結局よくわからなかった食べ物、それが
どういうものかというと、マッシュルーム、ズッキーニ、人参、牛肉(鶏肉もあった)を、そこの丸い鍋で炒め、火が通った辺りでソースを加える。そして最後に麺を入れて炒めるか、御飯の上にかけるかといった感じ。よぉく考えると、どう見ても「中華」なのだが、「中華」を表すような、フィンランド語表記がない。しかしながら、ここのカフェテリアの紙ナプキンには、一文字「笑」と記されている。やはり中華風なのか・・・?
夜に、ホテルの地下にあるスーパー(ホテルの下はデパートになっていた)に買い出しに行ったところ、食肉コーナーに、
いやぁ、まさかFINNAIRで
いつものようにCDで現地通貨をおろし(こういうときに
空港からだと、90FIMの奴を買えば、そのまま市内まで行ける。ということで、何とかチケットを購入するべく、
「すいません・・・
「Tourist Ticket???。ヘルシンキカードじゃぁなくって?」
「乗車券だけの奴なんですが・・・」
「・・・よくわからないけど・・・向こうのカウンターで聞いてみて。ここにはないから・・・。」
まぁ、交通局にでも行かなければとは思ってはいたのだが、そういうチケット自体よくわかってないようだ。仕方なく、
「すいません・・・
「Tourist Ticket???。上の階の
さっきよりつれなくなってしまった。仕方なくエスカレータで上に。黄色い看板の
「すいません・・・
「Tourist Ticket???。何それ?」
「下で聞いたら、KIOSKに行けって言われて・・・」
「・・・ここにはないから、地下に行ってそこから国内線ターミナルのインフォメーションに行ってみて。」
とうとうこのターミナルでは埒があかないようだ。仕方なく地下へ向かい、とぼとぼと国内線ターミナルへ。地下でつながっていると思いきや・・・なんと途中で「外に出ろ!」のサイン。凍てつく駐車場(屋根はある)を歩き、途中外に出て、寒風突き刺す中、何とか国内線ターミナルへ到着。そこには確かにインフォメーションがあった。
「すいません・・・
「あぁ、それはここでは買えないよ。中央駅の交通局のオフィスに行かなきゃぁ」
早く言えぇぇぇぇ!結局行きはちゃんと
結局国内線ターミナルの乗り場から、
「すいません・・・
「はいはい、何日分の奴?」
「3日券がほしいんだけど(よかった、ここならちゃんとわかってもらえた)」
「はいはい。・・・ええとぉ、
「え゛゛。(指さしまでしたのに・・・)そうじゃぁなくて、
「えぇぇ、あぁ、これね。・・・
長く辛い・・・というか、実に面倒な戦いが終わった。やっとのこと私は目的の切符を手に入れ、市電に乗ることができた。
ちなみに、交通局のオフィスは、土日は休み。週末にヘルシンキに来て、
今日の昼も中華。まぁよくこれだけ中華を食べてきたものだと感心してしまう。でも美味しいし、ほかの料理より安いのだからしょうがない。今日は、いつもの店、
前から知ってはいるのだが、ここの店には茶色の表紙のメニューと、緑色の表紙のメニューと、
同じメニューなら値段は同じなので、問題はない。まぁ昼用夜用といったことなのかと考えていた。しかしながら、最近の状況を見ると、中国系の人には緑メニューを出しているのだが、我々には昼でも茶色メニューを出す。よく行っているので、観光客と思われているわけではないのだが、やはり「お金を持っている」とでも思われているのか?まぁ今は店員が変わったばっかりなのでしょうがないが、そのうち化けの皮がはげれば、緑メニューしか持ってこなくなると思う。
ところで、我々の行く中華料理屋では、「中国語でしか書いていないメニュー」が存在する所がある。つまり「中国人(中国語のできる人)しかその内容を知り得ないし、発音もできないから、頼めない」ということ。これも歴とした二重メニューである。しかしながら、漢字の意味を把握できれば、我々日本人でも、そのメニューの内容はわかる。あとはメニューを指さして、
予告!
