棺桶 OS で言うところのアップルメニューに対する「アップルメニューフォルダ」みたいなのが、 Dock には存在しない。つまり Dock にアプリやファイルやフォルダを置いたからといって、「 Dock という実体ある容器」の中に実体ファイルが「移動する」わけじゃない。 com.apple.dock.plist に目録が「記録」されるだけ。これって要するに、 Dock 内に見えてるアイコンは、その実体がどこにあるかを指し示すポインタ、つまりエイリアス。これが自然な認識かと思うです。
Finder におけるエイリアスアイコンのドラッグ操作は、通常の実体ファイルのアイコンドラッグ操作とまったく同じ:
ところが Dock 内アイコンを Dock 外へドラッグ操作する場合:
なんでこうも違いますか。
Dock 内に見えるアイコンがエイリアス相当の物体だとするなら、そのアイコンをデスクトップ等へ「ただのドラッグ」「 Cmd + ドラッグ」した場合は、 Dock からアイコンが消え、エイリアスファイルがドロップ先に出現するべき。「 Opt + ドラッグ」「 Cmd + Opt + ドラッグ」の場合は、エイリアスファイルが出現しつつも、 Dock からアイコンが消えるべきではない。
Cmd + ドラッグすると Dock の中から実体ファイルが出てくる(ように受け取れる挙動を示す)のであれば、もともとその実体ファイルは「 Dock という容器」の中に実体を伴って置かれていなきゃいけないはず。ということは、なにかアイコンを Dock に置く操作をしたばあい、それが元あったフォルダからは完全に姿を消し、「 Dock という容器」の中へのみその存在を移していなくてはいけない。そうでなければアイコンメタファ概念が崩壊する。
…というかそのへんをどうにも場当たりテキトーに作っちゃった Dock だから、こういうワケワカな事になっているというか、 Dock まわりだけ異空間が発生してるというか、そういうヒサンなことになっているわけで。で、その謎の異空間はこんどは Finder に転移し、サイドバーという形で出現してきたわけだが。もうね(略
アイコンは、見た目そのまま形ある物体として、自然に、いつも同じ法則で扱えるのが、 MacOS の MacOS たる所以っしょ。 OSX の時代になってもそれは死守されるべきっしょ。ユーザーセントリックって、そういう事じゃないのかしらん?単に目先の利便だけ追求して、時と場所によって操作方法とその結果を変えるなんてのは、他の OS にまかせておけばいーのだ。
とはいえ、こんな不肖の息子な Dock だけど、便利は便利というか、無ければ無いで不便なのよね…。サイドバーも時々ストレス溜まりつつもそこそこ便利だし…。(弱
アイコンを Cmd + ドラッグしながらデスクトップ他へドロップすると、それが指し示している実体ファイルそのものの移動になる。前からこうだったっけ?(覚え無し) 慣れりゃ便利かもしれんけど、非直感的なワケのわからん UI 。そして
Cmd +
Opt + ドラッグだと実体ファイルのコピーになるかと思いきや、ふたたび取り外しになる。で Cmd + Opt + ドラッグだと今度はエイリアスができる。あまりに謎すぎる UI 。
だいたい、 Finder 他のアプリのツールバー項目の取り外しは枠外への Cmd + ドラッグで、メニューエキストラの取り外しも Cmd + ドラッグなのに、なぜに Dock の時だけ同じ操作で実体ファイルが移動すんの?そういえば Dock と Finder サイドバーだけは、項目取り外しが単に外へのドラッグなんだなぁ。なんでこう、操作方法に一貫性を持たそうとか考えないんだろ。
そもそも、不要な物の投棄は常に「ゴミ箱へのドラッグ投入操作」オンリーで統一すれば混乱が無いのに。なに?ゴミ箱は遠い?操作のシンプルさと一貫性の前にはそんなのは些細な事であーる。現状の、同じように見えるアイコンがをドラッグしてみると、単に移動だったり、煙を吹いて消えてみたり、またある時はそのために修飾キーが必要だったり、そうじゃなかったり、めちゃくちゃなのよりなんぼもマシであーる。
10.2 の頃は始点ウインドウの表示形式が何であろうと、スプリングロードで開かれるフォルダの表示は、そのフォルダに対して以前設定した表示形式になってた(ただし、途中カラム表示の設定されたフォルダを経由すると以後はそのカラム表示内での移動になってた)ハズ。だけど10.3 では、始点ウインドウの表示様式がそのまま受け継がれていくようになってますね。
始点ウインドウの表示様式がアイコン表示の場合、かつ「フォルダを常に新規ウインドウで開く」に設定してない場合、スプリングロードで開かれるフォルダの表示はつねにアイコン表示になってしまうというー。ちと不便。
ホームフォルダはいつもアイコン表示、しかし /Applications フォルダはカラムで表示するようにしてる。この場合、ホームフォルダを始点に /Applications へスプリングロードなファイル移動をしたとき、 /Applications フォルダはいつもアイコン表示になりやがる。すげぇ鬱陶しいー。
ツールバー項目にあたらしくアクションメニューなるものがが出来たけど、これ単にコンテキストメニュー同様のモノが出るだけのシロモノなのか。ツールバーまでマウスポインタを持っていく分が煩わしいだけな感じ。でもってコンテキストメニュープラグインの項目は出てこないし。何のために存在してるのやらすごく謎。もちろんさっさとツールバーから退去願いましたが。
