第7話  イゼルローン攻略!  (脚本:戸田博史  演出:石黒昇  絵コンテ・作画監督:湖川友謙  )
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ストーリー:イゼルローン要塞へ潜入したローゼンリッター連隊は、シュトックハウゼンを人質に取り、要塞中枢の占拠に成功したかと思われた。が、レムラーの抵抗で要塞のコントロールがロックされ、要塞の外の艦隊を入港させることができなくなってしまい、白兵戦になった。一方、駐留艦隊を率いて出撃したゼークトはオーベルシュタインの再三にわたる意見を退け、同盟軍を追って突入を敢行する。司令のオーベルシュタインは艦隊から脱出。ゼークトは要塞主砲トゥール・ハンマーの直撃を受け、戦死した。ハイネセンに帰還したヤンは、退役を申し出るが、シトレ元帥に却下された。

キャスト
 
オーベルシュタイン:塩沢兼人
シュトックハウゼン:永井一郎
ゼークト:飯塚昭三
レムラー:秋元羊介
アイン:佐藤浩之

警備兵隊長:岸野幸正
オペレーター:平野正人
女:大野由佳
 

 

ヤン:富山敬
シェーンコップ:羽佐間道夫
フレデリカ:榊原良子
シトレ:内海賢二
ムライ:青野武
リンツ:小杉十郎太
ブルームハルト:難波圭一
エド:田中和実
サイモン:飛田展男
ハズキ:草尾毅

ナレーション:屋良有作


 
 



妙な艦隊運動が始まったのを見たときにリンツが叫ぶ「ああ、始まってしまった!」のセリフが、絶妙に芝居がかってて好きです。
あまりにもわざとらしすぎても帝国軍にバレてしまうことになってしまうし、普通に演じてしまうと、あまり上手すぎることになって、「リンツってば、演技上手すぎ」ってコトになってしまうので、「ちょうどいい具合に芝居がかっている」ことが肝要なわけです…。つまり、「リンツが芝居している」ことをきちんと演じていらっしゃるなぁ、さすがだ十郎太さん!と感動してしまったので、気に入っています。

どうでもいいけど、「そろそろの筈ですなぁ」と言いながらムライが眺める腕時計が紫色! 意外な趣味してるわぁ、ムライ。(笑)



予告:帝国内に自らの陣営を築きつつあるラインハルトの前に現れた義眼の男・パウル・フォン・オーベルシュタイン。冷たく光るそのコンピュータの眼は何を見据えているのか。次回、銀河英雄伝説第8話「冷徹なる義眼」。銀河の歴史がまた1ページ。