2002/09/09 読み直すとサザンの話しか書いてないな
 
 
 今日もまた色んな漫画を読みました。
 他にネタもないことだし、その漫画の話。
 
 
☆3×3EYES
 漫画整理をしていて、棚の奥から1巻〜35巻まで発掘。
 久しぶりに読み直しました。
 丸二日かかったんですが、相変わらず面白かった。
 サザンで最も出来が良いのはやはり5巻でしょうが、後期もこれはこれで良いと思います。
 
 
 ところで、3×3EYESは初期設定が非常に上手いですよね。
 絶大な力を持つ「三只眼」パイと、彼女を護る使命を帯びた不死身の”无”藤井八雲。
 一方の敵も、聖地を破滅させた鬼眼王シヴァと、シヴァに絶対の忠誠を誓う大魔道士ベナレス。
 連載が15年以上続いたため、この設定に目新しさは感じませんが、連載開始当初は画期的な設定だったと思うのです。
 これを全くの無から作り出したのなら間違いなく天才だし、ヒンズー教か何かをヒントにしたのだとしても、それを上手く漫画化したテクニックは大したもの。
 どちらにせよ、高田裕三氏は非常に有能な漫画家ですね。
 さすが世界中で売れているだけのことはある。
 
 
 もう一つサザンの話。
 サザンで一番味のあるキャラといえば、「一角岩のムゲロ」だと思うのですよ。
 格好良いキャラとか可愛いキャラとかなら他のキャラになりますが、味のあるキャラなら絶対にムゲロ。
 これほど言動が面白く、容姿に愛嬌のあるキャラは他にいない。
 美少女キャラ以外で味方になって欲しいと思った敵キャラなんて、ドドンガ以来です。
 ムゲロと互角に張り合えるのは、名古屋弁の宇宙人・ニコチャン大王くらいでしょう。
 
 
 せっかくだから、もういっちょサザンの話。
 学生時代、サザン31巻を部室で読んでいた時に、友人が
「高田裕三、舞鬼が大好きなんだろうなあ…」
としみじみ呟いたことを今でも覚えてます。
 ぼくも全く同感です。
 舞鬼は予想通り八雲側についたし、そもそも字面からして贔屓されてるし。
 31巻に限って言えば、ヒロインはカンペキに舞鬼だもの。
 高田裕三氏はこーゆー強気系キャラを描くのが実に上手いですな。
 パールバティーIV世も綾小路葉子も龍美星もみんな強気系だしね。
 
 
 
 
☆みかんとさくら
 紗夢猫氏の漫画。
 表紙からしてかなりの萌え漫画だと思ってましたが、予想通り萌え萌エな漫画でした。
 特筆すべきはヒロイン(=主人公)が中学一年生だということ。
 しかも恋のお相手がハタチ過ぎの青年だということ。
 ロリの旋風もついにここまできたか! と思わせられる一作。
 ストーリーも結構面白いし、強気系ロリキャラ好きに是非オススメしたい。(ネタバレガード)
 でも最終話で高校生になっちゃったのはちょいマイナスかなー。
 中二くらいでロリを貫いて欲しかったなー。
 
 
2002/09/12 ever17・マイマリーメイもやってみたい
 
 
 前々から欲しかったエロゲ『夢幻夜想曲』、中古\3800で売っている店を発見しました。
 一年くらい探し続けてきたゲームではあるのですが、いくらなんでもこの値段はない。
 Windows95専用という歴史を感じさせる(=古い)ゲームが\3800とは…足元見すぎ。
 買うべきか買わざるべきか、それが問題だ。
 
 
 でも今現在は、『夕闇の童詩』なるエロゲが気になってます。
 このゲームは、ぼくのダイスキな「マイナーな名作」っぽいので。
 ところで、ぼくはこれまで再三「マイナー物が好きだ」と公言してきましたが、色々ネットの情報を見ていると、ぼくの遊んでいるモノなぞまだまだメジャーっぽいですな。
 ぼくのマイナーレベルなぞ低いもので、これを故藤子・F・不二雄大先生風に言うと
 
こしイナー」 略してSM趣味
 
ということに。
 この点だけはかの藤子大先生を見習わない方が良さそうです。
 
 
    ☆
 
 
 漫画の話再び。
 
 
☆世にも奇妙な物語 漫画の特別編
 「世にも奇妙な物語 映画の特別編」の漫画版。
 映画を見ていませんが、コミックスを発見したので読んでみました。
 なかなかに面白かった。
 『チェス』『携帯忠臣蔵』が良い。
 世にも奇妙な物語は、せっかくの美しい話を何の意味も無いくっだらねえバッドエンドでぶち壊すということを頻繁にやるんですが、この「漫画の特別編」にはそういうことがなかったので、後味良く読み終えることができました。
 近いうちに映画版もレンタルして見てみようと思います。
 ところで、忠臣蔵の話をマトモに読んだのは『携帯忠臣蔵』が初めてなんですが、いかにも日本人が好みそうな義理人情話ですね。
 こっちもいつかしっかり読んでみても良いかもしれない。
 