ヨーロッパ旅行シリーズも終盤に入りました。明日休みを取って、土日にかけてフィンランドに行って来ます。ちなみに今回は、航空券・ホテルの手配全てインターネット上で行いました。だから航空券はアメリカ発券。ホテルもアメリカの業者を通じて予約。さてどうなることやら・・・次の更新は日曜夜になります。
引っ越しの手配をしに、昼食後三越へ行った。ここにはヤマト運輸の支店があり、受付をしてくれるので便利だ。店内に入るとき、ちょうど団体さんが着いたところであった。その団体は、どうも若い人たちが多い。普通の時期なら中年以上の夫婦や、おばさんたちが多いのに・・・。よく考えれば卒業旅行シーズンなのだ。
卒業旅行・・・私は四国バイクツーリングだった。時間が空いたから、日本で行ったことのないところに行ってみる、そういった感じで出かけた。泊まりは全てカプセルホテル。高知では雨にたたられた。でも、自分自身で旅行を作り上げるという楽しみが大きく、実に思い出に残る、実りある旅行になった。
最近は、気軽にディスカウントチケットを購入できるようになり、パッケージも安くなったので、気軽に海外旅行できるのだろう。本当にこの時期になると、日本人の若者、それも女性の
この前ドイツに行ったとき、バックパッカーの日本人女性にあった。「イギリスで何とかなったから、ドイツに来てみたけど、結構大変ですね」と、さわやかな笑顔で話していた。このような一人旅も増えている。でも、そうじゃないのも多い。無茶のできる若いうち、大いに無茶して、あてのない旅でもしてみようなんて考える人、増えていかないかなぁと考える。既成のパッケージツアーでロンドン・パリ・ローマ
朝の忙しいひととき、いつものように
乗車拒否と言っても、別に意地悪でやっているわけではない。ロンドンバスには、定員の規制があり、
一昨年の地下鉄ストの際には、よくこういう光景を見た。バスは満席で乗せてもらえない。最初のうちは、間引き運転している
今日は久々の乗車拒否。どうも最近朝の時間帯のバスが少ないような気もする・・・というのは、バスに乗れなかった者のひがみか。でも本当に少ないような気もするのだが・・・。
今日のおまけ(買った
SarahMcLachlan "Fumbling Towards Ecstasy"
先週買って気に入った、
Shakatak"THE COLLECTION"
まさに「いいとこどり」のアルバム。日本では「美
新聞(日系紙)の契約をストップしなければいけないのを、すっかり忘れていた。先方からの手紙にはこうある。「契約解除日の5日前までに意志表示がない場合、自動的に契約が継続します」
日本なら、「はい」と言わない限り、契約は継続しないはずだ。回答がないということは、契約を継続しないということ。しかし、この国では、意志表示がないということは、了承したということになるのだ。日本で言う「沈黙は金なり」などということはない。黙っていると言うことは、相手の言いなりになるということなのだ。
私も急いで購読中止願いを出した。それにしても、日系企業とは言え、やはり商慣行はその国にあわせる。たとえその消費者が日本人であってでもだ。油断してはいけない。ここは英国なのだ。
米がなくなってしまった。ということで
いつも通りの軽めの買い物を済ませ、車に戻ろうとすると、予期せぬ方向から車が走ってきた。ここの駐車場は、場内一方通行で、路面にきちんと指示がしてある。しかしこれを守らない人がちょくちょく見受けられるのだ。それも、私の贔屓目を除外しても、非日本人が多いことは明らか。日本人買い物客の率が多いこの店で、こういう感じである。
結局、「逆走すればすぐに停められる」ところの駐車スペースが空いたからやっているのだが、その行為自体、規則を守っていない以上に「危険」なのだ。ただでさえ、車の出し入れの動きを注意して運転しなければいけない駐車場内で、本来あり得ない対向車まで注意しなければいけないとは、たまったものではない。
