| 豪華二本立。 |
Vosne-Romanee "Les Beaux Monts" '88 Dom. Leroy
ヴォーヌ・ロマネ・レ・ボー・モン '88 ドメーヌ・ルロワ
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)
色は深いルビー色。香りはスパイスを少し効かせつつも赤いベリー主体の元気なフルーツ香。そしてはちきれるような果実味と長い余韻のワイン…と書く一般的なピノ・ノワールのワインになってしまうが、以前ご相伴にあずかったニュイ・サン・ジョルジュのときと同様、色合い、香り、味わい全てについて非常な透明感を持っているのがたまらない魅力。本当に「綺麗」なんですよ。そしていくら良い年といってもとても十一年経っているとは思えないぐらいにパワフルで若々しいワインだ。ルロワのワインは普通のブルゴーニュの延長線上にある「旨いワイン」なのではなくて、(良い意味での) かなり異質な路線だと感じてしまう今日このごろ、皆様はいかがお考えですか?
Gevrey-Chambertin "Les Caztiers" '83 Camille Giroud
ジュヴレ・シャンベルタン・レ・カズティエ '83 カミーユ・ジロー
(フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ、赤)
レストランにてソムリエ氏のお勧めにしたがってチョイス。こちらは上のルロワのワインとは対照的に、植物から作った農産物であるということを強く意識させるようなワイン。紅茶や鉄観音茶、そしてキノコ系の香りが著しく熟成感を感じさせる一方、飲むと鉄を思わせるような筋肉質な印象がある。これはやはりジュヴレ・シャンベルタン村の特徴なのだろうか?もちろん果実味や酸や渋みの要素はくたくたになるまで煮込んだかのごとく、完全に溶け合っていたのではあるのだけれど。乳飲み仔豚や鴨とは抜群の相性だった。