 
☆今月のガンガン 鋼の錬金術師
 今回も大変面白かった。
 エドとアルの仲違い・仲直り、大総統初登場、ヒューズ中佐が何かを掴み死す。
 とても一回分の話とは思えぬ密度の濃さ。
 コミックス三巻も9/21に出るらしいし、楽しみ楽しみ。
 
 
    ☆
 
 
 楽しみといえば、逆転裁判IIの発売日が10/18に決定したそうで。
 逆転裁判の軽快な台詞回しや痛快極まるストーリーが又楽しめると思うと、嬉しくて嬉しくてたまりません。
 発売が待ち遠しい一本です。
 
 
2002/09/16 ゲームレビュー系サイトを見て回っていて
 
 
 『恋ごころ』ディスク2に、OP曲「恋ごころ」のフルコーラス版が収録されているとの情報を耳にしました。
 速攻でHDにコピーして聞いてます。
 コレ、聞くためにはdatファイルをmp3に書き換えればよいのですが、ID3タグまでキッチリ設定されているのには驚いた。
 ビットレート140kbit/s、サンプリングレート44.1khzですが、製作者自ら作ったMP3だけあってかなり音質が良い。
 しかもカラオケ曲まで入っているという力の入れよう。
 ついでに言えば、挿入歌「Pray」もwavファイルで格納されているので、コピってエンコればMP3として取得可能。
 こーゆー「フツー気付かねぇよ、そんなモン!」な部分に凝るセンス、ダイスキです。
 いやー、RAMの新作がホントに楽しみ。
 
 
    ☆
 
 
 今日のお買い物。
 こみっくパーティ四コママンガ劇場第4巻。
 KSS NOVELS「秋桜の空に」。
 
 
 
 
 こみパ四コマは、ぼくの好きなエニックスゲームアンソロジー本なので購入。
 今回も期待通り面白かった。
 ところで、ぼくの後輩・レオくんはエニックス四コマ本を買わず、他社のゲームアンソロジー本を買う男です。
 それらの本を読ませてもらったことがあるのですが、予想通り面白くない。
 その後、以下のような会話をしました。
 
 
ボク「やっぱりさあ。ゲームアンソロジー本で一番面白いのは、エニックス四コママンガ劇場だと思うんだよ」
レオ「えー、そうですか? こんなにいっぱい出てると、マンネリ化してきません?」
ボク「まあ、それはあるかもしれないけどさ。どの本もちゃんと面白いぞ。
 (ここで他社のアンソロジー本を手に取る)
 こーゆー本よりは面白いと思うけどな」
レオ「何言ってるんですかセリスさん。こっちだってちゃんと面白いですよ」
ボク「そうか? これに載ってる漫画を面白いと思う?」
レオ「まあ、あんまり面白くないですけどね」
ボク「じゃあ駄目じゃないか」
レオ「いやなんて言うか、つまらない漫画群の中から如何に面白い漫画を探し出すかが面白いと言いますか……」
ボクそんな後ろ向きな楽しみはいらん
 
 
 
 
 「秋桜の空に」ノベルは、シナリオライター竹井10日氏の手による完全書き下ろしオリジナルストーリーということでいつか買おうと思っていた一冊。
 まだ最初の数ページしか読んでませんが、文章センスがいかにも秋桜で大変良い。
 割と厚い本だし、じっくり楽しむつもりです。
 でもまずはASの小説読んでしまわないとなぁ。
 
 
    ☆
 
 
 Phantom of Infernoがコンシューマ移植されるそうですね。
 でもぼくは仮に遊ぶならPC版を選ぶので、買う気ナッシング。
 正直な話、プリンセスソフトは特に移植が上手いメーカーじゃないし。
 他にゼルダの伝説GC、バイオハザード0、カルドセプトセカンドエキスパンションなども遊びたいですから。
 でもとりあえずは10/18の逆転裁判IIが期待大。
 
 
    ☆
 
 
 オーガストの新作『Princess Holidays』の体験版をDLして遊んでみました。
 ファイルサイズが143MBということで、ISDNナローバンドではDL完了まで十時間。
 その間ヒマなんで、家族計画を再プレイしてました。
 体験版終了後家族計画を再開して、春花・青葉・末莉の三シナリオを終えました。
 感想──家族計画は何度遊んでも面白い。
 これを遊べたというだけで、エロゲオタやってて良かったと思います。
 え、体験版ですか?
 普通の萌えゲーでした。
 萌えだけで満足できるなら買っても良いかもしれませんが、その他の要素を求めるなら家族計画遊んだ方が良いです。
 
 
2002/09/28 低年齢著しいオタ界
 
 
 ふとドラモン映画を見たくなったので、『のび太の魔界大冒険』『のび太と鉄人兵団』『のび太と雲の王国』の三本を見ました。
 どれも評判の高いドラモン映画だけあって、なかなか面白かった。
 特に『魔界大冒険』。
 さすがドラ映画最高傑作と言われるだけのことはある。
 そーゆーわけで、ドラモン映画を見ていて思ったこと二つ。
 
