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雲の基本撮影 |
雲の撮影は、雲そのものの特性をよく理解しなければなりません。例えば、羊雲のようなものは、乾いた空気の時によくでます。季節的には、秋ぐらいが一番見かける時期です。
積乱雲は、夏の夕方くらいに見かけ雲底は黒っぽくなります。
このように、気象の知識を身につけると、撮りたい雲がどのような時に、どのような場所で出るのかが解ります。
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広角レンズ・ズームレンズ |
雲の撮影には、主に広角レンズを使います。単焦点レンズより、ズームレンズの方が撮影しやすいです。
被写体のとの距離を簡単には変えられないので、構図や大きさを変えたい時には、ズームで切り抜いたりします。
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雲の撮影テクニック |
雲を撮影する上で、ワンランク上の撮影テクニックは、逆光を使うと、ファンタジックな光り輝く雲が撮影できます。
雲を逆光にする時は、雲の奥に太陽が無ければなりません。この場合、太陽が視野に入ると目を痛める可能性があるので、注意してください。
1.フィルター
夏は、空の色が水色っぽくなるので、美しい青色が出ない為、フィルターを使うことで、雲の白さと青のコントラストを楽しむことができます。
2.朝
朝方は雲が少なく、お昼にかけて雲が活発に現れますので、このタイミングに撮影すると、良い雲を探しやすいと思います。
3.雲以外の被写体
雲以外に何を入れるか?が雲を演出します。海や灯台を入れると夏っぽい写真になります。雪山と雲を取ると、厳しい自然を表現できます。
4.前線
寒冷前線が通過する時は、空模様がダイナミックに変化していきます。特に前線が通過している時は、明るい空と、真っ黒な空を同時に撮影するチャンスです。この際は、天候が急変する時なので、山岳地での撮影には十分注意しましょう。
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雲の撮影までの手順 |
1.天気予報をチェック
雲低高度、湿度、前線の位置などによって、撮影日の空の状況を想定します。
2.撮影地の設定
雲と被写体を入れれる場所をチェックしておきます。
3.天候の変化に準備
前線を追いかける場合は、夏場は雨、冬場は雪などに対してしっかり準備しておきましょう。
4.露出の測定
雲に露出をあてると、回りが暗くなります。回りに露出をあてると、雲が白くとびますので、露出の設定を各種試してみましょう。 |
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