Subject: 血液型と性格の関係を遺伝子レベルで見ると
初めまして、藤巻祐介ともうします。私の個人的な意見ですが、一言コメントさせてください。
このページでは心理学の面から血液型と性格についての関連を考察しておられますが、遺伝子レベルで見たらどうなるのでしょう。
うろ覚えなのですが、ABO式血液型は、血球の表面にある糖鎖の形によって決定されるそうです。
で、この糖鎖の遺伝情報は当然人間のDNAの決まった場所に記載されています。
私の持論は、この糖鎖遺伝情報の「近くに」記載されているタンパク質が、まわりまわって(非常に希薄な影響であるかもしれませんが)性格に関係しているのではないか、というものです。
ご存じの通り、DNA上で「近くに」記載されている情報は、減数分裂の時に一緒の行動をとる確率が高いのです。
従って、血球の表面の糖鎖の形が直接その人の性格に影響を及ぼすとはいえないけれど、血液型を決定する遺伝子の「近くに」あって行動をともにする確率の高い遺伝子が、何らかの影響を与えているのではないか、というのが結論です。
大学時代に在籍していた研究室(有機化学+遺伝子工学系です)の教授/助教授も、酒の席ではありますが賛同してくださいました。(^_^;
このあたりの真相は、ヒトゲノムプロジェクトの成果に期待、というところですね。
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