| 今月は見たこともないワインに めぐり会えそうです。 |
Le Baron de Brane '93
ル・バロン・ド・ブラーヌ '93
(フランス/ボルドー/マルゴー、赤)
ご存じ Ch. ブラーヌ・カントナックのセカンドワイン。ベリー系の果実香に枝豆をゆでたような香り。少しインキーで紙粘土のような匂いもするが、いずれもおとなしめ。飲んでもとても柔らかで繊細な印象。やや頼りないきらいもあるが、するすると飲めるのだ。なるほど、と思って杯を重ねていくと不思議なことにグレープフルーツのようなフレッシュな香りが出てきた。そしてそして、ナツメグやコショウのスパイシーさが出てきて、果実味も飲むに連れどんどん膨らんでいく。うまい!久しぶりにボトルが空になるのが本当におしかったワインです。東急・たまプラーザで 2625 yen という値段も素晴らしい。
Vouvray Brut NV Huet
ヴーヴレイ・ブリュット NV ユエ
(フランス/ヴァル・デ・ロワール、スパークリング)
ヴーヴレイのスパークリング、しかも作り手はユエ。なんとも渋いセレクションではある。グラスの中の液体はかなり金色に近く濃い。香りはオレンジのハチミツ、といった案配。シュナン・ブラン 100% のせいなのか、シベットもわずかに。飲むとオレンジの果実味とレモンの酸がいずれもしっかりしており、メタリックでやや夏向きの印象。うーむ、なかなかいいですね、これは。お客様のもちこみ、カーヴ・タイユヴァンで購入されたとのこと。やはり…のセレクション、一人でかぷかぷ飲んでしまいました。
Chateauneuf-du-Pape '88 Ch. de Beaucastel
シャトー・ヌフ・デュ・パープ '88 シャトー・ド・ボーキャステル
(フランス/コート・デュ・ローヌ、赤)
「次はポール・ジャブレのエルミタージュ・ル・シュヴァリエ・ドゥ・ステランベール (白) なんざいかがですか?」と提案してみたのだが、名前が長すぎたのか却下。そこで開けてみたのがこれ。色は若々しく濃い。香りは…おお、飲み頃のブルゴーニュのような妖しくも魅力的な香り。さらにかなりグラッシーでカラメル、墨のような香りもある。飲むとたっぷりとした果実味が最初から愛敬を振りまき、溶けつつある焦がしたようなタンニンと絡まりあって印象深い。女性的な果実味と男性的なタンニンの見事な融合はある意味アシュラ男爵のようだ (あっ、ここは掲示板じゃないんだった ^-^;) 少し時間がたつとブルーベリーの詰まったチョコレートやミツのようなボリューム感のある甘い香りが著しくなる。うむう、なかなかいいワインですね (自画自賛)。なぜか複数のブドウ品種を使っているような印象はなかったですけど。
#ラベルにはたくさんの品種を使用していることが書かれていました。
Cote-Rotie "les Jumelles" '91 Paul Jaboulet
コート・ロティ・レ・ジュメル '91 ポール・ジャブレ
(フランス/コート・デュ・ローヌ、赤)
ラム (よく食っているな) にはボルドーもいいけどこういう解答もありだろう、ということで抜栓。デキャンタージュしてみる。熟成色が少し入っているだけで、色だけ見てもたくましい。香りの第一印象はゆでたトウモロコシとコーンフレーク!へえと思うまもなく、灰、発酵中の中国茶 (あくまでイメージですよ)、藁、雨にぬれた石畳…というとキザすぎるか。ベリー香ももちろんだが、コンデンスミルクのような濃く甘い香りもかなり立ち上ってきた。なぜかシラー特有のスパイスや肉の燻製のような香りはおとなしめ。飲むと果実味とタンニンの存在感及びバランスの良さは上のシャトーヌフ・デュ・パープと同様だが、一本筋の通った酸と複雑さと相まってやはりこちらの方が格上の印象。そして普通のワインは「飲んだときに果実味 → 飲んだ後に苦味の余韻」を感じると思うのだが、このワインはなんと逆で最初に苦味、嚥下に伴って果実感を感じさせるところが面白い。時間がたつとココアパウダー、ビターチョコレート、腐葉土、タバコとともにクレーム・ブリュレのような甘い香りも強まってきた。キノコ、特にマツタケのような香りが出てきたというお客様の意見も納得。土っぽいとか男性的と言っても品があるんだよね。名古屋は三越・栄店で購入。4200 yen。'97 年 3/15 の話だから、酒に消費税がつく前なのだ。座長家最古の在庫はいい買い物でした。
