五月八日 魔装機神のCDを注文した
 
 
 スパロボα外伝二周目をやってるのですが、ディアブロの「くるみ割り人形」の戦闘アニメは実にアレですな。
 今回はディアブロを一軍メンバーに加えてるのですが、「剣の舞」とか「くるみ割り人形」を使う時はついついアニメを見ちゃいます。
 いんぱくつでもディアブロはいるのですかねえ。
 くるみ割り人形のアニメはあるのですかねえ。
 ナデシコのルリルリはもちろんですが、こっちも凄く気になる。
 
 
    ☆
 
 
 ここしばらく、色々なアニメビデオを見直してます。
 思い出せるところを挙げてみると、名探偵コナン「時計仕掛けの摩天楼」「十四番目の標的」「世紀末の魔術師」ルパン三世「くたばれ! ノストラダムス」「ワルサーP38K」「ハリマオの秘宝」「Dead or Alive」ドラえもん「のび太の宇宙開拓史」「のび太の魔界大冒険」。
 この中で特筆すべきは宇宙開拓史。
 スタッフロールを見てひっくり返りました。

メカデザイン 大河原邦男

とあったのです。
 いやマジで。
 なんつーか、Kanonのスタッフロールで「演出 島本和彦」とあったような気分。
 
 
    ☆
 
 
 漫画も色々読んでます。
 以下、いつか書こうと思っていた漫画ネタ二題。
 
 
 金田一少年の事件簿について。
 ぼくは十八巻くらいまでしか読んでませんが、三巻を読んで泣いたことを覚えています。
 異人館村殺人事件の最終話で金田一が夢を見るのですが、その夢がメッチャ泣けるんですわ。
 で、何故こんなことを書くかというと。
 この夢が、Kanon栞シナリオ終盤のあゆのモノローグにすごぉーく似てるのですね。
 この系統の話での泣かせ方ってのは昔からのお約束なんですねえ。
 
 
 みどりのマキバオーについて。
 この漫画について語ってる人見たことない(さすがに”マキバオー”で検索すれば見つかる)けど、これって競馬漫画としてはかなりの傑作です。
 古本屋でたまに目に付いて読んでみるけど、その度にキッチリ楽しめるもの。
 熱いドラマも多い。
 ちょっと画風が下品ではあるけど、全然問題ないレベルです。
 この漫画は本当に面白い。
 ところでミドリマキバオーの通称は”白い奇跡”ですが、Kanonもそんな感じのテーマだったよーな。
 
 
 いや、Kanonにケチつけてるわけじゃないです。
 ぼくはKanon大好きなんで、全く関係ない漫画を読んでても、ちょっとしたキーワードでKanon病の発作が起きてしまう、と、そーゆー話。
 
 
    ☆
 
 
 日本語の観察。
 誰しも、「人に親切にしましょう」とゆーよーな標語を小学校かそこらで目にしたハズ。
 親切にするのは間違いなく良いことですが、字面をよーく見ると、「親切」、つまり「親を切る」となっております。
 なんで「親を切る」ことが「しんせつ」になるのだ? と思い、辞書を引いてみました。
 残念ながら納得のいく答えはなかったのですが、代わりに面白い慣用句を見つけました。
 
 
親は泣寄り、他人は食寄り
 不幸があった時に、身内の者は故人に対する哀悼の気持ちから集まるが、血縁の続かない他人は、日本の在来の習俗として、振舞にあずかることを期待して集まってくる。

(三省堂新明解国語辞典)
 
 
 ヒデェ慣用句。
 この言葉を考えた人は、きっと遺産相続問題か何かでよっぽどの目にあったんでしょうねえ。
 
 
    ☆
 
 
 日本語観察、もう一語。
「折り紙付き」という言葉があります。
 これは主に物の質を保証する意味で使われる言葉ですが、折り紙がついてたからってどうだってんだ? と思い、調べてみました。
 
 
おりがみ【折(り)紙】
1.目録や公式文書を書くのに用いる、二つ折りにした奉書など。
2.刀剣・美術品などの鑑定書。
3.保証すること。おりかみ。「──をつける」
4.(色)紙を折って色々な形を作る・こと(遊び)。また、その紙。
(三省堂新明解国語辞典)
 