ちうかアポーは 2 ボタンマウスをいいかげん標準にしなされ。さすればこんなメニューボタンは要らん。…マウスなら社外品へ取り替えて完了なワケだけど、PowerBook や iBook のトラックパッドボタンが一つしか無いのから逃げられないのは、もう何とかして欲しい。 10 年前ならまだしも、現代的にはすでに 1 ボタン主義はデメリットのほうがどうにも大きいぞと。
んじゃま、そういうことでフィードバックしてきまーす。
OSX 10.2 頃までは、システム全般にわたり Cmd + ` (メニュー表記上は Cmd + ~ になってる事が多々) がウインドウ切り替えのキーボードショートカットだった。ただし英語キーボード使用時に限り。
それではイカンと思ったのかどうなのか、 10.3 以降では、キーボードの種別を問わず押せるキーを考えて (?) Cmd + F1 がウインドウ切り替えショートカットの「初期値」として定められた模様。ここで「初期値」と書いているのは、 OSX10.3 からシステム環境設定「キーボードとマウス」にてキーボードショートカットを好きな設定へ変更できるようになっているゆえで、むろんウインドウ切り替えキーも例外じゃないゆえ。…のだけどもどういうわけか、 OSX10.2 の頃と同じ Cmd + ` にはどうあっても変更できない罠が待っていたとゆー。
そうこう悩んでいるうちに、おなじみ、ぐるり氏が裏技を指南下さったのです!
ちょいと面倒ですが、command+`に設定できました。
~/Library/Preferences/com.apple.universalaccess.plistに設定があります。 UserAssignableHotKeysというkeyにdictionaryのarrayとして設定が格納されているのですが、その中に(Command+F1にしているとき)
<dict> <key>enabled</key> <integer>1</integer> <key>key</key> <integer>122</integer> <key>modifier</key> <integer>1048576</integer> <key>sybmolichotkey</key> <integer>27</integer> </dict>
という部分があります(sybmolichotkeyが27の項目と12の項目があるので間違えないように)。この122のところを50に直せばCommand+`になります。
ただし、通常のログイン中はうまくいかなかったので、ログインしない状態で他のマシンからやったり、シングルユーザモードでやったり、ログイン画面で> consoleと入力してGUI無しで作業する必要があるかもしれません。ぐるりはシングルユーザで起動して、mount -uw /してから作業しました。
なお、実行に際しては自己責任でお願いします。
[ Re:英語キーボードでウインドウ切替不可 より ]
やったー漏れも Cmd + ` にできたヨー。
なにげにシステム環境設定の「アピアランス」をみてたら、「スムーズスクロール機能を使用」なんてチェックボックスがあるでわないかっ。 Windows には(たしか) 95 の Plus! のころから既にあったコレ、やっと!やっとマクにも OS 標準で搭載されたよ…。涙。涙。
でも効き目があるのはどうやら Cocoa アプリ系だけというー。んだよそりゃ。おかげで、 Safari だと WinIE みたいにめっちゃくちゃスクロールがきもちいいのだけど 、 Carbon である mi とか、ガワが Cocoa 製でもブラウザ表示部分が Carbon という合成獣 Camino とかは、依然として質実剛健カクカクスクロールという。…ちぇ。(ああ、 Gecko 自体にスムーズスクロール機能がついてはいるけど、ありゃトロすぎるわ残像が残るわ、すくなくとも Mac の Mozilla や Firebird や Camino では使い物にならんので、無効にしてましてですね。)
てか Camino 、OS 側のタブのデザインが変わったおかげで、なんかタブの表示が妙です(笑)
(しかし PublicBeta の頃の不満大爆発なフィードバックは今読むと感慨深いものがあるなぁ。てか OSX も数世代を重ねた今じゃ考えも変わってて、もはやそういう事は言わないゾ、というのも多いな…。)
とりあえず上書きはやめておいて新規インストールしたので、環境を元どおりにする作業続行中ー。とりあえず XSLT 変換ぶちかまし用シェルスクリプトがうまく動かなくて焦ったーヨ。また Java にしてやられたか!と思ったら、 NetInfo のとこで設定されてるデフォのシェルが /bin/bash になってたオチの模様。
ゆかりん(誰)から頂いた ATA133 カード AEC-6280M を刺して、ようやく 160GB の HDD を取り付けたのですよ。ひさしぶりに swap の溜まり所を専用の別パーティションにできるやーとか思ったのもつかのま、どういうわけか場所を移動できないとゆー。 rc を直接書き換えてみたり、 fstab でマウントポイントをあそこ(何処)に持っていったりしてみたけど、どうにもだめ。 Finder でサイドバーに出てくるその swap 専用パーティション(予定)にはなぜか取り出しボタンが。そしてホントに取り出せて(アンマウントできて)しまうオチ。おいおいこれ、一応内蔵ディスクですよ?
