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夢まどろむ切れ味

電動ノコギリがまだ普及していなかった昭和40年代くらいまで、金物屋でノコギリはとても良く売れた品目でした。 産地の兵庫県三木市でもノコギリ鍛冶は大勢おられ、中には大きなメーカーに成長したところも多数ありました。
金蔵鋸工業などは、昭和40年代にノコギリのテレビCMを流すなど、今では考えられないような大胆なことをしていたのです。 大工用の高級鋸ではなく日曜大工の素人用をターゲットにテレビで勝負に打って出て、戦略通り商品は大ヒット。 どれだけ大量に仕入れても必ず残らず売れた、夢のような時代でした。 どこの金物屋でも当時の在庫は夢の名残として大なり小なり抱えているでしょう。 そんな中から鍛冶屋の魂のこもった名品や準名品、わけあり品、2級品なのに価値あるもの、などをご紹介します。
現在主流の替刃式ノコギリとは一味違うねばりある刃物です。
でもなんだかんだ言っても電動のチェーンソーや丸ノコを使ったらまぎれもない歴然たる差があるのは事実です。 魂とかなんにも無くても、一瞬で切れてしまうあっけなさに「今までしんどい目ぇしてたんはなんなんや」となります。 電気という文明の前にひれ伏す瞬間です。 そのことはお見知りおきを。

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