タルタル日記 - 十二月- Tartaruga Daybook

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ちょこっとメンテ 20031203

天気予報によると、降水確率0%、文句なしの晴天が広がるはずだったんだけど、朝からどんより曇り空。アメッシュを見ても近隣ではしっかり雨が降っている様子。ちょっと危険を感じて、電車通勤にしてしまいました。空は一日中どよ〜んとしていて、晴れ間など殆ど見られなかったし、昼には地面が濡れていたところを見ると、小雨も降ったようだから、今日は電車で正解だったかな。ちょうどJRの定期が切れる時期(昨日切れた)だったから、継続するかどうかここ数日悩ましかったんだけど、今日の天気のせいで、サクッと継続(^^)。それにしても、最近の天気予報の精度の低さには閉口するね。

帰宅後、タルタル君のメンテをしました。今日のメニューは、チェーンのクリーニング。出荷時から付いているベトベトのグリスを落として、グリスアップしようという算段です。ParktoolのChainGangが未だに見つからないので、呉のブレーキクリーナーをドバドバと吹きかけて脱脂をしました。

普通のグリスなら、簡単に落ちる筈なんだけど、出荷時に付いているグリスは、なかなか手強かったっす。ウエス(と言う名のTシャツ^^)でゴシゴシとやりながら拭き取ったんだけど、ベトベトがなかなか取れず、大苦戦。ブラシ(デンターシステマ^^)も併用してみたんだけど、リンクとリンクの隙間まで確実に取れたかは怪しい様子です。ブレーキクリーナーの使用量も多く、新品の缶を使ったんだけど、終わった時には随分と軽くなってしまいました。でも、クリーニングの効果はあったようで、クランクを手で回してみると、クリーニング前よりも大分軽く感じました。

チェーンをクリーニングするついでに、チェーンリングと、上下のアイドラも綺麗にしてみました。特にチェーンリングは、タルタル君を買ってから初めてのクリーニングとなりました。チェーンのベトベトグリスが転移していて、ゴミがいっぱい付着していたけど、全て綺麗にクリーンアップ。銀色が復活しました。

さて、チェーンをクリーニングしたところで、以前にも書いた、アイドラのノイズを確認したところ...五月蠅い!めっちゃ五月蠅い!上側のアイドラだけでなく、今まで静かだった下側のアイドラまで、キャタキャタと盛大にノイズを発するようになりました。試しに、上のアイドラをオリジナルの物に戻しても見たんだけど、なんとオリジナルの方が静かじゃないですかっ!あぁマイゴッデスっ!下側のアイドラと、おいらが換装した上側のアイドラは、金属のスプロケット付きで、チェーンとは金属同士の接触となるため、潤滑の無い状態では、もの凄いノイズ発生源となるようです。

本日は仕上げに、チェーンルブを付けておしまいです。今回使用したのは、呉のその名も『チェーンルブ』。そのまんまの名前や...。能書きによるとモリブデン配合で高性能らしい。今回が初使用です。スプレー式なのですが、発泡剤が入っているのか、吹き付けるとチェーンの上でブジュブジュとはじける様子が、何とも奇妙。色は真っ青で、せっかく銀ピカになったチェーンが、あれま青くなってしまいましたよ!丁寧に1リンクずつ注入した後、恐る恐るクランクを回してみると、おおっ静かだ!もちろん無音ではありませんが、オリジナルのアイドラよりも静かです。スプロケット付きの方が、チェーンの振動が少ないので、原理的にもこれが正解の筈なのだ。取り敢えず、考え方が間違っていなかった事が確認できて、一安心でありまする。今日は安眠できそうだ。

とは言え、アイドラノイズは抜本的対策が必要かな。もっと静かにしたいんですよ。WEBではOリングを嵌めたり、ゴム付きのアイドラに交換したりと言った対策方法が紹介されていて、効果も高いようですが、駆動系にゴムを組み込むというのが、ダイレクト感を重視するおいらとしては、ちょっと受け入れられず、ハードな素材で同様のことが出来ないかを検討中でありまする。取り敢えず、ゴムでなく固い樹脂を使っても、効果があることは確認済み(ゴムの方が静かだろうけど)。どう組み込むかを検討中。乞うご期待なのだ!


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