びわ湖へのみち

 ようやく春らしくなってきたので、出かけることにしました。向かったのは普段出かけない京都方面。目的は「地下鉄に化けた路面電車」の京阪電鉄京津線です。何故そう呼ぶかというと…
…京津線はもともと、京阪電鉄三条駅から逢坂山を越えて琵琶湖のほとりの浜大津に至る路線でした。京都市内と浜大津付近は併用軌道(道路上を走る軌道−いわゆる路面電車)だったのですが、3年ほど前に京都市内の併用軌道は市営地下鉄東西線に置き換えられました。途中の御陵(みささぎ)で地下鉄と分岐して、ここから先を京津線と呼ぶことになりました。電車は京津線から地下鉄に乗り入れる恰好になっています。ちなみに京津線と浜大津で接続している石山坂本線を総称して京阪大津線と呼んでいるそうです。
 なお、浜大津付近は現在も併用軌道のままとなっており、地下鉄を走る電車が道路も走るという全国でも珍しい区間となっています。
今回はこの珍しい光景が見たくなって、「スルッとKANSAIカード」を持ってはるばる大津を目指したわけです。

京阪大津線の路線図

Page 1.三条京阪〜浜大津

Page 2.大津港周辺

Page 3.Photo Gallery

Page 4.おまけ