Botrytis Semillon Sauvignon Blanc '97 Yalumba
ボトリティス・セミヨン・ソーヴィニヨン・ブラン '97 ヤルンバ
(オーストラリア/サウス・オーストラリア州/バロッサ・ヴァレイ、甘口白)
お客様の持ち込み。これまた渋すぎるセレクションですね。色はかなりオレンジ色を感じさせる薄い金色。香りはとてもトーンが高く、白檀や香水のような華やかできらびやかな第一印象。ミツのような凝縮感のある甘み。そして酸は表面上は控え目なのだが、コーヒーのような苦味の要素がこのワインのバックボーンを支えているのだ。ふむう、同じ品種の貴腐ワインでもソーテルヌとはまったく違うキャラクターだな。苦みと甘味のバランスは、グレープフルーツの砂糖煮という表現もできるかな。二杯目には香水のような香りは少しおとなしくなり、熟したオレンジ、モモ、アプリコットのようなとろっとした香りに転じてきた。そして空のグラスからはオレンジババロアを思わせるような濃い香りが…。とても素晴らしいデザートワイン。あっと言う間になくなってしまったもんね。今度探してみよう。
1919 年 (大正8年) と言われてとっさにどんな年だかわかります?
恥ずかしながら私はほとんど何も存じませんでした。
そこで書物を紐解くと…。
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19 世紀の最後の十五年間に、科学技術の発展とともに帝国主義列強の領土分割は激甚を極め、二十世紀初頭までに世界は極地を除いてほとんど領土的に分割されるに至った。そしてさらに「勢力範囲」の設定、再分割に関心が向けられるようになり、列強各国は一年また一年と武装を押し進めていった。状勢の均衡は、戦争の方へ傾くように見えたり、やがてまた避けられそうにも見えた。しかし第二インターナショナルによるバーゼル宣言も空しく、二年後の 1914 年にはボスニアのサラエヴォ事件をきっかけに第一次世界大戦が勃発する。憎悪猜疑政策に駆り立てられたヨーロッパ各国は、科学技術の進歩と相まってかつてない破壊力と抵抗力を準備しており、その結果、戦勝国に対しても、戦敗国に対しても、争われた問題とはとうてい釣り合いがとれない程の大損害を与えた。
終戦までの四年間にも世界は激動しており、ロシアでは 1917 年の革命により帝政は崩壊、ソヴィエト政権が樹立。翌年に戦争をきっかけに世界規模で流行した「スペイン風邪」により全世界で 2500 万人もの死亡者が出ている (第一次世界大戦による戦死者は800〜1000 万人)。かつてない経験に人々は疲弊し、各国とも徴兵により工業が衰退、食料供給も崩壊寸前に至った。そうした中、やがて反戦の気運が高まり 1918 年 11 月に起こったドイツ革命を機に大戦は終結を迎える。
翌 1919 年には戦後処理のためのパリ講和会議が開かれた。しかし英仏両国は「ウィルソンの十四ヶ条」の形骸化のため必死の外交的努力をはらって自国の利益を獲得するに努め、損害に対する賠償の名の下に補償金を要求することを主張。そうした結果、ヴェルサイユ講和条約はドイツに対して途方もない懲罰的賠償を負わせ、領土、軍備の削減を要求するという苛酷なものとなった。つまり戦勝国は戦敗国も同様の痛みを伴ったという事実を顧みないで、全く自国の損失苦悩のみを痛感していたのである。このわずかな想像力の欠如が結果として帝国主義植民地主義の再燃を保証し、アドルフ・ヒトラーの誕生を促し、再度の大戦を招いたのである。いわゆる「危機の二十年」が始まる年、それが 1919 年なのだ。
Clos des Lambrays '19 Dom. F. &L. Sailer
クロ・デ・ランブレイ '19 ドメーヌ・セール
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)
