JIS-HTML:実体,要素型及び属性に関する私的メモ
要素型について
<!-- Part 2 - Document structure -->
<!-- Further normative requirements on the elements defined in this part
of the DTD are provided in Part 3.-->
<!-- ELEMENTS MIN CONTENT (EXCEPTIONS) -->
- HTML要素
<!ELEMENT HTML - - (HEAD, BODY) >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下におけるのは,HEAD要素,BODY要素。
- それぞれ一つずつを,必ず記入しなければいけない。複数書いてはいけない。
- 文書の根本の要素。これがないとJIS-HTMLだと認められない重要な要素。
- HEAD要素
<!ELEMENT HEAD - O (TITLE) +(LINK | META | STYLE) >
- 開始タグの省略不可。
- 直下におけるのは,TITLE要素,LINK要素,META要素,STYLE要素。
- TITLE要素は必ず書かなくてはいけない。他は,必要な場所に必要な数だけ記入して良い。書かなくても良い。
- 文書に付随する情報を書く要素。HTML要素に必ず書かなければいけない。
- TITLE要素
<!ELEMENT TITLE - - (#PCDATA) -(LINK | META | STYLE) >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,文字データのみ。LINK要素,META要素,STYLE要素を記入してはいけない。
- 文書のタイトルを記入する。HEAD要素に必ず書かなくてはいけない。
- LINK要素
<!ELEMENT LINK - O EMPTY >
- 空要素(終了タグは書いてはいけない)。
- HEAD要素内に,必要な分だけ書くことが出来る。書かなくても良い。
- HTML4.01の解説によると
a media-independent link
だってさ。どういう意味?
- META要素
<!ELEMENT META - O EMPTY >
- 空要素(終了タグは書いてはいけない)。
- HEAD要素内に,必要な分だけ書くことが出来る。書かなくても良い。
- HTML4.01の解説によると
generic metainformation
だそうです。「総括的な追加情報」って訳で良い?
- STYLE要素
<!ELEMENT STYLE - - CDATA >
- 開始タグ・終了タグを省略不可。
- 直下にCDATA(って何?)を記入。
- HEAD要素内に,必要な分だけ書くことが出来る。書かなくても良い。
- 視覚表示の情報を書く要素。cssを書くのに使う。他にも使う?
タイトル関連の要素について
マーク付けの考え方(若しくは文章の書き方の指針)
<!-- The following marked section is informative only -->
<![ %Preparation; [
<!ELEMENT Pre-HTML - - (HEAD, BODY) >
<!ELEMENT BODY - O ((%block;)*,(H1,DIV1)* ) +(DEL|INS) >
<!ELEMENT H1 - - (%text;)+ >
<!ELEMENT DIV1 O O ((%block;)*, (H2,DIV2)* ) >
<!ELEMENT H2 - - (%text;)+ >
<!ELEMENT DIV2 O O ((%block;)*, (H3,DIV3)* ) >
<!ELEMENT H3 - - (%text;)+ >
<!ELEMENT DIV3 O O ((%block;)*, (H4,DIV4)* ) >
<!ELEMENT H4 - - (%text;)+ >
<!ELEMENT DIV4 O O ((%block;)*, (H5,DIV5)* ) >
<!ELEMENT H5 - - (%text;)+ >
<!ELEMENT DIV5 O O ((%block;)*, (H6,DIV6)* ) >
<!ELEMENT H6 - - (%text;)+ >
<!ELEMENT DIV6 O O ((%block;)*) >
]]>
- Pre-HTML要素
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,HEAD要素,BODY要素。
- それぞれ一つずつを,必ず記入しなければいけない。複数書いてはいけない。
- BODY要素
- 開始タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,ブロック要素,H1要素,DIV1要素,DEL要素,INS要素。
- いずれの要素も,必要な数だけ記入できる。書かなくても良い。H1要素とDIV1要素については,セットで記入する。DEL要素やINS要素は,どこにでも必要な箇所に書いて良い。
- H1要素
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素。