 
 その壱。
 ゲームやマンガのお約束の一つに、『ちょっとした冒険のつもりが最終的に世界の危機を救うことになる』というパターンがありますね。
 これって、ドラモン映画で培われたんじゃないでしょうか。
 直接的に地球を救った話に限定しても、『大魔境』『海底鬼岩城』『魔界大冒険』『鉄人兵団』『竜の騎士』『パラレル西遊記』『日本誕生』『雲の王国』とこれだけある。
 地球以外の世界も含めるなら、ほとんどのドラ映画が該当することになります。
 この徹底した救世主っぷりから、「主人公=救世主」のパターンが確立されたんじゃないでしょうか。
 
 
 その弐。
 機械少女の祖は鳥山明氏の「アラレちゃん」だと聞いたことがあるんですが、機械美少女の祖はリルルだと思います。
 いかにぼくが機械少女好きとは言え、アラレちゃんに対して「萌えー」とか言う気にはなれません。
 でもリルルなら守備範囲。
 鉄人兵団終盤、リルルが消えるシーンは泣けた。
 リルルは全編通して人気の高いヒロインですしねえ…やっぱマルチのご先祖様はリルルですよ。
 
 
    ☆
 
 
 久しぶりに徹マンをやってきました。
 この時の会話でネタに使えそうなモノがあったので、ネタにします。
 
 
<TIPS>
ボク:私です。現在プリホリプレイ中。
知世:何度も登場してお馴染みの後輩。ロリペド分野でぼくと張り合える唯一の漢。
和尚はじるす感想雑記でMと表記した後輩。あだ名が無いのでぼくが今ここで命名。
ロンゲ:今はもうロンゲじゃない後輩。でも他に使えそうな呼称がないので流用。
 
 
<その壱>
 徹マン中、あずまんが大王アニメーションの放映時間になったので、TVをつける。
 以下はそれを見ながらの会話。
 
ボク「ちよちゃんて良いよなー。一家に一台って感じだよ」
知世「どうしてです?」
ボク「ちよちゃんがいてくれたら色々便利じゃん。1エロゲに1妹みたいに、一家に一人欲しいよね」
知世「うーん、俺はちよちゃんいりませんね。ちよちゃんと同年代の女の子なら欲しいけど」
ボク「ぼくはちよちゃんで良いけどな。ちよちゃん可愛いじゃん」
知世「いや、俺は他の女の子の方が…」
和尚「僕はちよちゃんいらないけど、ちよちゃんの財政関係は欲しいですね」
ボク「………」
知世「………」
ボク「………凄いこと言うな、お前」
和尚「そうですか?」
ボク「そうだよ。ぼくと知世くんが『ちよちゃんは可愛いかどうか』という話をしてるのに、いきなり『ちよちゃんはいらないけど財産だけは欲しい』って言ってるんだから」
ロンゲ「でも俺から見れば、和尚が一番マトモなこと言ってますよ
和尚「いや、ちよちゃんがいるとかいないとか言ってる時点でもうマトモじゃないだろ」
ロンゲ「ああ、それもそうか」
ボク「………」
知世「………」
 
 ボクと知世くん、かなり凹む。
 
 
<その弐>
 凹みはしたものの、すぐに復活して再びロリペド話を始めるボクと知世くん。
 この間も色々危険な話をしましたが(例えば…、
 
ロンゲ「セリスさん、いくらなんでも無理矢理やっちゃうのはいけませんよ」
ボク「何を言う。ぼくはそういうのは嫌いなんだ。常に合意の上だよ」
ロンゲ「強引の上?」
ボク「違うって。ちゃんと事後に『いいかい、誰かに何か聞かれても、”何もされてない”って答えるんだよ』って話しておくからね」
ロンゲ「そーゆー言い含めが通じる年代に何かするってのが間違いなんですよ!!」
 
等)、それはまたの機会に譲るとして。
 知世くんから、彼の造語である『ほそむっちり』という言葉を聞きました。
 
ボク「ほそむっちり? なにそれ?」
知世「いいですか、よく聞いてください。
 だいたい12歳くらいまでの女の子は、ほっそりとしていて肉付きも良くない。
 しかし第二次性徴が始まると、少しずつ体のラインが丸みを帯びていき、やがてむっちりした体になります。
 この間のホンの一時だけ、『ほっそりし過ぎず、むっちりし過ぎず』という理想的な肉体になるんです。
 これが『ほそむっちり』の極意です」
ボク「そ、そうか。ちなみに目安として聞きたいんだが、『でじこ』はほそむっちりに該当するか?」
知世「いえ、でじこは下過ぎです」
ボク「なら『うさだ』は?」
知世「年齢的には適合しますが、むっちりし過ぎですね」
ボク「じゃあ、知世くんが思うほそむっちりの典型は誰なんだ?」
知世「あくまでもイメージですが、『CCさくら』です」
 
 さすが自ら作った新語だけあって、定義づけや該当キャラに妥協が無いようです。