そういえば、昨日行ったASDAの駐車場でも同じようなことがあった。まぁ、南イタリアなどに行けば、一般の道路でも、どっちを走ってくるかわからないと言う話を聞いたことがある。ただ、一般に「運転者のマナーがいい」などと言われるこの国で(私はこの意見は完全なる嘘だと思うが・・・)、最低限のルールを守れない人も結構いるのだ、ということなのだ。これまでも何度も書いているが、この国の運転マナー、一般道の設計は、日本に比べ遙かに悪い。
用があり、同僚のJohnny氏宅まで行った。昼に
とまぁ、自分に餌を仕入れた後、夕方
パンをまくと、白鳥がのこのこやってきた、ほかの水鳥もあがってきた。前回は水辺で沼に向かってパンを投げたが、今回は陸地でやった。と、来る来る・・・そのうち我々は鳥たちに囲まれてしまった。白鳥は、パンをちぎって投げても、私の持っているパン本体の方をねらって首を伸ばす。そのうち私の靴までくわえようとしてきた。黙っていると、後ろから鳥が攻めてくる・・・その映像は恐ろしいものもある・・・。
「人間は餌を持ってやってくる」という、刷り込みがあるのだろうか。人間を怖がらない。私はおもしろ半分に首を掴んだり、背中をなでたりしたが、それでも逃げなかった。やはり餌の威力なのだろうか。
前年の冬に来たときは、もう少し人を怖がっていたような気がした。だから沼に餌を投げなければいけなかったような気もする。この渡り鳥たちは、次の居所で餌を得ることが出来るのか・・・まぁイギリスよりは美味しいものが来そうだが・・・心配だ。
そういえば、こういう水鳥用の餌のおこぼれをもらうために、カラスが沼の近くに来ていた。でも、水鳥がいる時は、餌まで寄ってこない。縄張りがあるのか、序列があるのか、よくはわからない。
昨年8月に事故死した、
考えてみれば、切手と便箋のセットも発売されているようで、そういったたぐいの物の利益を寄付に回すのだろう。しかしながらこの切手、一般のシートで、かなりの量が発売されている。うちの職場でも、
まぁそれはそれとして、この切手には、
今年も待ちに待ったこの日が来た。宮城県人会だ。去年初参加。今年は
店に着くと・・・私が一番乗りだったようだ。会費を払い、幹事をしていただいている、七十七銀行さんに御挨拶(本当に毎回ありがとうございます)。会員も続々集まり、英国流にとりあえずウェルカムドリンクを飲みながら、歓談。日本のように乾杯まで飲めないというのは、もう私は馴染めないかもしれない。
会は、仙台時間で30分遅れで開始(ちなみに名古屋時間もそのくらいの遅れ。結局どこに行っても
中締め(なぜか私がやらされてしまった・・・若輩ながら・・・)のあと、こういう話を会員の人とした。
「自分のクニって大事にしなければいけないですよね。英国人って、自分の出身地に誇りを持って、その個性を大事に残しているんですよね。日本でもそういったところを見習わなきゃ駄目なんじゃぁないかなぁ。まぁ仙台とか宮城とかでやるのは難しいんであれば、『東北』といったくくりで、その独自の個性を出していければなぁって思うんですよね」
同感である。私は根っからの「東北系」だと思う。東北が大好きだ。東北の中にもいろいろな文化があり、一つでくくるのは無理だとは思う。でも漠然とした「東北」という言葉の持つ感覚を、大事に活かしていきたいと思う。
ということで、宮城県に3日以上滞在したことのある方、あなたには会員資格があります。興味のある方、私宛にメールください。連絡先をお知らせいたします。(※注:この文章は1998年2月に書かれたものです。筆者は既に日本に帰国しており、問い合わせにお答えすることはできません。)
SparklingWater18/February/1998
松戸に住んでいた頃から、「水は買う物だ」という習慣がついている。当時は、冷蔵庫に必ずミネラルウォーターとウーロン茶のペットボトルが入っていた。今はウーロン茶という選択肢は難しいものとなっているが、別の選択肢ができた。それは
ほかの言い方としては、Stillは
