四月二日(月) 月は出ているか?
 
今日、GBソフト「カエルのために鐘は鳴る」を買ってきました。
このソフトは名作だという話を聞いていたのでもうずっと前から探していたのですが、
古いソフトだけになかなか見つからなかったんですよね。
今日見つけたのは中古で箱・説明書無し¥580だったのですが、
入手自体が極めて難しいことを思えば全然オッケー。
GBソフトは他にもゼルダの伝説の新作二本をプレイしたいので、
近いうちにゲームボーイアドバンスを買って三本まとめて遊ぼうと思ってます。
 
ぼくはゲームボーイはあまり遊んでいなくて、特にポケモンが出た頃からは
全く手を出していないのですが、それでも昔は多少遊んでいました。
その中でぼくが一番好きなGBソフトは、「SaGa2秘宝伝説」です。
ご存知スクウェアのGBRPG・SaGaシリーズの第二作目。
SaGaシリーズは1から3まで全て遊んでいるのですが、一番印象に残っているのは2です。
GBソフトの傑作といえば、「ゼルダの伝説 夢を見る島」や「風来のシレンGB 月影村の怪物」
などがありますし、この二本も好きですが、それでも個人的にはSaGa2が一番。
システム良しシナリオ良し音楽良し、と三拍子揃ったスクウェアRPGの傑作。
いや、これはもう遊んだ人にしかわからない話なのですが、SaGa2のシナリオは絶対に燃えます。
昨今のスクウェア不評が信じられないくらい出来が良くて燃えるシナリオです。
ヴィーナス戦・アポロン戦は燃えるしオーディン戦は泣ける。
SaGa2は今からでもやる価値が絶対ある、不朽の名作です。
ってゆーかこれ遊んだらスクウェアを見る目が変わります。
ぼくがスクウェアびいきなのは、多分このソフトをリアルタイムで遊んだから。
スクウェアは何かというと批判されがちですが、
批判されるようなモノしか出せないようなメーカーなら
今のように大きく育つはずがありません。
過去のスクウェアは間違いなく傑作を生み出していたのです。
その点だけは押さえておいて欲しいものです。
 
☆最近のゲーム状況
エロゲの恋愛CHU!がアイドリング状態ですが、今はコンシューマメインで遊んでます。
こないだまではサクラ3遊んでました。
サクラ3は、ファーストプレイは文句なく面白かったです。
少なくともファーストプレイをした限りでは文句はありません。
しかし、相変わらずセカンドプレイのことをナンも考えてねぇシステム。
ヒロインが複数人いてエンディングも複数あるのであれば、本来は複数回プレイを
前提としているはずなのに、システムが複数回プレイを否定しているんですね。
こんな事くらい、二〜三回のテストプレイで気がつきそうなもんですが。
この辺は相変わらずです。
せっかくヒロイン達が良いキャラばかりなのにねぇ。
んで、今はスパロボα外伝メイン。
熟練度を完璧に上げているのですが、難しい難しい。
今回はなかなか手ごたえのあるシミュレーションゲームになっています。
前評判通りの面白さ。
当分はスパロボな日々を過ごしそうです。
でも5日のDC版Canvas・13日のみずいろは即買い決定済みだったり。
 
四月二十日(金) でも今のメインはCloth to〜祈りの丘
 
色々と細かい買い物はしているのですが、特にネタになりそうなものは
毎週のように買っている新作ギャルゲ以外はこれといってありません。
そんな中で、今日は久しぶりに話の種となりそうなものを買ってきました。
月姫設定資料集(通称月姫白本)です。
月姫は数週間前に十五分遊んだっきりなので当然設定資料集など読めないのですが
(ぼくはネタバレされるのが大嫌いなのです)、
とりあえず買っておいて損はないと踏んで買いました。
お値段も¥500とお手ごろでしたし。
とりあえず早いとこ月姫は遊んでおくべきなんだろーな、それにファントムも。
予定ではGWに遊ぶつもりです…ちゃんと休めたらの話だけど。
 
