このコーナーでは、雑誌・新聞・インターネットから得た情報についてのコメントや、「そういえば昔、こんな事があったな」という話を不規則に載せていく予定です。
今年、インパク(インターネット博覧会)が話題に…なっていませんが、これに乗じたイベントが各地で開催されています。そんななかで一つの興味深い情報を得ることが出来ました。
それは「インパク高知県パビリオン」において、路面電車(土佐電鉄)を扱ったコンテンツがあるということと、なんとそれに関連して路面電車を実際に運転することが出来るということでした。本物の電車、あるいは機関車の運転体験はいままでごく限られた場所でしか行っておらず、また開催されても非常に競争率が高いなどなかなか運転までこぎつけられないものでした。
今回の「電車体験運転」はインパク開催期間に何度も行われ、インターネットにて先の日程を予約することが出来ます。競争率の高そうな日を避けて申し込むなど自分で戦略(大げさですが)を立てられるわけです。その結果、私は5月14日(月)を申し込みました。
やはり平日で申込者が少なかったのか、全員当選の通知が来たのは10日ほど前のGW中。GW後にどうにか休暇を取ることが出来たのでめでたく高知入りすることが出来ました。
↑夜行快速に乗って朝に高知へ到着。ちょうど朝のラッシュが始まったところで、路面電車やバスから大勢の人が(ほとんどは高校生)降りてきました。駅舎を出たら目の前に電車の停留所があり、乗り換えは非常に便利そうです。とりあえずここから電車に試乗してみることにしました。
↑街のメインストリートをゴロゴロと走る電車は思っていたよりスピード感があり、「これを運転するのかぁ」と期待も高まります。
↑高知駅から桟橋通5丁目への試乗の後は、はりまや橋付近で電車の写真を何枚か撮影。多くの電車は派手な広告がペイントされています。広告が目立つために各車両それぞれの差異が目立たないですが、結構種類があるように見えました。
↑写真撮影をしているうちに集合時間が近づきました。岸壁通電停近くにある土佐電鉄本社(車庫もある)に向かいました。ぼちぼち参加者のみなさんが集まっているところでした。車庫には色とりどりの電車が停まっており、否が応でも興味をそそられます。
当日の様子がインパク高知県パビリオンで紹介されています。恥ずかしながら筆者も写ってます…。
上記ページにも書かれているのですが、流れとしてはまず社屋内で電車部長の挨拶から始まり、電車を動かす装置(主幹制御器や逆転器、ブレーキハンドル)についての解説がありました。電車の動く仕組みについては、それほど細かい解説はされませんでした。軽い説明の後、屋外に出て記念撮影と続きました。
その後は車庫内に停車している車両(モータには電流が流れないようになっている)に分乗して、運転台での諸操作を練習しました。さらにその後は本番が!
果たして筆者は無事に電車を動かせるのか!?
次回:続 路面電車運転体験
下3枚の画像は、土佐電気鐵道株式会社より頂いたビデオから引用しました。