その 1919 年に作られたワイン。ブドウの収穫はヴェルサイユ条約にアメリカが批准する前だろうか。それはさておき、とにかくごついボトルである。後ほど述べる '95 よりはるかに重く、シャンパーニュのボトル程度の重さがある。そして背も高い。慎重にデキャンタージュされたワインは相当に濃い色をしており、見た目から年齢はまるで推定できない。そしておそるおそる香りを嗅ぐと…へぇ?と拍子抜けしてしまうぐらいに元気な果実香があり、さらにはむっとするような動物臭まで感じられるのだ。そしてそして、信じられない面持ちでグラスに口をつけるとたっぷりとした果実味が残っており、余韻にタンニンが感じられるあたり、まるで '80 年代のブルゴーニュのよう。やがてオレンジのような果実香 (!) が出て、枯れ葉や甘草、漢方薬、醤油の香りが複雑に、そして絡み合うように出るにいたってやっと少し年齢が感じられた。もっと時間がたつとコショウやクローブのような刺激まで出てくるんですよ。小一時間経ってバランスが崩れてきたのでなんとなく安心してしまったが、やはり保存状態というのはここまで影響するものなのだろうか?リコルクは '80 年代にされていたそうだが、バランスを崩している感はまるで感じられない。なんだかワインというものの底知れぬ潜在能力を知らしめてくれた一本。本当にありがとうございました>のへさん。今度は「エドシック・グ・アメリカン '05」でも買いませんか?(嘘うそ ^-^;)
そう、言い忘れましたが、この会はよく掲示板にも投稿していただいているのへさんに企画していただいたものです。正式名称「第1回歴史の浪漫を堪能する会」、別名「お金嫌い友の会」、別名のサブタイトル「1日当たり3円40銭の会」とのこと。(^-^;)
Salon '83
サロン '83
(フランス/シャンパーニュ/メニル・シュル・オジェ、シャンパーニュ)
手元のメモには「サローン!」と書いてある。バカだね>俺。乾杯のための一杯などという表現とは対極に位置するような存在感。きらめくような液体は黄金を溶かしたかのよう。いや極めて細かな泡を見ていると、それよりもっと高貴な感じすらある。リンゴを主体とする香りは濃くインパクトがあるのに、その一方で、きらびやかで透明感があり大きな金管楽器を想起させる。また不思議なことに以前飲んだ '88 の方が熟成感 (はっきり言えばひねた感じ) が強い。柔らかで品のいい酸と少しオレンジを思わせるような高貴な果実味が見事に溶け合い、奥深く官能の極致に迫るような訴求力がある。飲み干すときに感じられる柔らかな酸からほのかで心地の良い苦みに変わる余韻も素晴らしい。一時間後には醤油を焦がしたような熟成香が感じられ、さらには甘栗の香りに転じていった…。うむう、百言を費やしても語るに足らないシャンパーニュ。のへさん、本当にありがとう!(その2)
Puligny-Montrachet "Les Combetts" '88 Robert Ampeau
ピュリニ・モンラッシェ・レ・コンベット '88 ロベール・アンポー
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、白)
クルミやピーナッツ、カシューナッツが混じったナッツ香。最初木を思わせる樽香があったが、やがてカラメルを思わせる甘い香りに転じてきた。その他、白い花やオレンジの皮の香り。抜栓直後は線が細かったが、すぐに味わいにも膨らみが出てきた。酸が立ちすぎることもなく、良いシャルドネだと思う。が…何といってもサロンの後だからなあ。そういう意味では少しかわいそうだったかも。同じシャルドネだし。のへさんの持ち込み、いろいろすみませんねえ。
"Chardonnay" '97 Rochioli
「シャルドネ」 '97 ロキオリ
(アメリカ/カリフォルニア州/ソノマ、白)
アンズのあまーい香り。しかし「熟した」という感じはない。そういう意味でアンズのコンポートと言った方が近いのだろうか。その香りに相応に甘い果実味はまるで大吟醸の清酒のよう。余韻は樽々しており、やや舌がしびれる感じ。その中に微炭酸の印象もある。いかにもカリフォルニアのシャルドネ、Schug とかにも似ているな。もう少し冷やすべきだったかもしれない。
Clos des Lambrays '95 Dom. de Lambrays
クロ・デ・ランブレイ '95 ドメーヌ・ド・ランブレイ
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)
