第24話  誰がための勝利 (脚本:河中志摩夫  絵コンテ・演出・作画監督:さかいあきお)
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ストーリー:第11艦隊失った救国軍事会議は、首都防空システム「アルテミスの首飾り」をたのみとして、ヤンと対するつもりであった。ヤンの方は、これを破壊する予定でいたが、その前にハイネセンの住民10億人を人質にされぬよう、バグダッシュに「今回のクーデターは、帝国のローエングラム侯の策謀によって引き起こされたものだ」という放送をさせる。これを見て憤慨した救国軍事会議メンバーだったが、リンチ少将は「それが事実である」ということを暴露する。「アルテミスの首飾り」12個全てを破壊され、これ以上の抵抗が無益だと悟ったグリーンヒル大将は、自分たちの名誉を守るためにリンチ少将を排除しようとするが、逆にリンチに撃たれて死亡。リンチも救国軍事会議のメンバーに撃たれて死亡した。残った救国軍事会議メンバーは降伏し、クーデターは失敗に終わった。すると、それまで逐電していた最高評議会議長ヨブ・トリューニヒトが姿を現し、「地球教徒」に匿われていたことやクーデターに参加していたベイ大佐がその計画を漏らしていたことなどが明らかになる。同じ頃、帝国軍のメルカッツ提督がヤンを頼ってイゼルローンに到着したという連絡が入った。


キャスト
メルカッツ:納谷悟朗
シュナイダー:目黒裕一
 
 
 
 
 

ナレーション:屋良有作
 
 
 
 
 
 
 
 

ヤン:富山敬
フレデリカ:榊原良子
ユリアン:佐々木望
グリーンヒル:政宗一成
リンチ:広瀬正志
ビュコック:富田耕生
ムライ:青野武
シェーンコップ:羽佐間道夫
キャゼルヌ:キートン山田
バグダッシュ:神谷明
ブルームハルト:難波圭一
マシュンゴ:中尾隆聖
エベンス:池水通洋
ブロンズ:水鳥鉄雄
兵士:掛川裕彦
記者:平野正人
トリューニヒト:石塚運昇

 


トリューニヒトと握手した手を、ぶつくさ言いながら洗ってるヤンが好きです。


予告:ガイエスブルク要塞に進駐したラインハルトの元にキルヒアイスが合流する。勝利を祝う声の中、キルヒアイスはラインハルトに問いただすべきことがあった。次回、銀河英雄伝説第25話「運命の前日」。銀河の歴史がまた1ページ。