光のページェント14/December/1998

 やっぱり仙台の冬の夜はこうじゃなきゃ。

 この光の下をバイクで走ったのだが、実に気持ちがいい。写真を見ていただければおわかりでしょう。生で見たらもう最高です。大晦日までやっているので、機会がある人は一度御覧あれ。


免許更新13/December/1998

 何でこんなに面倒なんだろう、日本の免許更新って・・・。私は今2つの運転免許を持っている。UKの免許・・・というか、ヨーロッパの免許は2038年12月29日、すなわち70歳まで有効だ。しかし日本の免許は、3年毎の更新(私は未だ3年になっている)だ。
 さすがに平日に行くこともできないので、今日免許更新のため、市名坂の免許センターへ行った。着いたのは8時40分、終わったのは11時。まぁそれはしょうがない。しかしながら、どうしてあそこの免許センターは、あぁまで人の導線を考えていないのだろうか。とにかく次のステップに進む度に、右へ左へ動く必要がある。並ぶ列も窓口毎ときてはどうしようもない。あと、優良運転手講習(まぁ、違反してない人向けの奴だが・・・)の内容のなさ。あれなら受けても受けなくても同じだ。「このように、運転免許更新時には、指導をしています」と言いたいがためだけの「形だけ」という逃げの仕組みに見えてしまう。
 まぁ、そんなこと言いながらも、免許がないと愛車にも乗ることができないので、黙って受けていた私であったが、さすがに交通安全協会への加入だけは断った。半ば強制的に年会費500円×有効年数分を請求されることが、どうも納得行かない。また、交通安全協会の窓口を通さなければ、免許申請ができなくなっていること自体、おかしいと思う。どうなってるの宮城県警。


飯屋は?10/December/1998

 仕事で遅くなるとまず外食となるのはしょうがない。それにしても何故仙台って「気楽にはいることができる”めしや”とか”飯モノがあるラーメン屋が少ないんだろうか」と思うことがある。まぁはんだやは別格として、ラーメン専門のラーメン屋が多すぎないかなぁとは思う。
 名古屋時代は王将愛好家だった私としては、中華系定食が800円前後でたのめる店が欲しいのだが、そういった店は少ない。あっても営業時間が合わないのだ。私が行きたい時間は、仕事の終わったあとの21時以降なのだから。
 そういうわけで、結局「この年になってなぁ」とは思いながらもはんだやに行ってしまう私なのだが、何故か今日は天下一品。こってりスープを堪能してきた。帰り道、さすがに青葉山トンネルを抜けると風が一段と冷たい。そろそろバイク通勤も無理な時期が近づいてきたのか。


抽選会5/December/1998

 めっきりというか、完全に「冬」である。路面が凍結していないとはいえ、バイクにはきつい季節。家でひっそりとスターバックスのコーヒーを飲みながら、本でも読んでいればいいのだが・・・結局出かける私であった。
 一番町のHMVCD4枚も買ってしまった・・・と、何やら紙を渡してくれた・・・。福引き抽選券だ。歳末商戦真っ盛り、そういえばこの時期といえば福引きがあったなぁと思い出させてくれた。先週末に東京に行ったときも、八重洲地下街のスターバックスでコーヒー豆その他諸々を購入した際にも抽選券をもらい、「ガラガラ(本当の名前を知りません・・・)」をやり、みごと”はずれ”のティッシュをもらった(特賞はオーストラリア旅行だった)。今日の特賞はハワイ!!。何が何でも当てよう!・・・って、たった1回の抽選権利しかないのに気張ってもしょうがない。まぁなんか当たらないかなぁなんて淡い期待をしながら「ガラガラ」を回す・・・と、白い玉が。「はい、ティッシュをどうぞ」・・・はずれだった。(そういえば映画「さびしんぼう」では、特賞の玉の色は「金」だったなぁ、あのシーンが懐かしい。)
 それにしても、全然日本的ではないHMVで抽選券がもらえるなんて、やはり日本なんだなぁって思う。「商店街」なんだなぁこれが。もうすぐ仙台では冬の風物詩「光のページェント」が始まる。思えばロンドンの街も、今頃ならクリスマス飾りできらびやかな頃。しかしながら仙台も負けてはいない。来週末から大晦日まで、定禅寺通りは幻想の光に包まれる。

おまけ 今日の収穫(買ったCD)
HMV
に行くとついつい買ってしまう・・・。冬の寒い日は、スターバックスのコーヒーを飲みながら、買ってきたCDを聴くのが一番!

THE JAZZMASTERS "JAZZMASTERS" "JAZZMASTERS II"
 実はIIの方はすでに持っていたりして・・・でも版が違うかなぁなんて思って(ジャケットは違っていた)買ってしまったのであった。内容は・・・涙が出るほど私好みなのです。こういった曲ばかりかかっている喫茶店で3時間くらい黙って本を読んで過ごしていたい。

ACE OF BASE "FLOWERS"
 かなり前から(それこそロンドン時代から)気にはしていたのですが、買っていなかったのですよ。試聴とかして結構気に入ってはいたのですがね。しかしながら、今日見たらお安くなっていたので買ってしまいました。やっぱり北欧系はいいねぇ。

BASIA "CLEAR HORIZON - THE BEST OF BASIA"
 試聴コーナーに書いてあった「FM好みの音と言えば、Swing Out Sisterとかと同じ系統だけど・・・」という文句に惹かれ、聴いてみて納得して買った一枚。確かにS.O.S.に通ずるものがあり、私好みの曲調だ。


