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2001年12月のサイト鑑賞

ISO-HTML夜話

2001.12.29

PC TipsISO-HTMLについて の中で,ISO-HTML関連のリンク集に私のJIS-HTML:実体,要素型及び属性に関する私的メモが載っていることに気がついた。しかも,The Web KANZAKIthe Lena's Worldのコンテンツより先に紹介されている。50音順でもアルファベット順でもなさそう。恐れおおいことです。

これは,言葉言葉言葉のスタイルパクってンだから,ちゃんと更新して完成させよ,という示唆だろうか。ちょっとやる気になりました。

2001年おもしろかったサイト

2001.12.28

つきねこ日記から。

年末にかけて,流行る予感。

流行りませんでした。予感はずれ。

写真の著作権

2001.12.17

カナかな団の躁鬱の89 引用の2で,勝手にメーカサイトから画像をパクっちゃ駄目よん,ってことになるわけですかとか書かれちゃったンで,補足的に再考をば。

引用としては前述のとおり[see 非著作物への引用]と思ってるンですが,では使用不可かというと,そうではないかもしれません。というのは,そもそもメーカーのサイトに置いてある商品説明用の写真は著作物ではないかもしれないからです。

版画の写真について,著作権が認められなかった判例があります。もともと,写真の著作物の創作性は,被写体の選択,構図,光線利用,適切な撮影機会などにあるものとされているようですが,この判旨では,原作品がどのようなものかを紹介するための写真において,撮影対象が平面的な作品である場合には,正面から撮影する以外に撮影位置を選択する余地がないとし,原画をできるだけ忠実に再現するために光のあて方や露光を調整しても,それは独自に何かを付け加えるというものではないから,そのような写真は,思想又は感情を創作的に表現したもの,ということはできないと言っています。

この判例からすると,たとえばコンピュータの正面写真と背面写真のようにプラグ等の配置を正確に伝えるための写真は,商品を忠実に再現するという目的故に創作性は認められず,結果著作物ではないために無断使用が許される,と思えます。しかし,写真の被写体自体が著作権で保護されるもの,たとえばマンガの表紙とかの場合,自分で撮った写真でも使えないかもしれません。

ようは,オークションでの出品紹介には注意が必要ですなってことなんですが。

非著作物への引用

2001.12.15

カナかな団の躁鬱の87 引用から。

Yahooオークションで出品する商品の説明にメーカサイトの画像を掲載(転載)するという行為は,"公正な慣行に合致"し"目的上正当な範囲内"で行われる引用と言えるのかどうかだと思うけど,怪しいような気がするなあ……。

展覧会のチケットにその展覧会に出品される作品の複製を印刷したものについて,著作権違反とされた判例があります。その判旨では,引用に関する条文について,立法趣旨は,新しい著作物を創作する上で,既存の著作物の表現を引用して利用しなければならない場合があることから,所定の要件を具備する引用行為に著作権の効力が及ばないものとすることにあると解されるから,利用する側に著作物性,創作性が認められない場合は,引用に該当せず,本条項の適用はないとされ,チケットは展覧会の開催についての事実の記載に過ぎないから,思想又は感情を創作的に表現した著作物であるということはできないと結論づけています。

オークションの出品紹介も同様と思います。

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古文

2001.12.14

前回私が私の文章に対する考え方を書き[see 2001.12.12の文章の書き方],それに対してbubble hourの12/12@21:20の1.でご自身の考え方を提示いただいた様子。でも,お互い語学的な見地から根拠を示せていない訳で,残念ながら語学については,これ以上は有益な議論は出来ない感じです。誰か,その辺の有識者の方に詳しい説明をして欲しいです。

でも一応,1.の後段について。矛盾しませんかというのは確かに言いすぎでした。長い文章になろうと,それが一文で書かれなければいけないものなら,一文で書くべきです。文章を分けるのは,分けるなりの理由があるからだと思います。その分ける理由が読みにくいから,っていうのは充分な理由になりえます。で,ここで連続文が読みにくいか否かで意見が割れてるんですから,議論にならないですよね。困った。

あと,1.の最後の朝食の例示ですが,何を謂わんとしているのか判らなかったんですが。(B)に相当するような場合の連続文を一般的な連続文であるかのように論じているようだったので,それは特殊な事例だと言ったとの事ですが,これって連続文でも断続文でもないと思うのですが。読点も書けば,思考の中断なんか必要のない,普通の文章ですよ。