- テキスト要素を必ず一つ以上記入しなければいけない。
- DIV1要素
- 開始タグ・終了タグともに省略可能。
- 直下に置けるのは,ブロック要素,H2要素,DIV2要素。
- いずれの要素も,必要な数だけ記入できる。書かなくても良い。H2要素とDIV2要素については,セットで記入する。
- H2要素
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素。
- テキスト要素を必ず一つ以上記入しなければいけない。
- DIV2要素
- 開始タグ・終了タグともに省略可能。
- 直下に置けるのは,ブロック要素,H3要素,DIV3要素。
- いずれの要素も,必要な数だけ記入できる。書かなくても良い。H3要素とDIV3要素については,セットで記入する。
- H3要素
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- テキスト要素
- テキスト要素を必ず一つ以上記入しなければいけない。
- DIV3要素
- 開始タグ・終了タグともに省略可能。
- 直下に置けるのは,ブロック要素,H4要素,DIV4要素。
- いずれの要素も,必要な数だけ記入できる。書かなくても良い。H4要素とDIV4要素については,セットで記入する。
- H4要素
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素。
- テキスト要素を必ず一つ以上記入しなければいけない。
- DIV4要素
- 開始タグ・終了タグともに省略可能。
- 直下に置けるのは,ブロック要素,H5要素,DIV5要素。
- いずれの要素も,必要な数だけ記入できる。書かなくても良い。H5要素とDIV5要素については,セットで記入する。
- H5要素
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素。
- テキスト要素を必ず一つ以上記入しなければいけない。
- DIV5要素
- 開始タグ・終了タグともに省略可能。
- 直下に置けるのは,ブロック要素,H6要素,DIV6要素
- いずれの要素も,必要な数だけ記入できる。書かなくても良い。H6要素とDIV6要素については,セットで記入する。
- H6要素
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素。
- テキスト要素を必ず一つ以上記入しなければいけない。
- DIV6要素
- 開始タグ・終了タグともに省略可能。
- 直下に置けるのは,ブロック要素。
- 必要な数だけ記入できる。書かなくても良い。
実際のマーク付け
<!-- The following marked section is normative -->
<![ %NoPreparation; [
<!ELEMENT BODY - O (%block;|H1|H2|H3|H4|H5|H6)+ +(DEL|INS) >
<!ELEMENT (H1|H2|H3|H4|H5|H6) - - (%text;)+ >
]]>
- BODY要素
- 開始タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,ブロック要素,H1要素,H2要素,H3要素,H4要素,H5要素,H6要素,DEL要素,INS要素。
- いずれの要素も,必要な数だけ記入できる。ただし,ブロック要素,H1〜H6要素のいずれかを,最低一つは書かなければいけない。DEL要素やINS要素は,どこにでも必要な箇所に書いて良い。
- 文章の本体を明示する要素。HTML要素に必ず書かなければいけない。というか,ここが空なら,HTML文書を書く必要が無い,とさえ言える。
- H1要素,H2要素,H3要素,H4要素,H5要素,H6要素
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素。
- テキスト要素を必ず一つ以上記入しなければいけない。
- 文章の見出しを明示するための要素。BODY要素の直下に書かなくてはいけない。ただし,走り書きや覚え書きのように,見出しがない文書もありえるので,書かなくても良い場合もありえる。
文章を構成する要素
主に使う要素
- DIV要素
<!ELEMENT DIV - - %section.content; >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,セクションコンテンツ要素。
- 例によってHTML4.01によると,
generic language/style container
。言語情報やスタイル情報を指定するための要素,という解釈でよい?
- ADDRESS要素
<!ELEMENT ADDRESS - - (%text;)+ -(IMG|OBJECT|MAP) >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素。ただし,IMG要素,OBJECT要素,MAP要素を書いてはいけない。
- テキスト要素を最低一つは書かなければいけない。複数書いても良い。
- 著作者の情報を明示する要素。DIV要素,FORM要素,FIELDSET要素,OBJECT要素の中にしか書くことが出来ない。事実上,DIV要素内にしか書けないと思って良いのか?