おでん27/November/1998

 最近、おでんにはまっている。ただ、別に飲み屋で注文するのではなく、セブンイレブンの奴。そういえば、「ロンドンのセブンイレブンにはおでんもないぞ!」などとぼやいていたのは、去年の冬。ヤオハン(当時)でおでん種(めちゃくちゃ高い)を買って、それにだいこん、たまごを追加して、家で作ったものだった。そこまでして作っていたものが、今なら手軽にセブンイレブンで買える。別に何気ない話だが嬉しい。
 一番好きな物が「ソーセージ巻」。揚げ蒲鉾の中にソーセージが入っている物。だしが浸みて美味しい。数ヶ月凍って運ばれてきたおでん種に比べれば、数段上・・・というか、比較するのが失礼かもしれない。日本の冬・・・といえば、やはりおでんだ。
 ところで明日は江沢民主席が仙台に来るとか。市内は厳戒態勢になっている。明日仙台市内をふらつく人は、怪しい行動に出ないように。


おんせん10/November/1998

 いつの間にか、バイクの走行距離が10,000km突破。たったの6ヶ月半なのに・・・。まぁ、週末に温泉に出かけていればそうなるものだ。ちなみに10,000kmとなったのは、蔵王温泉の大露天風呂に行った文化の日。やはり温泉がらみだ。

やったぜ10,000km

 仙台から日帰りで行ける温泉は結構多い。山形、福島でもすぐだ。行く度に、「いやぁ、日本っていいなぁ」と思ってしまう。温泉文化はやはりいい。2月に"KingstonKane"さんと、ドイツの温泉に行ったとき、まぁ確かに温泉だなぁとは思ったものの、その使い方の違いに戸惑ったこともあった。ロンドン生活2年の中で、恋しかったのは、「思いっきり湯船につかりたい」ということ。今、何年分もの温泉を、この数ヶ月で体験してしまったのだ。おかげでバイクも・・・ということだ。
 まぁとにかく温泉ライフを楽しんできたが、これから冬、防寒装備は万全だが、道路が凍ってしまったらもう無理。蔵王エコーラインも冬休みに入ってしまった位なので、私の活動停止も間もなくだろう。今度は電車で行ける温泉でも探してみようかと画策する今日この頃であった。


Petrol Shop28/October/1998

 まぁ、くだいて言えばガソリンスタンド。帰りにガス欠寸前だったので、なじみのNISSEKIに寄り、「レギュラー満タン」した。そういえばセルフスタンドも登場しているとは聞くが、いったいどんな状態なんだろうか。私もロンドン生活でセルフスタイルにすっかりなじんでいるので、混んでいるときに待たされると、「いいからっ、自分でやるから・・・」とも言いたくなる。
 最近の仙台は、レギュラー93円/l。セルフにするならもっとやすくならないもんだろうか・・・。私のようなバイク乗りは、スタンドでさしたサービスも受けられない。セルフでいいんだけどなぁ・・・。別に危ないこともないんだから。


風邪19/October/1998

 風邪をひいてしまった。土曜日からダウン。日曜日にちょっと復活したものの、今日は職場でへろへろ状態。残業はしないと宣言して・・・でも結局19時まで仕事して家に帰った。御飯食べて、改源飲んで(風邪にはやっぱり改源ですね。生薬配合・・・)、横になっていたものの眠れない。SMAP×SMAP見ながら(何故にSMAP??)この文章を打っている。
 それにしても、簡単に風邪薬の買える、それも自分のわかっている薬の買える国って「楽」だなぁって思う。ロンドンに住んでいた頃、買い置きの改源がなくなり、そしてノーシン(粉タイプ)もなくなり、それで風邪ひいたときには、さすがに参った。病院行くほどじゃぁないし・・・とか思う・・・というか、病院嫌いの私は、まず病院には行かないのだ。簡単な薬が欲しくても、Bootsの薬コーナーで、「どれだ?」と悩んだ末、結局サンドイッチ買って帰ってきてしまう(なぜ?)私であったのだ。
 そういえば、風邪の時、英国人は何を食べるのか、考えたときもあった。病人食って何だろう。日本ならお粥があるのだろうが。まぁとにかく、いろんな面で病気の時は日本が楽だが、ただ一つ問題があるとすれば、「だからといって仕事を休むことができない」ということ。まぁせわしないものである。


