失楽園

おもいで。

ここの同人誌一覧のコーナーをお読みになって下さってる皆様、お疲れさまです。こんなの全部読んでる人っているのかしらん?(苦笑)という気もする火曜日の昼さがりですが…。根が正直な人は(笑)リストの上から順番に見て来てると思いますけど、さすがにここまで来ると、「絵が今とはだいぶん違う」のが徐々に白日の下にさらされつつありますね…ふう。ここの文章を書くために、あらためて本を読み返してきていますが、ここから先は正直言って本を開くのもためらわれるほどにヘタクソなので…困っちまいますよ。ホント。

ふしぎ遊戯というアニメがあったのを覚えてます?。私は、原作からファンでした。ま、例によってアニメの出来は「何じゃこりゃああ(怒)」でしたけど、原作のストーリの出来があまりにも良いもんで、そのおかげで救われてたから良しとするべ。

いちおうこの「ふしぎ遊戯」も、「少女コミック」連載であるからして少女まんがの部類に入るのだろうけど、そういう感じじゃないんですよね〜。

なんつーか全くもって、惚れた腫れた系のウダウダ話では無く(いや色恋沙汰は当然入ってるしそれがメインテーマでもあるけど)、まるでブルドーザーの如く、通ったあとにはペンペン草の一本さえ残りゃしねぇほど激烈に突進していくストーリーの中で、なんとか美朱ちゃんたちがもがき苦しんで状況を打開していくっていう物でして。「万年小春日和」な少女まんがとは明らかに違っているし、毎号ヒジョーに楽しみなまんがでしたのです。美朱ちゃんや唯ちゃんが事あるごとに服を脱がされ、または破かれ、頻繁にレイプされそうになってしまう(マジシリアスにですよ)など、とてもとても恋いに恋する少女たちの読み物としては不適格なエグイ代物だったなぁ。でもギャグの切れ味は鋭かった。すげぇ。

話を自分の本に戻しますと…この本は夏コミ発行であるからして、毎度おなじみのジンクス(「まりん・まりん・まりん」参照のこと)で、出来はあまり芳しくなかったです(大汗)。初版本ではトーンがまるで貼れなくて…。その反動で再版の時には鬼のように貼りまくったのでした。トーン貼り大キライな私としては、サルのようにあそこまで貼りまくったのはその時くらいかなぁ。


Copyright © 1998-2006 ALIMIKA SATOMI/NYAN-NYAN-HANTEN.Created: 1998/03/18, Last-modified: 1998/03/18