ただ、Sparklingを買うときには、早く飲みきらないと、炭酸が抜けて、最後の方は何か間抜けな味になってしまう。だから普通は、ちょっと値が張るが、
今日のおまけ(買った
SarahMcLachlan "Surfacing"
今日の読売新聞で「日本で人気」と書いてあったのを見て、思わず買ってしまいました。何気なくパソコンに
感想は、以前の
MariaMcKee "LIFE IS SWEET"
前出の
内容は・・・はっきり言ってちょっと印象に薄い感じではあります。もう少し聴き込まないと駄目なのかなぁ。
私は煙草を全く吸わない。はっきり言って嫌いである。いっそのことこの世からなくなってもらってもいいほどだ。今の職場は、事務所内完全禁煙・・・というか、建物内が禁煙であるので、実に嬉しい限りである。
この国では煙草の値段が高い。税金によるものだが、
路上で吸っている人は、日本でも同じような問題があるように、道ばたに吸い殻を捨てている。駅ではホームに灰皿がないためか、線路上に捨てる人も多い。また、多少込み合っていても、平気で吸っている人も結構いる。吸うのはかまわないが、他の人の迷惑にならないようにしてほしい。
あと気づいたのが、見た目の上だが、女性の喫煙率が日本より高いと言うこと。ただあくまでこれは見た目。日本では女性があまり人前で煙草を吸う姿を見ないだけのことかもしれない。この国の方が自由度が高いと言うことか・・・。
最終日、ミュンヘンから列車を乗り継ぎ、フランクフルトの近くの温泉町、ウィスバーデンへ行って来た。目的は温泉にはいること。ちゃんと海水パンツも持ってきていた。今日は
入口で説明を受ける。
「タオルは持ってきてますか?」
「(しまった、忘れた!)いいえ」
「じゃぁタオル料金が6DM、入場料が
「はい」
「で、温泉内は基本的に未着衣でお願いします」
「(えぇぇ?)はい」
これじゃぁまるで日本の温泉だ。ヨーロッパでは水着を着て温泉にはいると聞いていたが、今回はびっくりである。まぁどうでもいい。早速温泉にはいることにした。
中は、大きな冷水のプール、小さめな浴槽、ミストサウナ、サウナ、休憩コーナー(デッキチェア)、有料休憩スペース(カーテン仕切付ベッド)など盛りだくさん。浴槽が小さいのは少々不満であったが、一応日本式に温泉に浸かることができる。客層は、平日と言うこともあってか、湯治といった感じの老人がほとんどであった。結局我々も規定の3時間ビッチリ利用して、ゆっくりと温泉気分を味わうことができた。
フランクフルトに泊まる機会があるなら、ちょっと足を延ばして、この温泉町に泊まるのもいいかもしれない。しかいこの共同浴場ともいえる施設は、夏と冬で営業時間が変わる上に、日によって男、女、混浴と変わるので、利用したい場合は、事前に確認しておく必要がある。
温泉の後は、スーパーで買いだし。ソーセージ、マヨネーズ、マスタード。イギリスの住人から見れば、大陸のスーパーは、食材の宝庫である。
ミュンヘンといったら、レーベンブロイだ。私のお気に入りのビール。日曜とはいえ工場見学くらいやっているだろうということで、とりあえず住所を頼りに行って来た。
中央駅から、地下鉄で一駅(実際は反対から行ったのだが・・・)、レーベンブロイの工場はあった。角にはビアホール。しかし、どうも工場への入口がない。歩けど歩けど入口はない。一周したが、見学者用の入口などない。どうやら工場見学など、一般向けにはやってないようなのだ(真偽のほどは定かではないが・・・)。「やっぱり右に競馬場が見えないと駄目ですよね」などと、使い古されたギャグをかましながら、結局ビアホールで出来立てのビールを堪能することにした。
何気なく頼んだビール、それはなんと「黒」だった。あれ?と思いながら、よくよくドイツ語を見ると、「黒」という意味の単語だそうだ(同行者談。私はドイツ語はからっきしだめです)。まぁしょうがない、でも
