌ (Asperges Vertes Sauce Mousseline)」
プロならいざ知らず、こういう料理が一般家庭で供されること自体が驚き。(^-^;)
とにかくエルミタージュの白に良くあってましたよ>アスパラガス。

Cassis '95 Clos Saint Magdeleine
 カシ '95 クロ・サン・マグドレーヌ
  (フランス/プロヴァンス、白)
これが「お料理用」だったら驚くよね?まあたまたまだったそうですが…。思ったほど酸は強くなく、柔らかで品のある印象。香りはかなり独特で、重いめの甘い香り、やや遠いが焼き栗の親戚のような香りだ。偶然後日全く同じものを頂く機会があったのだが、そのときはあまり冷えていなかったためメタリックな感じがやや目立ち、イメージがずいぶん違いました。やはりこういうワインは冷やさないとね。
「ウナギ蒲焼き、南仏風仕立て」
…というのはよく書きすぎ。(^-^;)
単にカシを振って、温めただけです>私。

Hermitage "La Chapelle" '82 Paul Jaboulet Aine
 エルミタージュ・ラ・シャペル '82 ポール・ジャブレ・エネ
  (フランス/コート・デュ・ローヌ、赤)
同じくポール・ジャブレのエルミタージュ、ただしこちらは赤です。なんでも上の「ル・シュヴァリエ…」とは共通するエピソードがあるそうだ。色は深いながらも明るいルビー色で、あまりオレンジがかったりはしていない。香りを嗅ぐと、かわいらしい花の香りが刹那、その後、赤系ベリーの果実香とともに強いハーブ、特にミントが香り、この酔っぱらいですら (^-^;) 心洗われるような清々しさだ。飲んでも雑味を全てそぎ落としたような透明感のある果実味と酸は感動的ですらある。これが歳月のなせる技なのだろうか。そして気品あふれる第一印象が過ぎ去ると、今度はイチゴとラズベリーのジャムのように強く凝縮していながらも深い果実味があふれだし、ビターチョコレートのような余韻とともに舌に染み入るようだ。なんだかしゃんと背筋を伸ばしていた人が急にしなを作り出したようで、その変わりようにも驚くばかり。これほどの感動を得るためには極上のブルゴーニュでもなかなか難しいだろう。なんというか、驚くべき変化をするだけでなく、複雑さがありながらもどんな人が飲んでもおいしいと思うような魅力を振りまく、そんな究極のワインですよ。SWW に投稿するなら最低でも★四つ。天晴れ。

#写真はホストの方に撮っていただいたものです。
#Canon EOS-RT 2500107 + EF50mm F1.4 + RDP-II + 自然光 とのこと。
#スキャンと補正はうちでしましたよん。
「子羊の白ワイン煮込みリンゴ風味」
これがまた旨い!エルミタージュにはもちろん合うし。
トマトをリンゴに変えて、赤ワインを白ワインに変えてという発想もナイス!

Opus One '95
 オーパス・ワン '95
  (アメリカ/カリフォルニア/ナパ・ヴァレイ、赤)
本来なら上のエルミタージュで会は終わっているはずなのだが、もうここからは酔っぱらいモードです。あいすみません。(^-^;) しかもこれはブラインドで出されるし…。まず見た目が濃い赤紫。で、カシスのような果実香とほのかなスパイスで若々しい印象。飲むとやや酸が足りない嫌いがあるが、しっかりとした (と思う) タンニンを押しのけるような果実の充実感がある。なんとなくオーストラリアの人なつっこさを感じなかったので、『カリフォルニアの若いカベルネでしょう』と答えたらそこまでは正解でした。しかし……正直に書いちゃうけどオーパス・ワンとは…。ごちそうになっておきながら本当に申し訳ないんですけど、今の市場価格の価値は感じられませんでした。すみませんです、はい。
「カリフラワーのパスタ」
優しい味わいと香ばしさでたまらん旨さ。子供の頃には嫌いだったのにな>カリフラワー。

Pommard "Grands Epenots" '87 Michel Gaunoux
 ポマール・グラン・ゼプノ '87 ミッシェル・ゴーヌー
  (フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、赤)
これまたブラインドでした。かなり明るいルビー色。紅茶やウーロン茶が混じった熟成香。しかし品種がわからない!飲むとあまり熟成感は感じられず、まだまだ元気な果実感がある。……んー、訂正しよう。品種がわからなかったのではなくて記憶があやふやなのだ。いやはや。
「フロマージュ (ローブ・ド・ガリグー)」
ヤギ系のチーズ。夏になるとヤギがハーブをむしゃむしゃ食うので、チーズにもその香りが移って…というあれね。でもオン・シーズンではなかったので、そこまではわかりませんでしたが。
#とかいいつつ、季節よりもアルコール血中濃度の問題という説もちらほら。


「デセール (ガトー・マルジョレーヌ)」
これは強烈な記憶がある…記憶も別腹なのか??
なんでも日本にはそう作られる人がいない 10 層からなるケーキだそうだ。こてっとした味わいがありながら、後口がさっぱり。もう素面で一度チャレンジしたいが、普通に売っているような品ではないらしい。「レストラン・ピラミッド」がオリジナル。なんでもコート・デュ・ローヌにある三つ星レストランだとのこと。