韓国食材店を探せ10/October/1998

 ぞろ目の日の今日、私は東京にいた。昨日まで仕事で東京に行っていたので、1泊延泊し、東京をふらついたという次第。今日もいつにも増して意味のない「ふらつき」をしていた。
 その中で、わずかながら意味があったのが、「韓国食材店を探せ!in 新宿」。夜はちょっと歩くことができない、新宿−大久保エリアにある、韓国食材店を探すというものだ。コマ劇場近くのS&Bカレーの王様で、なすとトマトのカレー+温泉卵で遅い昼食をとった後、針路を一路北へ歩く。
 焼き肉屋があった。それもハングル文字入りの看板。このあたりがコリアンタウンか・・・ロンドンのNew Maldenが懐かしくなった。今思えば韓国食材は、ロンドン時代に食卓を明るくしてくれた(詳しくは、ここにも書いてあります)。そんなことを思い出しながら、怪しい街を北へ北へ・・・。大久保公園の先に食材店発見。少々小さめだが、韓国食材専門といった感じ。ここで大通りに出た。このあたりはハングルの看板が多い。
 そのまま北へ向かっていった。怪しげながらも日本語以外の看板が消え、「あれっ・・・」と思いながら(なぜ?)、ずーっと歩いていくと、やっと出てきたのが、東南アジア関係食材店。中身は結構ある。程なく大久保駅の通りに到着。通りはお祭りで大賑わい。ジャズの演奏もしていた。普通の日本の街だ。このギャップがなかなかいい。
 次なる目的地はアメ横。途中、人形町のStarbucksで(なぜ人形町に行ったかって・・・だってあそこってなかなか雰囲気があって好きだから・・・)Grande Iced Latteを飲んだ後、上野に向かった。アメ横のビルの地下に、世界の(というかアジアの)食材を扱う店が並んでいる。上野に着いた頃、雲行きが怪しくなり、雷が鳴った。雨も降り出した頃、ちょうどビル内に入った。お陰で中は大混雑。中国系の食材が多いのだが、北側の入り口から入ると、いきなり「キムチ」があった。あと韓国海苔も。店内は実にエスニックな雰囲気。まぁしかしながら、ロンドン時代には、毎週こんな感じの店で買い物してたんだから、別に違和感はなかった。
 そんなこんなで夕方には東京を発ち、仙台に帰った。風が冷たい。


芋煮会用の薪6/October/1998

 最近、うちの近くのコンビニの前には、薪が積んである。「芋煮会用薪 350円」ほとんどの店がそんな感じ。今日行ったファミリーマートの前なんて、薪で店の正面の半分が隠れていた。
 中心部に住んでいた頃は気づかなかったが、この地域では、コンビニでもこういったものを販売するのだ。そういえば、広瀬川の上流の河原は、絶好の芋煮会スポットだった。私も仕事を始めた頃、同期と一緒に出かけた覚えがある。
 ある意味で、秋の仙台の・・・というか南東北の風物詩だ。


仙台−石巻25/August/1998

 仙台−石巻間の交通機関と言えば・・・今までは仙石線利用が普通だった。が、しかし、8月になって強力なライバルが現れた。それが高速バス。宮城交通(バスの色が赤だし、親会社であることもあり、思わず「名鉄バス」と言ってしまうのは私だけではないと思う)もやってくれるものだ。
 開業早々、仕事で石巻に行く時に使ったが、がらがら。車内ではラジオ放送が流れ、実にのどかなものだった・・・しかし、たった1月で状況は一変していた。前回同様市役所前でバスを待っていた。5分遅れでバスが到着・・・おや、半分くらい席が埋まっているぞ・・・なんと乗車率7割超で発車。15時半の便ということもあり、買い物帰りの人が多かった。客層は、年寄りもいれば若者もいる。仙台の集客能力なのか、石巻の衰退なのか、考えさせられる。バスと言えば、仙台−山形のバスも大繁盛。休日には多くの若者が山形から仙台にやってくる。石巻も山形と同じようになるのか?(既に仙石線で人が流れているとは思うが)
 帰りは遅いので、バスもなく電車で帰った。車内に虫が入ってくるは、うるさいは、時間はかかるは、いいところがない。今は一日4往復のバスだが、これが増えたときが、JRの正念場だろう。


若いということ22/August/1998

 ここ1週間、小学生・中学生相手に、大学生と一緒に仕事をした。今日が締めで、まぁ休日出勤。しかしながら、若い人と(一応私もまだ20代ではあるのだが・・・)一緒に仕事ができて、最近固くなってきていた頭を柔らかくするいい機会ではあった。
 ところでどうして最近の学生は、我々の時代より「リッチ」なんだろう・・・と思う。パソコン持っていたり、車持っていたり、自分の頃ってもっと「貧乏」だったなぁとは思う。基本的資本が整ってなかったのは確か。自分の母校でもやはり環境は変わっているとのこと、時代は変わったものだ。もう銭湯通いをする学生はいないのだろうか?


なごや17/August/1998

 もう一週間前になるが、久々に名古屋に行って来た。

離れてみるといいところがよくわかるもので、たったの3日ではあったが、実に楽しかった。私にとって名古屋とは何なんだろうか。
 自分にとって仙台が一番のお気に入りの街だとは思う。しかしながら、最近は名古屋の魅力がよく見える。これはもし名古屋に住んだら逆になるのかもしれない。現に学生の頃は仙台がいいと思っていたのだから。しかしまぁ今回は、行ってから1週間たってもまだ「名古屋行きたいなぁ」と思っているのだから、かなりの重症。あぁ、名古屋、ナディアパークができて、栄の人の流れが変わっても、やはり名古屋。2年4ヶ月ぶりの名古屋は、私の頭の中の「なごや」であった。


七夕の時期5/August/1998

 今日は七夕花火大会。さぞかし楽しいことかと・・・思うのだが、結局花火が終わるまで、職場で黙々と仕事をする羽目に。何とも悲しいものだ。しかしながら、職場を出て外へ出ると、街は賑わっていた。明日から七夕祭り。仙台の街の賑わう季節だ。心が何となくうきうきしてくる。
 そんなことを思いながら、家に帰る途中セブンイレブンに寄ると・・・何と私の好物「ガリガリ君ヨーグルト味」が無くなっていたのだ。これがなければ私は夏を越せない。ソーダ味ではくどすぎるのだ。まぁ今年はそれほど暑くないからいいのだが。