野の果実のようなややワイルドな香りの印象。フランボワーズっていうのかな、ピノ独特の心地よい果実香だけでなく、シソ、ウメ、そして少しインクの香りも。酸も香りから感じさせる。飲むとややざらついたタンニンが感じられるが梅干しのような酸とオレンジを思わせる果実味、イチゴシロップのような甘味のバランスは良く、ある意味もう飲めるだろう (ちょっともったいないけど)。比較、ということで kodaira さんの持ち込みでした。
"Merlot" '95 Riffessi d'Epoca?
「メルロー」 '95 リッフェージ・デポカ?
(スイス/チチーノ州、赤)
かなりインキーだが、ベリー系の果実香が豊かで香りを嗅ぐだけでは全然普通のワイン。(^-^;) で、飲んでも少しタンニンが目立つ程度でバランスも良好。少し甘酸っぱい感じがある。時間がたつとコーヒーの香りとカラメルが出てきた。うーん、ちょっとキワモノかと思ったけど、飲んでも全然普通のワインでした。失礼言ってすみませんです、Nappe さん。(^-^;)
Nuits-Saint-Georges "Clos des Forets" '93 Dom. d'Arlot
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・フォレ '93 ドメーヌ・ダルロー
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)
ダルローらしい濃くて深い香り。果実味もたっぷりで魅力あるワインだが、ややアルコール感が突出しているかな。すみません、記憶も含めて残っているコメントはこれだけです。(^-^;;)
#もともとのリストにはなかったのですが、とある参加者の方が持ち込んでくれました。
Saumur "Les Hautes Vignes" '89 Fourrier et Fils
ソミュール・レ・オー・ヴィーニュ '89 フーリエ
(フランス/ヴァル・デ・ロワール、赤)
問題のソミュール。ソラマメをゆでたような香りとアズキっぽさがフランらしさだろうか。さらに蜜のような甘い香りをベースに野菜っぽい感じがするのが面白い。そうした植物系の香りの中にメタリックさもある。タンニンの角はとれているが、ボディーはかなりしっかりしており、時間とともに果実味が出てきたのも好印象。なんだか自画自賛になっている感もないでもないですが (^-^;)、私の持ち込み。青葉台・しんかわ酒店で 2625 yen でした。パスタにもよくあいましたよ。
"Zinfandel" '97 Turley
「ジンファンデル」 '97 ターリー
(アメリカ/カリフォルニア州/ナパ・ヴァレイ、赤)
ジンファンデルで有名な&市場でほとんど見かけないターリーのワイン。強いベリー系の果実香、プラム、小麦を焦がしたような香り。飲むとブルーベリー&イチゴジャムだぁ、これは。とろっとした濃さとシロップ的な甘さがあり、高いアルコール度数 (15.1%) も感じさせないのでデザートワインと言われればそうかも。(^-^;) ふーん、これはこれで面白いですね。でもどんな料理を合せればいいのだろうか?つうさんの持ち込みでした。
Beaune "Greves" & "Bressandes" '83 Dom. Duchet
ボーヌ・グレーヴ&ブレッサンド '97 ドメーヌ・デュシェ
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、赤)
すみません、もうこのあたりで半分以上寝ていました。(^-^*) 違う畑の飲み比べがテーマだったのですが、手元のメモには「丸い方 (筆者注:グラスのこと)。ケモノと植物的熟成香のバランスよし。細い方は香りややおとなしめで水っぽい香りもする」としか書かれていない。そりゃグラスの形状差だろうがぁ!しかもどっちがグレーヴでどっちがブレッサンドなのかもわからないし。(^-^*;) のへさんの持ち込みだったのですが…すみません、本当にぃ。
#実はここにアンカーすら設定していない…。
Scharzhofberger Beerenauslese '76 Erzeugerabfullung Vereinigte Hospitien Trierr
シャルツホフベルガー・ベーレンアウスレーゼ '76 トリアー慈善教会 (で、いいんですか?)