- <div class="address">アドレス情報</div>では意味が無いので,クラスはe-mailとかauthorとするべきかと思われる。
- P要素
<!ELEMENT P - O (%text;)+ >
- 開始タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素。
- テキスト要素を最低一つは書かなければいけない。複数書いても良い。
- 段落を明示する要素。
paragraph
の頭文字が要素名になっている。
- ブロック要素に分類されるため,BODY要素,DIV要素,LI要素,DD要素,BLOCKQUOTE要素,FORM要素,FIELDSET要素,TH要素,TD要素,OBJECT要素の直下にのみ書く事が出来る。
- 普通に文章を書くと,一番よく使うことになると思われます。実際のところ,日記サイトや雑文サイトなら,BODY要素の中はH1〜H3要素くらいまでとP要素だけで十分な気もします。あとは,Q要素とかBLOCKQUOTE要素とかEM要素があれば,普通の文章を書くのに困ることはないでしょう。
- OL要素,UL要素
<!ELEMENT (OL|UL) - - (LI)+ >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,LI要素のみ。
- LI要素を最低一つは書かなければいけない。複数書いても良い。
- OL要素は順序リスト,UL要素は順序なしリスト(箇条書き)の範囲を設定する要素。それぞれ
ordered list
,unordered list
の頭文字が要素名になっている。
- ブロック要素に分類されるため,BODY要素,DIV要素,LI要素,DD要素,BLOCKQUOTE要素,FORM要素,FIELDSET要素,TH要素,TD要素,OBJECT要素の直下にのみ書く事が出来る。
- 職場ならともかく,日常で箇条書きを使うのって,買い物のメモとか,料理のレシピとかを書きとめるときしか思いつきません。まぁ,知っていても損はないけど,あんまり使わない要素かも。
- LI要素
<!ELEMENT LI - O (%text; | %block;)+ >
- 開始タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素,ブロック要素。
- いずれかの要素を最低一つは書かなければいけない。複数書いても良い。
- OL要素やUL要素の中でリストの1項目となる要素。
list item
の頭文字が要素名になっている。当然,OL要素,UL要素の直下にしか書くことが出来ない。
- DL要素
<!ELEMENT DL - - (DT|DD)+ >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,DT要素,DD要素のみ。
- どちらかの要素を最低一つは書かなければいけない。どちらも複数書いて良い。
- 定義リストの範囲を設定する要素。
definition list
の頭文字が要素名になっている。
- ブロック要素に分類されるため,BODY要素,DIV要素,LI要素,DD要素,BLOCKQUOTE要素,FORM要素,FIELDSET要素,TH要素,TD要素,OBJECT要素の直下にのみ書く事が出来る。
- DT要素
<!ELEMENT DT - O (%text;)+ >
- 開始タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素。
- いずれかの要素を最低一つは書かなければいけない。複数書いても良い。
- DL要素の中で定義されるものを設定する要素。
definition term
の頭文字が要素名になっている。DL要素の直下にしか書いてはいけない。
- DD要素
<!ELEMENT DD - O %section.content; -(ADDRESS) >
- 開始タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,ブロック要素かテキスト要素。
- いずれかの要素を一つだけ括ります。孫要素はいくつあってもかまいませんが。
- DT要素の中に書かれた定義文を書く要素。
definition description
の頭文字が要素名となっている。
- DL要素の直下にしか書いてはいけない。DTDに規定はないが,要素の性質上,定義すべきDT要素の後ろにしか現れないと思われる。DT要素の後ろであれば,複数書いても問題はない。
- PRE要素
<!ELEMENT PRE - - (%text;)+ -(IMG|MAP|OBJECT|SUB|SUP) >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素。ただし,IMG要素,MAP要素,OBJECT要素,SUB要素,SUP要素を書いてはいけない。
- テキスト要素を最低一つは書かなければいけない。複数書いても良い。
- スペースなどで単語の配置等を整形済みの文章を,そのままの配置で表示するための要素。
preformatted text
の略が要素名になっている。
- ブロック要素に分類されるため,BODY要素,DIV要素,LI要素,DD要素,BLOCKQUOTE要素,FORM要素,FIELDSET要素,TH要素,TD要素,OBJECT要素の直下にのみ書く事が出来る。
- プログラムのソースの表示をするとか,アスキーアートを書くとか,引用文を半角スペースまでもそのまま表記したいとか,特殊な場合以外に使うことはありません。あまり使う機会はないと思います。
