某サイトで書いていたWeb日記だが、 自分のWebサイトに移ることにする。
A・ブラックウッド『ブラックウッド怪談集』(講談社文庫/定価280円)を 140円で古本屋にて入手。
結構レアものではないだろうか。帰宅してからネットで収録作品を確認してみると、 未読の作品多数収録であった。ラッキーである。
文庫本のブラックウッド作品集は、 あとは『死を告げる白馬』『妖怪博士ジョン・サイレンス』などがあるようだ。 さて、これらに出会う日が、はたして訪れるものだろうか。
セブンイレブンの100円お菓子シリーズの中にあった大きな板チョコが なくなってしまった。安いし量が多いので重宝していたのだが。
ま、ダイソーにパッケージだけ違う、全く同じ製品があるのだけどね。 とはいえ、久々に他社の板チョコを買ってみると、 やっぱりあれは味はあまり良くなかったんだなと今になって認識したり。
某報道番組での、ある会社の密着取材。社員がセキュリティゾーンに入る際の 暗証番号の打ち込みのシーン、例によってボカシを入れてあったわけだが、 鮮明すぎて、指の位置がまる見え。テレビの前でひっくり返ってしまった。
きっと謝罪やら始末書やらの騒ぎになってるんだろうな。おそろしいことだ。 取材/編集あたりに素人がいるわけですか。
古雑誌を捨てようと、押入から引っ張りだし、机の下から引っ張りだし、 箪笥の上から引っ張りだす。 うわ、厚さが1メートル以上ある(^◇^;)。 とりあえず3回くらいに分けて出すことにしよう。
最近全く雑誌を買わなくなってしまっているわたしである。 良く云われるように、Webのプレゼンスが大きくなって、 雑誌の存在意義自体が無くなりつつあるというのもあるだろうが、 しかし、この雑誌の山の存在ゆえの心理的抵抗感もあったことはあっただろう。 これから少しは食指が動くようになるかな。
『ブラックウッド怪談集』を読了。怪談と銘打たれてはいるが、 怪談を読んだという気がしない本であった。
ブラックウッドという作家は、単純に怖いのみの怪談を書く人ではない。 彼が信じていた神秘主義的な世界観にもとづいた物語を書きつづった作家なのだ。 恐怖を誘うというよりも、神秘の顕現や、大いなる大自然への畏れを描いた人だ。 この本におさめられている作品群にも、彼のそういった特徴が良く現れている。
ことに、壮大な大自然の情景や、それと対峙した人間が覚える感動や驚嘆の念 の描写は素晴らしく、「ドナウ河のヤナギ原」など、克明な情景描写に、 まるでその場にいるかのようなリアリティを覚えてしまった。
良い本を入手したことに満足。あと2冊もなんとか見つけ出したいものだ。
スタニスワフ・レム『エデン』を入手。これで『ソラリスの陽のもとに』 [bk1]、 『砂漠の惑星』、『エデン』の3部作が揃った。ま、ハードカバーで持って るんだけどね。 しかし、この本を入手したブックオフでは、『星からの帰還』、『捜査』と レムの作品を何度も見つけたことがある。 ストックの中にはもっとあるのではないかと推測である。
デイヴィッド・ブリン『戦乱の大地』[上下]も入手。えらい分厚い。 この物語、スレッドが6つ。明らかに多過ぎで、なかなか物語を掌握できない。 スレッドだけでなく、対立項も多過ぎなのが混乱をあおる。 地図を見るといろいろと楽しげな場所がある世界なのだが、 複雑過ぎて、個々の要素にまで関心が行かない。
PRIMEがやっと出た。 POBox系の予測系だけど、仮名漢字変換系にちょっと歩み寄っている。 日本語入力系というのものは、仮名漢字変換系も予測系に歩み寄って、 その中間あたりで予測する仮名漢字変換系になるのが正しいように思える。 それでやっとWindows世界と同じ水準に到達する(^◇^;)
……buildできない(^◇^;)。 艦長! これはDebianでしかbuildできないのではないでしょうか? ま、あとで見てみよう。
谷山浩子のベストアルバム『Memories』[Amazon]を入手。 昔熱心に聴いていたのだが、いつの間にか忘れ去っていた谷山浩子である。 ふたたびこの世界に接してみると、昔のことをいろいろと思い出させられた。 結構心が痛かったり(^◇^;)。
そうそう、最近谷山浩子のことを思い出したのは、 柴田淳というシンガーの歌をTVで聴いたゆえなのだが……(^◇^;)
それにしても、久々にCD屋でポップスの棚を探索したのだが、 本当にメジャーなものしか置かれなくなってしまっているんだね。
書籍もそうだけど、アイテムの種類は単調に増加し続けるわけだものな。 現在普通に行われている販売法が限界に達しつつあるということなのだろうな。 いびつな業界である。