3GB も用意したのにもったいないなぁー。 Photoshop の仮想記憶ディスクとして余生を過ごしてもらうか。それだって 3GB も要らないのに…。
む!パンサァ発売の日なのに寝坊した!出遅れた!
品名に「原稿」と描かれたゆうパックが届いた。ラポートの封筒で。はて、以前ラポートのアンソロ用に描いた原稿は、再録同人誌を作るときに返却してもらったはずだがー?と思いつつ開けてみると、いつぞやのナデシコアンソロのカバー表紙用カラー原稿だった。ああそういえばこれはまだ返してもらってなかったっけー、とそのコピック塗りの絵を観ながらしばし感慨にふける。
お世話になってた編集さんと、もうひとりの編集さんの連名によるワープロ印字の手紙も同封されてた。いちおうコレって信書にあたるだろうから、ここに引用して公開するのはマズい気がするのだけど、書きたい事もあるのでとりあえず。
倒産の直接原因は、銀行の貸渋りでございます。本来ならつなぎ融資を9月末日に受けられるはずでしたが、それがダメだったようです。10月6日に、必要な額は約500万円で、何とか融通しようと思えば、できる額ではございます。しかしながら、銀行以外の金融機関となると、借りたら最期…。そこで社長と経理が会社の清算を決定したようです。
500万円て額が大きいのか小さいのか、無職職歴なしの自分には判断がつきませんが…ヲタ漫画絵インディーズ界を多方面で支えてた出版社のソレとして、素直な印象を言えば寒い額だなぁと。
私共編集部の人間には、事前の通達はなく、6日朝、出社したらドアに倒産の張り紙が貼ってあったという状況でした。そこで、まずは皆様の財産である原稿の確保を第一優先で動いておりました。
よく目にはしてもどこかフィクションめいた感じをいつも受ける「倒産の日の風景」だけど、こんな漫画みたいな展開は世間ではよくある事なんすね。無職職歴なしの自分には以下略。バイト先が消滅することになったときは、それが事前に分かってたしなぁ。
とりあえず 6 年も前のカラー原稿が、色あせも折り曲がりもなく完璧な状態で戻ってきた事からみても、良心的な編集者が支えてた出版社だったんだなぁと。てか、財務関係は管財人の管理に移ってるわけだけど、原稿返却の送料って、どこから出てますか。ひょとして前述の編集者二人の自腹とか?…もしそうなら頭が下がります…。
他に書かれていた事柄は以下
TrackBack 一覧ページには「ねこめしにっき」のその該当記事宛専用の Ping 送信フォームがあるけど、これは宛先汎用のフォーム。某コミュン方面のそこかしこに同様のフォームが設置されてきてる昨今ですが、まぁ主に自分用なのでありまして。もちろん自由に使ってもらって構わないです。
blog_name をくっきーに保存するようにした。そしてさらにスクリプトは第 9 星系カオスへ。
pingをもらったときにメール送信
ってな方法も悪くないけど、生活上あんましメールには重きを置いていないわけで。(メールは純粋に水面下の連絡手段として使うのみ、みたいな人でして。入っていた ML もほとんど退会したぐらい。)
と来ればそりゃアンテナっしょ。 TrackBack データディレクトリを更新日時の新しい順で並べた状態を、さとみかんでチェキらせて完。データファイルの *.stor ってのはなんだかよくわからないバイナリデータなので、世が世なら(謎)ダウンロードになりそうな勢いですが、そこはリダイレクトで CGI による TrackBack 一覧出力ページへ飛ぶようにしてあるのですヨ。
えと、きわめて個人的なアレなので、一般公開版さとみかんにはリストされてないですが、別に不要っすよね?