奥羽山脈と天候1/August/1998

 最近天気が悪すぎる。今日の仙台も・・・というか、宮城県内も天気が悪いとのこと。しかしながら天気予報をみると、山形は天気がいい・・・ということで、国道347号線で鍋越峠を越え、銀山温泉まで行ってきた。

写真からもわかるようにそれなりの天気。100円の共同浴場にも入り、実に上機嫌だ。その後、天童に行き、山形名物の「板そば」を食す。これもまた最高。気分良く高速に乗り、交通情報板をみると、「この先キリ注意」。別にせがわきりが出てくるわけではない(あぁぁ、べたなうけねらい・・・)。どうやら県境をすぎると天候が悪いようだ。パーキングに入り、結構暑かったのだが、合羽を着て完全武装した。笹谷トンネルを抜け、宮城県にはいると・・・霧だ・・・それも結構深い・・・おまけに風も冷たい。気温表示は22度。山間部とはいえ、8月の昼の気温ではない。
 いったい今年はどうしちゃったんだろうか。こういうことが、1993年にもあったが、その時は全国的。8月の名古屋も爽やかだった。しかし今回はそうでもない。私の住んでいる辺りだけが、「夏」にならない。これこそ「やませ」の影響なのだろうか。冷たい風は、「東北の背骨」は越えない。


トイレに行く回数16/July/1998

 日本に帰ってきて3ヶ月半、自分の体で変わったこと・・・それは、トイレに行く回数が減ったことかもしれない。特に飲み会の席などではそうだ。
 別に体質が変わったわけでもないのだろうが、外を歩いていて、トイレを探すのが大変な生活をしていたためなのかなぁなどとは思う。意図的に水分をとらないようになったのか・・・ふだんの生活ではそうだ。けど飲み会ではそうではないのだが、1次会2時間半なら、トイレにはまず行かないようになった。
 いったいどうしてこうなったのか、よくはわからないが、体調も変わらないし、問題がないのだから、別にいいのだろう。


私の選挙権は何処?11/July/1998

 明日は選挙・・・けど、入場券というか、選挙投票の案内が未だ届かない。帰国日は3月25日。自動的にこの日が転入日となる。だから、しっかり3ヶ月以上仙台市民をしているのにである。これでは、自分がどこの投票所に行けばいいのかすらわからない。
 今回の選挙は、私にとっては久々なので、選挙公報などを見て、自分なりに判断はしていたのであるが、これではどうしようもない。悲しい。今日は市内を宣伝カーがずいぶんと回っていた。「最後のお願い」って何なんだろう・・・などと感じた。日本の選挙戦って、やっぱり根本的におかしいんじゃないかなぁ。これなら、「正義と真実の人」というだけで、クワバラさんが当選してしまう(このネタわかった人は、結構マニアック)。本質は政策である。

おまけ 今日の収穫(買ったCD)
HMV仙台VIVRE店に衝動的に行ってしまいました。やはり私のストレス解消は、CD探しなのでしょうか。

Lutricia McNeal "AIN'T THAT JUST THE WAY"
 やっぱりスウェーディッシュだよね。ROBYN、MEJA、NEWTONEなど、なかなかわたし好みが多いこのジャンル、今日は試聴して一発で「買う!」と決めてしまいました。タイトル曲は、よく聴いてましたね、思えば。そういえばこの人、アメリカ出身です。

PET SHOP BOYS "ESSENTIAL"
 今年作られた、レコード会社が企画したベストアルバム的なもの。懐かしい曲も入っています(だから思わず買ってしまったのだが・・・)。たまにこういう奴を買うのもいいですね。


Cut Only5/July/1998

 東京に行っていた。いつものようにふらふらしていた。昼時、一時はまっていた立ち食いカレー&カツ丼の店に行くため、神田駅で降り立った。昨日ほどではないが、うだるような暑さだ。
 暑い、暑い、そう思っていると、左手前方に、床屋発見。何と千円。いわゆる「切るだけ」の安い店だ。思えばロンドン時代に行っていた店は、"Wet & Cut"という、髪の毛を霧吹きで濡らし、切って終わりというものだった。一応剃刀は使っていたが、石鹸も何もつけない危険なもの。それで10ポンド位は取られていたのだから、この千円という値段は実にお値打ちである。
 カツ丼を食べた後、早速髪を切りにその店へ。中は3人分のスペース。当然洗髪台はない。自動券売機で券を買い、店員へ渡す。ちょっと短めに切ってもらうことにし、店員に身を任せる。10分ほどで終了。終わったあとは、掃除機のようなもので、髪の毛を掃除。これがあるだけでも、ロンドンの床屋に比べてサービスがいい。
 かくして、約15分ほどですべての過程が終わった。気軽によれる散髪、なかなかいい。サービス重視か、実利重視か、これでこの業界も2分化していくんだなぁと感じた。


選挙が始まった・・・25/June/1998

 参院選が始まった。これからうるさくなりそうだ。思えば英国滞在中は、総選挙にもぶち当たったものの、うるさい選挙戦はなし(爆弾騒ぎはあったが・・・)。宮城選挙区は定員2人になんと9人。大票田仙台を中心に活動するだろうから、選挙カーがうるさそうだ。名前を売って投票させたって、それはその人の実力じゃぁない。きちんと中身で勝負してほしい。選挙戦に宣伝カーなんていらない。選挙対策本部なんていらない。必要なのは立候補者の資質。英国の政治家も、少なくとも日本の政治家には、資質の面で勝てると思う。