ホーガンの『量子宇宙干渉機』を読む。 ホーガンはポリティカル・フィクションの世界に行って以来敬遠していたので、 実に久々である。原理などについてのディテールは詳細になっているものの、 ストーリーの骨格は良くある並行宇宙もの。とはいえさすがホーガンは読ませる。 面白かった。物語のパターンは『創世記機械』と類似しているが、 ひとつ顕著な違いが……に、逃げますか(^◇^;)。ホーガンさん、 もうあきらめましたか(^◇^;)。
しかし、ホーガンがいつも持ち出す「悪いのは一部の人だけ」モデル、 あまりにもナイーヴだと思うのはわたしだけだろうか。
逃げた主人公たち、その世界から見れば汚染源である。
こういうコンセプトのマシンにはとても惹かれるのだけど、しかしこれ、 キーボードに少々難を感じるのだ。
というのは、両手で手に持って操作した時に、手前の方のキーを打ちにくいのだ。 かといって、マシンを持つ手を下にずらすと、マシンのグリップが不安になる。 手前が2センチくらい長ければ、ずっと快適に使えると思うのだが。
ほかの人はそういう不安定感を感じないのだろうか。
このマシンは、スペック的にUNIX系OSを乗せることができ、 そしてキーが打ちにくいということで、 PRIMEのような予測入力系を必要とするものだろう。
珍獣くえすたんの日記。 この滔々とあふれだす蘊蓄はいったいどこから出てくるのだろう? 頭に全部入っているのだろうか? 参考文献の山に囲まれているのだろうか? 感心するやら呆れるやら……しょっちゅう寝坊しているのは、相変わらず 深夜のIRCのせいだろうか(^◇^;)
糸井重里氏のサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」。 一時期熱心に見ていたのだが、 最近ご無沙汰だ。このサイトも、最近の流行りの言葉を使うと、 blogサイトになるのだろうか。だがしかし、付随するコミュニティがないのだ。 そのことが、ここに注意を向け続けることを妨げているのではないだろうか。
最近では、「月例・ONLYでLONELYでプレゼント」 をチェックするだけになってしまった。 このゲームは面白い。
新しいのを出します。
nDiaryをカスタマイズしようとしたところ、ドツボにはまった。 ほんのちょこっと書き換えるつもりだったのが、 結局すべてのスクリプトを書き換えるはめに陥ってしまった。 あれもこれも書き換え、デバッグし、ディレクトリはゴミだらけになり、 わけわからん動作にのたうちまわるものの、なんとか手なずけ、ついでに すべて日本語EUCにした。 nDiaryって、Windows文化圏の出自なのね。
そもそも、今だRubyに入門中なのにpreview版なんぞ入れているのが間違いのもとだ。 1.6.8に戻そうと固く決意。
nDiaryもいろいろ引っかかるところがある。自分で作ってしまおうかと検討。
『通販生活』で新連載で始まった「散歩もの」というマンガ、 「日常の中のちょっとした幸せ」系の作品だ。 実在の街並みを細かく描き込んであるあたりがマニア心をくすぐる。
さて、これに出てくる「不思議な住宅地」、 阿佐ヶ谷のヴィオロンのあたりではないのかと思い、 いろいろ調べてしまった。
うむむ、「おもちゃみたいなバス」はムーバスというようだ。 出てくるバス停は「けやきコミセン」というところ。 たしかに場所は吉祥寺のあたりで、阿佐ヶ谷に近くないこともないが、 どうやらヴィオロンのあたりではないようだ。 ま、ほかに似たようなところはいくつもあるのだろう。
それにしても、なんてなつかしい。
ヴィオロンは名曲喫茶である。 店の奥がスピーカーになっているマニアックな店だ。 昔もささやかなリサイタルなど行われていたが、 最近は演劇なども催されているようだ…… うむ? どこが舞台だったのだろう? どこに人を入れたのだろう? なぞである。
去年の秋に、ろくでもない騒動があったらしいWeb日記とblogの奇妙な関係だが、 ここしばらく、複数のニュースサイトに記事が載った。メモがわりにリンク。
Web日記とblogの異同について書かれているが、 最大の違いは、マスメディアサイドの扱い方にあるのではないだろうかと 思う事しきりである。
zakzakの書店をめぐる記事。 いや、大変ですな。わたしもかなりの書店徘徊者だが、 小さな書店は、本質的に存在意義が無くなるのだろうと思う。
bk1にAmazonみたいなオススメできたと思ったら、 NTT東日本の個別オススメシステム AwarenessNet の実証実験サービスらしい。
ふうむ、今後あちこちでこれを見ることになるのかな。
とはいえ、対応のこまやかさでは、Amazonには遠く及ばず。 Amazonなみのシステムを、これの上に構築できるのだろうか?