2.について。枕草子がPRE要素かどうかは悩むところですね。まぁ,PRE要素だとしたら,全文がPRE要素で囲まれると思いますが,可能なら文中の引用部をQ要素で括って,CSSで整形だと思います。

ちなみに,歌は歌それのみで完結している物ですから,少なくとも(論理的な意味での)段落は形成されているはずというのは,引用の仕方が間違っているのではないですか。以前も書いたことがあるんですが[see webリソースの引用について],引用は引用した文章を使って自分の文章を書く必要があります。文中に引用するのなら,原文がそれで完結しているようなものでもQ要素とするべきでしょう。以下の例文を参照してください。

初瀬川のほとりに一服した宣長は,初瀬川はやくの世より流れ来て名に立ちわたる瀬々の岩波と,1首を詠んで,さっそく参拝して,次のように記す。

かくて御堂に参り着きたるに,折しも御帳掲げたるほどにて,いと大きなる本尊の,きらへしうて見え給へる,人も拝めば,我も伏し拝む。然(さ)て,こゝかしこを見巡るに,此山の花,大方の盛りはやゝ過ぎにたれど,なほ盛りなるも,ところへに多かりけり。巳の時とて,貝吹き鐘撞くなり。むかし清少納言が詣でし時も,俄にこの貝を吹き出でつるに,驚きたるよし,書き置ける,思ひ出でられて,そのかみの面影も,見るやうなり。

時をつげる法螺貝の響きに宣長が思い出した「むかし清少納言が詣でし時」とは,正月,寺にこもりたるは,いみじく寒く,雪がちに氷(こほり)たるこそ,おかしけれ。雨などのふりぬべきけしきなるは,いとわろし。初瀬などにまうでゝ,つぼねなどするほどは,くれはしのもとに,車引きよせてたてるに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。ではじまる段(『校本枕冊子』124段)のことで,法螺貝のことは、こう書かれている。

日ごろ籠もりたるに、昼はすこしのどかにぞ、はやうはありし法師の坊に、男(をのこ)ども,わらはべなどゆきて,つれづれなるに,たゞかたはらに貝をいとたかく俄に吹き出だしたるこそ,驚かるれ。

3.について。

「(形容詞イ+です)→(類義の熟語+です)」にせよ「連続文→断続文」にせよ,ニュアンスを無視した書換を強いることは,元の文章のニュアンスを崩してしまうことに他ならないと思うのです。

誰も,書換を強いてはいないと思うのですが。そもそもの議論の発端は,ISO-HTMLの技術的な欠陥の指摘から始まったはず。私は文法に沿って書かれた文章ならばISO-HTMLに違反はしません,とは言いましたが,だから正しい文章を書きましょう,とは言っていません。確か。言ってました?まぁ,思ってはいるので,言ってるかも。

まぁ,何にせよ,正しい文章を書きたい,というのはご自身の判断かと思っていたのですが,如何。

酒税

2001.12.12

NeXT STEPの政府調達はムダだらけ、IT関連の内部文書入手!を読んで。

個人的には発泡酒は反対,煙草は増税しても問題無し。

発泡酒は増税でもいいです。いいですから,ビールの税率を下げて欲しい。

発泡酒に関しては,もともと作られたのが,ビールっぽいリキュールを作れば税金やすい,って租税回避みたいな思想で作られたもンだから,増税されてもしょうがないとは思うンですよ。ただ,今回の増税は取れるとこから取ろう,って感じがミエミエなのがちょっと気になる。

ビール関連の税率に関しては,麦芽100%の本物のビール,コーンを混ぜた偽物ビール,発泡酒を合せて考えるべきだと思います。本物が一番安く,次で偽物,発泡酒の順に高くする。で,本物の税率を下げれば,当然メーカーも本物のビールを作ることに力を入れ,結果美味しい酒が安く出まわれば,発泡酒なんかよりたくさん売れるでしょう。消費者は美味しい酒が飲めて嬉しい,メーカーはたくさん売れて嬉しい,国は税収増えて嬉しい,と万々歳ではないかと。

