ヒトの発情期は秋だそうな。(ってワインに全然関係無)


友人宅でささやかながらお祝いパーティーを。
Blanc de Blancs NV Henriot
 ブラン・ド・ブラン NV アンリオ
  (フランス/シャンパーニュ/ランス、シャンパーニュ)
色は薄く、金色というより麦藁色。クッキーの甘い香りが顕著で他にフレッシュなリンゴや小さな白い花 (あくまでイメージですよ。^-^;) の香りがなんともチャーミング。飲むとバランスよく比較的コンパクトにまとまっている。果実味が全面に出るタイプではなく、苦みなどの要素もそれなりに効いているのでどちらかというと大人向けの味わいですね。もうちょっと冷えているとよかったのだが、「世界の料理ショー」よろしくビール片手に料理をちんたら作っていたらクーラーの氷が溶けてしまったのだ。わははは、と笑ってごまかそう。

"Pinot Noir" Santa Maria Valley '96 Au Bon Climat
 「ピノ・ノワール」サンタ・マリア・ヴァレー '96 オー・ボン・クリマ
  (アメリカ/カリフォルニア/サンタ・マリア・ヴァレイ、赤)
主賓が飲み足りなそうだったので (あくまで「主賓が」ですよ!)、もう一本持っていったのを抜栓。うーん……同席者の「木を飲んでいるみたい」というのは当を得たコメントだ。樽香がかなり強く、杉 (本当にそうだね) やゴムの匂いとして感じられる。飲んでもその匂いをそのまま味に変換したようでちっとも楽しくない。なんというか、『昔は果実味バンバンだったんですが、押入れに放置されているあいだに果実はやせ細って樽から来るえぐみだけが残ってしまったんですぅ!』と語られているようなのだ。以前の花見でつ○さんが持ってきてくれた '97 は陽気なキャラクターでとっても楽しかったけどなぁ。いやはや残念&すまんな。しんかわ酒店で購入、3864 yen。高い…というか飲み頃を間違えたかな。

*

ここだけの話だが、ワインを飲むなら自宅がやはり一番楽だな。グラスはある程度そろえてあるし、いざとなればデキャンタもあるし、運搬時の澱の舞いも気にしなくていいし、飲み足りなくなったら在庫から適当にチョイスできるし、酔っ払ってきたらそのへんで寝られるし。
#って結局最後のフレーズだけが言いたかったのかよ!



おうちで。
Brut NV Taillevent
 ブリュット NV タイユヴァン
  (フランス/シャンパーニュ、シャンパーニュ)
最近よく飲むタイユヴァン (ドゥーツ) のシャンパーニュ。色は薄い金色で、フレッシュなリンゴや小さな花のような香り、そしてすこしクッキーっぽくもある。飲んでも密度の高い果実があり、苦味、えぐみをあまり感じないので飲みやすく、そして飲みごたえがある。フルーティな酸も突出せず果実味とのバランスも良い。うむう、結構お気に入りです。入手しやすいし。紀ノ国屋・青葉台で 2310 yen (ハーフボトル)。

Avantage NV Dominique Laurent
 アヴァンタージュ NV ドミニク・ローラン
  (フランス/フランスのどっか真ん中のあたり、白)
なんとなくイタリアンな食卓だったのでこういうのを開けてみました。かのドミニク・ローランが作るヴァン・ド・ペイ・ドックの白です。抜栓直後から香りは抜群。花束をボトルの中に押し込んだようだ。そしてスパイスの刺激もかなりあり、タイムやセージ、コショウなんかが香る。色はかなり薄く、飲んだ印象は大吟醸!本当に大吟醸の清酒みたいなんですよ、余韻とかも。パワフルさはないが、柔らかな果実味で密な印象。いろんな料理に合うし、うら若き女性へのうけもよかった。しんかわ酒店で 2940 yen。もう 1000 yen 安ければねえ…。煮物とか魚とか、和食にもいけそうです。

#ノンフィルターで、品種はマルサンヌ 40%、ユニブラン 40%、クレーレット 20% だそうな。

翌日なぜか筋肉痛に。
いや、深い意味はないのだが。



友人宅で。
Bourgogne Hautes Cotes de Nuits '95 Michel Gros
 ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ '95 ミッシェル・グロ
  (フランス/ブルゴーニュ、白)
色は相当濃く、薄い金色と金色の間ぐらい (なんじゃそりゃ)。クンとひと嗅ぎするとかなり樽を使用しているのがよくわかる。白木…みたいな印象もあるのだ。そしてオレンジのような香りも強烈。白檀やハチミツは香るがナッツはおとなしめ。飲むと酸がかなり強い。しかしとうが立ってしまったという種類のものではなく、オレンジのようなフレッシュな果実の酸なのだ。果実味も力強い。うむう、やや酸にバランスが偏っているが、これはたいしたものですよ。手を抜いている感じがしないもの。横浜そごうで 2310 yen。昔飲んだアミオ・ボンフィスの AC ブルゴーニュに似ているな。