どうして日本では、デイジーカッターが燃料気化爆弾だということに なってしまっているのだろう? 不思議不思議。
大手マスコミの用語集でも燃料気化爆弾になっちゃってるし、 クレーターを作らないように地上1メートルくらいで爆発するというのに、 500メートルのクレーターを作るとか書いてあるところもある。
ひどいな〜、どーすんよのこれ。
ふむふむ、いろいろ調べてみると、BLU-82のニックネームがデイジーカッター というわけでもないのね。これのニックネームは「ビッグブルー82」で、 「デイジーカッター」とは、その地上1メートルで爆発させる点火装置のことかい。
なんじゃい。
IT@RIETI - オープンソースと知的財産権 をWatch対象としてチェック。
日本のオープンソースコミュニティが劣弱極まりないという点には賛成だ。 ついでに云うと、開発者とコミュニティの乖離も甚だしい。 コードも書かない連中がオープンソース、オープンソースと騒いでいる。
う〜ん、買って良かったバナナハンガーいいなあ。 わたしもダイソーで買ったのを持っているけど、 バランスが悪いし、フックが3個もついているのが邪魔だしで、 ちょっと使い勝手が良くない。 ま、少々の工作を行えば良いのだろうけど。
をを! 変質者!!
そうなんだよね、トンデモ学説から出た用語が、 意味がねじ曲がって定着してしまっているんだよね。 面白い出自です。
最近、RFID関係などで、プライバシー問題についていろいろ議論されている。 監視カメラの氾濫のことなども問題になっているようだが、しかしSF者としては、 ブリンの監視カメラが自由を守る未来社会 に興味をそそられてしまう(^◇^;)。
これでどういう社会になるのかを、 ブリンは自著『ガイア ―母なる地球―』[bk1]で細かく描写している。 検索サイトで、任意の人物の一日の行動すべてをビデオ映像つきで捜し出せる世界、 ライブカメラを装着したおじいさんたちがそこら中でぶらぶらしている世界、 「プライバシー」とかつぶやくと、変質者を見る眼で見られる世界だ。
つらつら思うのだが、「固定監視カメラの設置」を警戒するのは、 もはや急速に時代遅れになりつつあるのではないだろうか。
すでにケイタイ搭載のビデオカメラの映像がニュースに流れる時代だ。 およそ目撃者がいる出来事に関しては、 必ずその場面のビデオクリップがネットに転がっているということになる時代は 近いのではないだろうか。
パトカーの屋根に全周カメラがつきだし、 警察官や、民間の防犯ボランティアの人の頭にはビデオカメラが装備され、 その映像を顔認識プログラムが絶えずチェックしている。 そんな社会がじきに来るのではないかと思うことしきりである。
さて、これを書いている時点では、 読んでいる人は皆無であると推察される当Web日記であるが、 実は、検索エンジン経由で飛んで来る人を期待していたりする。
というわけで、検索エンジンのクローラが来るのを待っているのだが、 最新分のページは除けさせた方が良いのだろうなあと つらつらと考える。どうするのがよかんべ。
とりあえずGoogleに関しては、 「Googleページの削除」 の通りにすれば良いということで、ここにメモがわりに書いておく。
自分がよく読みにいくWeb日記を考えてみると、 あちこちのニュースサイトの記事や、 ほかの人のWeb日記、そして面白いサイトにリンクがあり、 なおかつそれなりの分量の文章があるところが良いようだ。
そういう方向を目指しましょうか。
Web日記/blogに最近良くあるコメント機能、 便利そうだなと思っていたのだが、 先日、一気にあちこちのWeb日記にコメントを残しまくったら、 どこに書いたのか、もうわからなくなってしまっている(^◇^;)
発言先を管理する方法ってあるのだろうか。
PRIMEに必要な CVSなSaryがbuildできないのは、 glib2がないからという理由に集約されるようだ。 んじゃと入れるのもしゃくなので(?)、Saryの機能のうち、 PRIMEが使っているものをRubyで書いてみる。
うむ130行くらいになった。 これで、書いたことのあるRubyのコードが100行を越えた(^◇^)/
しかし、遅いです、先生!!
