第25話 運命の前日 (脚本:河中志摩夫  絵コンテ:簧原雅人  演出:木村哲  作画監督:清山滋崇)
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ストーリー:ガイエスブルクで、ラインハルトとキルヒアイスは再会した。キルヒアイスは「ヴェスターラントの虐殺をラインハルトが黙認した」という噂について問いただす。それについてラインハルトが否定しなかったため、キルヒアイスはこれを責める。この件について後ろめたさのあるラインハルトは、キルヒアイスに「お前はいったい、おれのなんだ?」と問い、「私は閣下の忠実な部下です、ローエングラム侯」とキルヒアイスが答え、2人の間にわだかまりが生まれた。その頃、首都星オーディンでは宰相リヒテンラーデ公がラインハルトを排除しようと画策している…という情報がヒルデガルド・フォン・マリーンドルフからもたらされた。
  翌日-帝国暦488年9月9日、戦勝祝賀式典が開かれた。キルヒアイスは、これまで通り武器を帯びて会場に入ろうとするところを衛兵に止められた。ラインハルトの命令で、これからは一切の例外を認めないという理由で。つまり、キルヒアイスも他の提督と同列に扱うようというオーベルシュタインの意見をラインハルトが容れたのだ。キルヒアイスはブラスターを衛兵に預けた。やがて会場ではラインハルトによる捕虜に引見が始まった。ファーレンハイトは麾下に加わる。そして、アンスバッハが、ブラウンシュヴァイク公の遺体と共に、引見の間にやってきた。そして、遺体の入ったケースから、ハンド・キャノンを取り出すと、銃口をラインハルトに向けた。

キャスト
ラインハルト;堀川亮
キルヒアイス;広中雅志
アンネローゼ;潘恵子
オーベルシュタイン:塩沢兼人
ロイエンタール:若本規夫
ミッターマイヤー:森功至
アンスバッハ:井上真樹夫
ヒルダ:勝生真沙子
ビッテンフェルト:野田圭一
ファーレンハイト:速水奨
フェルナー:堀内賢雄
ナレーション:屋良有作
                       

 
 


いやだぁー、運命の前日なんてぇぇ!(T-T)  初めて見たときは、やけに回想シーンが多いなぁなんて呑気なコトを思っていたものですが。それにしても…ああああ。

予告:アンスバッハの放った砲弾は、ラインハルトの半身をうち砕いた。人は失ってはならぬものを失ったとき、どう変わってゆくのか。次回、銀河英雄伝説第26話「さらば、遠き日」。銀河の歴史がまた1ページ。