 
 本来「折紙」とは、今のような遊ぶ紙ではなかったんですね。
 
 
五月十一日 ネモ船長
  
 
”オゾン”という言葉は、ラテン語で「青い悪魔」を意味するそうです。
 上手いこと言うもんだな〜、と思いました。
 というのも。
 オゾンとは皆様ご存知、オゾン層を形作っているO3のことです。
 この気体は生物にとって有害な紫外線を吸収してくれるので、有り難いことは有り難いのですが。
 同時に、生物にとって非常に有害な気体でもあります。
 その殺傷力は一酸化炭素以上。
 仮にオゾン層が地上100メートルにあったとしたら、生物はバタバタ死んでしまいます。
 大変恐ろしい気体なのです。
 そして、このオゾンは淡青色を持っています。
 すなわち、青い殺人ガス。
 まさしく「青い悪魔」そのものなのですね。
 オゾン層は成層圏に存在しますが、遥か上空で良かったですよ。
 まーだからといって、無くなったら困ることに変わりはありませんけどね。
 
 
    ☆
 
 
 F&Cの『水月』を買ってしまいました。
 今日中古エロゲショップを覗いてみたら、水月が並んでいたのですね。
 正直言って、ぼくは水月が売られているのを今まで見たことないのです。
 でも良いという話を怨敵TaSくんから聞いていたし、☆画野朗のファンだし、実際目にしてかな〜り良さげだし。
 買っても買わなくても後悔しそうだったので、思い切って買いました。
 やっちまった後悔より、やらなかった後悔の方が後々辛くなるのです。
 経験者は語る。
 
 
 家帰ってインストールはしたものの、今やってるのは『君が望む永遠』の再プレイだったり。
 最近のギャルゲー雑誌には、必ずと言って良いほど君望の記事が載っております。
 そーゆーのを読んで、久しぶりに君望やりたくなったのです。
 それに、いつかは日記で君望について書きたいと思っていたので、丁度良い機会だと思いまして。
 
 
 ぼくは君望が好きです。
 決して不当に貶めるつもりはありません。
 システム、CG、テキスト、音楽、キャラクター、シナリオ等々。
 個々で見ればどれも一流品揃いです。
 しかし、主人公・鳴海孝之がどーしよーもない。
 百歩譲って、水月と遙の間で揺れるのは良しとしましょう。
 しかし他のキャラにまで手を出すって一体どーゆーことだ。
 そりゃね、エロゲーとしてはそーゆー展開にしなきゃあならないんだろーけど。
 結果として、孝之がどうにも納得できない優柔不断野郎になってしまっている。
 君望の主人公がこんなシオシオの丸出ダメ男じゃければ、ぼくも素直に「君望面白いね」と言えたんだけど。
 鳴海という名のしろがねの爪の垢でも煎じて飲んでもらいたい。
 
 
    ☆
 
 
 SFC魔装機神のサウンドトラックCD、届きました。
 これ書いてる今もかけっ放しです。
 久しぶりに聞くけど、やっぱ魔装機神の曲良いね。
 ちまたでは「君がいるから」が人気あるそうで、ぼくもこの曲好きだけど、他にも好きな曲いっぱいあります。
 魔装機神は様々な面で実に良く出来たゲーム。
 シナリオ分岐だって、今のスパロボなんか比較にならないほど複雑で大きく変わっていったモンです。
 ああ、マジでPSにリメイクして出してくれないかなあ。
 EXとか第三次はやったのに。
 
 
 ところで魔装機神ですが、このゲームの舞台となるラ・ギアスには様々な諸設定があります。
 架空の世界であるラ・ギアスに少しでもリアリティをもたせようとしているわけですね。
 そのこと自体は非常に結構なことだと思います、色んな設定があった方が楽しみも倍増しますから。
 しかし、何事にも限度があります。
 先日『式神の城』の設定資料集を買って来たのですが、世界設定コーナーを読んで呆れました。
「そんなこと考えてアンタら楽しい?」と思いましたね。
 いくらなんでもやり過ぎです。
 式神の城はSTGとして大好きだし、PS2版を発売即買いすることに変わりはありませんが。
 アルファシステムが作っている式神の城の世界設定には全く興味ありません。
 まあぼくは口出しする気はないんで、どーぞご自由に。
 いやこの日記では批判してるけどさ。
 