ところで。
ぼくは月姫の製作者であるTYPE-MOONを本気で尊敬しています。
それは、月姫の出来が素晴らしく良いからとかネットで絶賛されているからとか、
そーゆー事はほとんど関係ありません。
TYPE-MOONは、月姫の著作権所有者であるという特権を生かし、いくらでも
儲けることができるのに、それをしていないからです。
月姫は、ご存知の通りネットでの口コミで人気が広がった作品です。
そのためか、話題になり始めた一月後半頃には非常に品薄でした。
しかし、TYPE-MOONはこの時点で既に
「すぐに大量生産するし、通販・委託販売も始める。
日本全国どこでも安価で購入できるようになる」
ということを宣言していました。
そして四月下旬の現在、ほぼその言葉通りの状況となっています。
これは非常に偉大な事です。
わざと月姫の生産数を少なくしたり、イベント限定販売としたり、限定版を出したり、
或いは白本のような設定資料集、プラスディスクをレアモノとしていれば、
いくらでも値を吊り上げることが出来た。
あくどく稼げる格好の素材でした。
しかし、そうしたあこぎなやり方を潔しとせず、大量生産・安価販売という、
モノのレア度を著しく下げる行為を自主的に行った。
「欲しい人全ての手元に適正な価格で」という公正取引委員会も真っ青の
公平な売り方で月姫関連商品を惜しげもなく出しまくった。
メーカーが率先して初回版・特典アイテムを作る今のご時世に。
この、「悪賢いアブク銭より大多数のユーザーからの少しずつの儲け」という精神に
ぼくはいたく感動しました。
TYPE-MOONの男気に惚れた。
まぁもしかしたら、次回作以降も買ってくれる固定ファンを作ろう、という政治的判断
あったのかもしれませんが、それでもこの姿勢には極めて好感が持てます。
偉いよTYPE-MOON。
もしかしたらプロデビューするのかもしれないけれど、そうなっても今の
ユーザー第一主義を忘れないでくれ。
ユーザーのことを常に気にかけていれば、ファンはどこまでもついてくよ。
Leafとアリスがいい例だ。
 
四月二十三日(月) α外伝お休み中
 
え〜、今日は最近遊んでるみずいろとかCloth toとかキャプテンラヴとか
或いはちょっと前にクリアしたサクラ3とかDC版Canvasとかねがぽじとか、
まぁそーゆーギャルゲの話でも書こうかと思ってたんですが、その辺のネタは
日記でザッと流すよりもちゃんとまとめて書いたほうが良いので
GWに予定している「毎日更新」の時のために取っておこうと思います。
どーせゲームの事くらいしか書くことないしね。
ってゆーかそれ以前に休めるかどうか微妙だったりもするが。
 
先日エニックス四コマ漫画劇場の「ワイルドアームズ2」を1〜3巻まで
買ってきた影響で、今はワイルドアームズな気分です。
久しぶりにMIDIサイトを回ってワイルドアームズのMIDIを何曲か集めました。
いや〜、ワイルドアームズは1・2ともに実に曲が良い。
特に好きなのは、2のフィールドラストバージョン、アクセス時のテーマ、そして最終戦。
2のラストバトルはいまだに鮮明に思い出せるくらい好き。
ラストの演出でこれほど燃えさせてくれたRPGと言えば、他はエストポリス伝記IIくらい。
ワイルドアームズは間違いなくRPG屈指の傑作です。
断言できます。
ストーリーは完全に終わっているので軽軽しく続編を作っては欲しくないのですが、
ワイルドアームズを作ったスタッフの手による新しいRPGは遊びたいですね。
成毛道子さん(ワイルドアームズの作曲者)また曲を作ってくれ!!
 
最後に。
今、A・ビアズ著「悪魔の辞典」が無性に読んでみたいです。
ネットで検索してみてもさすがにそのものズバリは無い。
でも結構面白いサイトが引っかかるので、「悪魔の辞典」で検索するのは面白いです。
こことか引っかかったし。
 
四月二十六日(木) ワイルドアームズのMIDIを流しながら
 
ワイルドアームズ3か…うーむ、なんてタイムリーな。
ぼくはシリーズのファンだから問答無用で発売即買い決定です。
 
あるゲームがヒットした場合、「2」としてその続編が作られることは珍しくもなんとも
ありませんが、「2」が大した出来ではないことも珍しくありません。
「1」を越えられなかった、というわけですね。
もちろん、「1」を越えるさらなる良い物としていることも往々にしてあります。
ワイルドアームズに関しては、これはもう間違いなく2で1を越えています。
もともと出来の良かった1をさらに洗練し、長所に磨きをかけたのが2なんです。
ワイルドアームズべた褒めで信者じみてますが、実際それだけ出来が良いのです。
 
