LOLITA A-GO-GO!

おもいで。

表紙の画像横にある見出しのようにこの本は、よそ様のサークルに頼まれて描いた原稿をかき集めてデッチあげた「再録本」です。

今では、よそ様のサークルに原稿を依頼されても、あんまり描かなくなってます。…描いてもイラスト数枚みたいなナメた態度を取っているのですが（知り合いの皆さんごめんねっ）、ここ最近とみに遅筆さ加減の磨きが掛かってしまって、「まんがの」原稿依頼受けると自分の本さえ出せないシビアな状況になってしまうので仕方ないです（泣）

今この本を読み返すと、当時はけっこうな数の依頼原稿を描いてたみたい。まぁあの頃は、な〜んも考え無しでまんが描いてたから（絵コンテ無しの下描き一発とか）今より描くスピードが速かったので当たり前といえば当たり前。裏を返せば、今は考えすぎで異常に遅いのかも知れませんけど…。

内容の方は、当時やってたジャンルの「赤ずきんチャチャ」が大半を占めてるのですが…珍しいトコロでは侍魂のナコルルまんがとか（笑）。表紙にも描いてるけど「マクロス7」のミレーヌまんがなんてのもありました。

マクロス７は、大して好きじゃ無かったのですが、ミレーヌが思いのほか貧乳娘だったのと、桜井智だったのでとりあえず観てましたです。でも、作中の「ふぁいゃ〜ぼんぶぁ〜」が死ぬほどキライで、結局我慢できなくなって観なくなりましたとさ。ボクの音楽的シュミを知ってる方なら、なぜ「ふぁいゃ〜ぼんぶぁ〜」がキライかは想像できるかと思いますが。あれってオタクな人々には人気あったみたいですね…へぇ〜って感じっス。

裏表紙のネコミミな女の子は、今のところ私の唯一のオリキャラである、ミラクルちゃんです。このネーミングも救いがたい気がするけど、それ以前にこの裏表紙の絵、顔の形がヘンだぞ（滝汗）ああみっともない。

この本以来、依頼原稿を描くことはめっきり減ったので、同じような本が出せずにいます（98年3月現在）。出せたとしてもここまでブ厚い本には出来ないしなぁ…。