第8話  冷徹なる義眼  (脚本:柳川茂  絵コンテ:新井豊  演出:石黒昇  作画監督:新井豊  西嶋信一郎)
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ストーリー:帝国にイゼルローン陥落の報が届いた。その頃、ラインハルトは自分の元帥府の提督たちに満足はしていたが、参謀役がいないことが不満であった。折しもイゼルローン司令部から生還たことで軍法会議にかけられかかっているオーベルシュタインがラインハルトの元帥府を訪ねてきた。ラインハルトは帝国軍三長官のポストを辞退し、代わりにオーベルシュタインの免責を求め、自らの元帥府に転属させる。キルヒアイスはラインハルトと「宇宙を手に入れる」と誓った日のことを思い出していた。国務尚書リヒテンラーデ侯は、皇帝フリードリヒ四世にラインハルトに対する不信を喚起させようとするが、皇帝はこれを見通しており、ゴールデンバウム王朝の滅亡を予言するような発言をし、国務尚書を驚かせる。「どうせ滅びるなら、せいぜい華麗に滅びるのが良いのだ」−。
 
ラインハルト:堀川亮
キルヒアイス:広中雅志
オーベルシュタイン:塩沢兼人
フリードリヒ四世:阪脩
リヒテンラーデ:宮内幸平
シュタインホフ:勝田久
ミュッケンベルガー:柴田秀勝
エーレンベルグ:佐藤正治
貴族:平野正人
少女:鈴木砂織

ナレーション:屋良有作

                         
※うろたえる帝国軍士官:屋良有作
 
 
 
 



キルヒアイスの「宇宙を手にお入れください」が聴けます!
  このシーン、何度か出てきますが、この回が最初。


予告:銀河帝国の歴史は血で血を洗う政治抗争の歴史であった。今、ラインハルトとキルヒアイスは、そのひとつの争いに巻き込まれる。次回、銀河英雄伝説第9話「クロプシュトック事件」。銀河の歴史がまた1ページ。