健康的生活24/June/1998

 今日は早かった・・・。明るいうちに家に帰って、御飯を作った。実に健康的な生活だ。
 帰りがけに、同僚と話した。

「表口からでることができるって、飲み会の時だけですよね」
「けど、その時って、結局帰りは遅いからねぇ・・・」

 バイクに乗り、まだ混み合う街を走る。いつもの帰りしなは、晩翠通りで多くの「運転代行」の車と会う。今日は普通の車ばかり。青葉山トンネルを抜け、いつもなら電気で照らされた萩の月の看板が目にはいるのだが、今日は植物の青葉が目に入った。気持ちよく走り家へ。
 健康的な生活。残業することが「習慣」にならないように、意図的に早く帰る日、それも強制ではなく自分の意志で作るべきなんだなぁと、つくづく感じた。


夏油20/June/1998

 昨日の夜までは雨の予報だったのに、今日は晴れた。朝は寮の掃除当番だったので早かった。「だったら」ということで、バイクで出かけることにした。目的地は「夏油(げとう)」。岩手県は北上市にある温泉だ。冬の間は閉鎖されている、本当に山の中にある温泉だ。(夏油スキー場には行ける)。
 Robert MilesとMEJAを聞きながら高速を走る・・・と、一関をすぎたあたりから雨が降り出した。天気が良かったので、かっぱを持ってきていない。「まぁ、何とかなるだろう」高速を降り、山道を走り、夏油に着いた頃には、靴はぐちゅぐちゅ、服も結構濡れていた。相変わらずの無計画さで、いつもひどい目にあってしまう。
 まぁ、気を取り直して、温泉に入る。ここは完全なる「湯治場」で、400円払うと、中にある共同温泉に入ることができる。5つのうち、1つは屋内別浴なのだが、残りは川沿いにある露天混浴(ただし、メインの大湯は、一日2回、男子禁制タイム(?)がある)で、実に自然派の温泉である。一応屋根はついているので、雨はしのげたのだが、今日は強風だったので、びゅうびゅう風が吹く中、川を見ながら風呂に浸かった。実に気分爽快。日帰りできていた御老人と屋内風呂で一緒になり、いろいろ話した。これも旅の情緒。
 日帰り温泉旅行。仙台起点なら、県内でもかなりの数がある。おまけに最近の健康ランドブーム(?)で、クアハウスタイプの施設も多い。しかしながら、夏油にはそれらにない魅力がある。あそこに行くと、時間が止まっている。そういうところが少しは残っていてほしいなぁなんて、実に自分勝手ではあるが、考えてしまう。
 とまぁ、いい気分にはなったものの、濡れた服はすぐには乾かない。晴れている地域まで行き、靴下を買い、靴に新聞紙を詰め、服は走行中に風を浴びせ、なんとかふつうの状態にまで戻した。「バイクツーリングにかっぱは必需品」と、肝に銘じた。


ICEの事故と新幹線3/June/1998

 ドイツの超特急、ICE(Inter City Express)が、大事故を起こしたらしい。そういえば去年、ロンドンにいるときにも、ロンドン西部のSouthallで大事故があった。そりゃぁそうだ。一般線と同じ規格を、200km超で走れば、こういうこともあることが予測される。
 じゃぁ、日本の新幹線はどうだ。あれだけ金をかけて別線建設をし、法で安全を確保しているのだから、衝突などの事故の確率は低いと思う。高速鉄道を運営するなら、その速度より、安全性と環境問題を優先するべきだと思うし、それを徹底している(と思う)日本の鉄道会社って、やはり凄いと思うのだ。


チェックがいい1/June/1998

 銀行に行った。月初めの月曜日だったので実に混んでいた。何故だ?現金を扱うからだと思う。こういうときに、チェック(=小切手)を使うのがどれだけ便利だったかがわかる。窓口に行かなくても、支払ができるし、現金を扱わないから、安全性も高い。銀行があんなに混むことなんて考えられない。
 それにしても今日は混みすぎ。なんでまぁ50人以上待ちになるのだろうか。


カレーと牛丼31/May/1998

 木金と東京出張だったので、飲み会参加も兼ね、週末は東京で過ごした・・・というか、うろついていた。朝、食事をとりに松屋へ。吉野家なら仙台にもあるので、東京に行くと、なぜか松屋に行ってしまう。おまけに吉野家と同じように、入る直前まで「朝定食べよう」と思いながら、店内に入り、牛丼(松屋では牛めし)の香りをかいで、流されてしまった。今日の朝食は牛めし(並)。
 食べながら店内を見ていると、壁にポスターが・・・「カレギュウ」???。カレーライスに、牛めしの具がのっているものだ。「えっ」と思う人もいるかもしれない。しかし私から言わせてもらえば、「よくやってくれた」と言いたい逸品である。これが美味しいのだ。いままででも、すき屋でカレーと牛皿のセットがあったが、一緒になったのは松屋が初めてである。結局昼飯の際も松屋に行き、この「カレギュウ」を食べた。カレーの味はいまいちだが、なかなかのものであった。
 ちなみにこの食べ方、私は前からやっていた。吉野家の牛丼にカレーをかけて食べる。これがなかなかいけるのだ。具のないレトルトカレーも、あっと言う間に和風牛肉カレーになる。この感覚は、名古屋は新今池ビル地下、マイアミコックのカレーに近いと思う(わかる人、少ないだろうなぁ・・・)。ちなみにマイアミコックの和風カレーは、醤油味の肉野菜炒めがのっている。
 そこで私が思ったこと。「FSココイチと牛丼チェーンが一緒にお店出さないかなぁ」ということ。そうすれば、ココイチの美味しいカレーと、牛丼の具という、絶妙のコンビネーションが味わえる。この文章を見て「気持ち悪ぅ」と思ったあなた!。一度試してみるべし。虜になるぞ。