ということで飲みすぎたのを除けばいずれも実に素晴らしい体験でした。特にエルミタージュは赤白とも全く未知の体験。まだまだ修行が足りんのう>俺。

*


その後、この会のホストの方からメールがあり、シュヴァリエ (騎士) とラ・シャペルとの関係について教えていただきました。
1224年、十字軍から負傷して帰国した聖騎士ガスパール・ド・ステランベールがフランス女王の許しを乞うて鐘堂を立てて住んだ。それが La Chapelle の丘にある鐘堂であり、現在このまわりの畑はポール・ジャブーレが所有している。
とのこと。うーむ、13 世紀から続くいわれがあるんですね。なんでもフランス人なら誰でも知っている様なエピソードだそうですよ。


神田の「ワイ・ヴィラージュ」にて。
最初はこじんまりとした会だったのだが、途中から人数が増えたりして単なる大宴会に。記述が短くなっているあたりから大宴会モードに入ったということです。ま、いつものことなんですけど。
Classic Vintage Brut '94 Iron Horse
 クラシック・ヴィンテージ・ブリュット '94 アイアン・ホース
  (アメリカ/カリフォルニア州/ラシアン・リヴァー・ヴァレイ、スパークリング)
泡は細かく薄い金色をしている。いきなりオレンジの華やかな香りで私はスイッチ ON 状態に。(^-^;) 柑橘類は一旦飛び去り、洋ナシやアプリコットの甘い香り、クリーム系の濃い香りがその後に続く。さらにそうしたやや濃いめの香りの後には白桃、白い花、シナモンが香る。これほどいろいろな香りを感じさせてくれたスパークリング、いやワインも初めてかもしれない。さんざん香りを楽しんだ後にようやく飲んでみると、フレッシュなフルーツの酸で果物感が強調される。一方、果実味の主張はさほど強くないのだが酸に寄り添うさまはなんとも愛らしい。さらに面白いのは飲んだ後で、鼻に抜けるのがまさにフランボワーズの香りなのだ。ピノがそれなりに入っているということなのかな。そして柔らかな苦みの余韻も心地よい。他のワインを楽しんだ後でこちらに帰ってくると、今度は清涼感のあるハーブが香り、なぜか銅のような金属臭も感じられた。一時間ほどしてまた戻ってくると、今度は柑橘類がオレンジマーマレードのような少し煮詰めたような香りとして復活。さらに驚くことに、香りにあわせて果実感もマーマレード風に濃くなり、へたっているかなという予想を見事に覆してくれるのだ。うむ、3500 円程度というお値段を考えるともう文句のないスパークリングです。しかしシャンパーニュとはかなり異なったテイスト (単なる「味」じゃないよ) を感じるな。だって柑橘系とアプリコットを同時に感じるというのも初めての体験だったし。

Chablis 1er Cru "Cote de Lechet" '86 Michel Barat
 シャブリ・コート・ド・ルシェ '86 ミッシェル・バラ
  (フランス/ブルゴーニュ/シャブリ、白)
こんなに古いシャブリを飲むのは初めて。そして聞いたことない作り手だし……ということで参加者全員 (四名) ちょっとおっかなびっくりの心持ちでした。しかし!そんな心配は単なる杞憂というもの。グラスに注がれた液体はやや赤みがかった薄い金色でかなり脚も長い。そして香りを嗅いでみると…うーむ、猛烈なナッツ、特にクルミが香る。その一方で竹林の中を歩いているような清涼感も感じさせるから不思議だ。底辺にはハーブやオレンジ、アプリコットが流れ (あっ、これも柑橘+アプリコットだな)、幾層にも折り重なる複雑な香りの構成をしている。飲んでもまだまだ果実感も酸も健在。特に特徴的なのはその酸で、まろやかかつ重量感があり舌に染みいるようだ。また「酸い」香りも妙に心地よく、鼻の頭をなでられているかのごとく。グラスを回すとフレッシュなオレンジが香るという点でもいたって元気なワイン。そして時間がたってもポテンシャルを保っており、オレンジ風味のカラメルソース風の香りがしたり、ナッツ香が持続するあたりも素晴らしい。ある瞬間、ワサビのような刺激を感じたのは気のせいだろうか。

Condrieu "Coteau de Vernon" '98 Georges Vernay
 コンドリュー・コトー・ド・ヴェルノン '98 ジョルジュ・ヴェルネイ
  (フランス/コート・デュ・ローヌ、白)
いったい上のシャブリとこちらのどっちを先に開けるべきかという議論があったのだが、こちらを後にして全く正解でした。なにせ抜栓して注がれたグラスを他人に回している段階で猛烈なモモの香りが漂ってくるのだ。その強さたるや圧倒的、以前にもジョルジュ・ヴェルネイのコンドリューのご相伴にあずかっているのだが、それよりもさらに強く感じた。その他、ジャスミンやアプリコット、ラベンダーのような香りもするぞ。飲むと非常に強いボディがあるのだが、フルーツという印象は少なく腰のある清酒のようだ。時間がたつと香りは派手さだけでなく深さが加わり、ハーブや飲んだ後のスパイスの刺激を感じさせたりする。全く甘美という言葉を凝縮させたようなワイン。そして時間経過とともに果実味が広がるあたり、底知れぬパワーを感じるのだ。