- BLOCKQUOTE要素
<!ELEMENT BLOCKQUOTE - - (%block;)+ >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,ブロック要素。
- 最低一つのブロック要素を含んでいなければいけない。複数あっても良い。
- 要素名のとおり,ブロック要素で括る事が出来る引用文(quote)を明示する要素。
- ブロック要素に分類されるため,BODY要素,DIV要素,LI要素,DD要素,BLOCKQUOTE要素,FORM要素,FIELDSET要素,TH要素,TD要素,OBJECT要素の直下にのみ書く事が出来る。
- 書評等を書く場合,しょっちゅう使うことになると思います。
- この解説文書は,BLOCKQUOTE要素の割合が異常に高いです。
- Q要素
<!ELEMENT Q - - (%text;)+ >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素。
- 最低一つのテキスト要素を含んでいなければいけない。複数あっても良い。
- ブロック要素で括れない短い言葉や文章の引用文を明示する要素。HTML4.01によると
short inline quotation
だそうです。quotationの頭文字が要素名になっています。
- 特殊要素に分類されるため,テキスト要素にも含まれ,結果フォームコンテンツ要素,セクションコンテンツ要素,テーブルコンテンツ要素にも含まれます。
∴H1〜H6要素,DIV要素,ADDRESS要素,P要素,LI要素,DT要素,DD要素,PRE要素,Q要素,FORM要素,BUTTON要素,LABEL要素,CAPTION要素,TH要素,TD要素,A要素,OBJECT要素,SPAN要素,DEL要素,INS要素,BDO要素,ABBR要素,ACRONYM要素,CITE要素,CODE要素,DFN要素,EM要素,KBD要素,SAMP要素,STRONG要素,VAR要素,B要素,I要素,SUB要素,SUP要素,TT要素の直下にのみ書くことが出来ます。
- といいますか,BODY要素,OL要素,UL要素,DL要素,BLOCKQUOTE要素,FIELDSET要素,LEGEND要素,SELECT要素,OPTGROUP要素,OPTION要素,TEXTAREA要素,TABLE要素,THEAD要素,TFOOT要素,TBODY要素,COLGROUP要素,MAP要素の直下には書くことが出来ません。の方が短いか?大して違わないか?
- 人の言い回しを借用するときとかに使用。割と頻繁に使います。
フォーム関連
- FORM要素
<!ELEMENT FORM - - %form.content; -(FORM) >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,フォームコンテンツ要素。ただし,FORM要素を括ることはできない。
- フォームコンテンツ要素のいずれか一つを括ります。複数は駄目です。
- HTML4.01によると,
interactive form
だそうです。よく分かりません。
- PCDATAについてのコメント
<!-- #PCDATA required to absorb leading white space -->
- 何ゆえ,この場所にPCDATAのコメントが入っているんだろう?不明。
- 前にあるスペースは無視する,ってこと?
- FIELDSET要素
<!ELEMENT FIELDSET - - (#PCDATA,LEGEND,%form.content;) -(FIELDSET) >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,文字データ,LEGEND要素,フォームコンテンツ要素。ただし,FIELDSET要素を括ることはできない。
- 必ずなにか一つを括ります。複数を括ることは出来ません。
- HTML4.01によると,
form control group
だそうです。よく分かりません。
- INPUT要素
<!ELEMENT INPUT - O EMPTY >
- 終了タグはありません(空要素)。
- HTML4.01によると,
form control
だそうです。これもよく分かりません。
- BUTTON要素
<!ELEMENT BUTTON - - (%text;)+ -(A|FIELDSET|FORM|%form.fields;) >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素。ただし,A要素,FIELDSET要素,FORM要素,フォームフィールド要素を置くことは出来ない。
- 必ず一つはテキスト要素を括らなければいけません。複数でもOKです。
- ボタンを作る要素。詳しくはわかりません。
- LABEL要素
<!ELEMENT LABEL - - (%text;|%form.fields;)+ -(LABEL) >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置くことができるのは,テキスト要素,フォームフィールド要素。ただし,LABEL要素を除きます。
- 必ず何かを括らなければいけません。複数括ることは問題ありません。
- HTML4.01では,
form field label text
とあります。フィールド名の標記に使うのでしょうか?