温度差21/May/1998

 最近なぜか忙しい。今日も職場を出たのは23時半過ぎ。こういう時に、バイク通勤のメリットが出る。電車で帰るなら、飯を食う暇もないのに、バイクなら、飯を食って、その上セブンイレブンに寄ってからでも、電車より早く帰ることが出来る。
 ところで、そのとき思うのが、青葉山トンネルに入る前と抜けた後の温度差。どう考えても3度は違う感じがする。仲ノ瀬橋の辺りだと、街中も近く、そのせいか、暖かいのだが、トンネルを抜ければ青葉山の裏、10数年前は宮城郡宮城町だったところ。気候も変わるのだ。
 「夏もこんな感じだといいなぁ」なんて思いながら、セブンイレブンでガリガリ君ヨーグルト味を5本も買ってしまった私は、極度のガリガリ君ファン。夏にはやはりガリガリ君(ちょっと気が早いが・・・)


公共料金支払13/May/1998

 銀行の自動引き落としを使っていない。なぜなら、メーンバンクがシティバンクになっているから。今更変える気はない。ということで、公共料金の支払をどうするか・・・。日本は便利なもので、コンビニで支払いが出来る。
 そういえばロンドンではどうしてたっけ・・・小切手だった。小切手切って、郵便で送れば済んだ。これも慣れれば実に便利。さて、どっちが便利かなぁなんて考えてみたが、どっちもどっち。でも、現金を大量に持つことに馴染めなくなってしまった今となっては、例え24時間支払いが出来たとしても、お金を持っていくことが「面倒」になってしまっている。まぁ、そのうち感覚が日本式に戻るとは思うが、それにしたって、感覚が変わるとこうも変わるものなんだなぁなんて、感じている。
 そんなこと言いながら、NTTKDD、仙台市ガス局の料金支払にセブンイレブンへ行った。取り扱いも増えたものだ。あとバーコード処理も便利なものだ。あっと言う間に支払終了。まぁそれだけのために、家に帰ってからわざわざバイクで出かけてしまう、それも忘れないように職場から家にメールを送っている用意周到さ、そういう自分は・・・どうしようもない奴だなぁ。無類の夜のコンビニ好きには、こういった事務処理も、出かけるいい口実なのかもしれない。


北環状9/May/1998

 どうも最近余裕がない。平日は仕事して寝るだけか、間に飲み会が入るかといった感じ。その分休みの日は切れたように遊んでいる。とはいえ、私の最大の遊びは、

バイクで何となく走る

こと。目的もなく走り回り、気が向いたら止めて休むといったところだ。今日も何も考えずにバイクを走らせてしまった。
 ところで、青葉山の裏に住んでいる者として、いわゆる「街」に出るために使わなくてはいけない生活重要路線、それは「西道路」と「北環状」だ。西道路は市中心部へ向かう道。北環状は、文字通り市の北半分を環状に結ぶ道路で、泉中央周辺に行くのも便利だし、沿道にも多くの店が出来ている。私が最初に仙台に住み始めた頃など、それほど発展していなかったのだが、3年の月日が過ぎ、北環状沿道も、大きく変わっていた。
 ところでこの北環状、丘陵の住宅地を抜けていくため、実に起伏が激しい。エンジンブレーキをかけながら、下りの緩いカーブを抜けていくのは実に快感なのだが、それにしても斜度のきつい坂が多い。お陰でと言ったら何だが、一部視界が開けるところがあり、夜走ると泉方面の夜景が結構綺麗だ。などと自己弁護しながら、せっせと夜中に、北環状を走る私であった。ちなみにこの沿線には、24時間営業のスーパー(TESCOを彷彿させる)や、これまた24時間営業のMOS BURGERがある。まぁ便利。しかし車がなければ生活できないことは、言うまでもない。


吉野家の朝食26/April/1998

 健康ランドを8時に追い出され、朝飯は・・・ということで、定番の吉野家へ。しかしながらいつも朝吉野家に入ると、直前まで「納豆定食かなぁ・・・」とか思いながらも、店に漂う牛丼の香りに、つい「並とぉ・・・卵」と言ってしまう。しかしながら今日は納豆定食でも食いたいなぁ・・・でも牛皿も頼みたいし・・・でもそれじゃぁ高い・・・。ということで、編み出した方法が、「牛鮭定食と納豆と卵」しめて610円である。これはかなりの豪華版。それでいて特盛より安い。
 妥協の産物とは言え、なかなかのバランス、納得の価格。これは穴場だった。


