Fountains Of Wayne



Fountains Of Wayne

(Atlantic:1996年)





 ポップスへのあくなき愛情がめいっぱい詰まった好盤だ。ビーチ・ボーイズばりのコーラスに乗って誰もが口ずさめるようなメロディがとめどなく流れてくる。至福だねぇ。飽きのこない曲の背景にしっかりした姿勢が感じられるね。でも彼らって、バンドじゃなく2人組のユニットなんだって。ビックリ。きっちりしたバンド演奏だなぁなんて思ってしまったよ。これがデビュー盤だけど、かなり人脈が広いみたいで97年のスマパンのツアーではフロント・アクトとして活動してたらしい。その他映画にも曲を提供してるし、とても新人とは思えない活動範囲だな。







Utopia Parkway

(Atlantic:1999年)





 絶妙のハーモニーはそのままに、随分と大人びましたね、今回は。メロの良さは健在だけど、テンポの良いキャッチーな曲は影を薄めて、代わりにミドル・テンポ調の職人気質漂う(?)曲が多くなったように思う。ゲストにロン・セクスミスを迎えるとこなんて、いかにも「らしい」選択だなぁと感じたね。 ジェイムス・イハのソロ作への参加もあり、ますます活動の幅を広げていって欲しいです。




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