- LEGEND要素
<!ELEMENT LEGEND - - (#PCDATA) >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下には文字データ(PCDATA)のみ置くことができます。
fieldset legend
だそうです。FIELDSET要素の説明文を書くのでしょうか?
- SELECT要素
<!ELEMENT SELECT - - (OPTGROUP|OPTION)+ >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下には,OPTGROUP要素かOPTION要素のみ置くことができます。
- どちらかの要素を最低一つは括らなければいけません。複数書くことは可能です。
option selector
ってなんでしょう?
- OPTGROUP要素
<!ELEMENT OPTGROUP - - (OPTION)+ >
- なんか,だんだんどうでも良くなってきた。
- OPTION要素
<!ELEMENT OPTION - O (#PCDATA) >
- TEXTAREA要素
<!ELEMENT TEXTAREA - - (#PCDATA) >
- この辺,そのうちやります。今はわからないんで。
罫線
- HR要素
<!ELEMENT HR - O EMPTY >
- 空要素(終了タグはない)。
- 水平線を設置する要素。
horizontal rule
の頭文字が要素名になっている。
- この要素は物理要素ではなく,ブロック要素に分類されるのはなぜだろう?まぁ,インラインでは書くことないだろうから,フォーム関連の要素と同じで,ブロックレベルの物理要素ってことか?
- ブロック要素に分類されるため,BODY要素,DIV要素,LI要素,DD要素,BLOCKQUOTE要素,FORM要素,FIELDSET要素,TH要素,TD要素,OBJECT要素の直下にのみ書く事が出来る。BODY要素の直下でしか,使い道が無いような気もしたりするが。
- DIV要素とCSSを使っていたら,使用頻度は極端に落ちる要素。本文とアンカーとの区分けを明示するのに使うとかが主でしょうか?
テーブル関連
- TABLE要素
<!ELEMENT TABLE - - (CAPTION?, (COL*|COLGROUP*),
THEAD?, TFOOT?, TBODY+) >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- テーブルタイプのリストを作る要素。エクセルかなんかで作って取り込んだ方が早いので,使用頻度は低いでしょう。だから,解説はあと。
- CAPTION要素
<!ELEMENT CAPTION - - (%text;)+ >
- THEAD要素,TFOOT要素,TBODY要素
<!ELEMENT (THEAD,TFOOT,TBODY) - O (TR)+ >
- COL要素
<!ELEMENT COL - O EMPTY >
- COLGROUP要素
<!ELEMENT COLGROUP - O (COL)* >
- TR要素
<!ELEMENT TR - O (TH|TD)+ >
- TH要素,TD要素
<!ELEMENT (TH|TD) - O %table.content; >
インライン要素等
HTML4.01に定義があったインライン要素ですが,ここでは便宜上,特殊要素グループ,論理要素グループ,物理要素グループの総称と思ってください。インライン要素は,何らかの要素の内容物として使用するものです。言い換えれば,文章の一部にある,強調部分や引用部分を明示するための要素です。
インライン要素はテキスト要素グループに内包されるため,結果フォームコンテンツ要素グループ,セクションコンテンツ要素グループ,テーブルコンテンツ要素グループにも含まれます。
∴H1〜H6要素,DIV要素,ADDRESS要素,P要素,LI要素,DT要素,DD要素,PRE要素,Q要素,FORM要素,BUTTON要素,LABEL要素,CAPTION要素,TH要素,TD要素,A要素,OBJECT要素,SPAN要素,DEL要素,INS要素,BDO要素,ABBR要素,ACRONYM要素,CITE要素,CODE要素,DFN要素,EM要素,KBD要素,SAMP要素,STRONG要素,VAR要素,B要素,I要素,SUB要素,SUP要素,TT要素の直下にのみ書くことが出来ます。
逆にいうと,BODY要素,OL要素,UL要素,DL要素,BLOCKQUOTE要素,FIELDSET要素,LEGEND要素,SELECT要素,OPTGROUP要素,OPTION要素,TEXTAREA要素,TABLE要素,THEAD要素,TFOOT要素,TBODY要素,COLGROUP要素,MAP要素の直下には書くことが出来ません。
- 論理要素・物理要素
<!ELEMENT (%logical.styles;|%physical.styles;)
- - (%text;)+ >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下にかけるのは,テキスト要素。
- テキスト要素を最低一つ内包しなくてははいけない。複数でも良い。
- 論理要素の解説は以下のとおり。
- ABBR要素
- HTML4.01では
abbreviated form (e.g., WWW, HTTP, etc.)