RPGには、大きく分けて「シナリオ重視型」と「ストーリー重視型」があります。
このうち、「シナリオ重視型RPG」は主にコンシューマでのヒット作に多く見られる
タイプであり、例がFFやドラクエ、そしてワイルドアームズ。
一方の「システム重視型」はネットワークRPGに適していて、「Ultima Online」
「DIABLO」「ファンタシースターオンライン」いずれもシステム重視型です。
まぁこれはちょっと考えれば至極当たり前の話でして、一本のシナリオを複数のプレイヤーが
同時に進めるなんて事はまず出来ないし、無理にやったって面白くも何ともない。
だから、「一人で腰を据えてじっくり遊ぶ」コンシューマRPGはシナリオ重視型の方が適しているし、
「大勢のプレイヤーが一つの世界の中で同時に遊ぶ」ネットワークRPGは、シナリオなど
必要なく、システム的面白さが求められるわけです。
まぁシステム的RPGはコンシューマでも楽しめないことはありませんが、はっきり言って
ネットワーク上でのシステムRPGには適うべくもありません。
これは実際にネットワークRPGを遊んでみればよく分かります。
コンシューマ=シナリオ的RPG、ネットワーク=システム的RPG、という感じで、
この両者は上手く折り合って共存し、お互い補完しあっていけるでしょう。
 
…と、話がそれましたが、とりあえずワイルドアームズシリーズは超お薦め。
どちらもベストになってますし、一本¥2800は安すぎるくらいのお値段なので、
RPG好きなら是非是非遊びましょう。
 
余談ですが、FFXはネットワーク対応RPGになるそうですが…どんな形にするんですかねぇ。
FFの持ち味は「壮大なシナリオ」で、すなわち「シナリオ重視型RPG」だったのですが…。
シナリオ重視とシステム重視は絶対に両立しない要素だと思うんだが。
 
☆今日のサイト紹介
この方の旅記はフィクションなのかノンフィクションなのかが微妙ですが、かなり面白い。
特に第三章は感動しました。
日本は、少なくとも『戦争をしない』というだけで、世界有数の立派な国だと思います。
 
四月二十八日(木) GW突入
 
「成恵の世界」という漫画を衝動買いしました。
買った理由は至極シンプルで、エースでエヴァ漫画立ち読みしたら、たまたまエヴァの
すぐ後に載っていて、何の気なしに流し読みしていて気に入ったから買った、
というだけのことです。
半分バクチのつもりで買ったのですが、今回は大当たりでした。
「成恵の世界」、物凄く気に入りました。
 
前も書いたと思いますが、ぼくは根本的には「明るいラブコメ」が好きなんです。
性善説的考え方もしているので、「登場人物みんな良い人」っていうノリも大好き。
この「成恵の世界」は、ぼくの好みのタイプど真ん中な漫画だったんですね。
明るい学園ラブコメモノだし登場人物はみんな良い人だし。
最近「ねがぽじ」なんてゆーネガティブなゲームやってたから余計そう感じるのかも。
ともかく、この「成恵の世界」。
ほのぼの癒し系ラブコメコミックとしてかなり良い出来です。
THとかの雰囲気が好きなら気に入ること間違いなし!
かなりのお薦め。
一応のメインヒロインである「七瀬成恵」よりも、ゲストキャラ・準レギュラーキャラの方が
萌え萌えだったりするあたりもポイント高し!
朝倉鈴ちゃんとか。
前記の通りのエース連載漫画なので、コミックもエヴァの周りに置いてある筈です。
「あー、いかにもあのギャルゲバカが喜びそうな漫画だな」とゆー表紙が
ソレだと思いますので。
 
あと漫画を見た感じ、貞元漫画版エヴァっぽい描写が結構見受けられるので、
作者の丸本トモヒロ氏はもしかしたら貞本氏のアシ出身なのかもしれません。
2巻トップカラーページの成恵なんてほとんどアスカだし。
 
☆みずいろ
セカンドプレイのむつきちゃんシナリオ中なのですが、みずいろを遊んでいるとなぜか
無性にタイピングオブザデッド(以下TOD)を遊びたくなってしまいます。
おかげでむつきちゃんシナリオを半分も進められませんでした。
でもTODの方はハイスコアを更新できた。
いや、TODは遊べば遊ぶほど面白いゲームです。
色々買ったタイピング物としては一番気に入った。
明日もまたみずいろを途中でやめてTODの方に行きそうな気がする…。
 
☆今日のサイト紹介
ネット界は広い。
「成恵の世界」のファンサイトって物もちゃんとあるんだから。