これからの税制度は,いいものが普及するように誘導する,という思想が必要だと思います。いつまでも酒が贅沢品扱いなのは,時代遅れです。

というか,私,発泡酒飲むと頭痛くなるので,勘弁して欲しいなと思う。偽物ビールでも悪酔いするし。ついでに言うと,たばこ税はいくら上げてもいいや。あれは,贅沢品ですらないし。

まぁ,なんにせよ,14日の自民党税制調査会の大綱が出るまでは油断出来ないな,と。

文章の書き方

2001.12.12

see 2001.12.10のHTMLの中段&bubble hourの12/11@21:00

狡いと言われたままなのもなんなンで,説明をば。とはいっても,語学者でもないし根拠を示せないってのはホントのところなので,私の文章に対する考え方を書きます。

文章は書くものですが,図は描くものです。古来から(現代日本語は古くないですけど)文章を書くために整備されてきた規則である文法に,図を描くことは含まれません。英語でならwriteとdrawと音も違いますから,より判りやすいと思います。

文章だけでは伝えきれなかったり,図のほうが伝わりやすい情報を補足するために図を使うことはあっても,それは文章とは分離したものとして使われます。さし絵とか,参考図とかですね。

さて,実際のところ,例で示していただいたように,文中に図を差し込む書き方をしているものがあります。理系の方に多いような気がするのは偏見かもしれませんが,これは,思考経過をそのまま表現したものだと思います。

頭の中で思考する際,元データをどうやって入手したかにもよりますが,言語情報として処理することはほとんどありません。画像なり,印象なり,抽象イメージを使って考えます。というか,私がそうだってだけですが。で,この思考経過なり思考結果なりの言語化が,文章を書く,という行為な訳ですが,この行為を面倒がって思考内容通りに図で示しているのではないでしょうか。このことを評して,省略・脳内ハイパーリンク満載の構成で書かれた文体と以前書きました。

表現方法としてありかどうかは別としても,文章を書く行為を途中で放棄しているわけで,文法にかなっていないのは当然だと思います。

後段について。

連続文では一個の文章が途中で中断してしまうというのは,読み方の方が正しくないように思います。普通,連続文を記述するのは,オブジェクト自体も連続的な文章の一部と見做しているためです。

それでは,オブジェクトが巨大なものである場合にはこの限りではありませんというのと矛盾しませんか?

オブジェクトの出現によって思考が途切れて了うことが悪しというのであれば,段落中の始点アンカーも同様に批判されなければおかしいと思います

文章の一部としてあるものと,参照するための技術は全く別物です。文章とは独立している図に文法は関係ないでしょう。

ついでに,誤解されるとなんなンで,前回書いた画像をどういうふうに使うかは人間が決めることですので,文章がおかしくならないように使えばいいことについても補足説明。

たとえば,これを書いた人間は,このダイアグラム自体が文をなしていると考えているのですという文章のこのダイアグラム自体が文をなしているの部分を強調したいとき,でも自分の表現したい強調はCSSでは実現出来なかったので,装飾文字でこのダイアグラム自体が文をなしているを描いた画像を作って張りつけることにしたような場合なら,文中に存在するのは問題ありません。

<p>これを書いた人間は,<strong><img src="word001.gif" alt="このダイアグラム自体が文をなしていると考えている"></strong>のです。</p>

こういった例と,文章中の文の代わりに表やグラフを置くことは,全く意味が異なります。前者は言語的に同じ言葉を書いていますが,後者は数学的に同義のものを代替にしています。数学の世界の話と,言語学の世界の話をいっしょくたにするのはおかしいでしょう。

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国語教育

2001.12.10

カナかな団の躁鬱の69 小学生からマークアップとか,74 小学生からの手紙とかを読んで。

HTMLなりSGMLなりを学ばせるための授業はいらない,というか本末転倒のような気が。そもそも,文章は初めから構成を考えて書かれるものですから,その基本がちゃんとしていればマークアップ自体は簡単なはすです。つまりは,国語教育というか言語教育をしっかりしておけばいいと思います。

ただ,HTML仕様とその制約に沿おうとする思考作業が逆に,文章の構造自体をよしなに矯正する効果も持ってる,という点に着目して,たとえば次の例のように国語教育に利用するのはありかと思いますが。

