1998/02/09 Tattsuさんからのメイル

Subject: 差別‥は大袈裟

 進歩的な人に、やたら反差別云々をいう人がいる。つまらないと思う。おもしろければいいというわけでもないが、血液型の話題など、非科学的だと嘆く以前に、ただの冗談と割り切った方がいいと思う。就職、入学、その他で、明らかに不利を被っている、などという事実がないかぎり、くだらぬおしゃべりの中で差別されようと逆差別されようと、笑ってすませるのが、まっとうな穏当な反応だろう。こんなテーマで卒論というのも血液型おもしろがり症候群の一例ではないのか。
 だいたい『差別』現象を指摘することが、知的で進んでいるなどと勘違いされている傾向がある。欧米その他の、特別にひどい差別社会でもない日本では、差別を言い立てて、大騒ぎして、敵を倒そうとするような欧米的やり方は不粋というか幼児的でさえある。
 血液型の民族分布や、血液型と文化の農耕型、採集型、牧畜型との関連づけを調べた人もいるし、根拠なしに、全否定するというのは、とても非科学的で、不公平では?


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