一月四日(金) 誤字は意図的なものです。
 
 
 あけましておめでとうございます。
 ぼくは今まで「年が明けたからって何が目出度いわけでもないよなぁ」と思っていたんですが、掲示板でせーすいさんに
 
しかし何がめでたいんだろ?(ぉ
ああ、巫女さんが一杯いるからか(爆)。
 
と言われて、目からウロコが落ちました。
 そうなのです、お正月といえば、年に一度の巫女さん大セール。
 これを愛でたいと言わずして何を愛でると言いましょうか。
 おかげでぼくは今後、年を越すたびに躊躇い無く「あけましておめでとうございますっ!」と威勢良く新年の挨拶をすることができます。
 革新的な見方を教えてくださったせーすいさんには感謝の念が絶えません。
 やっぱ巫女は良いものッス。
 ちなみに”巫女服”を装備できるのは”美少女”だけです、それ以外の人間が装備しようものならたちどころに神罰が下ることでしょう。
 
 
    ☆
 
 
 年明け一発目の日記ですが、ネタが思い浮かばないので、温存しておいたねこねこのネタを書きます。
 みずいろのドラマCDvol.2を買いました。
 内容は、真面目に感想を言うなら
 
「世の中には、ついていいウソと悪いウソがあるってこと、知らないの…?」
 
というところですが、何も考えずノーテンキに聞く分にはそこそこ楽しめる内容です。
 地味に雪希が酷いこと言ってたのが笑えました。
「普通の人の三倍くらい時間がかかると思う」って、逆シャア専用機かい。
 
 
 
 
 ところで最近思ったんですが、ねこねこってなんかLeafみたいですよね。
 …と言っても、2002年1月現在のLeafのことではありません。
 今のねこねこは、4〜5年前の最盛期のLeafに似ているなあ、と思うんですよ。
 Leafの出世作はご存知の通りLVNSですが、
 
雫=White
痕=銀色
To Heart=みずいろ
 
とシフトして考えられると思うのですね。
 Whiteは雫ほど受けなかったけど、二作目でコアなユーザーから熱狂的な支持を受け、三作目の学園ラブコメで一気にメジャーへ大躍進を遂げたところとか、三作目でコンシューマやらドラマCDやら作ってるところとか。
 つくづく、かつてのLeafを見ているようです。
 その後のLeafがどうなったかはご存知の通りですが、願わくばねこねこには同じ轍を踏まないで欲しいものです。
 
 
 
 
 そうそう、「女神さま☆にお願いっ!!」に登場するヒロインの一人・リディアは、みずいろの雪希役の声優さんでした。
 リディアもロリキャラだったんで、雪希・朝奈のイメージがどうしても抜けませんでしたよ。
 つーか、綾川りの氏って「ねこねこ専属声優」のイメージがあるんだけど…ぼくだけかな。
 
 
    ☆
 
 
「未来にキスを」って、otherwiseの新作だったのか。
 ううーむ。
 Sense Offが大いに気に入ったから、次回作も買おうと思ってたんだけど…。
 ぼく好みのゲームじゃないような気がするなあ。
 とりあえずデモをDLしてから考えよう。
 
 
一月十二日(土) 恋ごころ、凄く面白かった。
 
 
 なんだかよくわからないのですが、ここ数日は全然文章が書けません。
 何書いてもヘタレた文体になってしまいます。
 しょうがないので、今日は「読むクスリ」からの引用だけで終わります。
 うう、どーしていきなり書けなくなったんだろ…。
 
 
    ☆
 
 
『地震 雷 火事 親父』
 
 
 怖いものを並べた表現だが、いくら今と違って昔の父親が怖い存在だったにしても、なぜここにオヤジが出てくるのか、わかりますか。
 夏から秋にかけて山から吹きおろす風のことを、山風=ヤマジといい、俳句の季語にもなっている。
 また、西日本の漁師は、この時期に東南あるいは西南からふく強い風を、ヤマジと呼んで恐れた。
 そのヤマジのとくに強いやつが大ヤマジで、つまり台風のこと。
 オオヤマジが縮まってオヤジになった。
 地震、雷、火事、台風と並べれば、たしかに父権が現代でも怖いものばかりですね。

 
 

(「読むクスリ PART27」  文春文庫・上前淳一郎著  より)
 
    ☆
 
 でも語呂は良くないね。
 
    ☆
 
 
『雪が降る』
 
 
 