だそうで,略語を明示するための要素です。
- ちなみに,abbrを研究社の新英和・和英中辞典で調べますと,
abbreviatedの略語
とありました。また,abbreviateの使用例として"United Nations" is usually 〜d to "UN."
とありました。参考まで。
- ACRONYM要素
- ACRONYMという単語を研究社の新英和・和英中辞典で調べますと,
頭文字<<例:UNESCO <United Nations Educational, Scientific, and Cultural Organization; cf.initial word>>
とあります。要は頭文字での標記を明示する要素のようです。
- ABBR要素の使用例にWWWやHTTPがあるので,英語での使い分けが分かり難いところです。英語圏の人なら使い分けができるのでしょうか?日本語的には,キムタクとかはABBR要素,HPはACRONYM要素ということでしょう。
- CITE要素
- HTML4.01によると
citation
とあり,引用文かと思いましたら,引用元を明示する要素だそうです。
- その性質からいって,BLOCKQUOTE要素かQ要素が使われている文書にしか使われないような気がします。
- CODE要素
- HTML4.01によると
computer code fragment
とあり,プログラム・ソースであることを明示する要素です。
- 度々,PRE要素と併用されます。というか,私は併用します。
- DFN要素
instance definition
だそうで,なんらかの定義文を明示する要素です。
- 私は使いませんが,議論をする方々は,よく言葉や事象を定義したがるので,使用頻度が高いことでしょう。
- EM要素
- 強調する言葉を明示する要素です。
emphasis
の略語が要素名になっています。
- KBD要素
- キーボード要素と読むのが正しいのかな?
text to be entered by the user
とのことで,ユーザーが入力する(べき)文章を明示するものだそうです。入力例や入力コマンドの明示って意味ですかね?
- SAMP要素
sample program output, scripts, etc.
だそうで,プログラムの出力物や,スクリプト等のサンプル文字列を明示する要素です。
- STRONG要素
- EM要素に比べて強い強調を明示する要素です。
strong emphasis
から要素名をつけたようです。かなり強引なネーミングですが。
- VAR要素
instance of a variable or program argument
だそうで,変数やプログラムで使うパラメータの実例を明示するモノのようです。
- CODE要素やPRE要素もそうですが,特殊な文書,たとえばプログラム解説書のようなものでなければ使わないような気がします。
- 物理要素の解説は以下のとおり。
- B要素
- 文字の書体をボールドにする要素。書体の見本を作る以外に使用する機会が思いつきません。
- I要素
- 文字の書体をイタリックにしたいときに指定する要素。まぁ,使いません。
- SUB要素
subscript
の略が要素名になっていまして,下付き文字を書く時の要素です。
- 化学式を書く時とかに使用するのでしょうか。特定の職種の人は頻繁に使うと思われます。
- SUP要素
superscript
の略が要素名になっていまして,上付き文字を書く時の要素です。
- 数学の問題を書く時とかに使うのかな?