健康ランド25/April/1998

 久しぶりに友人とフルコース(?)で楽しむことになった。しかし、全自動卓完備の宿「みちのく路」は予約でいっぱい。仕方なく選んだのが、「焼き肉食べ放題→ボーリング2ゲーム→ボーリング場のゲームコーナーではまる→雀荘で半チャン2回→はんだや市名坂店で夕食→ヘルスプラザ泉!!」というコース。一部マニア受けしそうなものだ。さて、最後に選んだヘルスプラザ泉は、天然温泉の健康ランド。20時以降に入館すれば、1000(+消費税50+入湯税70)という割引券もあったことから、前に仙台に住んでいたころは、よく行っていた。今日は土曜日、オールナイト営業なので、宿泊も可。結局メンバー5人で朝までウダウダすることになった。
 それにしても、健康ランドはいい!!!。夜にウダウダするもよし、宿代わりに使うもよし、風呂は広いし、休憩室・仮眠室は充実しているし、申し分ない。まぁ、当たり外れはあるものの、バイクツーリング時の良き友である。
 しかしいつも健康ランドに行くと、ゲームコーナーに行ってしまう。一緒に行った人も、結構はまっていた(まぁ、類は友を呼ぶということなのだろうか・・・)。3年前と同じゲーム機が残っていたのには涙。やはり「風呂→ビール→ゲーム→風呂→仮眠→朝風呂」が黄金コースだ。


ジンギスカン21/April/1998

 サッポロビール仙台ビール園に行った。「どこまで食えるかジンギスカン」といったような企画。私は「御指名」だったようだ(笑)。
 それにしても、みんなでわいわい系のこういった焼き肉とかジンギスカンは、実にいいなぁって思う。韓国系の焼いてくれるのもいいが、自分で焼いて食べる、それも食べ放題飲み放題というのも魅力がある。日本系焼き肉の魅力だ。
 今日は「どこまで肉が食い続けられるか」という企画(?)。しかしジンギスカンは、やはり野菜と一緒に食べるのが流儀でしょう。おかげで体が油々・・・。どっかのテレビCM(しかも古いが・・・)じゃぁないが、野菜・肉・肉・野菜・肉が基本でしょう。今日みたいに、ほとんど2人で肉のみ14皿はやはり体に悪い。今度からは野菜を中心にいこう。


MOTER CYCLE19/April/1998

 バイクだバイクだぁ。ついに待ちこがれたあの名車、KLE 250 ANHELOが土曜に納車になったのだ。これで足ができたのだ。ロンドン時代は、置き場所がなかったので、バイクに乗ってなかったので、2年ぶりだ。
 ちなみに、日本にいた頃も、同じバイクに乗っていた。モデルチェンジしていたが、ほとんど変更無し。変わったのは色で、前は緑に乗っていたが、今回は青になった。しかしながら、あの魅力的な排気音は健在。さすがに慣らしなので、全速では走れないが、それにしたって久々のバイクはいい
 仙台にいると、ホンのわずか走ると、山の中とか、自然に溢れた光景の中に行くことができる。それだけなら、ロンドンでもそうだが(一国の首都と、地方都市を比較するのは問題があるとは思うが・・・)、仙台にあるもう一つの魅力、それは「温泉」だ。今日は、バイクで秋保温泉の共同温泉まで行った。ここは150円で温泉に入れるので、前に住んでいた頃から、ちょくちょく行っていたのだが、いまだ値段が変わってなかったのが嬉しかった。中は大したことはない、狭い温泉なのだが、こういう所にバイクで行くのが、ツーリングを趣味としている者の醍醐味だと思う。そういうことが思いつきでできるこの街、大好きだ。
 仙台市内であのバイクに乗っている人もほとんどいないでしょう。青色のKLE、それも右前方にUnion Jackのステッカーが張ってある奴を見かけたら、気軽にお声をおかけ下さい(って、走行中は無理か・・・)


MOS BURGER17/April/1998

 日本に帰ってきて嬉しかったことの一つに、「食べ物の美味しさ」というものがある。その中でも特に店を限定して期待していたのが、MOS BURGERだ。今日は久々の「まあじゃんたいかい」。終わって店を出ると、電車の時間まで45分。駅まで20分。少し小腹が空いてきた。好都合である。足は昭和町のMOS BURGERに向かっていた。
 これで帰国後2回目だ。前回はやはり定番のてりやきバーガーを食べた。今日は是非スパイシーモスに挑戦したいと考えた。ついでにモスチキンもいいなぁ。気づいたときには両方買っていた。仙山線の車内は、私の周り少しだけであるが、ハンバーガーのいい香り(?)に包まれた。
 家に帰ってすぐに食べた。美味しい。ロンドン時代に納得いかなかったのは、肉のジューシーさのなさだった。イギリスでMcDonardでもBurger Kingでも、納得のいく肉に会えなかった。私の期待しているのは、MOSのそれだ。今日もいい味出していた(別に毎日変わるわけではないが・・・)。これから事ある毎に行ってしまいそうで怖い。(この気持ちわかってくれる人、いると思うけど・・・)


アポ無し訪問は電波少年だけにしてくれ15/April/1998

 こんなことを、ロンドンで働いていたときによく同僚が言っていた。アポ取りつけて訪問する常識のある社会で、日本からの訪問者にやられて思わず出た一言だ。日本に帰ってきて、その言葉の真意がよくわかった。
 今日は外回りをして、15時半頃に帰ってきて、さぁ仕事と、残務を片づけていると、突然の訪問客。結局40分も時間をとられ、そのうえ結局今日も長々と残業する羽目になった。仕事のリズムを狂わされたのが大きな原因だ。事前に言ってくれていたら、対処できたのに、突然来るから何もできないし、時間も余計にとられてしまう。
 日本に帰ってきて仕事をしていく面で戸惑っているのが、突然の訪問客、予定外の打ち合わせ、その他、自分の仕事のリズムを狂わせる様な様々な出来事だ。まぁ、ある程度は仕方ないとは思うのだが、事前通知など、少しの心遣いでこういう苦労も軽減されると思う。とにかく、アポ無し訪問は電波少年だけにしてくれ!


