減速もとりあえずブレーキを踏めば減速しますが、ここではスムースな減速、あらゆるシチュエーションでの減速ということにしましょう。
ABS、ABSレス;
基本的にはABSがついていようとなくてもブレーキは同じだと考えています。最近のABSはロックする瞬間まで作動しないので人間のジャマをしません。ロックするまで違和感がないので、もしロックした場合は、当然ながらABSがあった方がいいですよね。昔のABSは4輪独立でコントロールしていなかったのでコーナリング中なんかのABSの動作を嫌ってABSを嫌う人が多かったみたいですが、最近のABSは優秀ですよ。(*^-^*)
ABSのデメリットは重量が96specのときで+10kg程度、今のDC5なら5kgもないのでしょう。Kuが新車を買う場合は必ずつけるようにしています、人に薦めるときもそうですね。ブレーキを突き詰めていくと非常に感覚的なものが必要になってきますが、減速Gや踏力をコントロールできないと上手にはなれません。(他人と差がつきやすいのはブレーキですからね。)
街乗りレベルからスタートすると、まず早めのブレーキ、一定踏力でブレーキを踏むことからスタートします。最初に安全な場所でタイヤをロックさせて、どこまでブレーキを踏めばタイヤがロックするのかということも覚えておいた方がいいです。(^^)
ブレーキはイザというときにうまく扱えないと事故につながります。(運動神経とかもある程度必要です)
街乗りでは後続車の問題、同乗者の問題から、早めのブレーキを心がけます。減速途中においては踏力一定(踏力と言うより減速Gが一定です。)ですが、止まる瞬間は、少し踏力を弱め静かに車が停止するようにします。いわゆる「カックン」ブレーキは御法度です。あと、いきなりギュって踏む急ブレーキも御法度です。ブレーキはジワっと踏みましょう。助手席に友達を乗せておいて、その友達の頭が前後に動かない程度の緩やかな減速とスムースさが目安です。踏力一定というのは、かなり難しいです。練習あるのみでしょう。踏力と速度、時間の関係をグラフにすると下のような感じかな〜?感覚的なものでデータに基づいたものではないので参考程度に見ておいてください。でもしかし、この感覚は後のほうの荷重移動のところで似たような操作が必要になってきますのでマスターしておきましょう。
![]() |
ジワっと踏んで止まるときのグラフです。若干イメージは違いますが、だいたいこんな感じです。 最初踏力をゆっくり立ち上げて、止まる瞬間に踏力をジワッとゆるめます。これで、「カックン」ブレーキとおさらばです。(^○^) |
うまくロック寸前でブレーキができるとコーナでんも限界旋回中のようにタイヤのスキール音がなります。これができればブレーキングほぼ卒業に近いと思います。あとは荷重移動を意識しての曲げるためのブレーキです。