 サルバトーレ・アダモの『雪が降る』を聴いたことがありますか。
 雪の降る夜、恋人の訪れを空しく待つ気持をしみじみと歌ったシャンソンだ。
 一九六三年、彼の作詞、作曲、彼自身が歌って発表されるや、世界的なヒット曲になった。
 とりわけ日本では大ヒットし、アダモは毎年のように来日してコンサートを開き、日本語でもレコーディングした。
 あるとき日本の旅客機に乗っていたら、機内放送で『雪が降る』が聞こえる。
 うれしくなったアダモ、茶目っけを起こして、そばを通りかかったスチュワーデスにたずねた。
「これは、何という曲ですか」
 するとスチュワーデスは無表情に答えた。
「日本の古い民謡です」
 
    *
 
「あの話、ほんとうですか?」
 しばらく前テレビ朝日の『徹子の部屋』に出演して、黒柳徹子さんからそうたずねられたアダモ、笑っていわく。
「そうなんです。たいへん光栄に思いました」
 さすが大物というべき受け答えですね。
 
 
(「新人はトイレを磨け   読むクスリ PART28」  文春文庫・上前淳一郎著  より)
 
    ☆
 
『雪が降る』は聴いたことありませんが、サルバトーレ・アダモの人間の大きさを知るには十分なエピソードです。
 
 
 
    ☆
 
 
 追記。
 …と思ったけど、思ったけど、思ったけどぉぉぉぉぉぉぉ!!
 体に熱いパトスが沸き上がってきたぜぇぇぇぇ!!
 いや、何かと言いますとね。
 こちらのサイトで、「家族計画」というエロゲを絶賛されてまして。
 それを読んでいくうちに、ぼく内部でも「こ、これ、マイナーだけどすげぇ出来の良さそうなゲームだッ!」と思えてきたのですよ。
 折りしも、今日「ねがい」を探して札幌市内の中古エロゲショップを渡り歩いて、「家族計画」を売っている店を見つけているのです。
 これはもう、明日「家族計画」買ってきてやってみるしかない!
 実は「未来にキスを」「月光」の二本も買ってあったりするんですが、それより「家族計画」デスヨ!
 ぼく自身、これを書いているつい十分前までは名前くらいしか知りませんでしたが、今はプレイしてみたくてたまらない。
 大多数の方もぼくと同じく名前しか知らないクチだと思いますが、是非この方のレビューを読んでみて下さい。
 トンデモナク面白そうです。
 ブランドもD.O.
「加奈」「星空☆ぷらねっと」っつー見事な前歴があります。 
 マイナーゲーム愛好家として、これはもうやるしかない。
 最近テンション下がり気味だったけど、一気に急上昇ッ!
 明日からは「家族計画」だッ!!
 
 
 
 こちらのさわたりさんは「恋ごころ」についても絶賛されています。
「恋ごころ」、現在ならちょっと探せば手に入りますが、一年も経てば入手困難なレア物の仲間入りをするのは間違いありません。
 タイトルや絵柄から、一見単なるほのぼのラブコメに思えますが、それは巨大な間違いです。
 ダークではありませんが、辛い話があります。
 燃えます。
 萌えます。
 号泣はしませんが、ジーンと響く感動があります。
 …あー、恋ごころについては感想レビューの方で詳しく書きますが、このゲームは2000年の傑作ソフトの中の一本にカウントできる出来映えです(恋ごころは2000年発売のソフトらしいです)。
 個人的には傑作ソフト群の中でもトップクラスだと思いますが、まあそれはユーザー次第。
 なので、今すぐにでも買ってきて遊んで下さい。
 お願いです。
 こんな良いゲームが売れないなんて、どう考えても間違ってる。
 
 
一月十六日(水) 家族計画は良いゲームだ。
 
 
 更新が止まっている時は、たいていぼくが何らかのゲームに激ハマリしてるってことだと思ってください。
 今は「家族計画」ばっかりやってます。
 マジな話、このゲームをコンプリートするまで何にもする気力が起きません。
「恋ごころ」といい「家族計画」といい、最近マイナーエロゲの発掘が絶好調で嬉しい限り。
 今日も文章書く気になれないので、今一度「読むクスリ」の力を借りようと思います。
 こんなんじゃよくないって自分でもわかってるんですがねえ。
 
 
    ☆
 
 
秋葉山から火事
 
 
 