全く余談だが、ヒュー・ジョンソンの「ポケット・ワイン・ブック 第2版 (日本語版)」にこういう記述があった。
『メドックから見渡せば…「白ワインとは、すなわちあなたが赤ワインの前に飲むもの」ブリューノ・プラッツ (Ch.コス・デストゥルネルの所有者)』
……こいつは本当にワインがわかっているのだろうかという思いを禁じ得ない。いや、不遜なのはわかっているのですが、少なくとも一緒に酒を酌み交わしたいとは思わないな。

The Famous Gate "Pinot Noir" '96 Dom. Carneros
 フェイマス・ゲート「ピノ・ノワール」 '96 ドメーヌ・カーネロス
  (アメリカ/カリフォルニア州/ロス・カーネロス、赤)
深いルビー色が美しい。香りの凝縮感は強く、フランボワーズのジャムと言った案配。しかし単に濃い香りというだけでなくそれなりに深さを感じさせるあたり、グラスに引き込まれそうになる。飲んでもくどさのぎりぎり手前で止めた凝縮した果実感はタンニン、グレープフルーツのような酸とのバランスも良い。その他、ややグラッシーでシナモンも感じられる。いわば最初から極めてとっつきやすい流行のスタイルなのだろうか。ブルゴーニュでも最近こういうの多いみたいだしね。敢えて苦言を呈するなら、『どうだ、旨いだろう!』という一本調子なところかな。しかしワイナリーで直接購入すると、$25 程度 (?) だそうなので、抜群にコストパフォーマンスはいいと言えるだろう。とかいいつつ日本での市場価格は存じ上げないのですが。

ここいらから参加者数が増えています。どうぞご安心を。

Bacio Divino '95
 バーチョ・デヴィーノ '95
  (アメリカ/カリフォルニア州、赤)
カリフォルニアのどのあたりなのか、わかりません。なんでも "Devil's Kiss" という意味だそうな。「セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン 66%、サンジョベーゼ 22%、残りプチ・シラー」というのを聞くと、なんとなくサンジョベーゼの風合い感じるから人間の (いや、私の) 味覚なんていいかげんなものだ。しかし基本的にはカシスやゆで小豆を感じるからやはりカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインという印象が強い。飲むと不思議なぐらいにミルキー。タンニンは粉っぽいのだが極めて細かく、飲んだ後に不思議な甘さを感じる。時間とともに深さがますが、このあたりからもう記憶があやふやだな。カレー粉のような刺激を感じたのはちょっと面白かった。

Ch. Pichon Logueville Comtesse de Lalande '94
 シャトー・ピション・ラランド '94
  (フランス/ボルドー/ポイヤック、赤)
んー、もうこんな酔っぱらい状態でこんな高貴なワインを出されても…。(^-^;) 上の強烈な赤ワイン二本の後ではかなり印象が薄かったです。いや、ほとんど飲んでいないというのもあるのですが…すみません>提供していただいた方。子供の頃、ソラマメの皮むきを手伝わされたときに感じた独特の青臭さがあったな。おしとやかで控え目な印象は舌の錯覚か。

Burg Layer "Pieroth Blue" '98 Schlosskapelle
 ブルグ・ライアー・ピーロート・ブルー '98 シュロスカペル
  (ドイツ/ナーエ、白)
すみません、作り手とワインの名前、ごっつ自信がないです。やや揮発油、鮮烈なハーブ、オレンジのようなフルーツ香。そして飲むと熟したミカンのような果実感が面白い。アルコール度数 8.5% なのでかぱかぱ行けそうだが、一体何を一緒に食べればいいのだろう?デザートワインとするには甘さが足りなかった気がするのだけど…。

Charmes-Chambertin '89 Dom. Camus
 シャルム・シャンベルタン '89 カミュ
  (フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)
これはお店にあった一本です。リストに載っているのかどうかはわかりませんが。カミュって結構ひどい評価をされることが多いので、そういう意味でも興味津々でした。ややオレンジの入った薄い色合いだが、見た目は透明感があって美しい。すぐに感じられるのはウォッシュタイプチーズのような熟成香。そしてなぜかかなり強いナッツ香と、ソラマメをゆでたような炭水化物系の香り。飲むと酸が少し立ち気味で確かに薄い印象もあるが、昆布茶のような旨みだとかねっとりとしたテクスチャーは面白い。うむ、そう悪くはないと思いますよ。一方で『畑のポテンシャルを体現していない』との厳しい (かつ専門的な) ご意見もありました。確かにそうなのかもしれないけれど、みんな同じようなスタイルになるのも面白くない。そういう意味でちょっと新鮮でしたよ。


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