コードを読んでみると、Saryというか、 サフィックス配列を非常にラフな形でしか使っていないようだ。 数々の軽量化/高速化技法をほどこせる余地がある。 その方面をやってみようかな。
古い友人からメールが。7年ぶり? 元気? と読んでみてひっくり返りそうになる。 わ、わたしのハンドルは公然の秘密ですか?(^◇^;)。
しかし、7年ぶりに連絡よこして、内容はそれかよ!!(大笑) へいへい、ど〜もすいませんです。口つぐんで引っ込んでますよッ (*1)。
ま、たしかにあの人がどういう意見を持っていようとどうでもいいと云えば どうでもいいんですけどね……わたしはコードでも書いてることにしましょう。
SF精神科医の風野さんがblogについて コメントしてる。 面白おかしく書いているが、blogとWeb日記の違いについては大いに賛同である。 「視線を合わせない文化」がここにも、である。
そろそろ読みに来る人が欲しいので、いくつかの検索エンジンに登録してみる。 しかしクローラが来るまでしばらくかかるだろう。 あとは趣味系メーリングリストにそれとなく出してみようか。
逆探知可能な日記へリンクしまくるという方法もあるが、 なにが釣れるかわからないので怖かったり(^◇^;)
しかしこのWeb日記、好きな本などの紹介をしようという こころざしがあったはずなのだが、 油断していると、ネット上の事物……どころか、 Web空間上のあれこれにコメントするだけになってしまいそうになる。
blogとかいうやつは、そういうのを指向しているようだが、 Web空間上の事物にコメントするのって、非常にらくちんだし、 誰にでもできるし……長期に渡って多数の人間によって 行われ続けられ得るものなのかいな。
SF精神科医の風野さんが、blogについてふたたびコメント 。 そうだよな、日本のWeb日記の文化って、そういう面があったよな。 ダイレクトでアグレッシヴなコミュニティは、NetNewsやMLやWeb掲示板にあり、 それの、いわば対立物として、つまりimplicitなコミュニケーション手段として、 Web日記は有ったのではないか。
巨大な太陽……というか、連続核爆発はWeb掲示板やMLやNetNewsで荒れ狂っていた。 そこから一歩引いた、 コミュニケーション手段じゃないっぽいけど 実はコミュニケーション手段という隠微なところがWeb日記と。
それにしてもここにも谷山浩子が出てくるあたり……
PCに3基目のHDDを追加した。しかし3.5inchベイがもう空いていない。 2基目を追加した時にはマウンタを買ってきて5inchベイに取りつけたのだが、 あれはめんどうだった……。
で、ケースの下に置いてしまえ(^◇^;)ということで、 山のようにあるbk1のダンボール封筒を切り刻んで、台座というか、 クレードルを作ったのである。
とりあえず回路部分が金属部分と接触しなければいいか、 というところから始めたのだが、放熱のことを考えてすき間を作ったり、 滑り落ちないようにとストッパーをつけたりと、 コダワリの段ボール製HDDクレードルになってしまった……
ものすごくムダなことに時間を使ったような気がする(^◇^;)
この話題、 非常に興味深く思ってしまった。
というのも、ポール・バランがインターネットの技術的基盤である 分散型ネットワークとメッセージブロッキングを考え出したのは、 ただただ恐怖から逃れるため、 ソ連のミサイルが今にも頭上に落ちてくるのではないかという恐怖から 逃れるためだと云っているからだ。
愛なのか……愛なのかッ!!
そしてARPANETが実装されたのは、経費節約のため(^◇^;)。 世話を任された――後に、この惑星地球で最高のネットワークの権威となる―― 学生たちは、当初その意味を、その秘めたる力を、まるで認識していなかったという。
愛なのか……愛なのかッ!! せこいぞ!!
大体コンピュータはどうだ? あれは、弾道計算のために、敵を効率よく 殺戮するために、強力に開発が推進されたものだ。
そこにも愛があるのだろうか……吉本ばなな氏は、 もっと現実を見るべきではないのか。