第22話  勇気と忠誠  (脚本:河中志摩夫  絵コンテ・演出:山田勝久  作画監督:野田卓雄)
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ストーリー:別働隊を指揮して辺境星域を経略していたキルヒアイスは、60回を超える戦闘に勝利し、占領した惑星を民衆の自治に委ねていった。フェザーンの自由商人ボリス・コーネフの「ベリョースカ号」は、地球教の聖地巡礼者を乗せて航行中に、キルヒアイス艦隊と遭遇。キルヒアイスを「いい人」と評すマリネスクに、ボリス・コーネフは「いい人間は長生きしない」と返す。一方、貴族連合軍の副盟主リッテンハイム侯は、ブラウンシュヴァイク公との確執の挙げ句、“辺境星域の奪還”を名目に、5万隻の艦隊を率いてガイエスブルク要塞を出て、キフォイザー星域で、キルヒアイス艦隊とぶつかる。が、劣勢に陥ったリッテンハイム侯は、退却に際して退路にいた自軍の補給艦隊を攻撃して退路を開いて要塞に入ったために部下の反感を買い、要塞内で内紛が起きてリッテンハイム侯は死亡し、拠点にしていたガルミッシュ要塞は陥落した。
 一方、ラインハルトの本隊は、ガイエスブルク要塞に迫っていた。先のシャンタウ星域での見せかけの勝利に勢いづいたフレーゲル男爵をはじめとする跳ね返りが、司令官のメルカッツの命令を無視して撃って出、ミッターマイヤー艦隊の「擬態の敗走」に誘われ、艦列が伸びきったところに攻撃を受けて敗走する。すんでのところで、メルカッツ艦隊が要塞を発進、ブラウンシュヴァイク公は要塞に帰還した。

キャスト
ラインハルト;堀川亮
キルヒアイス:広中雅志
オーベルシュタイン:塩沢兼人
ロイエンタール:若本規夫
ミッターマイヤー:森功至
ブランシュヴァイク:小林修
アンスバッハ:井上真樹夫
フレーゲル:二又一成
メルカッツ:納谷悟朗
ファーレンハイト:速水奨
リッテンハイム:寺島幹夫
メックリンガー:土師孝也
ビッテンフェルト:野田圭一
ケスラー:池田秀一
ルッツ:堀勝之祐
ケンプ:玄田哲章
ワーレン:岡部政明
ミュラー:水島裕

シュナイダー:目黒裕一
リンザー:稲垣雅之
ラウディッツ:徳弘夏生
モーデル:菊地正美
ランズベルク:塩屋翼
ザンデルス:佐藤浩之
アムスドルフ:清川元夢
ジンツァー:林一夫
レッケンドルフ:安宅誠
長老:北川米彦
参謀:松尾鎮三
貴族:吉原丈二
ビジョンの声:小林通孝

ボリス・コーネフ:安原義人
マリネスク:緒方賢一
 
 

ナレーション:屋良有作
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

ラインハルト麾下の将帥が総出演!って感じ〜♪




予告:相次ぐ敗戦に、焦りの色を濃くしていたブラウンシュヴァイク公が惑星ヴェスターラントへの核攻撃を命じたことを知ったラインハルトは、重大な決断を迫られる。次回、銀河英雄伝説第23話「黄金樹(ゴールデンバウム)は倒れた」。銀河の歴史がまた1ページ。