次の手紙は太郎君があるホームページの作者宛てに出した手紙です。よく読んで,段落ごとに<p>と</p>で囲みなさい。

こんにちは。はじめてお便りします。ぼくたちは今学校でHTMLの勉強をしています。それで研究発表として、「いろいろなサイトを見る」というテーマで貴殿のサイトを取り上げることになりました。ぼくたちは今「正しいマークアップの仕方」の勉強をしていますが、貴殿のサイトのソースを見たところ、いろいろとふしぎな点があったので、こうして質問のメールを送ることにしました。ご面倒でなければ、回答をお願いします。まず、最初の見出しですが、<h1>から始まらず、<h4>になっているのはなぜですか?次に、表でもないのに<table>を連発しているのはなぜですか?また、<blockquote>が引用でない部分に使われていますが、どうしてですか?

next カナかな団の躁鬱の79 小学生にHTML

ついでに,bubble hourの12/05@21:3012/05@27:3012/06@20:40を読んで。see HTML

少なくとも,僕は連続文が文法や語法にそぐわない物だとは思いません。日本語として(書き言葉としても)妥当なものであると思いますし,不当だと見做す根拠はどこにもないと思います。

私は,連続文は文法にそぐわないと考えています。根拠を示せと言われても示せないンですけどね。学生のころ,国語の授業をちゃんと聞いてれば良かった。

まぁ,間違いは間違いとしても,実際に書かれる事が多いのでHTMLでも対応しよう,というのは悪いことではないと思いますが。

ただ,式と表とグラフが数学的に同じ事象を表わしていることを根拠に,文中の数式を表やグラフに置き換えられるだろう,ってのは乱暴な論理かと思います。「表と等価の情報を提示するグラフの画像」なんてのがインライン要素であること自体,矛盾していると言われましても,そのグラフの画像をどういうふうに使うかは人間が決めることですので,文章がおかしくならないように使えばいいことかと。next 文章の書き方

更についでに,OBJECT要素について,12/06@26:4012/06@31:3012/07@39:5012/09@18:4012/10@15:4012/10@16:30を読んで。

OBJECT要素について,どういう使い方をすればいいのかよくわかっていなかったので,大変参考になりました。感謝。

X-MEN 2

2001.12.08

来年公開のX-MEN 2に,NightcrawlerとGambitが登場する予定らしい。めでたい。とはいえ,Gambitは出てきてどんな役どころにするつもりだろう。ローグがあぁだから,絡む相手いないじゃん。Stormと絡むンだろうか。

Nightcrawlerはといえば,ローグの設定を流用してミスティークの配下だったとかなるのか。まぁ,その場合は配下って言うより,息子の設定使うンだろうけど。

今度の敵はSentinelらしい。Magnetoも出るらしいが。OmegaRedとかじゃ駄目なのかな。好きなンだが。

LEGO

2001.12.07

今日のなんでやねん(2001-12-07)から,レゴを見て。

スタナー
おぅ,いい感じ。あの吹っ飛び方はシェインだな。
ピープルズ・エルボー
力作は判るけど,わかりにくいなぁ。
3D
これすごい。一番気に入った。
ライオンサルト
飛びすぎ。
アンクル・ロック
ケン・シャムロックでもいいンじゃないのかな。
ペディグリー
トリプル・エッジって,アホカナダ人3人組?

希望としては,ワームを作って欲しいが。

そんな訳で,FOXでWWF観戦するンで失礼。

HTML

2001.12.05

精神衛生に悪いことを強要するつもりは毛頭ないのですが,bubble hourの12/04@25:2012/04@31:1012/04@32:00を読んで。

やはり文章は直感的に読み書きできないと辛く感じます,というのには違和感があります。言葉は直感的に話せないと辛い,というのであれば同感ですが。話し言葉は,たしかに直感的に使えた方が便利でしょう。いつも思ったことを口に出してては,社会生活上困ることが多そうですが。しかし,文章を書く場合,頭の中で混沌としていることを,論理的に整理するという作業が必要です。マークアップという作業は,その文章を書く際に整理した結果を,機械などにも判断できるように明示しているに過ぎず,技術的な知識さえあれば十分直感的に行えるものと思います。つまり,重要なのは文章を書く際に行った思考方法であり,文章をマークアップするHTMLは,この思考方法にマッチしているかどうかが重要となります。

余談はこの辺にして,本題に入ります。原文に倣って,「段落内に表やリストを持つような文」を"連続文",「段落の後に表やリストを続けるような文」を"断続文",という定義で書き進めます。