(ドイツ/モーゼル・ザール・ルーヴァー、甘口白)
かもしださんの持ち込み。揮発油とまではいかないが、少しオイルを感じさせる匂い。そしてグラッシー。酸と苦みがそれ相応に効いており、メタリックかつ透明感のある飲み心地。甘さがべたべたしていないところに高級感がありますね。
#うーん、コメントよりワインの名前の方が長いかも。
Sancerre '98 Pascal Jolivet
サンセール '98 パスカル・ジョリヴェ
(フランス/ヴァル・デ・ロワール、白)
乾杯用の白、とのことだったんですが結構好きなんですよ>サンセール。小さな花やリンゴ、ナシに洋ナシの香り。色はかなり薄い。すこしシャープめの酸があるが、ベースの果実味がしっかりしているので気にならない。メタリックな印象はロワールにありがちかもしれないが、これは鉄系ではなくて銅を思わせるものだ。時間とともに果実感が豊かになり、洋ナシが焼洋ナシになっていった。うむう、いいですね。下手なシャルドネよりずっといいですよ。
Pomerol '95
ポムロール '95
(フランス/ボルドー/ポムロール、赤)
恐怖のブラインドテースティングでした。見た目の特徴はなし。くんとひと嗅ぎすると、とても甘い香り。赤いベリー系というのかな。そしてカラメルやヨーグルトキャラメル風味 (マロラクティック発酵?)。グラスを回さないでいると青草や野菜を含む複雑な植物系の香りがする。飲むとたっぷりとして魅力的な果実味に打ちのめされてしまう。粉っぽいタンニンもまだまだ健在だが、酸は穏やか。これは…ボルドーの右岸、しかもメルローっぽいからポムロールですねと答えたら正解でした。わーい!さすがにそれ以上はわからないのですが…。でね、普通の AC ポムロールなら驚かないのですが、これはなんと Le Pin の樽落ちだそうです。そんなのどこで見つけるんだよ。(^-^;) 樽落ちってもさすがにかなり濃いワインです。ウサギのエチケットもかわいらしい。
Nuits-Saint-Georges "Aux Murges" '94 Meo-Camuzet
ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ミュルジュ '94 メオ・カミュゼ
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)
抜栓したコルクの裏がいきなりスパイシー。これがコート・ド・ニュイなのか…。果実香&味の派手さは上のポムロールの方が断然上なのだが、シナモンだとか、枯れ葉、紅茶のようなやや熟成を感じさせる香りがこちらは心地よい。果実感はやや細く、タンニンはそれなりにこなれているが時間とともにやや酸が目立ってきた。もっと厚化粧なワインを想像していたのだけれど、これはかなりブドウに素直なワインで好印象。'94 でもなかなか素晴らしい出来なのは腕なのか、ブドウの持つポテンシャルなのか。
#私の事前持ち込み。友人氏はご存じなかったようですが、ブルゴーニュ好きのよい子はみんな知っているよね>メオ・カミュゼ。