家計の収入 |
家計におけいる収入には、世帯所得と個人所得があります。
個人所得
個人所得は、その人ひとりの収入を指します。
世帯所得
世帯所得は、夫婦共働きであれば、夫婦の個人所得を合算したものが、世帯所得なります。
大方、夫婦共働きの場合は、お互いの収入を合算した中から、家計をやりくりする場合と、個人所得の中から一定額を家計に入れるという方法をとっている夫婦があるようです。
中には、夫の所得のみを家計に入れて、嫁の収入はそのまま嫁の小遣いということもあるようです。 |
家計の支出 |
家計の支出は、家計に関する項目で説明しますが、一般的には、光熱費、食費、家賃、小遣いなどがあげられます。
子供がいる家庭では、教育費という支出項目が増え家計からの支出が増加します。
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家計の収支バランス |
収支バランスとは、収入と支出のバランスを言います。
家計は
収入>支出
この数式が成り立たないと、生活するお金が不足し、借り入れを起こさなければ成り立たなくなります。
この数式が成り立っているうちは、貯金が増加していきます。
収入=支出
こうなると、生活はできますが、貯金はまったくできませんので、将来への不安が増加する人もいるでしょう。
収入<支出
一時的な支出により、月次の支出が大きくなる場合は、仕方ありません。車を買ったり、子供が入学したりと大きな支出がその月に回ってくる場合などは、月次においてこの状態になりえますが、あらかじめ想定ずみの支出なはずです。
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収支バランスを長期の視点で考える |
収支バランスは、長期の視点で、様々な要素を含めて考えなければなりません。
例えば、老後、自分たちの親、子供の学費、雇用状態(給料の増減)、年金、住宅の購入など、人生全体で支出がどれくらい必要になるのか?最低どれくらい必要なのか?ということを考えた上で、貯金額、収入に対するローンの割合、保険など、適正な収支バランスを考えていかなければなりません。
ある日突然リストラされた、病気や怪我で入院など、人生でのできごとは何が起きるか解りません。
ある程度のことは想定した上で、収支バランスを考えましょう。 |