後で店を探したが、売られていない。飲食店用の限定品なのか?わからない。でも美味しいものは美味しい。やはりところ変わればビールも変わる。なぜにこんなにイギリスとソーセージとビールの質が違うのか?考えてしまった一日だった。
InterCity Night14/February/1998
今日はベルリン市内を歩き回った。とはえい、ベルリン自体かなり大きな街なので、全部とは行かない。ある程度絞って街を回り、夕食。これがまた美味しい(しつこい・・・だっておいしいんだから・・・)。しかしながら、今日のメインはそれだけではない。「走るホテル」とも言われる
中心駅であるZoo駅周辺が、フットボールの試合があった関係か、人手が多い上に、警官もたくさん配備され、物々しい雰囲気であったため、
それにしてもいつくるかわからないとは・・・どうすればよいのやら、と思っていたら、若い日本人女性バックパッカーが話しかけてきた。
「ケルン行きの
「たぶん向こうのホームだと思うけど、何かダイヤが乱れているようで・・・」
「え゛」
「って、おじさんに教えてもらったんだけど・・・」
「そうなんですかぁ」
「まぁ、そのうち出るとは思うんだけど・・・」
まぁそんな感じで、なんだかんだと言ったところでどうしようもないので、とりあえず待つことにした。まぁ、他の人がどのように動くかを見れば何とかなるだろう。
発車予定時刻をすぎた。と、何かアナウンスが入り、人が動き出した。しかしアナウンスはドイツ語だからわからない。どうしようかと思っているとさっきのおじさんが来て、「地下道使って乗り換えろ」とのこと。待てよ、
まぁそんなこんなあったICNなのだが、中は豪華である。今回は
その日はシャワーを浴びてぐっすりと寝た。実に快適である。そして朝、電話の音で起きた。終点への到着予定時刻だ。しかし列車は走っている。どうやら遅れたらしい。身支度をし、食堂車へ向かう。前夜に車掌に預けていた切符を受け取り、朝食バフェへ。安ホテルの朝食よりはいい内容だ。皿を持って席に着くと、車窓には朝靄の風景が広がる。これぞ汽車旅の醍醐味だと思う。車窓とクロワッサンのうまさに感激しながら、朝食を終えた。ちなみに同行者は寝坊をして、終点に着いてから食事をしていた。
ちなみにこの列車には、座席車も、オープン型の寝台車も着いている。それにしても個室は狭いなりにも豪華である。利用率は高かったようだが、採算がとれるのか心配である。何とか成り立っていけるのは、やはり時間帯の良さなのかもしれない。日本でもこういったサービスを望むのは難しいだろうが、「あったらいいなぁ」といった漠然とした希望ならある。
ドイツに駐在している人がよく、「ドイツの飯はまずい」というが、それはイギリスに住む我々から見れば、非常に贅沢な発言だと思う。安いものがおいしい!、これがドイツの印象である。
今日は7時発と、朝早いフライトであったため、機内では熟睡。結局機内食を食べ損ねた。しょうがないので、フランクフルト空港から、フランクフルト中央駅まで行き、駅の中のスタンドで、何か食べることした。フランクフルトは初めてだが、今まで行ったドイツの駅の感じからして、何もないわけはない。
案の定駅の中にはソーセージやパンのスタンドがある。私は定番のソーセージを頼んだ。イギリスのソーセージを知っている人ならわかるだろうが、イギリスでは歯ごたえのない、形容できないような味のソーセージが主流である。外食でパリッとしたソーセージなどとは出会えない。ところがドイツに来れば、そういったものが当たり前のように手にはいるのだ。それがパン付きで
同行者も納得。大陸に行くと食生活が豊かになるという結論に達した。とにかくドイツは
ちなみに今日は、InterCity Expressで、フランクフルトからベルリンに入り泊。ベルリンの飯屋も美味しかった。
最近少しは暖かくなってきた。東北人の私にとっては、十分な気温である。出勤時はまだコートを着て歩いている人がほとんどだが、私は最近コートは着ていない。必要がないのだ。まぁそれでも気が早いと言うことなのだろうが・・・。