はんだやの悲哀14/April/1998

 なんだかんだ言って22時になっていた。まぁ今日は打ち合わせ3件(それも全て別件)と、明日の打ち合わせの準備と、いろいろあったものの、帰国から3週間で、ここまで日本の生活にはまってしまうと悲しいものだ。22時台は、仙山線の電車が50分も空いてしまう(とても都市近郊ダイヤではない)ので、家で食事するのはあきらめ、駅前のはんだやで食事をして帰ることにした。
 駅前のはんだやと言っても、ジャンジャン横町の奴ではない。五番町にある、比較的新しい店だ。ここはスーツ姿の客が結構おり、仕事帰りにも寄りやすい店だ。今日の選択は、

しめて490円、吉野家の並+お新香と同じ値段だ。これは嬉しい。
 今日のレジのおばさんは、前は小田原店にいた、よく同僚と喧嘩していたおばさんだった(それがわかるほど、昔はよく小田原店に行っていたものだ)。このひとは結構うるさい。と、私の後ろに座っていた人に目がいった。彼は本を読んでいた。うどんでも入っていたようなどんぶりの中は空。既に食べ終えていたようだ。吉野家で長居していた奴は見たことはあったが、はんだやでは初めてだ。わかる人ならわかると思う、「暴挙」だ。だいたいにして、あの店に長くいたいとは思わない。
 まぁ、それはそれとして、黙々と食べ始めた。豚汁は前より豚肉が増えているようで嬉しい。おかずの質もなかなか。はんだやも日々進歩していっているようだ。感心していると、後ろでごたごたうるさい。さっきの彼が、口うるさいおばさんに文句を言われ、無理矢理追い出されていたのだ。せわしい。でもこの店はそういうお店、ゆっくりしたければ店を選ぶしかない。
 まぁ、雨が降っていたから雨宿りという考え方もあるが、はんだやでしか休めないとは・・・寂しいものだ。人のことを心配している私だが、結局帰りは2320分・・・こういう生活が続くのか・・・寂しいものだ。


THE MALL12/April/1998

 私がいない間に、仙台の街も変わっている。いろいろ回ってみたいものの、飛び道具のない現在、それは難しい。まぁ、今度の土曜日には、愛しのアネーロ君(KLE250)が納車予定なので、それ以降にいろいろ回るということで、とりあえず今日は電車で行けるところ・・・長町にできたTHE MALLに行ってきた。
 THE MALLとは???SEIYUが核店舗のショッピングセンターで、地下鉄長町南駅に隣接している。その上駐車場が2,100台分あるそうで、なかなかの規模だ。中には紀伊国屋やWAVEなど、今まで仙台になかったお店がずらり入っている。西武系の力だろうか。しかしながらフードコートに入っていたドーナツ屋はダンキンではなく、ミスタードーナツだった。当然吉野家もない。西洋フードサービスと西武は西友はうまくいってないのだろうか。
 いままで、新たな大型店と言えば、北の泉区に多かった。THE MALLが仙台市南側の商圏を大きく変えただろうことは予想がつく。まぁ、大型出展のほとんどが東京系というのは、あまり喜ばしいこととは言い切れないのだが、使う側から見れば、便利なのは嬉しい限り。また、東京系が多い中にも、専門店で仙台の店が入っていたりもして、「がんばってるな」と期待してしまう。
 「来週はバイクで郊外巡りだな」と意気込む、「足」のない最後の週末だった。


並べ方11/April/1998

 仙台にもいつの間にかHMVができていた。音楽系の私にとっては朗報。もう東京まで行く必要はなくなった。ということで、今日はものは試しと、HMV仙台一番町店へと行ってきた。入口に洋楽のチャートがある所など涙ものである。洋楽のスペースが店舗面積から見て多めにとってあるところも嬉しい。
 私のお気に入りのアーティストが、どんな感じで扱われているのか、気になってきた。とりあえずRock & Popsコーナーを散策。しかしながら、ALL SAINT LOUISEもない。何故?。あぁ、もしかしたらSoul and Danceコーナーに入っているのかと思い、場所を移動。そうしたら、あったあった、ALL SAINTCDが(当然私は持っている)。他には・・・そうか、Aだから、Shola Amaもありそうだ・・・しかしない。そこで、少しの違いに気が付いたのだ。そしてその違いを確認すべく、私はSのコーナーに行った。やはりあった、Shola Amaが。
 日本の歌手なら、当然名前の最初が姓なので、最初の文字がインデックスの対象となる。しかしながら、西欧系の名前だと、当然の如く姓が後ろに来る。ロンドンにいたときの感覚だと、姓の方で区分分けするので、Shola Amaなら、Aの区分に入るという感覚になっていた。しかしここでは、名前の最初の文字で分類していたのだ。だからSの区分に入っていたのだ。
 いきなり戸惑ってしまった。これから洋楽を探すときは同じ間違いをしそうだ。


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