 次の諺、成句のうち、見たり聞いたりしたものがあれば、いくつでもあげて下さい。

1. 石の上にも三年
2. 遠くて近きは男女の仲
3. 紺屋の白袴
4. 言葉多きものは品少なし
5. 秋葉山から火事

 しばらく前、NHK放送文化研究所が、東京百キロ圏に住む十六歳以上の男女千八百人を対象に、現代人と諺・成句のかかわりについて調査した。
 ここにあげたのは、そのとき質問された二十例の一部だ。
 あなたの成績、どうです?
 調査結果では、1の「石の上にも三年」を見たり聞いたりしたことのある人が九十五パーセントいて、トップ。
 2が七十五パーセント。
 3はほぼ半数の五十三パーセント。
 4で三十パーセント。
 そして最下位が5の十パーセントだった。
 
    *
 
「『秋葉山から火事』というのは、大正生まれの私もじつは知らなかったので、急いで勉強し直しました」
 と元NHK気象キャスターの宮澤清治さん。
 秋葉山とは、静岡県周智郡の秋葉山頂にある秋葉神社のこと。
 防火の神として古くから知られ、今も十二月十五、十六日に秋葉の火祭が行われる。
「その防火の神から火事を出すように、他を戒めるべき立場の者が自ら過ちを犯す、というのがこの諺の意味なのです」
 国民に範を示すべき政治家や役人が、汚職や詐欺、カラ出張をやるなど、そのいい例かもしれない。
 
    *
 
 秋葉神社は江戸城内、のちの皇居内の紅葉山にも祀られていた。
 ところが一八六九(明治二)年、江戸から名前が変わったばかりの東京で、神田相生町に大火が起きる。
 そこで、相生町とその周辺を火除地として空地にし、そこへ明治天皇の下命で皇居内の秋葉神社を移すことにした。
「それでこの空地が、秋葉っ原と呼ばれるようになりました。秋葉原の地名の起こりです」
 一八九〇(明治二十三)年、この神社の境内に鉄道の駅ができた。現在のJR『秋葉原』だ。
 その後秋葉神社は台東区松が谷三丁目に移されたが、
「JR秋葉原駅の駅長室には分神が祀られていて、毎年秋には地元の皆さんが集まって例祭があるんです。私も駅長室の神棚にお詣りしてきました」
 
    *
 
 いまや海外にまで知られる秋葉原電器街の名が、防火の神に由来すると初めて宮澤さんから教えられたけれど、
「気象キャスターの立場から申し上げれば、春先には桜前線を追うように北上する山火事前線に気をつけて下さい」
 暖かくなって、山へ入る人がふえる。
 ところが春先はまだ草木が枯れているうえ、風邪の強い日が多いので、ちょっとした火の不始末から大きな山火事になる。
 火の用心。
 
 

(「新人はトイレを磨け   読むクスリ PART28」  文春文庫・上前淳一郎著  より)
 
    ☆
 
 
 秋葉には赤のイメージがあるからピッタリ、と思ったけど。
 よくよく考えると、防火の神ならイメージカラーは青系統かもなあ。
 なお読むクスリネタはあと二回分ありますが、PART28が近所の図書館最終巻だったので、その二回分で終わります。
 
 
    ☆
 
 
 さすがにこの調子ではとても日記とはいえないので、一つ雑学を書きます。
 首吊りについての雑学。
 
 
 まさか、首吊りって何のことか知らない人はいませんよね。
 一般に首吊りは非常に苦しいことだと考えられています。
 しかし、はたしてそうなのか?
 首吊りとは本当に苦しいものなのだろうか?
 そんなことを考えた酔狂な学者がいました。
 既知外一歩手前のその学者は、身をもって実験したそうです。
 すなわち、普通の首吊りのように首縄を作り、首をかけ、足場を蹴倒して首をつった。
 さすがに死ぬ気はないので、数秒後に助手に助けてもらったそうですが。
 
 
 で、実験終了後、学者曰く。
 首吊りは苦しくないそうです。
 首を吊った瞬間にフッと意識が吹っ飛び、えもいわれぬ恍惚感に包まれたそうです。
 いわゆる臨死体験ですね。
 助手が助けてくれなければ、間違いなくそのまま死んでいたとか。
 
 
 ホントかどうかはわかりませんが。
 もしかしたら、「苦しまずに死ねる方法」としては、首吊りは最良の方法なのかもしれません。
 でも遺体はかなりヒドいことになるらしいですけどね。
 