さて、今朝職場に向かって、
こんな格好していたら、日本では数奇な目で見られることだろう。しかしここはロンドン、他人は他人である。別に驚いて見ている感じではない。無関心と言うことではない。みんな自分の考えを持って、赴くままに生きている。それがたまに、他人の迷惑になることもしばしばで、そういうときは腹が立つのだが、そうでなければ、基本的にこういう生き方の方が好きだ。真冬に半袖で薄着になろうが、真夏にコート着て歩こうが、それは個人の選択。自由にさせておけばいいことなのだ。
さてっ!昨日も書きましたが、明日からドイツ列車の旅!。私の土日は旅行で消える・・・。次の更新は来週月曜日になります。
仕事の後、パブへ行った。ここのパブは、レーベンブロイがあるから大好きだ。遅かったこともあり、1杯だけということで、私がまとめて注文にいった。すると・・・なんとレーベンブロイのサーバーだけが壊れているようで、今日は駄目だという。「けっ!」怒りながらも、同行者の意向を聞くと、やはりレーベンブロイがいいという。むろん私もそうだ。ということで、瓶入りの
パブでのビールのお値段、
どっちが得か?まぁそれは何を求めているかによって違うとは思う。まぁそれはいいとして、今週末はドイツに旅行である。ミュンヘンで本場のレーベンブロイを飲みながら、ソーセージを食べるのが楽しみである。ちなみにイギリスで同じようなことをしようものなら、「あの」ビールに「あの」ソーセージ。身の毛もよだつ。
こうなることはわかっていた。しかしながら、あれだけ展開の早いミュージカルだと、事前にあらすじを理解しておかないと、さっぱりわからない・・・。今日はなぜか
ということで、今回もよくわからない人が見た、ひねくれた感想を。今回の収穫は、
まず1、
3だが、
4は、今回は酒場の夫婦。娘(?)をジャンバルジャンに売ってしまった奴ら。最後には銀の食器を盗もうとしていた。ちなみに夫婦以外に、酒場で何かと殴られる若いあんちゃんが結構好きだった。
5については、いつも感心するが、気がつくとすぐ外に出ることができる構造になっている。出口での混乱がない。フットボールスタジアムでもそうだったし、こういうことに関しては、英国流は見習うべきだと思う。
と、今回も結局よくわからなかった。まぁ、興味がなければ、話題作でも見てもこんなものなのかもしれない。
昼休みに、コーヒー豆を買いに行った。店は、
いつもいつも思うが、こういう時にこの国では事前の迂回指示をしない。もししてあれば、渋滞も少しは緩和されるのにと思うのだが、絶対にしない。直前になって工事の看板が出ても、既に横道には入れない状況ということが多い。別にその道を通らなくてもという車も多いと思うし、もし指示が出れば、そういった車は迂回指示に従って走るはずだ。私も自分の車で、直前に出た迂回指示や工事表示などで、泣かされたことが多い。「もし知っていれば、こんな道通らないのに・・・」。いい加減この程度のことはやってもらいたいものだ。
駐車違反の摘発をあれだけの人員を使って行う予算があるなら、適切な交通規制を行う必要があると思う。この国の道路政策は、私の満足行くものではない。
ロンドン周辺の道路番号には、一定の法則性がある。これはたまたま日本から遊びに来ていた私の知人が気付いたものである。
英国の主要道には、アルファベット
数字なのだが、ロンドンから放射状に出ている高速道の番号を見てみると、
これが頭に入っていると、道路番号だけで、大体どの辺りを走る道なのかがわかる。まぁ、あくまで大体なので、それほどの意味をなさないとは思うが、道に迷ったときなど、こういうことを知っていると助かるかも知れない。
長野オリンピックが開幕した・・・というか、開幕したようだ。ここにいると、実感は全くない。ただ、
アトランタオリンピックの時は、まだケーブルテレビに加入していなかったので、
今見ているのは、ヨーロッパ中で多言語でスポーツ放送をしている衛星放送局だ。それだけに英国以外の試合もやる。きょうはたまたま相手が日本。日本にいれば普通な番組構成だが、ここで見れたのは奇跡であると思う。