はてなダイアリーTrackBackシステムと同じ感じで、ウチ(ねこめしにっき)の URL を HTML 中に含んでないページからの TrackBack 通知は蹴るようにしてみたです。今気づいたけど北村さんトコのもそうなってますね。パクればよかった(ぉ 今後増えるであらう TrackBack スパムを排除する障壁の、現段階における常套手段ってとこデスカ。
実際、スパムってくる相手がプログラム仕掛けのマシーンだったら、この程度の障壁はすぐ越えられるのだけど、まぁ現実問題として、日本における掲示板スパマーってのは一種の家内制手工業な SOHO バイト(笑)だったりするわけで、手作業でこれを越える作業はたぶん面倒なわけで。って考えが甘いですか。そうですか。
あ、ねこめしにっきの URL が a
要素の href
に入って無いとだめとか、そこまでは絞ってないです。 cite
属性命の闇黒式引用(謎)でもあんしん。 ttp://
な URL で言及した 2ch のカキコミをトラバる時でもあんしん。
「TrackBack されたデータの長すぎる文字列のぶった切り (1)」の続き。
一定バイト数で切ってしまうとマルチバイト文字の断片が末尾に残ってしまう可能性があるのが非英語圏在住者のつらいところ。しかしながらPerl 5.8だと、
use utf8
とすればPerlの関数が文字をきちんとUTF-8文字列として扱ってくれるようなので、UTF-8に変換し、長過ぎた場合にはsubstr
で一定数の文字を抜き出す、という楽な方法に乗っかることにしました。
[ 徒書 より ]
tb.cgi を犯せて置かせてもらってる alib 鯖は Perl 5.8.0 なんで、そういう技が使えるはずなのですが、ウチの OSX の Perl はデフォのままの 5.6.0 だったりしてまして、ローカルで動作チェキできないのがつらいというー。いやまぁ、 OSX にも Perl5.8 入れりゃいいという説もありますが、ホラ、自前で Perl をまけまけいんすとーるするのってすげぇ面倒(難しいんじゃなくて、これでもかってほど対話式の質問を喰らうとか)で、もうあさってには OSX10.3 が出るわけで、そっちだとひょっとかしたら 5.8.0 プリインスト?みたいなのをキボンヌな感じで。
> バイト数で切った時に出るマルチバイト文字の断片も、正規表現を使えばうまく削れそうな気がしますが、さて。
255 Byte 目から順に調べていけばいいですね。utf-8 らしいので、最悪 5 回調べれば切り取る分が明らかになるかな。
[ CSSコミュニティの功罪を懐かしむスレ 14th >>910 より ]
>>910 は俺だったり。で、結局書いてみた。
[ 回顧録 より ]
わーい。猫が鳴いた〜(謎)。さっそくこれを取り込んでみた。バッチリじゃん!さすが猥男子なおたりん!てか、にゃおりんの書き込みって、なんだかすぐ見分けがつく気がしますが、どうですか。にやり。
まぁそんなわけで、恥を忍んで現状のスクリプトを晒してみようかと。北村さんが公開してるスクリプトは改変部分がたいへん美麗に仕上がっているのだけど、ぼくのはなんだか汚物化してますな。こう、スクリプトの字面だけでなくて動作の道筋のうねうね具合とかが、もうね。うへ。
ええとすいません、TrackBack 方面の過去記事のいくつか、見出しの語句がイマイチだったので変えました。
なんかすごく久しぶりに、超本格的なてーぶるれいあうと HTML をいじくった。数世代前のオーサリングツールで作ったかのような(てゆか実際そうなんだろうけど)
<font size="-1"><font size="-1"><b></b></font></font><b>
みたいなゴミタグがたくさん。よせばいいのにとりあえず掃除してしまうこの性。あーでも自分のいじるとこだけ。ゴミタグの掃除なんて、 GoLive CyberStudio で作ってたこのサイトの HTML を Strict HTML 化したとき以来だよう。
それにしても、なんつーか、ありきたりですが、 CSS をまったく使わないで不思議フレーバーな HTML マークアップだけでレイアウトするってのは、なんかこう、長さ 50cm の箸で豆をつかむ競技の大会に出場してる気分ですね。(←?