 
 まーそーゆーわけで。
 結局何が言いたかったかというと、首を吊られた人が苦しそうにバタバタ足掻くシーンってのがよくあるけれど、それって実は嘘っぱちなんじゃないの? ってことです。
 でも「あはは〜」って笑いながら死んでいく首吊り人間ってのもコワいか。
 
 
一月二十五日(金) ネタがつきてきた、吸血鬼解体新書でも書くかな。
 
 
 駄目です。
 駄目です。
 もー駄目です。
 駄目駄目です。
 家族計画です。
 家族計画、出来が良すぎです。
 もう二十回以上クリアしてるのに、全然飽きがきません。
 CGや音楽は無論のこと、タイトル画面を見てるだけで再プレイしたくなってきます。
 というか、今はD.O.のサイトからDLできる家族計画の壁紙を使ってるので、壁紙見てるだけで家族計画がやりたくなる。
 いやもっと言うと、何してても家族計画が頭から離れない。
 飯食ってても風呂入ってても布団に横になっていても、思い浮かぶのは家族計画。
 あーもー、なんでこんなに良いゲームなんだよ家族計画! と理不尽な怒りが沸いてくるぐらいに良い。
 ここまで一つのゲームに入れ込んだのは久しぶり。
 痕病・TH病・ONE病・Kanon病・銀色病に続き、家族計画病が新たな持病となってしまいました。
 
 
 ところで。
「恋ごころ」「家族計画」とも、マイナーではあるけれど、マイナーレベルは5(1(メーカーが倒産しないのが不思議)〜5(もう一歩踏み出せばメジャー入り))くらいのようですね。
 つまりこれらを知らなかったぼくの方が情報に疎かったわけです。
 マイナー愛好家として、これは悔しい。
 そーゆーわけで、次なるマイナーゲームを見つけてきました。
「たいせつなうた」。
 q-xという新規ブランドの処女作で、こちらのサイトで「バランス的には秋桜の空以上である」と言われており、サンプルMP3がなかなかに良い出来であったため、購入を決定しました。
 さすがにこのゲームは「知る人ぞ知る名作」なんてこたあないでしょう。
 メーカーサイトのヒット数で見ても、Marronが25万オーバーなのに対し、きゅーくすは6萬。
 なんていうか、こちらが申し訳なくなってきます。
 ファーストプレイを始めたばかりなのでまだ何とも言えませんが、面白い出来であることを期待。
 
 
一月二十八日(月) 龍神丸の気合の声って覚えてる人いる?
 
 
 今日書いたネタはやっぱりやめました。
 読むクスリ一本にします。
 
 
    ☆
 
 
 紺屋の白袴
 
 
 
「紺屋の白袴」という諺を『秋葉山から火事』で紹介した。
 紺屋は、こうや、と読むが、こんや、でもいい。
 広い意味では、染色業者全体を指すが、もともとは藍を使って布を紺色に染める染物屋さんのことだ。
 その紺屋が、白い袴をはいている。すなわち、
「他人のためにばかり忙しく、自分のことに手が回らない」
 というのがこの諺の意味だ。
「医者の不養生」
 と似ている。
 転じて、
「いつでもできることを、放ったらかしにしておく」
 というたとえにも使われる。
 
    *
 
「紺屋──」と来るたとえ、諺には、あまりいいものがなくて、たとえば、
「紺屋の明後日」
 藍染めにはいろいろ手順があって手間もかかるし、染めてから乾かすのはお天気しだいだ。だから、
「明後日にはできます」
 と引き受けても、つい遅れる。そこから、
「約束してもあてにならない」
 ということ。
 そば屋さんに注文した出前がなかなか届かないので電話で催促すると、
「いま出ました」
 あれと似ている。
 毎度いらいらさせられたあげく生まれた諺が、
「紺屋の地獄」
 嘘ばかりついていると地獄へ落ちますよ、と。
 
    *
 
「紺屋の地震」
 というのもある。
 藍染めには、タデ科の草からとった染料を、瓶に入れて使う。
 瓶を静かに置いておくうち、不純物は底へ沈み、上のほうが澄んだ藍色の水になってくる。
 ところが地震が起きると瓶が揺れ、藍が濁るので、
「藍澄まぬ」
 これを、
「相済まぬ」
 にひっかけ、
「毎度約束を違えて申し訳ない」
 の意味になる。
 