ところで実況は当然英語。慣れたとはいえ、日本戦なのに不思議な感じだ。放送では、会場内から日本語が聞こえてくる。メディアから日本語が出てくるのはめずらしい。ただ、今
ところで試合は・・・3-1でドイツの勝ち。まぁそんなもんだ。次に始まった放送はフランス対ベラルス・・・。やはりヨーロッパの放送局だ。
今回の出張先はスペインだ。今日は朝
はっきり言って私は南欧は嫌いだ。北欧が大好きである。だからこういうことがあると余計に過剰反応してしまうのだが、どうも南の方は信用できない。私が北欧が好きな理由は、
ということ。これを裏返すと、私が南欧が好きではない理由となる。
ということ。どれを取っても私の性格には合わない。
まぁ仕事だからしょうがないのだが、多分観光では一生行くことはないような、そんな感じがした。
朝7時半の飛行機で出張。
さて、そんなこんなで空港に着き、同行者と一緒に搭乗を待つ間、免税店に行ったのだが、思うにここの免税品は、他より高いのではと思うことが多い。
Scotich Whiskeyなど、他の空港で買った方が安いこともある。どう考えたって英国製。おまけに税金関係ないのに何故??元々の市価が高いのかどうかわからないが、どうも腑に落ちない。
おまけに、市中と同じ商品が、市中価格より高いこともしばしば。これは食品に
免税店は確かに便利。Heathrowのそれは規模(というか、入店数)も大きく実にいい。でもそれが絶対安いとは限らない。結局私が買ったのは、市中価格より絶対に安いことがわかっているフィルムと電池。でも日本に比べればベラボーに高いのは言うまでもない。
どういう訳か知らないが、この国のガムテープの質は悪い。うちの職場にあるのも、ビニール製の薄っぺらい弱い奴と、紙製のノリ面を濡らさないと粘着しないものしかなく、日本のような強度の強いやつなど皆無。それこそ布テープなんてあまりお目にかからない。
学生時代に運送会社でバイトしていた身としては、こういったものの質が悪いのはどうも気に入らない。それこそこれからの引越荷物の詰め込み作業の時など、過酷な空輸に耐え得るように梱包するのは、いまの資材では難しいと思う。どうもこういった類のものは、ここでは質が悪い上に高いといいことがない。日本製品の品質の良さ、安さが懐かしい。
明日から出張で家を空けます。5時起きはつらい!。次の更新は土曜日になります。
職場のプリンタが壊れた。紙の巻き込みが悪いようで、
カートリッジが見つかり、買って帰る途中、
ドン!
という大きな音がした。一瞬「テロか?」と思った。しかし周りは平静を保っている。そう、これは
Trafalgerといえば、何百羽もの鳩で有名。ネルソン提督も、ライオンも、フンまみれになるほど、鳩がいる。夜になると消えるようだが、昼間は辺り一面鳩だらけ。鳥嫌いの人なら、気絶するほどである。その鳩を散らすために、たまに空砲をならしている。今日もやっていたようなのだが、どうも鳩の逃げが鈍い。もう空砲の音になれてしまったのだろうか。しかしながら、だからといってあの音はないだろう。
そういえば、一昨年Trafalgerの鳩が一斉にいなくなったことがあった。「ギリシャ料理屋が持っていった」など、いろいろな噂が立ったが、真相ははっきりとしていない。全くいなくなるのもなんだが、居すぎるのも困る。名物の鳩を生かさぬよう殺さぬよう、「
BENSON& HEDGE MASTERS2/February/1998
今夜はBENSON & HEDGEMASTERSを見てきた。それって何?、
さて、今回の選手権は、名前の通り
席から台がよく見える。それほど大きくない会場なので、どの席でも、それなりに観戦できるようだ。時間になり、選手の紹介。今日は
程なく試合開始。6フレーム先取の
試合は、4対