- TT要素
teletype or monospaced text style
だそうで,等幅フォントを使いたいときに指定する要素です。
- CSSで一括指定した方が簡単なので,使うことはないでしょう。
- A要素
<!ELEMENT A - - (%text;)* -(A) >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,テキスト要素グループのみ。ただし,他のA要素を内包はできない。
- 特殊要素グループに分類される。
- リンクを張る(もしくは置く)ためのアンカーを作る要素。
anchor
の頭文字が要素名になっている。
- HTMLがハイパーテキストである理由ともゆうべき重要要素。なくても問題はないけど,A要素がないならば,文書をHTMLにする必要が無いとも言える。
- IMG要素
<!ELEMENT IMG - O EMPTY >
- 空要素(終了タグはない)。
- 特殊要素グループに分類される。
Embedded image
とあり,画像などにリンクを張り,HTML文書の一部として表示するようなときに利用する要素。
- 開始タグ内の属性で使用する画像ファイル等を指定する。
- OBJECT要素
<!ELEMENT OBJECT - - (PARAM | %section.content;)* >
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 直下に置けるのは,PARAM要素かセクションコンテンツ要素グループ。空にしても良いし,複数でも良い。
generic embedded object
とあり,IMG同様,別ファイルへリンクを張り,HTML文書の一部として起動するように細工をするための要素,という考え方でいいのかな?。IMG要素同様に画像ファイルにも使えるし,音楽ファイルとかにも使わえるんですよね?
- 特殊要素グループに分類される。
- いまいち使用方法がわからないっす。画像もそうだけど,使わないんで。
- PARAM要素
<!ELEMENT PARAM - O EMPTY >
- 空要素(終了タグを書いてはいけない)。
- OBJECT要素の中にのみ書くことができる。
- HTML4.01によると
named property value
とある。所有者名称の設定するってことか?すみません。よく分からないです。
- BR要素
<!ELEMENT BR - O EMPTY >
- 空要素(終了タグは存在しない)。
- 特殊要素グループに分類される。
- 強制改行を行うための要素。小説などで,段落内のセリフ毎に改行をする時とかに使うのでしょうか。
- MAP要素
<!ELEMENT MAP - - (AREA)+ > <!-- (*) -->
- 開始タグ・終了タグの省略不可。
- 特殊要素グループに分類される。
- 直下に置けるのは,AREA要素。後ろのコメントの(*)はなんだろう?
- AREA要素を最低一つは置かなければいけない。複数おくのは良い。
client-side image map
だそうです。クリッカブル・マップの設定に使う要素ですが,この説明文だと他にも用途があるのかな?
- AREA要素
<!ELEMENT AREA - O EMPTY >
- 空要素(終了タグは書いちゃ駄目)。
client-side image map area
- 先のMAP要素で設定したクリッカブル・マップのクリック位置及び動作を指定する要素。って説明で良いのかな?指定は属性を使う。
- SPAN要素
<!ELEMENT SPAN - - (%text;)+ >
- 特殊要素グループに分類される。
generic language/style container
だそうで,言語情報やスタイル情報を付加するときに使う。
- スタイルを付加するときはCLASS属性を持たせるが,属性名は何ゆえそのスタイルにするのか理由を付けるとよい。
- DEL要素・INS要素
<!ELEMENT (DEL|INS) - - (%text;)+ >
- 挿入・削除を行った事を明示する要素です。
- 開始タグ・終了タグとも省略は出来ません。
- この二つは,非常に特殊な要素です。BODY要素の下であれば何処にでも書く事ができます。ブロック要素の中身としてテキスト要素の様に振る舞うことも可能ですし,BODY要素の直下に書いてP要素の代わりにもなります。
- 中にかけるのはテキスト要素だけです。故に,段落を挿入・削除するときはP要素の代わりに段落を現します。
- BDO要素
<!ELEMENT BDO - - (%text;)+ >
- 特殊要素グループに分類される。
I18N BiDi over-ride