赤ずきんチャチャ本の三冊目です。
もうこの頃の記憶はかなり薄くてアイマイなので、何を書けばいいのやら…。今もし「チャチャ」が放映してても、まぁアニメ自体は面白いから毎週見てただろうけども、きっと本は作らなかっただろうなぁと思う今日この頃。それほどに当時の自分の感覚が思い出せないのでありまする〜(苦笑)。そして何故にやっこちゃんなのか…。
記憶は歴史の闇に葬り去られ、人々の口に語り継がれることもなく、そして同人誌と呼ばれた古文書だけが歴史の証人として現代に伝わっているのみ。全ては遙かな時間のベールに包まれてしまった。だが私はその失われた記憶を探り出す旅に出ねばならない。それが我が身に与えられた使命なのだ。
「隊長〜!こんな物が出てきましたっ!」
「ナニ?どうした!?」
「コレ見て下さい。この古文書は確かに古代娘娘飯店王朝の物であるようなのですが…イマイチ腑におちません」
「どれ…。たしかに……他の文書とは紋様は似ているようだが、それにしては輪郭線が不鮮明だ」
「隊長…ではコレは…」
「いや、やはり古代娘娘飯店王朝の物に間違いがない…」
「しかし…こんな物で学会の連中が納得するでしょうか」
「うむ…だがミシェル、こう考えてみてはどうか?。こいつは通常の古文書とはサイズの違う石版に紋様を刻み、それを用いて複写されたのではないだろうか。」
「さっすが隊長!それならあの石頭どもも黙らせられるでしょう!…しかしなぜこれだけ石版のサイズを変えたのだろう…」
「わたしにもそこまではわからんが…とにかくミシェル!さっさとパリに戻って公爵様にご報告するぞ!そのあとで祝杯だ!」
「もちろん隊長のおごりですよね!?」
「………ちゃっかりしてるな、おまえ。」
つづきません。