サムネイルとカスタムアイコンを付加する

サムネイルを付加することができます。サムネイルは画像を縮小したイメージで、これを付加するとカタログ表示が高速になります。ただし、書き込み禁止のファイルや媒体に付加することはできません。

カスタムアイコンも付加できますが(Intel Macでは、付加できません)、Mac OS X 10.5 Leopard以降では、QuickLookを使用した時に、このカスタムアイコンが最優先されてしまうという不具合があるため、今後は付加しない方が良いと思います(それもあって、Intel Mac対応はしませんでした。)。今まで、カスタムアイコンを付加されていた方は、環境設定で、これを付加しないように変更してください。

サムネイルもカスタムアイコンも、画像やカタログを表示しただけで、自動的に付加されます(もちろん、付加をやめさせることもできます)。サムネイルとカスタムアイコンの付加の指定は「環境設定」で行います。なお、環境設定のコツをまとめてありますので、ご覧下さい。

※サムネイルもカスタムアイコンも、リソースフォークに付加しますので、元画像に影響を与えません。ただし、更新日付等は、更新されてしまいます。

既にサムネイルやカスタムアイコンが付加されているファイルに対しては、それを書き直すことは行いません。書き直したい時は、他のツール等でサムネイルやカスタムアイコンを外して下さい。

ところで、デジカメの記憶媒体にPixelCatでサムネイルを付加する場合は、注意が必要です。Mac OS Xはデジカメの記憶媒体上のファイルにリソースを書き込む時、大抵はApple Doubleを使用します。これは、元のファイル名の頭に「.」を付けたファイル名のファイルを別途生成し、これにリソースの情報を書き込むという方法です。こうやってリソースを付加した場合、デジカメの機能で1枚ずつ写真を削除すると、このリソースのファイルが残ってしまいます。そして、デジカメで新たに撮影した写真が、たまたま以前削除した写真と同じファイル名になった場合、残っていたリソースのファイルが、その写真のリソースだとみなされてしまいますので、サムネイルが以前削除した写真になるということが起こります。従いまして、デジカメの記憶媒体を直接PixelCatで開くことは、あまりお勧めしません。一度、MacのHDDにコピーした後に開いた方が良いと思います。

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