娘々飯店

おもいで。

まんゆうきの娘々…って言ったところで、一体どれだけの人が「ああアレか」とピンと来るのだろか〜〜…。

当時、週刊少年ジャンプで連載されてたらしい「まんゆうき」というエグイまんがに出てくる女の子です。なぜ「連載されてたらしい」などと言い方するかってーと、実際にジャンプを手にして読んでたわけじゃないのでなのです。ただただ、この「まんゆうき」のページだけ切り抜いた物を貰ってたから(笑)。そもそもあ〜いう少年誌って昔っから読まない子供だったんで、いまさら読もうなんて気も起こらないんですよぉ。

ではなぜ娘々なのだろか。この年の夏コミで買った本の中に結構この娘々が描かれた物が多かったから、気になって「まんゆうき」を読んだ…って次第です。で、こりゃなんかいいな、って事で片手間に鉛筆描きのマンガを描いてコピー本にしたですよ。ま、娘々に対する特別な想いなんて今は全然感じないです。当時もそれほどの思い入れがあってコピー本にしたのでは無いハズ(苦笑)。その程度の本です。

私の作るコピー本ってのはホント、未完成の作品が載ってるのしかないですねぇ…(ため息)他のサークルさんとかだと、たとえコピー本でもしっかりトーン貼りまでして完成させた原稿を使って作ってるトコが多いのですが…。遅筆モノの私としては、せっかくそこまで完成させたならオフセット印刷できちんとした本にしたいと思うタチなのです。逆にコピー本はエンピツ描きでもオッケーだっていう主義の持ち主でして(笑)。

これは事あるごとに言ってるのですが、オレサマはマジで、つけペンってのが苦手なんですよぉ〜(爆泣)どんなに下描きにリキ入れてカワイくキレイに描けてても、ペン入れした瞬間それまでの苦労は台無しになるのです…。お手軽に作れるのがコピー本の良さなので、苦手でキライな作業をしてむざむざ絵を台無しにするのはイヤなのです。オフセット印刷ではさすがに鉛筆描きだとマズイので嫌々ペン入れしてます…(泣)。

まんがを描くのにペンを入れなくても済む時代、早く来ないかなぁ。

あと、模様の印刷された半透明のフィルムを手作業で切って貼るなどという、まるで産業革命以前の家内制手工業の様なあのバカバカしいトーン貼りも、しなくて済む時代も来ないかなぁ。(フォトショッププラグインPowerToneはイイ線いっているが〜…)


Copyright © 1998-2006 ALIMIKA SATOMI/NYAN-NYAN-HANTEN.Created: 1998/03/18, Last-modified: 1998/03/18