 
    ☆
 
 
 久遠の絆再臨詔がPS2移植されるそーで。
 あの内容ならPSで十分な気もするけど、さすがにそーゆーわけにはいかないんだろーな。
 なんたって初代久遠がPSソフトなんだから。
 まあ、このままDCと共に消え行く運命にならなかっただけ良かった。
 追加シナリオあるなら買う予定。
 久々に久遠やるのも悪くない。
 
 
五月十三日 前回の日記の補足
  
  
 君望のシナリオが良いというのは、あくまで『第一章のシナリオが良い』という意味です。
 第一章のシナリオには素直に共感できる。
 でも二章が駄目駄目。
 一章の孝之はそれなりに主人公らしいのに、二章では碇シンジ初期型みたいなナヨナヨグジグジの蛞蝓(ナメクジを中国ではこう書く。嘘。単なる漢字変換)野郎に成り下がっちまってる。
 コイツをクズと称すると星の屑作戦に殉じた将兵達に失礼だと思ってしまうほど。
 でもこんな情けないヘナチョコクンでも、「ナルミ」と呼称すると途端に格好良い気がしてきますな。
 からくりサーカスは偉大です。
 カトウナルミの再登場が楽しみです。
 あー、立派なナルミを思うと、ヘボヘボなナルミなんて考えたくもなくなってきた。
 まあ前回も書いたとおり、『君が望む永遠』は個人的には好きですが、鳴海孝之は嫌いだ。
 
 
    ☆
 
 
 今日のサイト紹介。
 MIDI音楽缶がスバラシイ。
 ファミコン世代感涙必至のラインナップ。
 ゼビウスとかドラゴンバスターとかウィザードリィとか、記憶に残ってなくても、耳は結構覚えているもんだ。
 
 
五月二十六日 トイトイドラ7でハネ満18000点
 
 
 先日札幌駅地下街を歩いていたら、柱の側で子供が蹲っているのに気付きました。
(なんか体調悪そうだなー、声かけた方が良いのかなー)と思いましたが、その子の側にいた二人連れの女の子が声をかけていたので、ぼくが行く必要は無いと思い、素通りしました。
 親切な二人連れの女の子ということで、舞と佐祐理さんみたいでした。
 
 
 でもこの件で驚いたのは、その他の通行人が子供を完全に無視していたこと。
 街中で人が苦しんでいるという場面に遭遇したのは初めてなのですが、都会の人間ってホンッッッッットに無視するんですね。
 真面目な話、こーゆー場面で無視するってのはあまりにも非人道的すぎる。
 こーゆー時くらいは、一声かけるのが人間として当然の行動じゃないですかね。
 いいカッコするとかじゃなくてさ。
 
 
    ☆
 
 
 サクラ大戦4、ファーストプレイを終えました。
 さんざん短い短いと言われてますが、ぼくはこれくらいの長さでちょうどいい。
 1・2・3とさんざん長丁場を続けたんだから、最終話に当たる4くらいはあっさり終えても良いでしょう。
 エンディングムービーはなかなか良かった。
 これでスパーッと『サクラ大戦 完』にしてくれれば良いんだけど、まだ続けるんだろうなあ。
 以下はネタバレ含むのでガード付き。
 
 
知世「サクラ4のラスト、花組に残るか幸せに暮らすかのどちらかの選択肢があるんです」
ボク「そうなのか?」
知世「ええ。だからサクラ5は、大神が一人花組に残ったっていう設定で始まるんですよ、
 きっと」
ボク「サクラが4で終わったっていう選択肢はないのか」
知世「あるわけないじゃないですか。PS2新作リストにも、『サクラ大戦(仮)』って
 あるんだし」
ボク「じゃあアレか。一人になった大神の元に、かつての花組隊員が少しずつ戻ってくるっ
 て話になるわけだな。スパロボのよーに」
知世「ええ。それで中盤で強い敵が出て勝てなくて、光武乗り換えになるんです」
ボク「次は『真・神武』とかな」
 
