住宅ローンのとは? |
住宅ローンとは、簡単に言ってしまえば、使途が住宅取得に限られたローンということになります。
ローンですので、お金を借りるという点では、使途が限られていることと、購入した家が担保になるので、なんらかの理由で返済ができなくなった場合は、現物で弁済の肩代わりるため、完全に債務不履行に陥ることはありません。
債務不履行に陥ることがないというのは、返せなくなった時に、個人破産して丸裸にされるということが少ないということです。
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住宅ローンは慎重に! |
しかし、新築でローンが35年残っていて、火災等(火災保険に入っていない場合)によって消失してしまった場合は、家も失った上、ローンの返済のみが発生する形になりますので、家計負担は極端に大きくなる可能性があります。
火災のみならず、震災や記憶に新しい耐震偽装などは、住宅ローンに対しての取組姿勢を改めて、慎重になるべきことだということを教訓としているものではないでしょうか?
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返済の遅延問題 |
昨今は、不況であることから給料そのもののが不安定になってきました。どんな会社でも、右肩上がりで上がり続ける、ボーナスは確実に入るということはありえないということが、リーマンショック、トヨタショック以降、社会では一般化してきています。
バブル崩壊からトヨタ2兆円までの外需に支えられた好景気に、ローンを組まれた方が、住宅ローンの返済を行えなくなってきている問題が発生しています。 |
日本版サブプライムローンもありえる |
この状況が続くと、担保としている住宅価格も下がり、返済が滞ると金融機関が大打撃を受ける可能性が大きくなってきました。
これは、まさしく日本版サブプライムローン問題と発展してしまうため、現在では住宅ローンの返済期間を延ばすような対策をとる金融機関も出てきています。
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住宅ローンは慎重に |
このような、家庭の中において収入面の安定さを欠いてきている時代の中で、住宅ローンを活用した住宅取得の方法を、今一度慎重に検討しなければなりません。
現在すでに、住宅ローンをして、返済が重荷になっている場合は、乗り換えおよび返済期間の延長などの対策を早めに取る必要があります。
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