Gevrey Chambertin "En Pallud" '90 Dom. Maume
 ジュヴレ・シャンベルタン・アン・パリュ '90 モーム
  (フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)
モームのワインってあまり見かけませんよね?人気がないのかな?それはさておき…やはり優良収穫年なのか、色はとても若々しい。そしてひと嗅ぎすると、カラメルとまではいかないほどよく甘い樽香に、ベリー系の果実本来の香りがうまくバランスしており心地よい。そんなことから期待してひとすすりしたのだが…うーん、果実味にタンニン、そして酸もとても力強いのだが、バランスがいまいち。ややタンニンはいがらっぽく、そして酸は刺すような刺激にも感じられるのだ。これはまだ心を開いてくれないのだと思いたい。横浜そごうで 5985 yen。来世紀にお会いしましょうね。
#ってもうないんだけど>モーム。



とある方のお宅におじゃましまして、持ち寄りワイン会。
こういう場合、料理の得意な方がいらっしゃるといいですね。(^-^)
Bourgogne '93 Leroy
 ブルゴーニュ '93 ルロワ
  (フランス/ブルゴーニュ、白)
他のお客さんが来るまでに、ということで主の方に開けていただきました。かなりナッツが強く香る。力強い果実味があると思うのだが、きれのある酸にかくれがちで少しばらけた印象は否めない。ご主人は『保存状態が悪い』と謙遜されておられましたが、まだ飲み頃でないという可能性はないのかな?もしそうだとしたら、すごいけど……なんたって AC ブルゴーニュなんですから!

Chassagne-Montrachet "Morgeot" Vieilles Vignes '96 Verget
 シャサーニュ・モンラッシェ・モルジョ・ヴィエイユ・ヴィーニュ '96 ヴェルジェ
  (フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ、白)
実はヴェルジェのワイン (シャルドネ) を飲むのは初めて。色はかなり濃い。クンのひと嗅ぎで相当強い樽香を感じ、いかにも高級なブルゴーニュという面持ち。鼻に抜ける香りまで樽を感じさせるんだもんな…。飲むと果実味が非常にパワフルで、ポテンシャルの高さは明白。時間とともに柑橘類にハーブ、ミネラルの印象が強まってきた。個人的にはもう少し柔らかでふくよかな果実味があるのが好みだが、このような男性的なワインも面白いですね。ただ開けるのが早過ぎたという感は否めないけど…。
#他のお客さんのお持ち込み、かなりのお買得品だったそうですよ。

Rose NV Jean-Vesselle
 ロゼ NV ジャン・ヴェセル
  (フランス/シャンパーニュ、シャンパーニュ)
以前花見のときに飲んだのと同じシャンパーニュ。ただしこちらはハーフボトルだ。色は明るいピンク色で見た目の熟成感はあまりない。味も香りも野菜を感じさせ、女性的でチャーミングな印象。なかなかいいっすね。ワインの印象を伝えるのによく「森」という表現が出てくると思うが、これはどちらかというともっと空気が乾燥した草原のイメージに近い。先月飲んだヴーヴ・クリコのロゼ '90 に近いが、あれほどの熟成感はなかった。当然と言えば当然なのだが。

Chanti-Classico Reserva '85 Verrazzano
 キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ '85 ヴェラッツァーノ
  (イタリア/トスカーナ、赤)
藁や枯れ葉の印象が強い。しかし全く枯れたワインかと言えばさにあらず。まだまだ元気な果実感があり、そしてかなりタニック。とても骨格がしっかりしていて男性的な印象のワインだ。時間がたつとスパイスのような刺激が出てきたし、普段飲みするようなキャンティのイメージとはだいぶ違いますね。私の持ち込み、三越・横浜で 4042 yen。少し残ったこのキャンティで作っていただいたワインのリゾットはとてもおいしかったですよ。(^-^)

