その他、今回の訪問で撮った写真を何点かお目にかけます。
上栄町近くの、併用軌道と専用軌道の境目で撮りました。看板に書いてあることは当たり前の内容と思うのですが、実際に誤って進入する自動車が多いのでしょうね。あるいは看板のすぐ後ろは上栄町駅のホームなので、近道しようとする歩行者がいるのかも知れません。
併用軌道区間を走る電車の下部には、トラックなどと同タイプのウィンカー(?)が付いています。でもこれは直進時も点灯したままなので、おそらく「車幅燈」の一種と思われます。京津線の電車にも同じものが(1両ずつに)装備されています。
三井寺駅の前で写真を撮っていると、同じようにカメラを携えた人に声をかけられました。いわゆる鉄道ファンの方です(笑)。
当日、前情報もなしに現地を訪れた私と違い、その方は列車の運用(いつどの電車が来るか)までも把握していました。話を聞くと、この日は「オードリー ギャラリートレイン」の最後の運行とのこと。
※京阪電鉄は以前からNHK連続テレビ小説とタイアップしているらしく、びわ湖開きのイベントにヒロインを招待しています。その一環として、今年の連続テレビ小説「オードリー」をテーマにした、「オードリー ギャラリートレイン」と称する列車が石山坂本線と京津線に1本ずつ走っています。車内には名シーンなどの写真が飾られているということです。
帰りの京津線では、ちょうどその「ギャラリートレイン」に乗ることができました。。4両のうち中間の2両で写真の展示が行われていました。いわゆる中吊り広告の場所から写真が下がっています。内容はキャストの紹介と名場面集です。
そんなこんなで今回の京津線めぐりも終了です。本文中には書いてませんが、途中でデジカメが動かなくなる(というか電源も切れない状態)に見舞われ、あわや全ての写真が消滅!というピンチもありました。どうにか最悪の事態は免れ、写真のタイムスタンプがウソの日付になるだけで済みましたが。
京都市内が地下化され、昔の面影を失ったと言われていた京津線ですが、大津市内では走る電車が変わっても道路を走ることに変わりがありません。独特の風情は今も健在と言えるでしょう。また、違う季節にも訪れたいと思います。