「相手を負かそうとする」「相手を陥れようとする」といったこのスポーツのルール、いかにもイギリス人が好きそうな気がする。しかしながら、日本人もこういった感じの戦略的なゲームが好きなのかもしれないと思う。イギリスに行って機会があったら、テレビでスヌーカーを見よう!。ルールがわからなくても、結構楽しめる。わかってくると尚更楽しい。また、今日のようにライヴで見ると、それ以上に楽しい。ちなみに水曜の夜は、
キプロスでの最終日、まずはレース(と言ってもオートレースとかのレースじゃぁなくて、布地のレース)で有名なレフからという町に行った。そこは多くのレースの店があるようなのだが、日曜の朝ということで、店が開いているか少々心配であった。駐車場に車を入れ、中心部に向かうと、店先にはレースがはためいている。開いていた。
ゆっくりと歩きながら店先の商品を見ていると、どの店の前でも中からおばさんが出てきて、声を掛けてくる。どうやら、我々は客が少ないこの時期のいい「カモ」なのかもしれない。まぁ、お金もないので、相手にせずてくてくと歩いていった。
、町の中程で、標識を見つけ、「教会にでも行こうか」などと言っていると、一人のおばさんが話しかけてきた。
「日本からですか?何時間かかるんですか?」
「いやぁ、我々ロンドンからですから・・・日本からだと直行便がないから・・・」
「そうそう、このレースの実演やってるから見ていかない!」
「いやぁ・・・あのぉ・・・」
「ほら、入った入った!」
やられた。業者の口車に乗ってしまった。しかしまぁレースの敷物でも買っていこうと思ってはいたのでいい機会。一枚買ったら何も言わないだろうし、他の店でも買わないいいわけができると勝手に解釈し、同行者と一緒に中に入ることにした。
中では、他のおばさんが商品説明をした。おばさんはここのレースの特徴を蕩々と話し、表示価格から割り引きすることを言った。それにしても我々、
まぁいいかということで、とりあえず店を出、他の店のショーウィンドーを見ていた。そこには大きめのレースが飾ってあった。模様が小さめな分、大きさの割に割安な感じだ。と、さっき話しかけてきたおばさんがまたきた。「この模様の説明しようか?」我々はもう既にその店でものを買っているし、お金もないことだし・・・ということで、冷やかしにまた入ることにした。今度はそのおばさんが説明をしてくれた。大きなレースを出し、いろいろと言っている。そのうち、妙なことを口走り始めた。「全部買ってくれてありがとう」・・・はっ?どうもおかしい。そして、レースを畳むと、包装紙を取りに行くではないか。おい、俺たち一度も「買う」とは言ってないぞ!。
「ちょっと待て!買うとは言ってないよ」
「えっ何?」
「大体にしてお金持ってないから」
「そんなことないでしょう」
「みんな合わせても1〜2ポンド位しかないよ」
そこまで言って、私と同行者一人は出てきた。もう一人の同行者は、中に取り残されて何か言っている。程なく外に出てきた。聞いてみると、こういう会話になったそうだ。
「クレジットカードくらい持ってるでしょ?」
「いいえ、持ってません(これは嘘)」
「じゃぁ、・・・正直なところいくら持ってるの?」
「ええとぉ・・・ゼロ(これは本当)」
この瞬間、おばさんは外に出て、他の客をさがし始めたそうだ。日本人だからって金持っているとは限らないのだ。それにしても田舎町だからって甘く見ていたが、やはり観光地はこういった感じで必要以上にものを買わせる、カモ狙いの商店があるもんだ。
やられたっ!と言えば、空港にはやられてしまった。結構小さい空港だったので、出国手続きをしてしまったら何もないだろうと、空港2階の食堂でちんたらとしていたのだが、いざ中に入ってみると、結構綺麗なカフェと、かなり大きな免税店があったのだ。時既に遅し、既に搭乗のお時間、何も買えず飛行機に乗ることに・・・。これはダブリン以来の大失態。小さい空港だからと言って甘く見てはいけない。
こう悪いこと(それほど悪くはないが)があると、先行きが不安になるが、飛行機は難なく
このページに対する御意見、御要望、苦情等は、