Barolo '70 Gromis
 バローロ '70 グロミス
  (イタリア/ピエモンテ、赤)
僭越ながらわたくしめがデキャンタージュさせていただきました>バローロ。色は濃い。非常に強い熟成香と土を感じさせ、力強い酸とタンニンに相まって剛直で頑強な印象のワイン。少し時間がたつと醤油や穀物 (米?) を焦がしたような香りが現れる。しかしこれは長続きせず、その後に甘い果実香が現れたのには驚いてしまった。ふうむ、バローロってそっけないという印象があったが、これはちょっと違うな…屈強だがいろんな表情を持っているのだ。ってことでこれまた肩透かしを食らわされた感じ。

Cerviolo '96 San Fabiano Calcinaia
 チェルヴィオーロ '96 サン・ファビアーノ・カルシナイア (かな?)
  (イタリア/トスカーナ、赤)
飲ん兵衛のためにもう一本、主の方が提供してくれました。ありがとうございます、本当に。甘いベリー系の香りにソラマメをゆでたような香り。ややインキーでとても若々しい。飲んでも密度が高く、とてもしっかりした造りをしている。しかしタンニンも酸も強いのだが、もう結構飲めるのがうれしいですね。そしてすごいな、と思ったのはグラスを回さないでいる方が、甘い香りが強まるところ。普通新樽とかで厚化粧していれば、逆だと思うのだが…どうなんでしょうか、その真相は?そう、このワインもブドウそのものの高いポテンシャルを感じたんですよ。ところで品種はカベルネでいいのかな?自信ないっす。
ところで簡単にコメントを書いた手帳の1ページに
軌道エレベーターの図が描いていあるんだけど、なんで???



おうちで。
ワインばかでないヒトタチと。
Edelzwicker '95 Rolly Gassmann
 エデルツヴィケール '95 ロリィ・ガスマン?
  (フランス/アルザス、白)
「エデルツヴィケール」というのはアルザスの混醸ワインの総称だそうだ。色は意外にも…といっては失礼かもしれないけど、かなり濃く金色に近い。ライチとかの派手な香りを想像したが、これまた予想に反し白い花やミネラル系の比較的おとなしめの香り。揮発油臭はかすか。飲むとかなり甘味を感じるが、これまた派手さはなくとても優しい甘味なのだ。何だかとてもなじみがあるなと思っていたら、ミカン (オレンジじゃないよ) の甘味にそっくりなのに気付いた。さらに控え目の酸と苦みの要素が上手くバランスしており、甘いといっても飲み飽きしないし食事にもよく合うから不思議なものだ。作為的なものは何も感じられず、作った人の人柄が忍ばれるような実直なワイン。かなりおすすめだけど、けっして安くはないかな…。しんかわ酒店で 2940 yen。この値段でまずければ怒るよね。(^-^;)

Affentaler '98 Erzeuger Abullung
 アッフェンターラー '98 何て読むのか…それ以前にこれが作り手なのかどうか (^-^;)
  (ドイツ/バーデン、赤)
素面の状態で (^-^;) 初めて飲むドイツの赤。サルがボトルにしがみついているヤツです。色はかなり薄く、濃いめのロゼといった案配だ。興味津々でグラスに鼻を近づけてみると…ほう!イチゴのかわいらしい香りとそれを支えるカラメルのような (といっても新樽なんて使っていないだろうけど) トーンの低い甘い香りでちゃんとピノ・ノワールであることを主張している!飲むと軽い果実感とほのかな苦味を感じるのみでとても軽い。しかも酸もわずかだから軽快な感じもしない。こう書くとなんだかまずそうだけど、決してそんなことないですよ。あまり濃くない清酒をイメージしてもらえればいいだろうか。食べ物との相性もなかなかよく、肉でも香りの強すぎない鶏や豚なら充分バランスが取れると思います。お客さんの持ち込み。特に赤ワインが苦手な人にお勧めかな。

#で、何でサルなんでしょうか?ご存じの方はメールください。

Cotes-du-Rhone '97 Pierre Ponnelle
 コート・デュ・ローヌ '97 ピエール・ポネル
  (フランス/コート・デュ・ローヌ、赤)
やっぱりこちらの方が濃いでしょう、ということで二本目もお客さんの持ち込みをいただきました。こちらもイチゴの香りがかなりはっきりわかる。そしてそれだけでなく、土やミネラルのような香りもかなりあるため力強い印象。飲んでも決して強烈さはないものの、果実味とタンニン、酸のバランスが良く、これぞ赤ワインといった面持ちだ。やっぱりラムにはこちらの方が合うしね。AC コート・デュ・ローヌというのはいいなあ、AC ブルゴーニュよりはずれが少なくて。(^-^)



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