例えば原文の例3ですが,項目を列挙するのならば次のようになります。前後の言葉から判断するに,リストとして書かれる内容ではなく,故に連続文でも断続文でもなく,普通の文章となります。

HTML4.01には,Strict,transitional,Framesetという三種類のDTDが存在します。

もし,例文をリストのように表示したい,という主張であればわかります。判りますが,それは表示の問題であるので,SPAN要素をdisplay:block;とかを使って表示調整するものでしょう。表示を調整したいがためにリストでないものをリストとしてマークアップするのは,余白調整にBLOCKQUOTE要素やOL要素つかうことの類似行為かと。

例10・例11は読みづらいとのことですが,私はむしろ例8の方が読み難いです。もちろん他の事例でも同様で,例5と例6なら例5の方が読みやすいですし,例8',例10',例11'なら例10',例11'の方が読みやすいです。これは,連続文では一個の文章が途中で中断してしまうため,再度文章が始まるまで結論がでないからです。読み手は,例示を見ながらも前半の文章を記憶していなければ,後半の文章を読んでも意味がわかりません。文章を完結させることによって,その後に出現する例示が何者であるのかを明確にする,又は,始めに出現した例示の説明を後述する断続文の方が,論旨がまとまってわかりやすく,読みやすいと思います。

まぁ,連続文でも,メモリ容量やCPUの性能でカバーできるかもしれませんが,製造後30年も経っている私の場合,結構辛く感じるときもあります。いわんや不惑をや。(個人差有り,と逃げ打っときます。)

さて,この連続文と断続文に対する感覚の差は,単なる個人差というよりは,文章に対する慣れの問題かと思います。論文や法律の条文なんかを読みなれると,HTMLで定義する断続文に違和感は感じないと思うンですが,その辺,論文書くのに慣れてる方に意見を聞いてみたい。

ところで,結局のところ原文で主張したいのは,HTMLのDTDは文章をマークアップするのに適していない,ということなのでしょうか。それとも,HTMLのDTDは最近はやりの口語文調で省略・脳内ハイパーリンク満載の構成で書かれた文体をマークアップできない,ってことでしょうか。後者なら,同感。そもそも文章構造を無視して書かれている文章の文章構造を明示する,って字面だけでムリっぽいです。こういった無茶な文書構造をマークアップするためには,そのSGML入門のように別のDTD作るしかないでしょうねぇ。

next 国語教育

X68000

2001.12.01

つきねこ日記の12月1日より。

正しいX68000ユーザはロクハチユーザだったと思うけれども、キューハチユーザと大差がない。

X68000はペケロクではなかったかな。

ついでにもう一つ。

私はSOHOであるから、Home Office勤務で、かなりOLな気がするんだけど、技術者ではないらしい。

どちらかというと,技術者だけどOLではないのでは。技術者だって時点で,ジェンダーフリー(誤用?)となるのでは。

ADDRESS要素

2001.12.01

闇黒日記の平成13年11月30日より。

「address問題」は「addressなんて書くな」と云ふ事を暗示してゐるのではないか、と云ふ説を思ひついたのですが、いかがでせうか。link要素やmeta要素にメールアドレスや制作者の名前、著作權情報を記述出來るので、addressに聯絡先を書く必要はない譯ですし。

こないだ,ADDRESS要素についてを書いていたとき,同じこと考えました。

無茶言うと,JIS-HTMLではdiv{display:none;}なんてユーザスタイルを利用しても可読性を損なわないように文書が書かれるべきだ,とか。さすがに,ここまでは私も出来ていないな。精進しないと。

del/insが不便なのは、「最初から間違ひのないHTML文書を書け」と云ふ事を(以下略)。

私思うに,DEL要素やINS要素って,ブロック要素レベルで使うときはP要素として扱うものだと思うのですが。なので,段落ごと消したいときは,消すべきP要素をDEl要素に置き換えればよい,と。

一旦公開した文書から複数の段落を消す事なんて,通常はあり得ないことでしょうから,大して手間じゃないと思うんですが,如何。

それと,闇黒日記の平成13年11月8日にご教示いただきましたADDRESS要素の使い方ですが,流用させていただくことにしました。

文責,その他

I love ISO-HTML! Valid JIS-HTML!