 
 サクラ4本編で双武二人乗りと言われて、ふと聖霊機ライブレードを思い出しました。
 ライブレードも主人公とヒロインの二人乗りで、キスをすることでヒロインのプラーナを主人公に与えることが出来るというワァなんだか忘レナ草って感じだネの設定があるのです
(いやこっちが先に出たんだけど)。
 ライブレードも止まったままだし、そろそろ再開しよーかなあ。
 十二歳ヒロインが二人いるという時代を先取りした素晴らしい設定だし。
 
 
 なお、現在はサクラ3の再プレイをしております。
 エリカでしかクリアしてないので、コクリコと花火のクリアデータくらいは作っておこうかと思ったのですが、再プレイして驚きました。
 二周目は戦闘シーンが物凄くラク。
 戦闘前に『普通に戦う』『ボスを速攻で倒す』の二択があって、後者を選ぶと本当にボスの目の前からのスタートとなるのです。
 無論、十分程度でクリアできてしまう。
 ADVパートは変更なしですが、それでも一話に一時間とかかりません。
 本気でやれば一日でクリアできるでしょう。
 やるじゃないかセガ、密かにこんなにラクできるように作っていたのか。
 3クリア後4の二周目を遊ぶ予定ですが、4の戦闘もラクできると良いなあ。
 4の内容で戦闘がなかったら、それこそ3時間程度で終わっちゃいそうな気もするけど。
 
 
    ☆
 
 
 はじるす、全然やってません。
 主人公がアホなので、10分も遊ぶと嫌になってきます。
「ヲイヲイヲイ! オマエそれは違うだろ!」とツッコむことしきり。
 ………という話を知世くんにしたら、
 
 
知世「違いますよセリスさん。彼はちょっと変わった趣味を持っているってだけなんです」
ボク「いやだから、それがアホってことだろ?」
知世「何をおっしゃいます。人とは違ういい趣味だねってだけですよ。見せてもらって喜
 ぶんですから」
ボク「だからそこがアホなんだよ!」
 
 
 と堂々巡り。
 それと、主人公の一人称が『ぼく』なのも勘弁して欲しかった、という感想をゴン犬先輩に言ったら、
 
 
ゴン犬「お前が言うなよ」
 
 
 と一蹴されてしまいました。
 気のせいか、最近『俺』以外の一人称を使う主人公が増えてきた気がする。
 ぼくとしては感情移入しやすいから有り難いけど、でも『はじるす』だけはちょっとなぁ。
 
 
五月二十七日 目指すは役満
 
 
 トイトイドラ7は倍満16000点だそーです。
 ゴン犬先輩に速攻でツッコまれました。(27日の日記。直リンアドレスわからないっす先輩)
 てゆーか、先輩の日記だとぼくが一人勝ちしたみたいですが、そんなことゼンゼンありません。
 今回の勝負は点数制で、一位+2、二位+1、三位−1、四位−2のレートだったのですが、ぼくはトータルで+1でしたから。
 勝ったのと同じくらい負けてるんです。
 なおぼくは、エロゲの脱衣麻雀と同じ感覚で打ってました。
 エロゲのツモ牌ってスゲェ良いんだなってことを再認識。
 
 
    ☆
 
 
 ゴン犬先輩の日記へのツッコミ(言い訳?)で思わず日記を書きましたが、まだ日記用のネタが集まってなかったり。
 仕方ないので、前から書こうと思っていた漫画ネタを二つ。
 
 
 一つはサンデー連載漫画『焼きたて! ジャぱん』
 タイトルどおりパン職人を目指す少年の話で、つまるところは主人公のパンって美味しいねとゆー話なわけですが、結構面白い。
 料理漫画としては割合まともな部類で、パンを玩具にしてません。
 実際焼いたら美味しそう。
 画風がどことなくギャルゲー的であるというのもポイント高し。(ここ大事)
 まあそれは冗談としても、読んでみて良い漫画です。
 皆様からくりサーカスとガッシュを読んでいると思いますので、そのついでにジャぱんも読んでみては。
 
 
 もう一つは、コミックガム連載漫画『月詠〜Moon Phase〜』
 吸血鬼少女のラブコメ漫画(反論は不許可)
 古本屋で偶然コミックスを一巻だけ読み、あっという間に気に入りました。
 皆様まほろさんを読んでいると思いますので、そのついでに月詠も読んでみては。