    *
 
「紺屋の白袴には、一般に使われているのとまったく違う、いい意味もあることを知っておいて下さい」
 とおっしゃるのは、染織研究家の竹内淳子さん。
 瓶の中の藍に布を浸して染める、というと、中で布を振って、ぱしゃ、ぱしゃ、やるように思いがちだ。
「そうではありません。瓶の中の液に布が自然に吸い込まれるように、静かに下ろしていくんです」
 藍は静かに扱う。それが紺屋の腕自慢でもあったという。
「なぜかといいますと、ぱしゃ、ぱしゃ、やると藍が酸化して、染める力が弱くなるからなのです」
 藍はアルカリ性だが、ぱしゃ、ぱしゃ、やると空気に触れる面が多くなって早く酸化し、染色力が落ちてしまうのだ。
「ですから藍をよく知っている職人さんほど、藍を大事に、繊細に扱いました」
 従って優秀な紺屋の瓶場では、藍の液が瓶の外へ跳びはねるようなことはなく、床にシミ一つないほどきれいだった。
「仕事着に藍が染みることもありません。紺屋の白袴とは、そのように藍を大事にする職人さんの心意気、誇りを示した言葉なのですよ」
 竹内さんのこの説は、『日本国語大辞典』「紺屋の白袴」の説明にも、ちゃんと載っている。
 
 
(「新人はトイレを磨け   読むクスリ PART28」  文春文庫・上前淳一郎著  より)
一月三十日(水) 色んな意味でネタ探し中。
 
 
 ネットな友達makkeiさんより、D.O.オフィシャルサイトでのSS掲示板開設の報をいただきました。
 早速見に行ったんですが、レベル高え。
 お世辞抜きで面白い物もあります。
 掲示板破りで殴りこむ時は、フルアーマーで完全武装しないとたちまち返り討ちに遭いそうだ。
 気をつけよう。
(上記はシャレです、念のため。ハンパなモノは投稿できないなって意味ですよ)
 
 
 ここのSS掲示板のログ、個人的に収集・再整理してます。
 平たく言えば、二年前に大失敗したアレのD.O.版。
 かなーり手抜きですけどね。
 個人レベルで誰かにあげようかな〜と思ったけど、無許可での再配布は控えたほうが無難ですね。
 気が向いたらD.O.に許可でも求めてみようかな。
 
 
    ☆
 
 
 最近は恒常的にネタがありません。
 威張って言うことじゃないけど。
 グチを書いても仕方ないので、今回もまた「読むクスリ」の力を借ります。
 
 
    ☆
 
 
禁煙
 
 
 日商岩井の瀬下猛さんが、ニュージーランド駐在員としてオークランド空港に降り立った日のこと。
 成田からずっとNO SMOKING席で辛抱してきたが、オークランド空港はいたるところにSMOKE FREEの表示が出ている。
 やれうれしや、自由に吸えるんだ、とポケットからタバコを出して火をつけた。
 ところが、どうも周りの人たちのこちらを見る視線が冷たく、厳しい。
 やがて制服の警備員が飛んで来て、
「ここはSMOKE FREEだ。火を消せ!」
「え? SMOKE FREEと書いてあるじゃないか。吸うのは自由だろう」
「SMOKE FREEだから、タバコは吸えないのだ」
 
 
    ※
 
 
 オフィスで英語と格闘する日々が始まって間もなく瀬下さんは、SMOKE FREEとは「煙から自由」すなわち「煙のない」場所を意味していることを知った。
「免税店に表示してあるDUTY FREEと同じですね。『税から自由』つまり『免税』になるんです」
 アメリカなどでは日本人にもわかりやすくNO SMOKINGと表示してあるが、オークランドへ行ったときには愛煙家は気をつけて下さい。
 
 
(後略)
 
 
(「笑うから楽しい   読むクスリ PART29」  文春文庫・上前淳一郎著  より)
 
    ☆
 
 トップページを見ていただければ分かるとおり、ウチはずっと「フリーリンク」と書いています。
 「リンクフリー」が「リンク禁止」の意味だということは知っていたんですが、その理由が漸くわかりました。
 「リンクから自由」つまり「リンクが無い」ということなんですね。
 まあ、リンクフリーって言葉はいまや和製英語になってるから、日本のサイトの99%は間違っている、なんて堅苦しいことは言いませんが。
 知っておいて損は無い知識です。
 得があるかと言われれば、「さあ?」としか答えられませんけど。