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奉納点。
それは当主様たち主人公一族の人間が、神様と一発ヤルために必要なモノ。
…いや、一発で的中するとは限らないよなー、実際のトコロ。
子供が出来るまで十回二十回くらいヤッてるのかも知れん。
そう考えると結構美味しいかもしれない、なんたって神様とヤレる機会なんてまずないから。
最期の遺言のシーンで満ち足りたように死んでいくヤツが多いのも、あるいはこの辺に理由があるのかも知れぬ。
ついでに言えば、もし「奉納点」が「お金・マネー」だったら、それはもう交神じゃなくて売○・援助○際になっちまうよなー(笑)
…っと、話がそれた。
まぁとにかくそーゆーわけで、今回は少々趣向を変え、「俺屍に於ける奉納点の意味」をぼくなりに考えた事を書いてみます。
俺屍プレイヤーには常識ですが、ランク(能力)の高い神様ほど、交神の儀に際して捧げる奉納点は高くなります。
それをそのまま考えると、よーするに
大照天昼子
「ふっ、私は天界最高位の神。最も若くて最も力のある超絶最強スーパーエクセレントグレートゴージャスビューティフルエキセントリックハイパーミラクル女神様なのよ。この私と一発ヤろうっていうの? 身の程知らずもいいところね。でもまぁしょうがないわ、一回だけ付き合ってあげるから感謝なさい。そのかわり、それ相応のモノをもらうわよ。終わったらまたせっせと鬼退治に精を出すのよ」
って事になります。
これでは、神様ってスゴい嫌な奴等になってしまいます。
なぜなら、奉納点は戦勝点と同じだけ入手できる点数。
弱い敵からはスズメの涙、強い敵を倒せばより多くの奉納点を獲得できるという寸法です。
よって、弱い敵しか倒せないような弱っちい一族の人間は奉納点の低い低ランクの神様としか交神できず、強い敵に敢然と立ち向かえるだけの実力を持った一族なら天界最高ランクの神様と交神することができるという事になります。
すなわち、「ランクの高い神と交わるに相応しい能力を持っているか否か」を、「神様の方で判断するための材料として」、奉納点が使われているのではないか? という仮定が生み出せるわけです。
これは、神様が人間を「上」の立場から見ている事になります。
もちろん神様だから人間風情より遙かに偉いんでしょうけど、見下ろされると言うのはやっぱり面白くない。
ですので、ぼくは別の解釈を提案いたします。
神様達は天界にお住まいになっていらっしゃる。
そんな神様達には、実体(肉体)がない。
実体を捨てて神様になったのだから、当然と言えば当然ですね。
ちなみに「実体がない」とか「精神だけの存在」とかって書くと格好良く見えますが、これって端的に言えば幽霊です。
さて、そんな幽霊もどきとヤッて子を成そうとする我らが当主様達は、生きている人間なので、もちろん肉体があります。
肉体のある人間が幽霊もどきとヤルことなど、普通に考えたらまず出来ませんね。
手を握る事すら出来ないと思う。
そこで登場するのが奉納点。
奉納点は鬼を倒して貯めるモノ。
これすなわち善行(神の視点から見れば)であり、その代償・報酬としていただけるわけです。
この奉納点を交神の儀に際して神に捧げることにより、一時的に実体を得、子を成すことができるようになる、というのはどうでしょう。
交神する神・生まれてくる子の素質が高ければ高いほど、必要となる奉納点も高くなってしまう。
そう、能力の高い神様ほど奉納点が高いのは決してお高くとまっているわけではなく、能力が高い子を遺せるが故、奉納点も高くなってしまうというわけ。
どうでしょう、これなら神様達も嫌な奴等って事にはならないと思います。
えっ、最初ッから神様達を嫌な奴等だなんて思ってなかった?
そりゃまたしっつれーしましたッ。
※文中に「一発」とか「ヤル」とか意味不明な単語がありますが、気にしちゃいけません。
分かんなくて良いです。